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98年6月 特急寝台「出雲2号」の車内放送を...(2)まもなく松江 [車内放送]

今日の話題に入る前に。

記事更新が遅れたのは、うちの母を病院に連れて行く日だったから。
そこの病院も院内での感染者を出したと言うことで、エントランスで体温測定...
など、ちょっとものものしい雰囲気だったが...。

昨日のうちに記事を書き終えて、予約投稿に設定しておくのがブロガーとしての
正しい態度なのだろうが...

実は、昨日は持ち帰った仕事に追われていて。(期限まで何もしない自分が...)
そんなときだった。ツイッターを覗いていて...

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【2019年4月22日9時04分】 小湊鐵道・五井駅

あの、<変態鉄>も何度も撮りに訪れている私鉄のSNSが、いわゆる“炎上”に
近い状況になっているみたい。

まさかまさか、その件がTwitterの“トレンド”にランクインしてくるとは...

<変態鉄>としてもフォローしており、結構、楽しみにしていたのだが...

……  ……

やはり、気になってしまう。

22_masaka.png

経緯としては...

まぁ、検索すれば出てくるので気になる方はご自身でチェックしていただければ...

自分が見た範囲でまとめたら、その公式ツイッターの“中の人”が突如、解任され
その顛末を公式ツイッターでツイートしたということだろうか。
夜半までに、それまでのツイートの大半が削除され、それを見たファンが大騒ぎに
なったというもの。

確かに担当者(解任された中の人)、企業公式としては若干、暴走気味の内容も
あったので、たぶん、それが気に障るという人は、どこにでも居そうな感じだが、
別に法的、倫理的に問題になるような内容や著しく会社の信頼を失墜するような
内容があったとか、そういうことでは無さそうに...自分にはそう思えた。
そして、万単位のフォロワーも獲得していた。

たしかに“中の人”も、突然の解任がよほど残念だったのか、自棄気味と思しき
ツイートをしてしまったことなど、「会社員」としてマズい点はあったと思うが、
それにしても...

あの深夜のアレコレは、担当者さんも会社側も“悪手の出しあい”のような状況に
なってしまっているような、冷静さを失っているのでは...という感じに見えた。

ただ、企業の情報発信というのは大人しく無難なことだけやっていても...
というのが<変態鉄>の考え方。もっと言えば“悪名は無名に勝る”だろうか。
一定数やってくる筈のクレームだって、乱暴に言えば、“集客のための必要経費”
と割り切るくらいの経営感覚が...と、外野から見ていると、会社側の対応にも
アレコレ思うものである。

運輸業界とは全く無縁ながら会社員でもある<変態鉄>自身が、
“社内きってのアウトロー”と呼ばれるくらいの人間なのだが...。
いままでの昭和の頃からの感覚で「良き会社員」と評されている人こそが、
実は最も危ない存在になっていくのではないか...と思っている。
もちろん、そうであることを重んじる組織も...と。

もしかしたら、この“コロナ禍”は、大河のようなゆっくりした時代の流れを
猛烈な濁流に変えているのかも知れない...などと思うのである。
尤も、だからといって自分のような者にチャンスだ...とは思っていないが。

まぁ、同社には撮りに訪れているだけ。あくまで、趣味の対象であって内部の
ことなど知るはずもない立場の自分がアレコレ言うのは、まさに“居酒屋トーク”
いや、それ以下の“便所の落書き”程度の話に過ぎない訳で。

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【2019年6月26日17時51分】 只見線・西若松-会津本郷

噂の、あのキハが“移籍”して来ようが来まいが、コロナが終息したら絶対に
撮りに行きたいと思っていることには変わらない訳で。

趣味的にその鉄道会社に...というよりも、20年近く会社員をやってきた身として
アレコレ考えてしまったということ。

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そういう意味では、同じ鉄道会社の公式ツイッターでも、ことでん...
高松琴平電鉄の「ことちゃん」はスゴい。常に“攻め”の姿勢ながら、非常に
うまいところを突いてくる感が。

まさか...、あの「令和」発表の官房長官会見をパロディーにした、
あの商品企画には“攻め”っぷりに驚かされた。

イルカのキャラクター「ことちゃん」ファミリーの愛らしさと同時に、商品企画に
ゴーサインを出した、決裁した立場の方が...。スゴいと思うのである。

……  ……

ということで、まさに“便所の落書き”を長々と語ってしまったので、
本題はちょっとだけ。

A寝台個室「シングル・デラックス」を初めて経験したのは、
1998年6月10日のこと。出雲市発東京ゆきの上り「出雲2号」は14系客車の編成。
東京まで14時間近くかかって。

先日の記事(→ こちら)で出雲市駅を発車した直後の車内放送をご紹介した。
そう、この日は直江-出雲市間で踏切機故障があって若干遅れての出発だった。

続けて、今日は松江駅到着前のアナウンスを。



わずかな乗客を乗せて、出雲市駅を出て宍道、その次が松江駅で。

「うん!? それならば...」と、お気づきになるのは<車内放送マニア>だろうか。
高速バスなどでは“当たり前”だが、寝台列車というのも「乗車駅」と「降車駅」は
事実上、別れている。寝台料金は距離に関係なく、当時、開放型B寝台で6,300円、
A寝台個室では13,500円だった。他の特急列車に乗車したときの料金に寝台料金が
上乗せされるわけだから、基本的に短距離利用は想定されていないのである。

もちろん、停車駅では前後の車掌室で車掌さんがホームの様子を見ているわけで。
推理小説にあるような“トリック”は絶対に使えない筈...なのだが。
(「最初の停車駅で降りた、不自然な乗客が居た」と言われてしまうに決まっている)

だから、上りの出雲市発東京ゆきなら、松江駅到着の車内放送は、ホームに
差し掛かる当たりで「まもなく松江です」と一言だけで済ませても良いのだが...

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【1998年6月頃】 山陰本線・松江駅

オルゴールを鳴らして、乗換案内まで入れるのは「ヒルネ」利用客のためだと
想像されるわけである。山陰本線の特急列車「おき」「くにびき」(当時)を補完
する役割で、4・5号車は鳥取まで自由席特急券で利用することができた。

それにしても、「7分停車します」である。
単線区間が多い山陰線だから仕方ないが、実はこの駅で「スーパーやくも」の
待ち合わせをしていたはず。

加速の悪さ、機関車牽引の客車列車の宿命でもある。
俊足の振り子特急「スーパーやくも」号が出雲市駅から追ってきていて...
こちらは岡山駅で新幹線に接続して。(当時の時刻表は実家に置いたままだが)
この時刻の「スーパーやくも」なら、岡山駅で東京ゆき最終「のぞみ」に接続
していたのだろうか...

ということで、ヒルネ区間の車内放送を。

明日は、また、中途半端に古い写真からご紹介したい。

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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