2024年1月 熊本の鉄道を楽しむ（３４）阿蘇くまもと空港 ＜前編＞ [飛行機の話題]
福岡が便利過ぎる“反動”なのか、九州の空港というのは都市部から遠すぎる所が多いような気がする。大分、長崎は“別格”としても、鹿児島も熊本も市街地からかなり離れた場所にあって。まぁ、それを言えば九州にも限らず、広島だってそうだが...。
今回、往きは宮崎空港、帰りは熊本空港にした。
【2024年1月12日16時49分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
2023年に旅客ターミナルビルが新しくなって。
でも、最近は民営化に伴い、旅客ターミナルビルを新しくする空港が多いが「使いやすくなった」と思えるところは少なく。
コロナ禍の影響もあった...ということだが、阿蘇くまもと空港もフライトまで時間がある場合、ターミナル内で時間を過ごすのに苦労する空港だった。
熊本県でも、南部の八代市周辺などは畳表...い草の生産地として知られており。そういうPRも兼ねてか、ビルに入って正面のところにあるベンチ、1つだけ座面が畳になっているものがあって。靴を脱いでそこに上がり、足を伸ばしてのんびり過ごす...ということで。
…… ……
2024年1月12日（金）曇り
16時半、「シャトルバス」という名のジャンボタクシーで阿蘇くまもと空港に到着。無料というのがありがたいところ。
肥後大津駅からは田んぼの中の道を走って15分弱、この区間、鉄道の敷設計画も持ち上がっているようで。
そして、真新しいターミナルビルへ。
【2024年1月12日16時29分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
着いたのは16時半、そして、＜変態鉄＞が予約していたのは20:35発のNH650便。実に4時間の待ち時間が発生してしまって...。
そういうとき、ターミナルビル内のレストランに入って、ちょっと食事をして、あとはコーヒーのおかわりを重ねながら時間を過ごす...というのが、＜変態鉄＞のいつものパターン。
だが、しかし...
駄菓子菓子。
ない。ターミナルビルの1階は各航空会社の搭乗手続きのカウンターがあるだけで、そのエリアを除けば、あとは工事用の白いパーテーションが見えるだけ。営業しているのは、1店舗だけだろうか。調べてみると、空港ビル内の店舗、コロナ禍の影響で予定していた出店計画が見合わせとなり、23年末の段階では1店舗しか開業できなかった...とか。近々、ロイホを始め、食事のできる店舗もオープン予定とのこと。
う〜ん、困った...
【2024年1月12日16時31分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
ドン曇りながら、外はまだ明るい時間帯なので、カメラを持って展望デッキへ。
エレベータを降りて展望デッキへと続く通路には、熊本空港の歴史を伝えるパネルが。ちなみに、熊本ももともと自衛隊の基地と“同居”している空港である。
そして、その通路から下を見れば...
【2024年1月12日16時32分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
ガラス越しに見えるのは搭乗待合室である。奥に改札機などが見えている。
そう、伊丹なども、そんな感じがあるが、最近、ターミナルビルが民営化された空港では、搭乗客の囲い込みを狙っているのか、保安検査を過ぎた後、搭乗まで待っているところにお土産物店やフードコートなどを備えることが多くなって。
つまり、保安検査を通らないと食事をすることが事実上できないのが、このときの、阿蘇くまもと空港だったのである。
まぁ、その分、フードコートは強気な値段設定が可能になる...というのがメリットなのかも知れないが。
【2024年1月12日16時33分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
九州・沖縄地区で第4位の利用者数...だっただろうか。
阿蘇くまもと空港も、多くの航空会社が乗り入れる空港ではあるものの、ちょうど、自分が展望デッキに上がったタイミングでは、駐機場に大型機の姿は無く。小型機が1機、滑走路へと向かっていくだけだった。
出口付近の案内モニターによれば、次の到着便は17時前のANA便。少し時間があるのだが...
【2024年1月12日16時34分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
ぬぁんと、羽田空港と同じワイヤー仕様の...う〜ん。地方空港にありがちなレンズ抜きの穴が無いのである。これだと、撮りたい気持ちも萎えてしまって、嗚呼。
【2024年1月12日16時45分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
仕方なくエレベータを1階まで下りて。
空港ビル全景を撮れる場所は無さそうだったので、せめて「阿蘇くまもと空港」の文字が入るように。
ちょうど、「空港シャトル」の後続便が到着したところだろうか。後ろの方には産交バスも停車中。
そろそろ、羽田からのANA便が到着する時刻。再び展望デッキに戻って。
【2024年1月12日16時49分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
デッキに着いて、向こうの空を眺めると灰色の雲の間に点滅するライトが確認できて。
姿を現したのはトリトンブルーのB787型機。
【2024年1月12日16時49分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
着地する瞬間、タイヤから白煙が上がる。
この瞬間をうまく撮りたいのだが。
【2024年1月12日16時50分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
いったん、滑走路の...＜変態鉄＞の正面を通り過ぎて向こう側まで行ってから、ゆっくりと戻ってきて駐機場に入るのである。時計を見れば、ちょっと早着だろうか。
そこのところで、もう１枚。機体は「JA829A」、国際線機材の...つまり、プレミアムシートが多めのB787である。う〜ん、でも、＜変態鉄＞は変更の効かない運賃で予約しているのである。
ダイヤ上では、この5分後、羽田から、赤い鶴のマークの航空会社の便も追って到着するはず。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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今回、往きは宮崎空港、帰りは熊本空港にした。
【2024年1月12日16時49分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
2023年に旅客ターミナルビルが新しくなって。
でも、最近は民営化に伴い、旅客ターミナルビルを新しくする空港が多いが「使いやすくなった」と思えるところは少なく。
コロナ禍の影響もあった...ということだが、阿蘇くまもと空港もフライトまで時間がある場合、ターミナル内で時間を過ごすのに苦労する空港だった。
熊本県でも、南部の八代市周辺などは畳表...い草の生産地として知られており。そういうPRも兼ねてか、ビルに入って正面のところにあるベンチ、1つだけ座面が畳になっているものがあって。靴を脱いでそこに上がり、足を伸ばしてのんびり過ごす...ということで。
…… ……
2024年1月12日（金）曇り
16時半、「シャトルバス」という名のジャンボタクシーで阿蘇くまもと空港に到着。無料というのがありがたいところ。
肥後大津駅からは田んぼの中の道を走って15分弱、この区間、鉄道の敷設計画も持ち上がっているようで。
そして、真新しいターミナルビルへ。
【2024年1月12日16時29分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
着いたのは16時半、そして、＜変態鉄＞が予約していたのは20:35発のNH650便。実に4時間の待ち時間が発生してしまって...。
そういうとき、ターミナルビル内のレストランに入って、ちょっと食事をして、あとはコーヒーのおかわりを重ねながら時間を過ごす...というのが、＜変態鉄＞のいつものパターン。
だが、しかし...
駄菓子菓子。
ない。ターミナルビルの1階は各航空会社の搭乗手続きのカウンターがあるだけで、そのエリアを除けば、あとは工事用の白いパーテーションが見えるだけ。営業しているのは、1店舗だけだろうか。調べてみると、空港ビル内の店舗、コロナ禍の影響で予定していた出店計画が見合わせとなり、23年末の段階では1店舗しか開業できなかった...とか。近々、ロイホを始め、食事のできる店舗もオープン予定とのこと。
う〜ん、困った...
【2024年1月12日16時31分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
ドン曇りながら、外はまだ明るい時間帯なので、カメラを持って展望デッキへ。
エレベータを降りて展望デッキへと続く通路には、熊本空港の歴史を伝えるパネルが。ちなみに、熊本ももともと自衛隊の基地と“同居”している空港である。
そして、その通路から下を見れば...
【2024年1月12日16時32分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
ガラス越しに見えるのは搭乗待合室である。奥に改札機などが見えている。
そう、伊丹なども、そんな感じがあるが、最近、ターミナルビルが民営化された空港では、搭乗客の囲い込みを狙っているのか、保安検査を過ぎた後、搭乗まで待っているところにお土産物店やフードコートなどを備えることが多くなって。
つまり、保安検査を通らないと食事をすることが事実上できないのが、このときの、阿蘇くまもと空港だったのである。
まぁ、その分、フードコートは強気な値段設定が可能になる...というのがメリットなのかも知れないが。
【2024年1月12日16時33分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
九州・沖縄地区で第4位の利用者数...だっただろうか。
阿蘇くまもと空港も、多くの航空会社が乗り入れる空港ではあるものの、ちょうど、自分が展望デッキに上がったタイミングでは、駐機場に大型機の姿は無く。小型機が1機、滑走路へと向かっていくだけだった。
出口付近の案内モニターによれば、次の到着便は17時前のANA便。少し時間があるのだが...
【2024年1月12日16時34分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
ぬぁんと、羽田空港と同じワイヤー仕様の...う〜ん。地方空港にありがちなレンズ抜きの穴が無いのである。これだと、撮りたい気持ちも萎えてしまって、嗚呼。
【2024年1月12日16時45分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
仕方なくエレベータを1階まで下りて。
空港ビル全景を撮れる場所は無さそうだったので、せめて「阿蘇くまもと空港」の文字が入るように。
ちょうど、「空港シャトル」の後続便が到着したところだろうか。後ろの方には産交バスも停車中。
そろそろ、羽田からのANA便が到着する時刻。再び展望デッキに戻って。
【2024年1月12日16時49分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
デッキに着いて、向こうの空を眺めると灰色の雲の間に点滅するライトが確認できて。
姿を現したのはトリトンブルーのB787型機。
【2024年1月12日16時49分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
着地する瞬間、タイヤから白煙が上がる。
この瞬間をうまく撮りたいのだが。
【2024年1月12日16時50分】 熊本県上益城郡益城町・阿蘇くまもと空港
いったん、滑走路の...＜変態鉄＞の正面を通り過ぎて向こう側まで行ってから、ゆっくりと戻ってきて駐機場に入るのである。時計を見れば、ちょっと早着だろうか。
そこのところで、もう１枚。機体は「JA829A」、国際線機材の...つまり、プレミアムシートが多めのB787である。う〜ん、でも、＜変態鉄＞は変更の効かない運賃で予約しているのである。
ダイヤ上では、この5分後、羽田から、赤い鶴のマークの航空会社の便も追って到着するはず。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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