水島臨海鉄道「鉄道の日記念フェスタ」(7) [水島臨海鉄道]
悩ましい。実に悩ましい。
先日、ブログでもちょっと触れたところだが、「鉄印帳」の旅のフィナーレとして九州を訪れることにしたのだが、それを待っていたかのように...
まさか、まさか...
阪堺電車が...
1月5日から古豪モ161形車を毎日、固定ダイヤの臨時電車として運転する...という“重大発表”。これは、逆に言えば、暗に「初詣輸送のときは忙しいから撮りに来ないで!!」、あるいは、「初詣輸送ではモ161形車は走らせないよ!!」という阪堺電車の配車担当者からのメッセージということだろうか。
そもそも、正月の阪堺電車は訪れない...と決定済みだった<変態鉄>だが、「毎日、確実に浜寺運用に入る」というのは見逃せない。
う〜〜〜〜〜ん、もう1往復、伊丹までの航空券を予約するべきだろうか。迷いに迷っている。あるいは、「トクたびマイル」に全てを賭けるべきだろうか。
でも、<鉄>活動に時間をとることができるのかどうか...ちょっと「別のところ」に不安要素もでてきており。
ということで、迷いながら、10月29日の水島臨海鉄道「鉄道の日」イベントの話題。
【2023年10月29日13時35分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
倉敷貨物ターミナルでのイベントは15時に終了。
帰りの列車として、倉タから客扱いする便のうち、最後の1本、15:30発の第38列車は、この日に限り、国鉄色キハ3形式3両の運転。
もちろん、<変態鉄>としてはこれに乗ることに決めていた。
…… ……
2023年10月29日(日)晴れ
ということで、倉敷貨物ターミナルのイベントは終了時刻の15時を迎えて。
キハ205号車の客扉のところにあったキャスター付きの乗降台を職員が動かして...
【2023年10月29日15時13分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
三方コックでキハ30 100号車のドアが開けられて。
撮影会などでも倉タまで乗せてもらうことはあるが、この一番内側の16番線から客扱いというのは、かなり珍しい場面とのことで。
もちろん、自分もこのステップを上がって。
所定では、三菱自工前駅 15:33発の列車(日曜なのでMRT単行)だが、それが倉タから乗客を乗せて出発する...ということで。
出発まで約30分あったが早めにキハに乗り込んで。別に、3両どれでも良かったが、一番うしろの...つまり、手前側のキハ30 100号車、中央扉付近のロングシートに陣取って。
さぁ、出発。
【2023年10月29日15時37分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル(キハ30 100号車内)
窓の外にはDD501号機の姿。
この位置に留置...というよりは、来場者が帰る最後の列車を見送るために、この位置に出てきてくれたようで。
午前中、今回のキハ3連とDD501号機で港東線での運行が行われたわけで。
【2023年10月29日15時38分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル(キハ30 100号車内)
そして、詰所の方には、水島臨海鉄道の職員の他、イベントに参加していた各社、各店舗のスタッフが並んでいて。
【2023年10月29日15時38分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル(キハ30 100号車内)
もちろん、職員・スタッフだけでなくキャラクターたちも。
「ストッピーくん」のお見送り姿を撮ることができて。
水島駅からは、沿線の一般利用者も乗ってきて。
それでも、さすが3両の収容力、車内はそれほど混雑することもなく。
さて、このキハ3連、倉敷市からの折り返し列車が水島折り返しの運用になっているため、このままの編成で2往復することになっており。
つまり、途中駅で降りて、次のもう1往復を撮ることができる...ということで。ヒコーキの時刻までは少し余裕もあって。
ということで、途中の浦田駅で下車。
【2023年10月29日15時57分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田-福井
住宅街の駅なので乗降の多い駅でもあって、しかも、3両とあればホームに降りての車掌さんの集札作業もちょっと時間がかかるようで。
そう思うやいなや...、<変態鉄>は駅のすぐ北側の江永歩道橋の階段を駆け上がり。
カメラを取り出すと...
何とか...ギリギリ。五軒屋のカーブをゆくキハ編成の後ろ姿に間に合った。
【2023年10月29日16時06分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田-弥生
この、倉敷市水島地区は工業地帯と思いきや、農業も盛んで。レンコン栽培が盛んなほか、野菜栽培が広く行われており。
浦田駅の裏側...何だかダジャレみたいだが、駅裏に回ると畑が広がっている。そう、珍しい3両編成を「3両編成らしく」撮りたかった。
すでに何人かの“先客”が居たが、自分はちょっと離れて、3両編成を真横から撮る構図を選択。
ただ、その「3両」の長さ(60 m)というのが感覚的に難しくて...
と、思っていたら、先程の第38列車は西富井駅で貨物列車(第3095列車)と交換するスジだった。完全にノーマーク。
機関車とコキ車2両、ちょっとゆとりを持った構図で撮れれば大丈夫なわけで。
思わぬ形で試し撮り成功。
【2023年10月29日16時14分】 水島臨海鉄道水島本線・弥生-浦田
16時過ぎの、後続の倉敷市ゆきは土休日ダイヤとしては“標準”のMRT単行。児島ボート70周年のラッピング車である。
このカラーの車両をヨコから撮るのも初めて。
さて、そこから15分。
【2023年10月29日16時28分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田-弥生
先頭(右)から、キハ30 100号車(国鉄一般型気動車色)、キハ38 104号車(八高線色)、キハ37 103号車(新首都圏色)の三者三様の国鉄型キハである。特に、キハ38形は今夏、検査を通ったばかりで、まだ塗装もピカピカ。灰色に塗られた台車も輝いている。
このキハ3連を撮れて。もう、これで大満足である。
さぁ、これで撮影は完了。カメラをバッグに仕舞って...、浦田駅のベンチで後続の倉敷市ゆきを待ったのだった。
【2023年10月29日16時54分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田駅
でも、それは...
考えてみれば当たり前なのだが、水島駅で折り返してきた国鉄型キハ編成。
運用の都合上、所定は単行の列車が3両編成なので、車内は閑散としており、その分、キハ旅らしさが...。
17時、倉敷市駅に到着、空港バスののりばへ...とはいかないのが<変態鉄>。やはり、折り返し出発するシーンを撮らずには居られない。
1日フリーきっぷを改札で見せたら、大急ぎで...(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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まさか、まさか...
阪堺電車が...
1月5日から古豪モ161形車を毎日、固定ダイヤの臨時電車として運転する...という“重大発表”。これは、逆に言えば、暗に「初詣輸送のときは忙しいから撮りに来ないで!!」、あるいは、「初詣輸送ではモ161形車は走らせないよ!!」という阪堺電車の配車担当者からのメッセージということだろうか。
そもそも、正月の阪堺電車は訪れない...と決定済みだった<変態鉄>だが、「毎日、確実に浜寺運用に入る」というのは見逃せない。
う〜〜〜〜〜ん、もう1往復、伊丹までの航空券を予約するべきだろうか。迷いに迷っている。あるいは、「トクたびマイル」に全てを賭けるべきだろうか。
でも、<鉄>活動に時間をとることができるのかどうか...ちょっと「別のところ」に不安要素もでてきており。
ということで、迷いながら、10月29日の水島臨海鉄道「鉄道の日」イベントの話題。
【2023年10月29日13時35分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
倉敷貨物ターミナルでのイベントは15時に終了。
帰りの列車として、倉タから客扱いする便のうち、最後の1本、15:30発の第38列車は、この日に限り、国鉄色キハ3形式3両の運転。
もちろん、<変態鉄>としてはこれに乗ることに決めていた。
…… ……
2023年10月29日(日)晴れ
ということで、倉敷貨物ターミナルのイベントは終了時刻の15時を迎えて。
キハ205号車の客扉のところにあったキャスター付きの乗降台を職員が動かして...
【2023年10月29日15時13分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
三方コックでキハ30 100号車のドアが開けられて。
撮影会などでも倉タまで乗せてもらうことはあるが、この一番内側の16番線から客扱いというのは、かなり珍しい場面とのことで。
もちろん、自分もこのステップを上がって。
所定では、三菱自工前駅 15:33発の列車(日曜なのでMRT単行)だが、それが倉タから乗客を乗せて出発する...ということで。
出発まで約30分あったが早めにキハに乗り込んで。別に、3両どれでも良かったが、一番うしろの...つまり、手前側のキハ30 100号車、中央扉付近のロングシートに陣取って。
さぁ、出発。
【2023年10月29日15時37分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル(キハ30 100号車内)
窓の外にはDD501号機の姿。
この位置に留置...というよりは、来場者が帰る最後の列車を見送るために、この位置に出てきてくれたようで。
午前中、今回のキハ3連とDD501号機で港東線での運行が行われたわけで。
【2023年10月29日15時38分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル(キハ30 100号車内)
そして、詰所の方には、水島臨海鉄道の職員の他、イベントに参加していた各社、各店舗のスタッフが並んでいて。
【2023年10月29日15時38分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル(キハ30 100号車内)
もちろん、職員・スタッフだけでなくキャラクターたちも。
「ストッピーくん」のお見送り姿を撮ることができて。
水島駅からは、沿線の一般利用者も乗ってきて。
それでも、さすが3両の収容力、車内はそれほど混雑することもなく。
さて、このキハ3連、倉敷市からの折り返し列車が水島折り返しの運用になっているため、このままの編成で2往復することになっており。
つまり、途中駅で降りて、次のもう1往復を撮ることができる...ということで。ヒコーキの時刻までは少し余裕もあって。
ということで、途中の浦田駅で下車。
【2023年10月29日15時57分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田-福井
住宅街の駅なので乗降の多い駅でもあって、しかも、3両とあればホームに降りての車掌さんの集札作業もちょっと時間がかかるようで。
そう思うやいなや...、<変態鉄>は駅のすぐ北側の江永歩道橋の階段を駆け上がり。
カメラを取り出すと...
何とか...ギリギリ。五軒屋のカーブをゆくキハ編成の後ろ姿に間に合った。
【2023年10月29日16時06分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田-弥生
この、倉敷市水島地区は工業地帯と思いきや、農業も盛んで。レンコン栽培が盛んなほか、野菜栽培が広く行われており。
浦田駅の裏側...何だかダジャレみたいだが、駅裏に回ると畑が広がっている。そう、珍しい3両編成を「3両編成らしく」撮りたかった。
すでに何人かの“先客”が居たが、自分はちょっと離れて、3両編成を真横から撮る構図を選択。
ただ、その「3両」の長さ(60 m)というのが感覚的に難しくて...
と、思っていたら、先程の第38列車は西富井駅で貨物列車(第3095列車)と交換するスジだった。完全にノーマーク。
機関車とコキ車2両、ちょっとゆとりを持った構図で撮れれば大丈夫なわけで。
思わぬ形で試し撮り成功。
【2023年10月29日16時14分】 水島臨海鉄道水島本線・弥生-浦田
16時過ぎの、後続の倉敷市ゆきは土休日ダイヤとしては“標準”のMRT単行。児島ボート70周年のラッピング車である。
このカラーの車両をヨコから撮るのも初めて。
さて、そこから15分。
【2023年10月29日16時28分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田-弥生
先頭(右)から、キハ30 100号車(国鉄一般型気動車色)、キハ38 104号車(八高線色)、キハ37 103号車(新首都圏色)の三者三様の国鉄型キハである。特に、キハ38形は今夏、検査を通ったばかりで、まだ塗装もピカピカ。灰色に塗られた台車も輝いている。
このキハ3連を撮れて。もう、これで大満足である。
さぁ、これで撮影は完了。カメラをバッグに仕舞って...、浦田駅のベンチで後続の倉敷市ゆきを待ったのだった。
【2023年10月29日16時54分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田駅
でも、それは...
考えてみれば当たり前なのだが、水島駅で折り返してきた国鉄型キハ編成。
運用の都合上、所定は単行の列車が3両編成なので、車内は閑散としており、その分、キハ旅らしさが...。
17時、倉敷市駅に到着、空港バスののりばへ...とはいかないのが<変態鉄>。やはり、折り返し出発するシーンを撮らずには居られない。
1日フリーきっぷを改札で見せたら、大急ぎで...(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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