水島臨海鉄道「鉄道の日記念フェスタ」（６）

仕事の最も忙しいところも昨日までで一段落。仕事納めは29日、そこまで落ち着いた日々を過ごす予定だったが...
いまのところ、もう一度、房総のキハを撮りに訪れようかと検討中。でも、もしかしたら、それどころでは鳴らないことになるかも知れないし。

さて、引き続き、10月29日の水島臨海鉄道「鉄道の日」の話題。


【2023年10月29日14時09分】　水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

まもなく、イベント終了の15時。帰りも倉敷貨物ターミナルからの列車利用ということになっており。
午後の三菱自工前駅、水島駅発の倉敷市ゆきMRTが、倉タから客扱いすることになっていて、それに乗って順次、来場客も帰路に就いて。
そして、最後の1本だけは、国鉄型キハの3両編成で倉敷貨物ターミナルから運転されることになっており。

その直前までキハ205号車の車内公開は続けられており。こういうイベント時、撮影のチャンスは開場直後か終了直前に訪れるケースが多く。


……　　……

2023年10月29日（日）晴れ

12時半に到着して。

あっという間の2時間半だった。


【2023年10月29日15時03分】　水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

すでに会場内の人もだいぶ少なくなってきており...
各社の物販コーナーも、そろそろ店じまいという感じになってきて。


【2023年10月29日14時56分】　水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

ようやく、キハ205号車もゆっくりと撮れるようになってきて。

ということで、再び車内へ。


【2023年10月29日15時10分】　水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル（キハ205号車内）

紺色のボックスシートが並ぶ車内はいつもどおり。

左奥と右端に水島に来てから取り付けられた冷房装置がチラッと見えている。最近、各地で評判の良くないサブエンジン方式での冷房である。
水臨では、他にはキハ38 104号車も同じ方式の冷房だっただろうか。


【2023年10月29日15時10分】　水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル（キハ205号車内）

運転台の仕切り壁、上部は「キハ２０５」の表記があるが、よ〜〜く目を凝らせば、その「５」の数字から右側にかけて、いったん塗りつぶして書き換えた痕跡が残っており。いつも、何も考えていないので...、何度も乗って、撮っているが、「321」の数字が透けて見えることを初めて知った。

このキハ205号車は、もともと「キハ20 321」号車として新製され、国鉄時代はずっと四国で過ごした。このキハが水島に移ってきて約40年、「国鉄型」と言いつつ、水島で過ごした時間の方が長くなっている。


【2023年10月29日15時11分】　水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル（キハ205号車内）

ボックスシートの窓下テーブルの下にもあるが、ロングシートの裾のところにも灰皿が備えられているのは、昭和の頃に新製された車両の特徴だろうか。窓から差し込む光が、スポットライトのように灰皿を照らしており。


【2023年10月29日15時11分】　水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル（キハ205号車内）

こちらは、水臨の“伝統”、客扉ヨコに車掌スイッチとブザーボタンを増設している。

いまのキハ37・38形にも引き継がれており。でも、車掌さんは基本的に乗務員室からドア扱いしており、このドア脇の車掌スイッチを使っているところを見たことは無いような気がする。


【2023年10月29日15時12分】　水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル（キハ205号車内）

ローカル用だったからか、キハ20形は途中まで車内放送装置を取り付けていなかった。
天井の近くに角型のスピーカーが取り付けられているのも、この車両の特徴だろうか。鉄道用以外でも、こういう角型のスピーカー自体、最近では見なくなったような気がする。

ということで、最後にキハ205号車の内部も撮影できて...

さぁ、15時半に出発するキハ編成に昇降台が取り付けられると...　（つづく）

（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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