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水島臨海鉄道「鉄道の日記念フェスタ」(3) [水島臨海鉄道]

12月も半分過ぎて。自分はここから年末までほぼ休みなしの勤務になる。その代わり、年始にまとまった休みが入って。

そのときに九州を訪れる予定。それにしても、往復のヒコーキの高いこと高いこと...。でも、これで、「鉄印」は40社全てが揃うことになる予定。
プランを組んでみて改めて思うのは、九州でのJRの輸送の“細さ”、県庁所在地どうしを繋ぐルートは充実しているものの、特に内陸部になると...
結局、JR利用を考える前に高速バスということになっていく訳で...。もちろん、バスも運転士不足が深刻だと言われているものの、それでも3セク鉄道に乗ったら、次の街まで高速バスで移動...という経路の方が合理的なプランが組めるのである。
だから、年始の旅行記はあまりJR九州の列車が出てこない話になりそうな感じ。でも、約10年ぶりの熊本市電など、撮りたいものもチラホラあって。
朝ラッシュ限定の元西鉄の連接車には出会えるだろうか??

来年は阪堺電車住吉初詣輸送に“参戦”しない代わりに、九州への旅からスタートする予定。でも、昨日の記事の冒頭でも触れた通り、房総のキハも撮りに行っておきたくて。

さて、引き続き、10月29日の水島臨海鉄道「鉄道の日」イベントの話題。

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【2023年10月29日12時43分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

イベント会場である倉敷貨物ターミナルへ到着したのは12時すぎ、15時のイベント終了まで倉タを楽しむのだった。

……  ……

2023年10月29日(日)晴れ

今回のイベントは、前回と違って徒歩やクルマでイベント会場である倉敷貨物ターミナルへ直接行くことは認められず。
必ず、列車で直接、会場に出入りするということになっていた。

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DD501+キハの前代未聞の珍編成で東水島へ行ける、その整理券付きのこの日限定の1日フリーきっぷと通常版の「専用鉄道開業80周年記念」の2つがあって。どちらも倉タのイベントの入場券を兼ねており、自分は後者(¥800)にしたのだった。

水島臨海鉄道は、もともと水島地区にあった航空機工場への輸送を担う専用鉄道として戦時中に開業している。その後、倉敷市交通局鉄道線を経て、50年ほど前に現在の水島臨海鉄道になっている。

さてさて、到着したMRTから洗浄台を歩いて下車し、細い通路を通って貨物上屋のところのイベント会場へ。

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【2023年10月29日12時26分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

でも、まず、<変態鉄>のルーティンみたいなもの。ここのイベントに来たらキハ205号車の体験乗車をしないと...
まぁ、倉タ構内の数百メートルを行ったり来たりするだけなのだが、やはり、紺色のボックスシートに陣取って、あの走りを楽しみたいのである。
小湊鐵道でほぼ同じ足回りのキハに乗っているのに...である。

体験乗車のきっぷはキハの前にいる職員から。1回1,000円、距離あたりにするとかなり高価な乗車券である(笑)。

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【2023年10月29日12時29分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル(キハ205号車内)

さすがに、JRでキハ20に乗る機会はなかったが(もちろん、キハ52形は何度も...)、当時の国鉄型、4人ボックスの窓側テーブルの下に、この銀色の灰皿があるのは“当たり前”のことだった。その懐かしい風景に“再会”できるのである。

先般のクラファンの撮影会でも、修復にあたり、この灰皿を所定数集めるのに苦労した...というお話。
まぁ、余計な一言を言うならば、たぶん、キハ20形の新製当時は鋳物製の半円形の灰皿だったのではなかろうか。

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【2023年10月29日12時32分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル(キハ205号車内)

水臨に来てから冷房化されたのだが、最後まで扇風機も残っており。サブエンジン方式でパワー不足の冷房...というのも、小湊キハと共通なのである。

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【2023年10月29日12時38分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル(キハ205号車内)

体験運転中に後部運転台の撮影も許可されて。これも何度も撮っているが、やはり、見たいのである。
メカに疎い<変態鉄>だが、角型の速度計が何とも言えないアンティークな雰囲気で好き。

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【2023年10月29日12時38分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル(キハ205号車内)

その運転席の背面には車内放送用の増幅器(マイク)が取り付けられており。
四国時代に交換されていたのか、なぜか前後の運転台で放送マイクに入っているオルゴールが違っており。下り方のマイクは「四国チャイム」が付いているバージョン。

ただ、今回は体験乗車に添乗していた職員の方は放送はされなかったので、そのオルゴールを聞くことはできなかった。

暫しの“キハ旅”を満喫した後は貨物上屋のところのイベント会場へ。

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【2023年10月29日12時59分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

今回の“目玉”は2023年のはじめに廃車となったDE701号機に付いていたナンバープレート。
再び磨きだされた朱色のプレートは、ぬぁんと、20万円。もちろん、<変態鉄>に手が届くわけがなく。許可をもらって写真だけ撮らせてもらって。

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【2023年10月29日13時08分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

以前は水島臨海鉄道だけのイベントだったが、今年は周辺の鉄道事業者もゲスト参加する形になって。
その中でも目立っていたのが、JR貨物。引退迫るDE10形ディーゼル機関車と「ヨ」を引き連れての“参戦”となり。
行列に並んでヨ8891号車の車内見学をしたら、貨物の車票(使用済み)をプレゼントしてくれた模様。<変態鉄>は並ぶのが何となくイヤで...。

地元のお店による飲食、お弁当などの販売も行われており。貨物上屋の下に並べられたテーブルに空席を見つけて、各社のブースを見ながら唐揚げ弁当を広げたのだった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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