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水島臨海鉄道「鉄道の日記念フェスタ」(4) [水島臨海鉄道]

とうとう、特急「やくも」号の置き換えも日程が正式に発表されたようで。<変態鉄>としても一度、撮りに行きたいと思っては居たのだがその機会がないまま...その終焉の日を迎えることになるのだろうか。(たぶん、そうなる!!)
JRと接続する各私鉄も一斉に3月16日にダイヤを改正することになる。乗務員不足などの人員不足の中で、需要が戻ってきていることによる復便(増発)がどこまで進むか...。<変態鉄>の注目は、房総の2路線、たぶん3月ギリギリの発表になるのだろうが、特に、いすみ鉄道のキハの急行列車がどのような扱いになるのかが、今後の注目である。あとは、最近、すっかりご無沙汰だが、富山地鉄も気になるところ。「特急」がどこまで戻ってきてくれるのか...。

さて、2024年のことが気になっても、拙ブログは10月の水島臨海鉄道「鉄道の日」のイベントの話題。

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【2023年10月29日13時10分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

いままでは、“水島臨海鉄道のイベント”だったが、今年は中四国地方の鉄道会社が集まって、物販などを行って。ことでん、高松琴平電気鉄道も参加しており、そのグッズを買った<変態鉄>だったのである。

特に注目だったのは、普段から水島臨海鉄道と結びつきの強いJR貨物。普段、西岡山 〜 東水島の貨物列車を牽引してこの路線にも乗り入れてくるDE10形ディーゼル機関車と貨物列車の車掌車、ヨ8000形の実車展示など。
この他、沿線のお店による飲食のブースや、福井駅近くにある高校の生徒によるパフォーマンスなど、年々、イベントとして“進化”してきているのを感じるのである。2024年はどんな感じになるのだろうか。

今回は踏切の安全装置の展示などが中心だったJR西日本からキハを入線させてしまって、キハ47形あたりを走らせてしまう...とか、大々的なイベントにしてもらえると嬉しいのだが。

今年の目玉展示はJR貨物のDE10と「ヨ」だった。


……  ……

2023年10月29日(日)晴れ

自分が初めて水島臨海鉄道を訪れたのは学生時代の2000年、もちろん、そのときの目当てはキハ20形だった。朝晩は白地に青帯のキハ2連が活躍しており。朝晩の工場従事者の輸送専門の路線...というイメージだったが、水島までは住宅街が続いており、「臨海鉄道」のイメージではなく、むしろ、生活路線として地元に定着しているということが意外だった。日中でも座れないことも珍しくなく。

その沿線、途中の福井駅近くに高校があって、時間帯によっては通学列車として車内が賑わっており。

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【2023年10月29日13時13分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

倉タの奥に臙脂色のコンテナが積まれ、そこに大きな書が掲げられていた。
そして、テーブルに着いて、ちょうど、それを眺めながら弁当を食べていたのだった。

<鉄>向けのイベントが半分、あとは地元の住民、家族連れ向けの秋のお祭りというイメージになってきただろうか。

ということで、その倉敷中央高校の書道部の皆さんの作品を。

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【2023年10月29日13時18分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

大きな「輪」の字と、水島臨海鉄道のシンボルでもあるヒマワリが描かれ。

この日、乗車したハロウィン列車をはじめ、四季折々のイベントに合わせた装飾列車も沿線の高校生が協力していた筈。沿線の人たちとの結びつきが感じられる路線というのは、たいてい、雰囲気がよい気がする。

逆に、会社側や一部周辺の団体だけが勝手に内輪で盛り上がっている路線は、どれだけメディア露出が多くても訪れてガッカリするような路線が多いように思うのである。

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【2023年10月29日13時18分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

水島臨海鉄道沿線に撮りに来て、JR貨物のDE10形が牽いてきたときには、ハッキリ言って「ハズレ」だと思っていた<変態鉄>。
もともと、機関車の運用は決まっているものの水島臨海鉄道はJR乗り入れは1機だけしか機関車を保有しておらず。先代のDE701号機の末期など、そのスジを狙って撮りに行ったら、JRのDE10で代走になっていてガッカリ...ということも何度か経験した。撮ったことのある個体も、この倉タに回送の上、解体されており...

どこでも、当たり前に居た、この機関車も、まもなく終焉を迎える。

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【2023年10月29日13時18分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

そうなると、ちゃんと記録しておきたくなるもので。
引きがとれる場所だったので、真横からの1枚も。時間もあるので、ちょっと待っていれば、こういうカットが撮れるチャンスも確実に回ってくるのだった。

ということで、カメラを持って会場内を歩き回りながら...

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【2023年10月29日13時21分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

物販コーナーなども一通り見て。やはり、気になるのは展示車両である。
順光側は扉が開いており、人の流れも多いので、反対側...北側の逆光サイドで撮りたかった。まぁ、キハ205号車の形式写真は、クラファンのお披露目撮影会も含めて、何度も撮っているのだが...。来たからには撮らずには帰れないのである。

青空は広がっていたが、それでも、時折、切れ端のような雲が太陽を隠してくれる時間があって。
でも、そうだとしても、後ろに誰もいない瞬間を狙うのは非常に難しく。まさに、忍耐だった。

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【2023年10月29日13時22分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

やはり、人だかりが最後まで途絶えることなかったのは「ヨ」かも知れない。何だか「貨物駅らしいカット」も。
自分は、本当に例外的なものを除けば「ヨ」の付いた貨物列車を知らない世代である。

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【2023年10月29日13時26分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

そうしながらも、キハの方もチラチラ見ていて、キハの周りに人が居なくなる瞬間を狙って...
こういうイベント時の撮影は、兎に角、イライラしてはいけない。忍耐、忍耐である。キハ205号車の晴れカットを。

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【2023年10月29日13時49分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

ことでんの「ことちゃん」は流石に忙しいのか、見られなかったがキャラクターたちも来場しており。

まずは「ガァーコ」、同じ倉敷市内にあたる児島のモーターボートのキャラクターである。MRT305号車に、その70周年PRのラッピングが行われており。

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【2023年10月29日13時50分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

そして、JR貨物の「エコレールマークちゃん」。
カメラを向ける<変態鉄>を見つけると、わざわざポーズを取ってくれて...

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【2023年10月29日13時58分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

さらに、JR西日本からは踏切事故防止のキャラ、「ストッピーくん」が...
岡山支社の「くまなく・たびにゃん」には会えず。

さぁ、そろそろ、DD501号機といっしょに港東線を走ってきたキハたちがキハ205号車のところに来るのだが...(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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