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水島臨海鉄道「鉄道の日記念フェスタ」(2) [水島臨海鉄道]

年末年始の予定が定まりつつある<変態鉄>、あとは小湊キハを撮りに行く日を確保できれば...
今シーズンも「鶴峯」「高滝」「迎春」のヘッドマーク、さらには“新ネタ”は登場するのだろうか??

あるいは...
公式にはリリースが出ていないが、いすみ鉄道も年末に復旧予定、その際、キハ52形急行も“復活”するのか...、そうだとすれば、一度くらいは大多喜にも行ってみたいと思う次第。前社長の頃は、年末年始はキハを毎日運行で<鉄>を集めていたが、ココ数年、暦通りの運転になっているかと思うので、そのパターンを踏襲するなら、30日に年内最後の運転があるかと思うのだが...

大勢の<鉄>が集まった中で撮るのは鬱陶しくてイヤだが、それでもキハ52形の勇姿もいつまでも見られるものではないかと思うので、チャンスのある時には訪れたいと思っている次第。でも、高速バスが遅れそう...

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【2023年10月29日14時12分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

さて、10月29日、水島臨海鉄道「鉄道の日」イベントの話題。
午前中の目玉は、港東線へのキハの入線、しかも今回はDD501ディーゼル機関車の牽引というスゴイことになっており。
あいにく、<変態鉄>はヒコーキの時間の関係で、それには間に合わなかったのだが、水島駅で、その最後の第3便の発車を見送って...

……  ……

2023年10月29日(日)晴れ

10時半過ぎの水島駅ホームは、これまでに見たこと無い位の大勢の人たちで賑わっていた。

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【2023年10月29日10時48分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅

そのホームで発車を待っていたのは、DD501号機を先頭に、国鉄型キハ3両を客車として繋いだ珍編成。
大勢の<鉄>が居ても、怒号と罵声が飛び交う殺伐とした雰囲気...になることもなく、譲り合って撮っており。

ホーム端には乗務員の詰所があって、その隙間からカメラを構えるしか無いのだが...

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【2023年10月29日10時54分】 水島臨海鉄道港東線・水島駅

普段、キハたちは水島駅を出て、画面の右奥に進んで三菱自工前、倉敷貨物ターミナルへと至るのだが、このときだけは手前、左側の線路へ入り、左へとカーブ、港東線へと歩みを進める。

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【2023年10月29日10時54分】 水島臨海鉄道港東線・水島駅

コンクリートの側壁でキハが隠れて、写真としてはダメダメだが、そのカーブに差し掛かるところで先頭のDD501号機が左に見えてくるはず...
そこまで望遠で必死に追って。

少しはこの珍編成の走行シーンを記録できて...

港東線は高架区間が続き、3 kmほどの道を歩いて往復しないと撮れない。そこまで行くのも大変だし、足場が限られる分、“先客”で埋め尽くされているのは必至。

このまま水島駅で45分待って、後続列車で倉タに向かうことも考えたが、やはり、あの貴重な編成は撮っておきたかった。

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【2023年10月29日11時36分】 水島臨海鉄道水島本線・三菱自工前駅付近

ということで、港東線へは行かないものの水島駅で下車して国道のところのコンビニに立ち寄ったら、三菱自工前方面へと通い慣れた道を高架に沿って歩くのだった。

乗ろうかと思った第21列車は、50周年+80周年の記念塗装重連。正面には光が回らない分、側面はキレイに光があたって、編成の様子がわかりやすくなっており。この区間、線路はほぼ東西になっており、午後になればなるほど光が来る筈だが...

たどり着いたのは自工前駅のホームの先、セメント工場の手前。ここにも既に数名が居たが、まだまだ場所はとれる状況だった。
東水島へ行ったあの編成は、水島駅に 11:13着。この編成のキハもイベント会場となっている倉タで展示される。しかも、水島駅は高架化と貨物ターミナル移転で、必要最低限の線路数しか無いので...
11時半にJRからの直通貨物列車が倉敷駅を通過しているはずで、ということは、水島駅に到着したあの編成は、すぐに倉タへと回送される筈。

だからこそ、その通過する模様を...

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【2023年10月29日11時38分】 水島臨海鉄道水島本線・三菱自工前駅付近

直前になると、港東線の東水島近くで撮ってクルマで移動してきた人たちが順次、集まり始めて、このポイントもかなり混雑したのだが、それでも早く来て立ち位置を確保していた<変態鉄>としては...

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【2023年10月29日11時45分】 水島臨海鉄道水島本線・三菱自工前駅付近

踏切機が鳴り出すと、皆、カメラに集中して。周囲は一瞬の静寂に包まれる。DD50形のディーゼルエンジンの音だけが...

三菱自工前駅のホームをゆっくりと通過して。
てっきり、回送のときはキハ30 100号車を先頭にして、キハのエンジンで走って機関車を後ろに無動力でぶら下げてくるだけ...と予想していたのだが、ちゃんと水島駅で機回しを行って、機関車を先頭にして、かつ、ヘッドライトも点灯させて来てくれたのだった。ラッキー!!

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【2023年10月29日11時45分】 水島臨海鉄道水島本線・三菱自工前駅付近

機関車の“顔”に光は回らなかったが、その分、側面は輝いていて。

朱色の機関車に続いて、キハ30形の国鉄一般型気動車色、キハ38形の八高線カラー、キハ37形の新首都圏色と国鉄型キハの“四者四様”の姿を記録できたのは、大きな収穫だった。これだけでもヒコーキに乗って倉敷までやってきた甲斐があったというもの。

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【2023年10月29日11時56分】 水島臨海鉄道水島本線・三菱自工前駅

今回のイベント、これまでとは違って倉タまで直通する列車が増えたのは確かだが、その分、列車利用以外で、徒歩やクルマで倉敷貨物ターミナル構内に入ることはできなくなったのが大きな変化。ということで、倉タを目前にしながら三菱自工前駅で待つしか無いのである。

片面ホームだけの無人駅、折りたたみ式のベンチも全て埋まって、細いホーム上は立錐の余地のないくらいの数の<鉄>で埋め尽くされて。
そこに超満員の列車が入線してくる...など、三菱自工前駅開駅以来の珍事???
イベント会場を早めに後にする人たちで倉タからの列車も混雑しており。

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【2023年10月29日12時23分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

それを見送ってしばらく。

第23列車は、最初、水島まで乗ってきたのと同じ編成。倉タ構内に乗り入れ、洗車台から下車である。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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