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三陸をグルっと。<速報版> [とりあえず<速報版>]

キハの揺れに身を任せている時間というのは、<鉄>として、<変態鉄>として、やはり、至福の時なのである。

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【2023年10月25日15時42分】 三陸鉄道リアス線・宮古駅

天気こそ恵まれなかったが、盛岡から釜石まで“俊足”のキハ快速、三陸海岸を南へ北へ、最後は急行バスで宮古から盛岡へ。
岩手県を反時計回りに1周したような1日だった。……  ……

2023年10月25日(水)晴れときどき雨、昼頃は強く

どうやら、自分は盛岡駅の駅弁とは相性が悪いみたい。朝8時に盛岡駅にいったのに売店に駅弁は見当たらず。仕方なくおにぎりを買って「はまゆり1号」へ。かつての急行「陸中」号、回転式クロスシートがズラッと並んだ車内で。

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【2023年10月25日11時08分】 釜石線・釜石駅

東北本線内での遅れを引きずって釜石駅には4分ほど遅れて到着。

盛岡駅では晴れていたのに、陸中大橋駅付近から降り出した雨はだんだん強くなって。

そのまま宮古へ向かって「鉄印」を入手して早々に盛岡に戻るというのも可能だったが、未乗のまま残っている以前の「南リアス線」区間を。盛に向かう列車の中からは海も見えたが...

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【2023年10月25日12時05分】 三陸鉄道リアス線・第2212D列車(36-704号車)内

だんだんと激しくなる雨、フロンロガラスを叩く雨音が客室内まで聞こえてくるくらいの...
まさにバケツを返したような雨になって。足止めになるのが心配なくらいだったが、不思議なことに盛駅に着く頃には小降りになっていて。

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【2023年10月25日12時59分】 三陸鉄道リアス線・盛駅

盛駅では到着した列車が折り返すのではなく、車両交換される運用になっていて。
第211D列車はラッピング車両。

でも、盛駅で気になっていたのは...

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【2023年10月25日13時00分】 岩手開発鉄道・盛駅

紺色のディーゼル機関車が長編成のホキ車を牽いた貨物列車も見かけて。(撮れなかった)
でも、留置されている機関車の姿は撮ることができて。<徒歩鉄>には厳しい路線だが、いつか撮りに来たいと思っている。

戻ってきた釜石駅では、今度はレトロ調車両に乗り換え。

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【2023年10月25日15時42分】 三陸鉄道リアス線・宮古駅

震災復興に関連してJR山田線から移管された区間は、やはり、旧国鉄のローカル線の佇まい。
それでも、大槌駅付近は、防潮堤と広大な空き地、建っている住宅はどれも真新しく、どこかのニュータウンに紛れ込んでしまったような景色で、12年半が経過しても車窓から津波被害の痕跡を感じた。

ということで、宮古駅。

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【2023年10月25日18時11分】 岩手県盛岡市盛岡駅前通・盛岡駅東口付近

窓口で「鉄印」を求めて、そして、駅前に出てみると、ちょうどバス停に入ってくる岩手県北バス、「106急行 盛岡駅」の行先表示を見逃さなかった<変態鉄>。大急ぎで、バスのりばへ。予定より早く18時に盛岡駅に戻ってきたのだった。

さぁ、明日はいよいよ最終日。高校生の時以来、約30年ぶりの函館である。

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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