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いすみ鉄道「キハ28 2346 撮影会」_2023.8.24(9) [いすみ鉄道]

記事を書くのにあたって、既にアップした過去のブログ記事を読み返すことがある。特に、こういう撮影記の場合、最初に書いた<速報版>を読み返して、当日のことを思い出しながら記事を書き進めることなどが時折。

昨日も、8月24日、この撮影会から帰ってすぐに書いた<速報版>を見直して。そこで気づいてしまった...
“ワッペン列車”として房総東線(外房線)を、2シーズンだけ走ったのは急行「フラミンゴ」、そう、由来は行川アイランドで飼育された...。
でも、<速報版>の記事、急行「フラミンゴ」の写真を貼ったところに、ぬぁんと...

さて、今日もHDDから見つけてきた懐かしい1枚。

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【2014年9月6日16時58分】 外房線・太東駅

ツアー列車として115系新前橋車を使った「そと房」号が走ったことがあった。ちょうど9年前の9月、この日も晴れて暑い日だったと記憶している。
小湊バスの貸切でポッポの丘に行って...、キハ52+キハ28の急行列車と115系の“同時発車”をツアー参加者だけ構内から撮らせてもらって。

この貫通扉の内側に収まる小型ヘッドマークは、165系電車急行の時代の定番。それでも多客期には“遜色急行”として3扉セミクロスシート車も借り出されることがあったというので...。あの頃の盛り上がり。また、<鉄>としてワクワクするような夷隅が戻ってくることを願うだけである。

そんなわけで、8月24日、国吉駅構内で開催された「キハ28 2346 撮影会」の話題を。

……  ……

2023年8月24日(木)晴れ

循環急行「内房」の房総西線(内房線)区間が「うちうみ」に改称された1967年(昭和42年)、それと歩みを合わせて、夏の臨時に続いて、10月から循環急行「外房」の房総東線(外房線)区間は...

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【2023年8月24日11時43分】 いすみ鉄道線・国吉駅

ある意味、単純なネーミングである。急行「そとうみ」号に改称され。

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【2023年8月24日11時44分】 いすみ鉄道線・国吉駅

でも、この「そとうみ」は長く続かず。翌68年7月には、臨時・定期とも急行「そと房」に吸収される形で。
そう、だんだん今の仕組みに近づいてきて、当時は定期は1号〜、臨時は51号〜 としていたようで、愛称を一本化して号数で区別するようになっていった。

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【2023年8月24日11時47分】 いすみ鉄道線・国吉駅

まぁ、やはり、房総と言えば菜の花のイメージはあるので...

急行列車が「そと房」に統一された後も不定期(臨時)急行はいくつか設定されていたようで。でも、「なのはな」といえばジョイフルトレインのイメージが強く...。ネット検索しても、そちらばかりで、なかなか見つからない。

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【2023年8月24日11時49分】 いすみ鉄道線・国吉駅

国鉄最末期の時期、分割民営化の直前の時期に(たぶん)165系臨時電車急行として外房線にこの名称を見つけることはできるのだが...

う〜ん、写真を撮るのに夢中で担当のSさんの説明を聞き流してしまった自分である。

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【2023年8月24日11時54分】 いすみ鉄道線・国吉駅

そして、もう1つ。こちらも、探してみてもよく分からなかった列車。撮影会も終盤になって集中力も切れかけてきたのか...
説明を聞き逃してしまった。「あやめ」といえば、潮来・佐原方面、香取線の特急列車の愛称だったが、急行時代は「水郷」号で。
この急行「あやめ」号は、たぶん不定期列車だと思うのだが...う〜ん。

というわけで、ここまで房総の急行シリーズ。

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【2023年8月24日10時16分】 いすみ鉄道線・国吉駅

キハ17・20系準急列車から始まった房総キハの優等列車の歴史。1968年(昭和43年)7月に急行「うち房」「そと房」号になって。
でも、ちょうど1年後、1969年(昭和44年)7月には、まず、房総西線(内房線)の木更津〜千倉間が電化開業。「うち房」は165系電車になり、キハ58系で残った「そと房」との併結運転はなくなり、それと同時にキハによる循環急行にも終止符が。

続けて、3年後、1972年(昭和47年)には、房総東線が外房線、房総西線が内房線に改称され。と、同時に外房線も全線の電化が完了し。
それがキハによる房総の優等列車の最後となった。同時に、総武快速線の東京駅地下ホームが開業、183系特急が走るようになり。
165系急行は引き続き運転され、循環運転が再開された。

……  ……

かつては、在来線に「修学旅行専用車」があり。朱色と黄色の塗り分け。165系の傍系167系は<変態鉄>も(一般車改造後に)何度が乗車した。
その、在来線の修学旅行列車にも専用の愛称があって...

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【2023年8月24日11時59分】 いすみ鉄道線・国吉駅

ちょうど、大糸線を引退したキハ52 125号車が動き出したのは、2011年4月、あの東北の震災直後で世の中はまだ混乱していた時期だった。
そんな、不安を抱えていた時期だからこそ、当時の社長さんの発案で(キハではないが)修学旅行電車に掲げられた「きぼう」と「ひので」のマークを制作したとのこと。

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【2023年8月24日12時02分】 いすみ鉄道線・国吉駅

その後は、元日の運転時にキハに掲出するのが“恒例”となっていって。
自分も、撮りに訪れたことがある。

そう、キハ28形の方向幕にはちゃんと「修学旅行」の表示も用意されているのである。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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