信越地方の３セク鉄道を巡って（１０）169系S51編成 [保存車・博物館・廃線跡]
木曜は久々の公休日だったが、朝から実家に行って。迫っている父の四十九日法要に向けて、菩提寺に、お寺に電話で相談したり、その他、もろもろの準備、夕方帰宅して持ち帰っていた、明日までに仕上げないといけない仕事の対応をしていたら、いつの間にか夜。
自室のクーラーをかけたまま、１時間ほど、うたた寝してしまって。
あっという間に６月が終わろうとしている。葬儀が５月２８日だったので、ちょうど１ヶ月。その大半を四十九日法要の準備に充ててきた感じ。気候のよい時期に趣味活動が...、いつの間にか、猛暑の夏がやってきているのである。夏休み期間は忙しくなる仕事だが、ちょっと時間をみつけて少し“出撃”しようかと思っている次第。
暑さも...、「撮り」より「乗り」に徹した方が良いだろうか。それにしても“煙分”が不足している。一段落したら、房総のキハを“摂取”しに行ってこようと思っている。
【2023年4月12日9時56分】 しなの鉄道線・坂城駅前
さて、４月の３セクめぐり。最後となった、しなの鉄道では、坂城駅で途中下車。駅前に展示されている169系S51編成を...
…… ……
2023年4月11日（火）晴れ
坂城駅は、信越本線時代には189系特急「あさま」号も一部が停車する駅だった。町は小さいが油槽所があって、そこに発着する貨物列車が設定されており、旅客駅としては委託駅の扱いになるのだろうが、貨物輸送ではターミナル駅でもあって。
【2023年4月12日9時55分】 しなの鉄道線・坂城駅
169系は線路の東側にある駅舎のヨコに展示されており、線路を挟んで反対側、駅の南西側には、その油槽所。横浜市の根岸駅からやってきたタンカー列車は、この駅で機関車が解結され、スイッチャーにバトンタッチ、そのまま専用線へと入っていく訳で。
ちょうど、169系の近くに立てば、そのスイッチャーがホーム越しに、よく見える場所にいて。
さて、S51編成。
【2023年4月12日9時56分】 しなの鉄道線・坂城駅前
南側、軽井沢側の先頭は、クモハ169−1号車。電動車ユニットは169系のトップナンバー車。碓氷峠を通過するのに備えて、重量のある電動車を麓側に連結するのが、169系の特徴だっただろうか。
ここに展示されるようになってから、保存会の手によってヘッドライトが新製時と同じ白熱灯の「大目玉」に復元されており。
国鉄時代から前面に鋼板を貼り付ける“前面強化”が施工され、それに合わせて、ヘッドライトを小型のシールドビームに交換されたものが多く。自分が見た、乗ったのも大半がシールドビーム車だった。
特に東日本エリアは、シールドビーム化が盛んで。ただ、同じ車体を持つ165系では、秋田の土崎工場で改造を受けたものは、白熱灯ヘッドライトのままで出場したものもあって。この“顔”も何度か撮ることが出来た。懐かしい外観である。日焼け防止だろうか、この日の方向幕は「塩尻」になっており。
【2023年4月12日9時57分】 しなの鉄道線・坂城駅前
反対側、長野側はクハ169−27号車。こちらは、169系のラストナンバー車なのだから、何だか不思議な...
トップナンバーとラストナンバーが連結された編成だった。こちら側はシールドビーム化されて。最後の最後に、湘南色に塗り戻された姿を撮りに、しなの鉄道沿線に通った、あの頃の姿のまま残されている。こちら側は「快速」幕。
フェンスは低く、写真を撮ることは可能なのだが...
次はイベント日に来たい。そして、車体はパテが盛られており、写真を撮るには...だが、修復とメンテナンスが着実に進められていることは＜鉄＞として嬉しい限り。
外観だけなので見学といっても、あっさり。
【2023年4月12日10時00分】 しなの鉄道線・坂城駅前
次の列車は、10:19発。ちょっと時間があるので駅舎周辺を...
瓦葺きで好ましい駅舎は、年季は入っているものの、そして、駅員さんが常駐するわけではなくなった今、内部も簡素化されているもののリフォームされてキレイな状態を保っており。
【2023年4月12日10時01分】 しなの鉄道線・坂城駅前
駅舎の隣、トイレ横のスペースには若山牧水の歌碑。
さて、駅舎内。
【2023年4月12日10時02分】 しなの鉄道線・坂城駅
かつて駅務室や貨物扱い所があったのだろうか。駅舎内は広いスペースがあって。ちょっとしたギャラリーのような使い方になっており。
そこに飾られているのは、169系の輪軸が保存されており。
近くで見ると意外と大きく迫力があるのである。電動車用だと思われるが...
【2023年4月12日10時02分】 しなの鉄道線・坂城駅
169系の写真パネルや、だるまストーブなども展示されており。
でも、それほど広くはないので、あっという間に見終わって。改札口の駅員さんの勤務時間は終わって、シャッターが下ろされており。閑散とした駅舎内で待っていても面白くないので、券売機で上田駅までのキップを買ったら早めにホームへ。
【2023年4月12日10時08分】 しなの鉄道線・坂城駅
“駅裏”にあたる南西側にはドーンと石油タンクが。
その横に留置中のタキ車が見える。
【2023年4月12日10時09分】 しなの鉄道線・坂城駅
数両のタキ1000系が留置されているのを、ボンヤリと眺めながら過ごしていたら...（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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自室のクーラーをかけたまま、１時間ほど、うたた寝してしまって。
あっという間に６月が終わろうとしている。葬儀が５月２８日だったので、ちょうど１ヶ月。その大半を四十九日法要の準備に充ててきた感じ。気候のよい時期に趣味活動が...、いつの間にか、猛暑の夏がやってきているのである。夏休み期間は忙しくなる仕事だが、ちょっと時間をみつけて少し“出撃”しようかと思っている次第。
暑さも...、「撮り」より「乗り」に徹した方が良いだろうか。それにしても“煙分”が不足している。一段落したら、房総のキハを“摂取”しに行ってこようと思っている。
【2023年4月12日9時56分】 しなの鉄道線・坂城駅前
さて、４月の３セクめぐり。最後となった、しなの鉄道では、坂城駅で途中下車。駅前に展示されている169系S51編成を...
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2023年4月11日（火）晴れ
坂城駅は、信越本線時代には189系特急「あさま」号も一部が停車する駅だった。町は小さいが油槽所があって、そこに発着する貨物列車が設定されており、旅客駅としては委託駅の扱いになるのだろうが、貨物輸送ではターミナル駅でもあって。
【2023年4月12日9時55分】 しなの鉄道線・坂城駅
169系は線路の東側にある駅舎のヨコに展示されており、線路を挟んで反対側、駅の南西側には、その油槽所。横浜市の根岸駅からやってきたタンカー列車は、この駅で機関車が解結され、スイッチャーにバトンタッチ、そのまま専用線へと入っていく訳で。
ちょうど、169系の近くに立てば、そのスイッチャーがホーム越しに、よく見える場所にいて。
さて、S51編成。
【2023年4月12日9時56分】 しなの鉄道線・坂城駅前
南側、軽井沢側の先頭は、クモハ169−1号車。電動車ユニットは169系のトップナンバー車。碓氷峠を通過するのに備えて、重量のある電動車を麓側に連結するのが、169系の特徴だっただろうか。
ここに展示されるようになってから、保存会の手によってヘッドライトが新製時と同じ白熱灯の「大目玉」に復元されており。
国鉄時代から前面に鋼板を貼り付ける“前面強化”が施工され、それに合わせて、ヘッドライトを小型のシールドビームに交換されたものが多く。自分が見た、乗ったのも大半がシールドビーム車だった。
特に東日本エリアは、シールドビーム化が盛んで。ただ、同じ車体を持つ165系では、秋田の土崎工場で改造を受けたものは、白熱灯ヘッドライトのままで出場したものもあって。この“顔”も何度か撮ることが出来た。懐かしい外観である。日焼け防止だろうか、この日の方向幕は「塩尻」になっており。
【2023年4月12日9時57分】 しなの鉄道線・坂城駅前
反対側、長野側はクハ169−27号車。こちらは、169系のラストナンバー車なのだから、何だか不思議な...
トップナンバーとラストナンバーが連結された編成だった。こちら側はシールドビーム化されて。最後の最後に、湘南色に塗り戻された姿を撮りに、しなの鉄道沿線に通った、あの頃の姿のまま残されている。こちら側は「快速」幕。
フェンスは低く、写真を撮ることは可能なのだが...
次はイベント日に来たい。そして、車体はパテが盛られており、写真を撮るには...だが、修復とメンテナンスが着実に進められていることは＜鉄＞として嬉しい限り。
外観だけなので見学といっても、あっさり。
【2023年4月12日10時00分】 しなの鉄道線・坂城駅前
次の列車は、10:19発。ちょっと時間があるので駅舎周辺を...
瓦葺きで好ましい駅舎は、年季は入っているものの、そして、駅員さんが常駐するわけではなくなった今、内部も簡素化されているもののリフォームされてキレイな状態を保っており。
【2023年4月12日10時01分】 しなの鉄道線・坂城駅前
駅舎の隣、トイレ横のスペースには若山牧水の歌碑。
さて、駅舎内。
【2023年4月12日10時02分】 しなの鉄道線・坂城駅
かつて駅務室や貨物扱い所があったのだろうか。駅舎内は広いスペースがあって。ちょっとしたギャラリーのような使い方になっており。
そこに飾られているのは、169系の輪軸が保存されており。
近くで見ると意外と大きく迫力があるのである。電動車用だと思われるが...
【2023年4月12日10時02分】 しなの鉄道線・坂城駅
169系の写真パネルや、だるまストーブなども展示されており。
でも、それほど広くはないので、あっという間に見終わって。改札口の駅員さんの勤務時間は終わって、シャッターが下ろされており。閑散とした駅舎内で待っていても面白くないので、券売機で上田駅までのキップを買ったら早めにホームへ。
【2023年4月12日10時08分】 しなの鉄道線・坂城駅
“駅裏”にあたる南西側にはドーンと石油タンクが。
その横に留置中のタキ車が見える。
【2023年4月12日10時09分】 しなの鉄道線・坂城駅
数両のタキ1000系が留置されているのを、ボンヤリと眺めながら過ごしていたら...（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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