信越地方の３セク鉄道を巡って（３）糸魚川駅 [3セク鉄道「鉄印」の旅]
木曜は公休日だったが、実家の用事を済ませているうちに夕方。自分の部屋に戻ってすぐ、窓も開けたまま、気づけば２時間位たっており。
夕方、うたた寝してしまうと、夜になってから眠れずに翌日の仕事中、睡魔と戦わないといけない...という悪循環である。
尤も、自分の仕事の場合、寝ていても事故につながるとか人命が...とか、そういう緊張を要するお仕事ではないので、まぁ、寝てても叱られるくらいだが。
さて、そんなわけで4月の＜乗り鉄＞の話題。
【2023年4月10日15時12分】 北越急行ほくほく線・十日町駅
最近は、ヒコーキか、あるいは新幹線。
「北陸本線」だった時代で記憶は途切れており。あの社長さんの路線には初乗車なのである。かつては、485系のモーター音を聞きながら車窓を眺めた、あの海岸線を、今度は単行のディーゼル動車で。
でも、まずは、十日町から直江津まで２両編成のローカル電車で。
…… ……
2023年4月10日（月）晴れ
飯山線は遅れての到着だったが、十日町駅で無事、「鉄印」を書いてもらうことができて。
15:10発の直江津ゆき第838M列車はHK100形2連。手元のメモにはトップナンバーの「HK100−1」との記録が。
路線の性格上、ほとんどの区間がトンネルで、途中、虫川大杉駅で多少停車して反対列車と交換待ち。もともと越後湯沢と直江津の短絡を目的として高規格で敷設されただけに南魚沼の人口希薄な山間部を一気に抜ける路線。それだけに途中駅の乗降は少なく。
【2023年4月10日16時06分】 信越本線・直江津駅
陽が西に傾いてきた頃、直江津駅に到着。
えちごトキめき鉄道の窓口で１日フリーきっぷをお願いすると「どこまで？？」、とりあえず、糸魚川へ行くと告げると「それなら普通乗車券の方が安くて...」。非常に親切な駅員さんだった。ただ、＜鉄＞としては簡素な印刷のものでも乗車券を手元に残したい...という意識は強くて。フリーきっぷを。
【2023年4月10日16時13分】 えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン・直江津駅
そうすると、泊ゆき第1646D列車の発車時刻は迫っており。
単行のディーゼル動車は既に満員。ドア付近に立つしか無かったが、乗客の多くは下校の高校生だったので、そう遠くまでは乗らない...と予想。
その通り、早速、谷浜駅で座ることが出来た。
名立駅でもまとまった降車客があって、この付近が一番、車内に余裕ができただろうか。トンネル駅として名高い、筒石駅でも下校の学生が２名ほど下車したのが、ちょっと意外だった。
【2023年4月10日17時02分】 えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン・糸魚川駅
新幹線の高架が寄り添ってきたら、糸魚川に近く。新しくできた「ひすい海岸」駅でまとまった乗降があったのも、ちょっと意外だった。
17時前に糸魚川駅に到着。
かつては、ホームの向こう、南側は北アルプスの山々がその姿を見せて、ホームで列車待ちをしているだけで気持ち良い駅だった。
そして、その手前には大糸線のキハや除雪用ディーゼル機関車が留置されており、それを眺めるのも...
２面３線と、富山方に大糸線の切り欠きホームがあるのは、自分が知っている糸魚川駅。その佇まいにはほとんど変化がないものの、駅舎は橋上化され、旧駅舎のところは閉鎖されて、駅としての様子はかつてとは全然違っており。
【2023年4月10日17時06分】 えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン・糸魚川駅
かつては、北側に駅前広場があって。歩いても日本海の海岸線までそう遠くはなく。
駅前のホテルに泊まってキハを撮りに行ったのも、懐かしい思い出。でも、ガラス張りの橋上駅舎、窓口で「鉄印」を買い求めたら、かつてと反対に新幹線側（南側）の階段を下りて。
【2023年4月10日17時08分】 新潟県糸魚川市大町・糸魚川ジオステーションジオパル
そんな＜変態鉄＞を出迎えてくれるのは、小さな機関車である。
国鉄の蒸気機関車が（動態保存を除いて）すべて火を落としたのは自分が生まれる直前の時期、一方、専用線などにはもうしばらく残っており。
糸魚川の工場専用線で活躍した、この機関車が現役最後の蒸気機関車となって。
【2023年4月10日17時08分】 新潟県糸魚川市大町・糸魚川ジオステーションジオパル
「東洋活性白土２号機」である。産業ロコらしく(?)、ナロー、610 mm軌間の機関車である。
でも、＜変態鉄＞が一番、見たかったのは...
【2023年4月10日17時09分】 新潟県糸魚川市大町・糸魚川ジオステーションジオパル
このツートンカラー、塗色は変わっても... （つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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夕方、うたた寝してしまうと、夜になってから眠れずに翌日の仕事中、睡魔と戦わないといけない...という悪循環である。
尤も、自分の仕事の場合、寝ていても事故につながるとか人命が...とか、そういう緊張を要するお仕事ではないので、まぁ、寝てても叱られるくらいだが。
さて、そんなわけで4月の＜乗り鉄＞の話題。
【2023年4月10日15時12分】 北越急行ほくほく線・十日町駅
最近は、ヒコーキか、あるいは新幹線。
「北陸本線」だった時代で記憶は途切れており。あの社長さんの路線には初乗車なのである。かつては、485系のモーター音を聞きながら車窓を眺めた、あの海岸線を、今度は単行のディーゼル動車で。
でも、まずは、十日町から直江津まで２両編成のローカル電車で。
…… ……
2023年4月10日（月）晴れ
飯山線は遅れての到着だったが、十日町駅で無事、「鉄印」を書いてもらうことができて。
15:10発の直江津ゆき第838M列車はHK100形2連。手元のメモにはトップナンバーの「HK100−1」との記録が。
路線の性格上、ほとんどの区間がトンネルで、途中、虫川大杉駅で多少停車して反対列車と交換待ち。もともと越後湯沢と直江津の短絡を目的として高規格で敷設されただけに南魚沼の人口希薄な山間部を一気に抜ける路線。それだけに途中駅の乗降は少なく。
【2023年4月10日16時06分】 信越本線・直江津駅
陽が西に傾いてきた頃、直江津駅に到着。
えちごトキめき鉄道の窓口で１日フリーきっぷをお願いすると「どこまで？？」、とりあえず、糸魚川へ行くと告げると「それなら普通乗車券の方が安くて...」。非常に親切な駅員さんだった。ただ、＜鉄＞としては簡素な印刷のものでも乗車券を手元に残したい...という意識は強くて。フリーきっぷを。
【2023年4月10日16時13分】 えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン・直江津駅
そうすると、泊ゆき第1646D列車の発車時刻は迫っており。
単行のディーゼル動車は既に満員。ドア付近に立つしか無かったが、乗客の多くは下校の高校生だったので、そう遠くまでは乗らない...と予想。
その通り、早速、谷浜駅で座ることが出来た。
名立駅でもまとまった降車客があって、この付近が一番、車内に余裕ができただろうか。トンネル駅として名高い、筒石駅でも下校の学生が２名ほど下車したのが、ちょっと意外だった。
【2023年4月10日17時02分】 えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン・糸魚川駅
新幹線の高架が寄り添ってきたら、糸魚川に近く。新しくできた「ひすい海岸」駅でまとまった乗降があったのも、ちょっと意外だった。
17時前に糸魚川駅に到着。
かつては、ホームの向こう、南側は北アルプスの山々がその姿を見せて、ホームで列車待ちをしているだけで気持ち良い駅だった。
そして、その手前には大糸線のキハや除雪用ディーゼル機関車が留置されており、それを眺めるのも...
２面３線と、富山方に大糸線の切り欠きホームがあるのは、自分が知っている糸魚川駅。その佇まいにはほとんど変化がないものの、駅舎は橋上化され、旧駅舎のところは閉鎖されて、駅としての様子はかつてとは全然違っており。
【2023年4月10日17時06分】 えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン・糸魚川駅
かつては、北側に駅前広場があって。歩いても日本海の海岸線までそう遠くはなく。
駅前のホテルに泊まってキハを撮りに行ったのも、懐かしい思い出。でも、ガラス張りの橋上駅舎、窓口で「鉄印」を買い求めたら、かつてと反対に新幹線側（南側）の階段を下りて。
【2023年4月10日17時08分】 新潟県糸魚川市大町・糸魚川ジオステーションジオパル
そんな＜変態鉄＞を出迎えてくれるのは、小さな機関車である。
国鉄の蒸気機関車が（動態保存を除いて）すべて火を落としたのは自分が生まれる直前の時期、一方、専用線などにはもうしばらく残っており。
糸魚川の工場専用線で活躍した、この機関車が現役最後の蒸気機関車となって。
【2023年4月10日17時08分】 新潟県糸魚川市大町・糸魚川ジオステーションジオパル
「東洋活性白土２号機」である。産業ロコらしく(?)、ナロー、610 mm軌間の機関車である。
でも、＜変態鉄＞が一番、見たかったのは...
【2023年4月10日17時09分】 新潟県糸魚川市大町・糸魚川ジオステーションジオパル
このツートンカラー、塗色は変わっても... （つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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