阪堺電車モ161形車を追って(22)夕暮れの綾ノ町 [ちん電(阪堺電気軌道)]
何か、大変なことが続くときというのは、続くもののようで。
職場の引っ越しが迫ってきており。同僚たちが自分の荷物を箱詰めしていく中、自分だけはほとんど着手できておらず。
そんなこんなで、今週もバタバタが続きそうな<変態鉄>なのである。
そんな職場に向かうのに、毎日乗る京王井の頭線、いつの間にか、沿線の紫陽花も茶色く枯れた花が目立ってきて。あっという間に見頃は過ぎており。
結局、「あじさい」マーク掲出を撮りに行くことは叶わず。
季節だけは、あっという間に進んでいくのである。
さて、ということで、4月9日の阪堺電車撮影記。
【2023年4月9日17時16分】 阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停付近
住吉での判断ミス、決定的なチャンスを逃したショックはあまりにも大きかった。
でも、だからといって...
この日はモ164号車が夜まで浜寺駅前への運用に入り続けてくれていたようで、それなら、夕陽で“ギラリ”する姿が撮りたくて。
…… ……
2023年4月9日(日)晴れ
失意の中、やってきたのは、この日、3度めだろうか、大和川鉄橋である。
大和川電停ヨコの踏切の隣で。
【2023年4月9日16時34分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-大和川
“前回訪問”は、13時だった。そのときは前面には光が回るものの側面は光がなくて。何だか中途半端な写真になってしまった。
この日は快晴の青空、夕方、電車の側面に光が回る時間に再訪したいと思っていたのだ。
さぁ、モ164号車である。
【2023年4月9日16時46分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-大和川
手応えもバッチリだった。
西に傾いた太陽のオレンジ色の光が朱色の鉄橋をさらに紅く染めて。モ164号車の焦げ茶色の車体もチョコレート色に輝いていて。
【2023年4月9日16時47分】 阪堺電気軌道阪堺線・大和川-高須神社
高須神社電停に向かって急な坂を下っていくモ164号車の後ろ姿を撮って。
少しは“リベンジ”できただろうか。
さぁ、時間的に、この折返しが最後の撮影になりそうで。
どこで撮るか??
【2023年4月9日17時16分】 阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停付近
選んだのは綾ノ町電停のところの交差点だった。
黄矢印の電車誘導信号で交差点を横切って専用軌道へと入っていくところ。見晴らしがよい上にクルマに阻まれる可能性が低くて。
【2023年4月9日17時17分】 阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停付近
そして、何と言っても夕方の太陽が...
夕陽を反射してエロい感じの質屋さんカラー。
【2023年4月9日17時18分】 阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停付近
でも、この時間帯!!
まさに分刻みで黒い影が線路へと迫っていくのである。まさに時間との戦い。
次の天王寺駅前ゆきも、同じ質屋さんカラー。
車体後部が、ちょっとだけ...かすかに“ギラリ”しているような。
天王寺駅前ゆき電車の十数分間隔が長く長く感じられるもので。でも、だんだん夕闇の黒い領域が道路上にも広がっていって...
【2023年4月9日17時27分】 阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停付近
質屋さんカラーの電車が連続した後は「堺トラム」。
このゴールドの車体色は夕陽を浴びると一番キレイに見えるのかも。ちょっと光が弱くなってきたタイミングだったが...
さらに...
【2023年4月9日17時41分】 阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停付近
でも、ここで既に<変態鉄>も負けを悟っていた。秒刻みでどんどん伸びていく黒い影、あっという間に道路中央の線路のところも覆い隠して。
三度のこのカラー、でも、既に暗くなっており。う〜ん。
やはり、間に合わなかった。
【2023年4月9日17時43分】 阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停付近
約2.5 kmに及ぶ紀州街道の一直線の“電車道”。遠くに焦げ茶色の車体が見えてきたときには...(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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職場の引っ越しが迫ってきており。同僚たちが自分の荷物を箱詰めしていく中、自分だけはほとんど着手できておらず。
そんなこんなで、今週もバタバタが続きそうな<変態鉄>なのである。
そんな職場に向かうのに、毎日乗る京王井の頭線、いつの間にか、沿線の紫陽花も茶色く枯れた花が目立ってきて。あっという間に見頃は過ぎており。
結局、「あじさい」マーク掲出を撮りに行くことは叶わず。
季節だけは、あっという間に進んでいくのである。
さて、ということで、4月9日の阪堺電車撮影記。
【2023年4月9日17時16分】 阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停付近
住吉での判断ミス、決定的なチャンスを逃したショックはあまりにも大きかった。
でも、だからといって...
この日はモ164号車が夜まで浜寺駅前への運用に入り続けてくれていたようで、それなら、夕陽で“ギラリ”する姿が撮りたくて。
…… ……
2023年4月9日(日)晴れ
失意の中、やってきたのは、この日、3度めだろうか、大和川鉄橋である。
大和川電停ヨコの踏切の隣で。
【2023年4月9日16時34分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-大和川
“前回訪問”は、13時だった。そのときは前面には光が回るものの側面は光がなくて。何だか中途半端な写真になってしまった。
この日は快晴の青空、夕方、電車の側面に光が回る時間に再訪したいと思っていたのだ。
さぁ、モ164号車である。
【2023年4月9日16時46分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-大和川
手応えもバッチリだった。
西に傾いた太陽のオレンジ色の光が朱色の鉄橋をさらに紅く染めて。モ164号車の焦げ茶色の車体もチョコレート色に輝いていて。
【2023年4月9日16時47分】 阪堺電気軌道阪堺線・大和川-高須神社
高須神社電停に向かって急な坂を下っていくモ164号車の後ろ姿を撮って。
少しは“リベンジ”できただろうか。
さぁ、時間的に、この折返しが最後の撮影になりそうで。
どこで撮るか??
【2023年4月9日17時16分】 阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停付近
選んだのは綾ノ町電停のところの交差点だった。
黄矢印の電車誘導信号で交差点を横切って専用軌道へと入っていくところ。見晴らしがよい上にクルマに阻まれる可能性が低くて。
【2023年4月9日17時17分】 阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停付近
そして、何と言っても夕方の太陽が...
夕陽を反射してエロい感じの質屋さんカラー。
【2023年4月9日17時18分】 阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停付近
でも、この時間帯!!
まさに分刻みで黒い影が線路へと迫っていくのである。まさに時間との戦い。
次の天王寺駅前ゆきも、同じ質屋さんカラー。
車体後部が、ちょっとだけ...かすかに“ギラリ”しているような。
天王寺駅前ゆき電車の十数分間隔が長く長く感じられるもので。でも、だんだん夕闇の黒い領域が道路上にも広がっていって...
【2023年4月9日17時27分】 阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停付近
質屋さんカラーの電車が連続した後は「堺トラム」。
このゴールドの車体色は夕陽を浴びると一番キレイに見えるのかも。ちょっと光が弱くなってきたタイミングだったが...
さらに...
【2023年4月9日17時41分】 阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停付近
でも、ここで既に<変態鉄>も負けを悟っていた。秒刻みでどんどん伸びていく黒い影、あっという間に道路中央の線路のところも覆い隠して。
三度のこのカラー、でも、既に暗くなっており。う〜ん。
やはり、間に合わなかった。
【2023年4月9日17時43分】 阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停付近
約2.5 kmに及ぶ紀州街道の一直線の“電車道”。遠くに焦げ茶色の車体が見えてきたときには...(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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