師走の関西へ（６）法華口で“ギラリ”を待って

まぁ、進歩もなく...。毎週、毎週、同じようなことを書いているが、またまた迷っている。


【2022年10月30日17時02分】　小湊鐵道・五井機関区

今週の公休日には「晴れ」の予報が出ており。
小湊キハを撮りに行こうかどうか迷っている。車両面でも、キハ40形の走行シーン、決して撮ったことが無いわけでは無いが、塗装も多彩なのでいろいろな地点でそれぞれを撮ってみたいと思うし...
この雨樋に赤のラインが入った、“復刻スタイル”のキハ200形もまだ走行シーンを撮れていない。

定番の地点を巡るだけでも久々に出かけてこようかと...。いま、迷っているところ。

明日の記事が＜速報版＞になるかどうか...である。

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……　　……

2022年12月15日（木）晴れ

北条鉄道を訪れる時、密かに楽しみにしていることがあって。

グッズ類などの物販は北条町駅の待合室で行われているのだが、その中に...。



沿線の丸中製菓のドーナツである。
コレ、毎日入荷している訳でも無く。しかも、6個入り180円という謎の価格なのである。車両をかたどった箱に入っており。



この日はフラワ2000-1号車、赤い車両のパッケージを。

ここでドーナツを買うことができたのは初めてである。なお、中身のドーナツはコンビニなどで購入できるモノと変わらず。
それにしても、1個30円ということになり、これは果たして...

この丸中製菓、法華口駅から徒歩圏...というわけではないが、一応、最寄り駅で沿線に立地している縁で、北条町駅で売られているようだが。
これを入手できると、ちょっとラッキーなのである。

さて、午後の法華口駅。

この駅の北条町側は直線区間、気になる線路際のケーブルもなく、広々とした風景の中でサイドからキハの姿を自由に撮れる地点である。


【2022年12月15日15時24分】　北条鉄道北条線・法華口－播磨下里

12月の太陽は14時を過ぎると西に傾いてきて。
だんだん、周囲はオレンジ色に染まってくるのである。写真を撮っていて、一番、楽しい時間帯かも知れない。

北西から南東にのびる線路、ちょうど冬の日没の方向と線路はほぼ直角と言っても良いような角度になるのだろうか??
車体側面がギラリと輝いて...

上下とも1時間間隔のサイクルダイヤ、路線のほぼ中間にあたる法華口駅、キハは約30分間隔でやってくる。「もう1本!!」と予定よりも長く撮影して。


【2022年12月15日15時54分】　北条鉄道北条線・播磨下里－法華口

とはいえ、この日は午後から青空は広がったものの、それでも雲も多く。
だから、このカット、ドキドキなのである。キハが来る、その瞬間に晴れているか、太陽が雲に隠されているか...まさに運次第。

16時ともなれば、もう日没間近。

直前まで...、向こうの踏切が鳴り出すまで太陽は雲に隠れていて。周囲は薄暗かった。その場合は流し撮りに切り替えるつもりだったが...。
最後は、このカットで。


【2022年12月15日15時55分】　北条鉄道北条線・播磨下里－法華口

ゆっくりゆっくりと法華口駅に進入していくキハの姿を後追いしたところで撮影終了。


【2022年12月15日16時22分】　北条鉄道北条線・法華口駅

さぁ、北条町駅へ。

その車窓、長駅の先の、あの小さな鉄橋のところで車窓から射し込む陽の光が一番眩しく感じられて。ということは、この地点も“ギラリ”が狙えるということ??
これが、正月の撮影のキッカケにもなったのだった。

下校の高校生たちで満員のキハ。でも、途中駅での乗降も多く運良く播磨下里駅で座ることができて。


【2022年12月15日16時40分】　北条鉄道北条線・北条町駅

夕暮れ迫る北条町駅で、この日はお休みのフラワ2000-1号車と並んだキハの姿を撮って。


【2022年12月15日16時52分】　兵庫県加西市北条町栗田・中国自動車道北条バス停

通い慣れた道を北条バスストップへ。
17:04発の特急便は20名ほどの乗客。18時前には中国池田ICから一般道に入っていたが新御堂筋の渋滞が激しく...
夕食を済ませて新大阪のホテルに戻ったのだった。（つづく）

（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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