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2022.10 関西・九州へ(13)金田駅 <前編> [3セク鉄道「鉄印」の旅]

今日も冒頭は“Chromebook”に関すること。「Androidアプリを使える」というのが大きな特徴で。いままで使えなかった各鉄道会社のスマホアプリにも対応するパソコンというのは...

これで、我孫子道まで出向かなくても、これからは大阪のホテルの部屋で阪堺電車の運用チェックができるようになった。これを記念して大阪に行ってこようかと画策中。
でも、Windows機を長らく使っていた分、体に染み付いているような部分もあって...。1つは「Del」キーに相当するキーがないこと。いままでの「Del」キーに当たる場所には「Backspace」キーがあって、その上には「ロック」があって。拙ブログを打っているときも、これを間違えることが多発。その都度、再度、パスワードを入力する羽目になるのである。(ALT + BS キーが Delete に相当)

あと日本語変換。いままで「ATOK」を愛用してきたものとしては、勝手が違って。あとキーの割付も違っており。無駄に何度も打ち直している。Google標準の日本語変換システムは、確実に「ATOK」より、ア※なのである。慣れるまで、まだまだ悪戦苦闘が続くのである。
(この記事も “Chromebook”で入力している)

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【2022年10月24日9時15分】 平成筑豊鉄道・金田駅

さて、10月の九州の話題。前日の松浦鉄道に続いて、2つ目の「鉄印」は平成筑豊鉄道。金田駅で入手できるのだが...

……  ……

2022年10月24日(日)晴れ

金田駅は、糸田線と伊田線が分岐し、車両基地も置かれて運転上の拠点となっている駅のようで。この駅に併設して本社も置かれている。
ホームは2面3線(使用休止中の3番のりばも含まれば2面4線)で、駅舎側(北側)の1番のりばが田川伊田・行橋方面、そして、自分の乗った列車が着いたのは、向かい側の2番乗り場。このホームの後ろ側の切り欠きホームが3番のりば(休止中)、その向かい側に糸田線の4番のりばである。

こちら側のホームからは行橋方にある跨線橋を渡って。

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【2022年10月24日9時06分】 平成筑豊鉄道伊田線・金田駅

全然、時刻表を調べずにやってきていた<変態鉄>。田川伊田駅から乗ってきた第2218D列車が、この駅で5分ほど停車すると知らなかったのである。
発車シーンを撮ろうと、大急ぎで跨線橋を渡ったものの、なかなか動き出さず。

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【2022年10月24日9時07分】 平成筑豊鉄道・金田駅

車両基地の端の方に保存車...というか、廃車体があるのは、どこでも共通のようで。
現在の400形は新潟トランシス製のNDCシリーズ、その前の100, 200, 300形は、平成はじめの転換時に導入された車両だった。3形式は、ほぼ共通の車体、当時、3セク鉄道で流行りだった、LE-DCシリーズ。

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【2000年頃】 平成筑豊鉄道・撮影地不詳

いまから20年以上前、大学生の頃に一度だけ乗ったことがあって。でも、そのときは、筑豊本線に残った50系の客車列車に夢中で、こちらのLE-DCには、全く注目していなかったので、メモも取っておらず。

2010年から400形が導入されると、入れ替わりに廃車になっており。

そのうちの304号車が当初は運転体験用、現在はイベントスペースのような感じで残されているということで。
ただ、金田駅付近、線路はほぼ東西方向になっており、ホーム側から車両基地の行橋方を見れば、南東方向にカメラを向けていることになり。
つまり、朝の時間帯は完全なまでの逆光なのである。撮るのには非常に苦労して...

と...

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【2022年10月24日9時10分】 平成筑豊鉄道伊田線・金田駅

乗ってきた第2218D列車が発車していくのと入れ替わりに、直方からの第217D列車が到着。こちらは、304号と同じ転換当初からの標準カラー、ラストナンバーの412号車である。自分には、この方がしっくり来るような。

そう、上下列車が駅で交換しないのは、伊田線が複線だから。やはり、ローカル線だと撮っていてヘンな感じがするのである。

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【2022年10月24日9時10分】 平成筑豊鉄道・金田駅

駅裏の...南東側の留置線では、茶色い塗装のイベント対応車、501号車を先頭に運用を終えて戻っている400形が留められており。
この写真の400形たちの左側、車庫の南東側の端に留置されているのがキハ2004号車を撮りたいのだが...

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【2022年10月24日9時12分】 平成筑豊鉄道・金田駅

保存車ではなく、同線の現役車両の中で最大の注目は、401+402号車「ことこと列車」だろう。
ことでんのような名前だが、関係なく、あの工業デザイナーの“作品”。色とりどりの模様入りの生地のシートモケットに変更し、内装を木製にして...自分は何だかワンパターンな気がして、あまり好きではないのだが...

それは別として...

従来車の改造の、いわゆる「レストラン列車」。土休日を中心に直方ー行橋間を走り、1万数千円の料金のツアー商品である。
せっかくだから編成全景を記録しておきたいのだが、留置位置が結構、窮屈な場所なのと何と言っても光線状態が悪くて。これを撮るのに、一番苦労したのだった。

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【2022年10月24日9時13分】 平成筑豊鉄道・金田駅

でも、この駅の配置。非常に<鉄>向きと感じたのは、駅裏、その車両基地を貫く通路から乗客も出入りできる構造になっていること。
駅舎の反対側にも、ホームから、そのまま出られるようになっており。そもそも駅での改札は行わず、全列車、車内運賃収受式なのでできることではあるのだろうが...

ということで、通路を抜けて“駅裏”を、304号車のところへ。でも、やはり、植え込みがあるのと、光線状態は良くなくて...。

では、キハ2004号車は...

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【2022年10月24日9時15分】 平成筑豊鉄道・金田駅付近

こちらには、高いフェンスがあって。写真を撮るのは困難。それと留置線もほぼ東西方向なので、いわゆるトップライトの状態で。
でも、側面は錆が出て塗装が荒れているので暗い方が良いかも...

身長184 cmの<変態鉄>だからこそ...

背伸びして、思いっきり腕を伸ばして、フェンスの上にカメラを突き出して強引に撮ったこの1枚である。このキハ2004号車、留萠鉄道で活躍後、やはり、炭鉱の閉山で...、車齢が若かったこともあって、茨城交通湊線(現ひたちなか海浜鉄道)に譲渡され。
廃車後、クラウドファンディングで保存の資金を募って、こちらに移設された。たしか保存会があって、将来的な動態保存を目指す...とのことだか、どうなっているのだろうか??

残念ながら“駅裏”に回っても、お目当ての車両はうまく撮れないことが分かったので...

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【2022年10月24日9時19分】 平成筑豊鉄道・金田駅

再び構内通路から洗車台ごしに。遠くにキハ2004号車の姿が。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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