小湊鐵道「キハ40新塗装デビュー・ナイトランさと山」号（１）五井駅 [小湊鐵道]
“出撃”を考え始めると、虫歯が痛み出す...、去年12月の広島・倉敷で、まさに文字通り「痛い目」に遭ってきた＜変態鉄＞。定期的に通っている歯科医院は水曜休診。だから、一昨日、火曜日のうちに予約の電話をしておこう...と思いきや。
そう、3連休と休診日に挟まれた火曜日も臨時休診にしたみたいで。5連休をとっているみたい。う～ん、ただでさえ予約の取りにくい歯科なのに、「連休明け」。そこに、朝、当日飛び込みの電話をする...ということでは、たぶん、勝ち目はなく。
痛みに耐えながらの“出撃”か、はたまた、歯医者の予約に合わせる形で日程を調整できるか...、木曜朝にすべてがかかっているのである。
さて、いま、自分にとって一番遠いのは千葉県の五井駅かも知れない。行きたい、行きたいと思いつつ、まる1日かけて小湊鐵道を撮る...というのは今年に入って、まだ一度も。
「いつでも行ける」というのは、＜鉄＞にとって最大の敵なのかも知れない。
ネットの情報によれば、つい先日、最後まで車庫で休んでいたキハ40 5号機（首都圏色）も運用入りしたのだとか。休車になっているものもあるそうだが、これでＪＲから譲受した5両すべてが運用入りしたことになる。
その5ヶ月前には、キハ40 4号機が男鹿線色を纏ったまま運用入りすることになって。キハ40形のデビュー時の“恒例行事”だった団体臨時「ナイトラン・さと山号」としての運行が発表され。
ちょうど、阪堺モ161形車撮影の“準備”をしていた時期、こちらに申し込んでいたのだった。
【2022年5月8日22時18分】 小湊鐵道・五井駅
参加するのは、5月8日の運行分。いつものイベントとは異なり、夕方18時集合と言うことで。本当だったら、朝から沿線入りして撮影を済ませて...のつもりだったが、仕事が溜まっており、朝から会社へ。
ひと仕事終えて15時過ぎに職場のある新宿からの出発となったのだった。
…… ……
2022年5月8日（日）曇り
新宿駅を15:31発の中央快速線、東京ゆきでスタート。混雑する東京駅で地下ホームの総武快速に乗り換え。15:54発の上総一ノ宮ゆきはE217系編成、熟睡しているうちに船橋を過ぎていた。
【2022年5月8日17時03分】 内房線・五井駅
千葉駅で16:45発の内房線・木更津ゆきに乗り換えて、五井駅には集合時刻にちょっと余裕をもって17時着。
外はドン曇り。5月の17時にもかかわらず周囲は薄暗くなってきており。ただ、雨は降りそうに無く、それだけはラッキーだった。
【2022年5月8日17時05分】 小湊鐵道・五井駅
ＪＲの改札口を出たら、いつも通り、東口へと通じる跨線橋の窓を開けて、小湊キハを撮影...だが、それにしても＜鉄＞が多くて。窓を開けて大型三脚をセットしている人も居て。まさにカオス。
ただ、まだ、お目当てキハ40 4号機の入線までは時間があるので、緊迫感もなく。「スミマセ～ン」と言えば、場所を開けてもらえて。
五井機関区で休んでいる車両たち、この風景も急速に変わってきており。もはや、ヨンマルが主役で、本来のキハ200形が少なくなっていて。
【2022年5月8日17時06分】 小湊鐵道・五井駅
もちろん、車両数で見れば、まだまだキハ200形の方が主力車。ヨンマルが五井機関区の“多数派”を形成していると言うことは、この日、運用に入っているのはキハ200形が中心だったということで。
五井駅4番ホームで発車を待っているのは、17:18発の第27A列車だろうか、17時だが、この列車、上総中野ゆきの最終列車である。この列車の後、暗くなってから上総中野まで入線する臨時列車が、この日のメイン。
集合時刻の18時には少し時間があるので...
階段を下りて「こみなと待合室」へ行こうと思っていた。
機関区で休む車両たちの姿を間近で撮れるし、カップ入りのカレーライスをはじめ食事のメニューも充実している。「さと山」号のイベントが始まると帰宅まで慌ただしいスケジュールなので、予め腹ごしらえしておこと思ったのだが...。
でも、階段を下りると同時にスタッフの姿。コロナの関係で営業時間が変更になっており、17時閉店だったみたい。ちゃんと調べてきておけば良かったが...う～ん。
そうなると空腹が気になってくるのである。でも、とりあえず機関区の周囲の道路を1周してみることに。
【2022年5月8日17時08分】 小湊鐵道・五井機関区
東北色と首都圏色のキハ40形。まさに五井機関区の新時代なのである。
【2022年5月8日17時09分】 小湊鐵道・五井機関区
でも、もちろん、ここは変わらず。保存ＳＬの後ろには検修庫、キハ200形が1両整備を受けている。ホンのかすかにキハ5800も姿を見せており。
ということで、小湊鐵道と内房線の踏切を渡れば、線路沿いに西口に出られる訳で。
その、西口の広場の近くにあるコンビニでパンを2個買って。そう、この時期のイベントだけに、車内で飲食が許されるのかどうかが謎だった。（実際には駅弁を持ち込んでいる方なども...）
コンビニのパンだけというのも、何だか寂しい限りだが...
改札口前を素通りし、東口バス乗り場。長らく運休が続いている新宿ゆき高速バス乗り場のベンチでパンを食べて。
【2022年5月8日17時37分】 小湊鐵道・五井駅
再び、跨線橋へ。機関区が一望できるポイント。
もちろん、機関区で待機しているキハたちのラインナップに変化は無く。
五井駅は小湊鐵道とＪＲの共同使用駅で。ＪＲの改札を通り、その奥に小湊鉄道の改札口が。有人窓口で「小湊です!!」と言えば、そのまま通してくれるのも、この駅の特徴。
ＪＲの改札口を入って、小湊鐵道の入口に向かうあたり、いつもお弁当を売っている付近に折りたたみテーブルのカウンターが仮設され。18時から受付開始と伝えられていたが、ちょっと早めに始まって。
まずは予約の確認。カウンターのところで係員に自分の名前を告げる。＜変態鉄＞が指定された座席は「5AB」、基本的に、1名あたり2名分の座席を使用するようになっているようで。
キハ40 4号機のデビューラン、団体列車として夜の小湊鉄道線を走る...というイベントだが、下りは、18:40発の第31A列車（里見ゆき）に併結される形になっていて、。
その第31A列車の発車まで約1時間。でも、参加者と思しき人たちは徐々に集まってきていて。早めにホームに下りて...
【2022年5月8日17時48分】 小湊鐵道・五井駅
キハ200形は、代わりばんこに休車になっているみたいで。キハ200形たちはホーム側の線路に1列に並んで留置されており。
車内に机などの資材が山積みになっていて、倉庫代用と思われる姿になっているものもあったり...
そんな情景を見ながら、発車までの1時間を過ごすのだった。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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そう、3連休と休診日に挟まれた火曜日も臨時休診にしたみたいで。5連休をとっているみたい。う～ん、ただでさえ予約の取りにくい歯科なのに、「連休明け」。そこに、朝、当日飛び込みの電話をする...ということでは、たぶん、勝ち目はなく。
痛みに耐えながらの“出撃”か、はたまた、歯医者の予約に合わせる形で日程を調整できるか...、木曜朝にすべてがかかっているのである。
さて、いま、自分にとって一番遠いのは千葉県の五井駅かも知れない。行きたい、行きたいと思いつつ、まる1日かけて小湊鐵道を撮る...というのは今年に入って、まだ一度も。
「いつでも行ける」というのは、＜鉄＞にとって最大の敵なのかも知れない。
ネットの情報によれば、つい先日、最後まで車庫で休んでいたキハ40 5号機（首都圏色）も運用入りしたのだとか。休車になっているものもあるそうだが、これでＪＲから譲受した5両すべてが運用入りしたことになる。
その5ヶ月前には、キハ40 4号機が男鹿線色を纏ったまま運用入りすることになって。キハ40形のデビュー時の“恒例行事”だった団体臨時「ナイトラン・さと山号」としての運行が発表され。
ちょうど、阪堺モ161形車撮影の“準備”をしていた時期、こちらに申し込んでいたのだった。
【2022年5月8日22時18分】 小湊鐵道・五井駅
参加するのは、5月8日の運行分。いつものイベントとは異なり、夕方18時集合と言うことで。本当だったら、朝から沿線入りして撮影を済ませて...のつもりだったが、仕事が溜まっており、朝から会社へ。
ひと仕事終えて15時過ぎに職場のある新宿からの出発となったのだった。
…… ……
2022年5月8日（日）曇り
新宿駅を15:31発の中央快速線、東京ゆきでスタート。混雑する東京駅で地下ホームの総武快速に乗り換え。15:54発の上総一ノ宮ゆきはE217系編成、熟睡しているうちに船橋を過ぎていた。
【2022年5月8日17時03分】 内房線・五井駅
千葉駅で16:45発の内房線・木更津ゆきに乗り換えて、五井駅には集合時刻にちょっと余裕をもって17時着。
外はドン曇り。5月の17時にもかかわらず周囲は薄暗くなってきており。ただ、雨は降りそうに無く、それだけはラッキーだった。
【2022年5月8日17時05分】 小湊鐵道・五井駅
ＪＲの改札口を出たら、いつも通り、東口へと通じる跨線橋の窓を開けて、小湊キハを撮影...だが、それにしても＜鉄＞が多くて。窓を開けて大型三脚をセットしている人も居て。まさにカオス。
ただ、まだ、お目当てキハ40 4号機の入線までは時間があるので、緊迫感もなく。「スミマセ～ン」と言えば、場所を開けてもらえて。
五井機関区で休んでいる車両たち、この風景も急速に変わってきており。もはや、ヨンマルが主役で、本来のキハ200形が少なくなっていて。
【2022年5月8日17時06分】 小湊鐵道・五井駅
もちろん、車両数で見れば、まだまだキハ200形の方が主力車。ヨンマルが五井機関区の“多数派”を形成していると言うことは、この日、運用に入っているのはキハ200形が中心だったということで。
五井駅4番ホームで発車を待っているのは、17:18発の第27A列車だろうか、17時だが、この列車、上総中野ゆきの最終列車である。この列車の後、暗くなってから上総中野まで入線する臨時列車が、この日のメイン。
集合時刻の18時には少し時間があるので...
階段を下りて「こみなと待合室」へ行こうと思っていた。
機関区で休む車両たちの姿を間近で撮れるし、カップ入りのカレーライスをはじめ食事のメニューも充実している。「さと山」号のイベントが始まると帰宅まで慌ただしいスケジュールなので、予め腹ごしらえしておこと思ったのだが...。
でも、階段を下りると同時にスタッフの姿。コロナの関係で営業時間が変更になっており、17時閉店だったみたい。ちゃんと調べてきておけば良かったが...う～ん。
そうなると空腹が気になってくるのである。でも、とりあえず機関区の周囲の道路を1周してみることに。
【2022年5月8日17時08分】 小湊鐵道・五井機関区
東北色と首都圏色のキハ40形。まさに五井機関区の新時代なのである。
【2022年5月8日17時09分】 小湊鐵道・五井機関区
でも、もちろん、ここは変わらず。保存ＳＬの後ろには検修庫、キハ200形が1両整備を受けている。ホンのかすかにキハ5800も姿を見せており。
ということで、小湊鐵道と内房線の踏切を渡れば、線路沿いに西口に出られる訳で。
その、西口の広場の近くにあるコンビニでパンを2個買って。そう、この時期のイベントだけに、車内で飲食が許されるのかどうかが謎だった。（実際には駅弁を持ち込んでいる方なども...）
コンビニのパンだけというのも、何だか寂しい限りだが...
改札口前を素通りし、東口バス乗り場。長らく運休が続いている新宿ゆき高速バス乗り場のベンチでパンを食べて。
【2022年5月8日17時37分】 小湊鐵道・五井駅
再び、跨線橋へ。機関区が一望できるポイント。
もちろん、機関区で待機しているキハたちのラインナップに変化は無く。
五井駅は小湊鐵道とＪＲの共同使用駅で。ＪＲの改札を通り、その奥に小湊鉄道の改札口が。有人窓口で「小湊です!!」と言えば、そのまま通してくれるのも、この駅の特徴。
ＪＲの改札口を入って、小湊鐵道の入口に向かうあたり、いつもお弁当を売っている付近に折りたたみテーブルのカウンターが仮設され。18時から受付開始と伝えられていたが、ちょっと早めに始まって。
まずは予約の確認。カウンターのところで係員に自分の名前を告げる。＜変態鉄＞が指定された座席は「5AB」、基本的に、1名あたり2名分の座席を使用するようになっているようで。
キハ40 4号機のデビューラン、団体列車として夜の小湊鉄道線を走る...というイベントだが、下りは、18:40発の第31A列車（里見ゆき）に併結される形になっていて、。
その第31A列車の発車まで約1時間。でも、参加者と思しき人たちは徐々に集まってきていて。早めにホームに下りて...
【2022年5月8日17時48分】 小湊鐵道・五井駅
キハ200形は、代わりばんこに休車になっているみたいで。キハ200形たちはホーム側の線路に1列に並んで留置されており。
車内に机などの資材が山積みになっていて、倉庫代用と思われる姿になっているものもあったり...
そんな情景を見ながら、発車までの1時間を過ごすのだった。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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