5月、阪堺モ161形車を撮りに（８）やはり、住吉 ＜前編＞ [ちん電（阪堺電気軌道）]
むかし、まだ若かった頃、「なぜ、年寄りは、あれほどまでに早起きなのか!?」と、そう思っていた。でも、40台も半ばになってくると、少しその早起きの理由が分かってきた。
自分の場合、仕事の関係上、夜遅くなることが多いのだが、夜と言うより未明に寝ても、朝6時、7時、早いときは4時台にトイレに行きたくなって目が覚めるのである。そして、いったん目が覚めると二度寝できなくなって。
早朝、体は疲れていても目が冴えてしまって、そのまま布団の中にいるのも退屈で、モゾモゾと動き出すのである。最近は毎朝、それの連続。その分、会社では常に睡魔との闘いを強いられるのだが...
高齢者に早起きが多いのは、もしかしたら、トイレに行きたくなるだけなのではないか...とそんな仮説を立てている。
【2022年5月1日15時15分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目電停
さて、9月に入り、昼間は猛暑でも朝晩は少しずつ落ち着きを見せてきた中で、それでも拙ブログは5月の大型連休の阪堺電車撮影記を。5月1日に大阪入りして4日の夜のヒコーキで帰るまで、今回は、100%阪堺電車だった。その1日目、この日はモ161号車の上町線（天王寺駅前－あびこ道）運用。
ほぼ全線の主な撮影地は“制覇”してしまっており、その分、ネタ切れ感の強い撮影ではあった。その初日、最後の撮影地に選んだのは...
…… ……
2022年5月1日（日）雨のち曇り
モ161号車での＜鯉のぼり鐵＞は、あえなく失敗。そもそも、この日は時折、風は吹いてきたが午後から天気は意外と穏やかで。
【2022年5月1日15時15分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目－神ノ木
そんなに甘くはないとアタマでは分かっていても、せっかく待っていたのに“空振り”だったのは、やはり、ちょっとショックなのである。
いま思えば、もうちょっと帝塚山四丁目周辺で粘って、もう一度、＜鯉のぼり鐵＞にチャレンジするのもも良かったし、あるいは、普段の“芸風”とは違った、町の風景の中に電車の姿がチラッとだけ写り込むような画つくりを試しても...
でも、このとき、＜変態鉄＞は、なぜかモ161号車の顔をアップで撮ることに必死になっていたらしい。帝塚山四丁目を離れて、移動したのは住吉鳥居前。
【2022年5月1日15時31分】 阪堺電気軌道阪堺線・細井川－住吉鳥居前
毎度の、“千鶴子前”でカメラを構えたのだった。あまり広くない電車通り、その診療所も入るビルや周囲のマンションの影になって逆光もカバーされるだろう...と。
さっそくやって来たのは“堺トラム”。
【2022年5月1日15時31分】 阪堺電気軌道阪堺線・細井川－住吉鳥居前
クルマも自転車も来なかったら、引きつけて、このカットも可能か。
鬱蒼とした木々とビッシリ並んだ灯籠たち、住吉大社の前ということが伝わるであろうカットである。
この日のサイクル、低床連接車の次がモ161号車である。そのパターン通りに...
【2022年5月1日15時37分】 阪堺電気軌道阪堺線・細井川－住吉鳥居前
細井川からのＳ字カーブを抜けてきた電車は、参拝客や地元の人で賑わう通り上に姿を見せるのだった。
【2022年5月1日15時37分】 阪堺電気軌道阪堺線・細井川－住吉鳥居前
縦位置で撮ってしまったので、電車の姿をアップにした平凡な1枚になってしまったが、モ161号車の姿を。
【2022年5月1日15時37分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉鳥居前電停付近
すかさず振り返って、住吉鳥居前電停に進入する姿を。この雰囲気、いかにも“電車通り”という感じで非常に好きなのである。大通りの真ん中を走る姿も悪くは無いが、こういう狭い通りに線路が敷かれていて、歩行者もクルマも入り乱れて...という狭い電車通りの方が好きな＜変態鉄＞である。
だから、ひろでんを撮りに行っても天満町付近でカメラを構えるし、とさでんを撮りに行っても、はりまや橋よりは朝倉あたりで撮る方が好きなのである。
鳥居前電停は、いつも乗降が多く、南海電車の駅から続く参道の信号機のある横断歩道もあって、電車も信号待ちで少し長めに停まるのである。
【2022年5月1日15時39分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉電停付近
大急ぎでその横を抜けて。銀行の前あたりまで前進して。ちょうど、隣の住吉電停を出発し、上町線へと進路をとる様子を...
さぁ、次は??
そのまま住吉。
【2022年5月1日15時47分】 阪堺電気軌道上町線・住吉電停
夕方になるに従って、上町線の住吉電停を、あびこ道方面へと出発する姿が順光で撮れるはず。駅舎...というか、待合所のところでモ161号車が戻ってくるのを待ったのだった。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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自分の場合、仕事の関係上、夜遅くなることが多いのだが、夜と言うより未明に寝ても、朝6時、7時、早いときは4時台にトイレに行きたくなって目が覚めるのである。そして、いったん目が覚めると二度寝できなくなって。
早朝、体は疲れていても目が冴えてしまって、そのまま布団の中にいるのも退屈で、モゾモゾと動き出すのである。最近は毎朝、それの連続。その分、会社では常に睡魔との闘いを強いられるのだが...
高齢者に早起きが多いのは、もしかしたら、トイレに行きたくなるだけなのではないか...とそんな仮説を立てている。
【2022年5月1日15時15分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目電停
さて、9月に入り、昼間は猛暑でも朝晩は少しずつ落ち着きを見せてきた中で、それでも拙ブログは5月の大型連休の阪堺電車撮影記を。5月1日に大阪入りして4日の夜のヒコーキで帰るまで、今回は、100%阪堺電車だった。その1日目、この日はモ161号車の上町線（天王寺駅前－あびこ道）運用。
ほぼ全線の主な撮影地は“制覇”してしまっており、その分、ネタ切れ感の強い撮影ではあった。その初日、最後の撮影地に選んだのは...
…… ……
2022年5月1日（日）雨のち曇り
モ161号車での＜鯉のぼり鐵＞は、あえなく失敗。そもそも、この日は時折、風は吹いてきたが午後から天気は意外と穏やかで。
【2022年5月1日15時15分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目－神ノ木
そんなに甘くはないとアタマでは分かっていても、せっかく待っていたのに“空振り”だったのは、やはり、ちょっとショックなのである。
いま思えば、もうちょっと帝塚山四丁目周辺で粘って、もう一度、＜鯉のぼり鐵＞にチャレンジするのもも良かったし、あるいは、普段の“芸風”とは違った、町の風景の中に電車の姿がチラッとだけ写り込むような画つくりを試しても...
でも、このとき、＜変態鉄＞は、なぜかモ161号車の顔をアップで撮ることに必死になっていたらしい。帝塚山四丁目を離れて、移動したのは住吉鳥居前。
【2022年5月1日15時31分】 阪堺電気軌道阪堺線・細井川－住吉鳥居前
毎度の、“千鶴子前”でカメラを構えたのだった。あまり広くない電車通り、その診療所も入るビルや周囲のマンションの影になって逆光もカバーされるだろう...と。
さっそくやって来たのは“堺トラム”。
【2022年5月1日15時31分】 阪堺電気軌道阪堺線・細井川－住吉鳥居前
クルマも自転車も来なかったら、引きつけて、このカットも可能か。
鬱蒼とした木々とビッシリ並んだ灯籠たち、住吉大社の前ということが伝わるであろうカットである。
この日のサイクル、低床連接車の次がモ161号車である。そのパターン通りに...
【2022年5月1日15時37分】 阪堺電気軌道阪堺線・細井川－住吉鳥居前
細井川からのＳ字カーブを抜けてきた電車は、参拝客や地元の人で賑わう通り上に姿を見せるのだった。
【2022年5月1日15時37分】 阪堺電気軌道阪堺線・細井川－住吉鳥居前
縦位置で撮ってしまったので、電車の姿をアップにした平凡な1枚になってしまったが、モ161号車の姿を。
【2022年5月1日15時37分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉鳥居前電停付近
すかさず振り返って、住吉鳥居前電停に進入する姿を。この雰囲気、いかにも“電車通り”という感じで非常に好きなのである。大通りの真ん中を走る姿も悪くは無いが、こういう狭い通りに線路が敷かれていて、歩行者もクルマも入り乱れて...という狭い電車通りの方が好きな＜変態鉄＞である。
だから、ひろでんを撮りに行っても天満町付近でカメラを構えるし、とさでんを撮りに行っても、はりまや橋よりは朝倉あたりで撮る方が好きなのである。
鳥居前電停は、いつも乗降が多く、南海電車の駅から続く参道の信号機のある横断歩道もあって、電車も信号待ちで少し長めに停まるのである。
【2022年5月1日15時39分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉電停付近
大急ぎでその横を抜けて。銀行の前あたりまで前進して。ちょうど、隣の住吉電停を出発し、上町線へと進路をとる様子を...
さぁ、次は??
そのまま住吉。
【2022年5月1日15時47分】 阪堺電気軌道上町線・住吉電停
夕方になるに従って、上町線の住吉電停を、あびこ道方面へと出発する姿が順光で撮れるはず。駅舎...というか、待合所のところでモ161号車が戻ってくるのを待ったのだった。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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