5月、阪堺モ161形車を撮りに（６）帝塚山四丁目 ＜前編＞ [ちん電（阪堺電気軌道）]
撮っていて苦しい...というか、どうやって撮ろうかと。現役で残るモ161形車は全部で4両、ある意味、ファンサービスなのかも知れないが、その中でも昨年秋に修復されたモ161号車が運用に入る機会が多くなっており。
一昨年まで、事実上、貸切専用車のような位置づけで住吉大社初詣輸送でも、“殿”で出てくるかどうか...という立ち位置だった頃は、自分もモ161号車を見るとコーフンしていた。古豪モ161形車の中でも“別格”の車両だった。でも、クラウドファンディングもあって美しい姿を取り戻してからは、そのお披露目も兼ねて運転される機会が増え、今年の正月輸送でもモ161号車だけが動くということが多く。
逆に、撮っていない数年間で塗装が変わった162、164、166号車、残り3両に会えるのを楽しみにしていた＜変態鉄＞だったのである。
だから、「モ161号車が天王寺駅前－あびこ道」というのは、一番、撮り方に困る状態になっており。
【2022年5月1日14時42分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目電停
ちょっとでも変化を付けようと、普段、よく撮る地点であっても、1つ隣の踏切で。
…… ……
2022年5月1日（日）雨のち曇り
定番の「ハルカスバック」を撮って。すぐに振り返れば、東天下茶屋に向かって専用軌道区間を加速していくモ161号車の姿。
【2022年5月1日14時07分】 阪堺電気軌道上町線・松虫電停付近
自分も松虫電停へ。さっそく後続電車に乗って次の撮影地へ...
でも、そう、ネタ切れなのである。正月の撮影分と合わせてモ161号車については、ほぼ全部の区間で撮った。桜の時期とか、そういう沿線にその季節ならでは...のものが見つかれば良いのだが。
ということで、ある種、「仕方なく」降り立ったのが帝塚山四丁目電停だった。
【2022年5月1日14時23分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木－帝塚山四丁目
この帝塚山四丁目電停は、電停が、ちょうど併用軌道と専用軌道の境界点にあたり。自分は、いつも併用軌道側で撮っていた。
ちょうど珈琲店...いや、喫茶店でもカフェでもない。地元の方が歓談して...“帝塚山”らしい雰囲気のお店の前付近で撮っているのだが、今回は変化を付けて電停の神ノ木側、専用軌道に入って最初の踏切付近でカメラを構えたのだった。
【2022年5月1日14時35分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木－帝塚山四丁目
この地点、よくある専用軌道なのだが、ちょうど神ノ木に向けて登っていくところでもあって。それもあって周囲の建物が目立ちにくい気がするのである。空が広く見えて...
【2022年5月1日14時35分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目電停
そして、すかさず振り返って望遠で構えれば、この“顔アップ”。帝塚山四丁目電停の先から道路の中央を走っていることも、よく分かる。ちなみに、普段、＜変態鉄＞がカメラを構えるのは左隅に見えるソフトクリームの少し先である。
画面の右端には、隣の帝塚山三丁目電停に停車中の電車も確認できる。“新大阪建設”のモ601号車だろうか??
さぁ、いよいよ。
【2022年5月1日14時42分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木－帝塚山四丁目
典型的な構図ではあるが、思っていたよりもスッキリ撮れる撮影地である。この画は南西に向かってカメラを構えているので、晴れれば逆光になるのだろうが、曇り限定はあっても、新しい撮影地を知ることができた。これも、1つの“収穫”である。
【2022年5月1日14時42分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目電停
もちろん、振り返って。
念願の“顔アップ”も、とりあえず1枚、押さえることができて。
【2022年5月1日14時42分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目電停付近
晴明が丘公園のところを通って北畠まで続く併用軌道区間へと進んでいく姿を撮ったら、ここでの撮影は終了。
ここまでの電車通りは帝塚山四丁目電停のところで東に逸れていくような感じになっており。踏切を渡ってそちらに進み...
【2022年5月1日14時48分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目－帝塚山四丁目
「細い路地を進んでいくと、向こうに電車通りが見えてきて...」
普段、＜変態鉄＞があまり撮らない“芸風”ではあるが、モ161号車が戻ってくるまで多少、時間があるので、こういう遊びのカットもアレコレ。
【2022年5月1日14時48分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目－帝塚山四丁目
こういうとき、カメラをちょっとヨコに振ると全然違った風景になって。
右手にあるお店の看板が良い感じだと思って。もう1枚、ソフトクリームとお店の看板、その間にチラッと見える阪堺電車。
そんな写真を撮った後は... （つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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一昨年まで、事実上、貸切専用車のような位置づけで住吉大社初詣輸送でも、“殿”で出てくるかどうか...という立ち位置だった頃は、自分もモ161号車を見るとコーフンしていた。古豪モ161形車の中でも“別格”の車両だった。でも、クラウドファンディングもあって美しい姿を取り戻してからは、そのお披露目も兼ねて運転される機会が増え、今年の正月輸送でもモ161号車だけが動くということが多く。
逆に、撮っていない数年間で塗装が変わった162、164、166号車、残り3両に会えるのを楽しみにしていた＜変態鉄＞だったのである。
だから、「モ161号車が天王寺駅前－あびこ道」というのは、一番、撮り方に困る状態になっており。
【2022年5月1日14時42分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目電停
ちょっとでも変化を付けようと、普段、よく撮る地点であっても、1つ隣の踏切で。
…… ……
2022年5月1日（日）雨のち曇り
定番の「ハルカスバック」を撮って。すぐに振り返れば、東天下茶屋に向かって専用軌道区間を加速していくモ161号車の姿。
【2022年5月1日14時07分】 阪堺電気軌道上町線・松虫電停付近
自分も松虫電停へ。さっそく後続電車に乗って次の撮影地へ...
でも、そう、ネタ切れなのである。正月の撮影分と合わせてモ161号車については、ほぼ全部の区間で撮った。桜の時期とか、そういう沿線にその季節ならでは...のものが見つかれば良いのだが。
ということで、ある種、「仕方なく」降り立ったのが帝塚山四丁目電停だった。
【2022年5月1日14時23分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木－帝塚山四丁目
この帝塚山四丁目電停は、電停が、ちょうど併用軌道と専用軌道の境界点にあたり。自分は、いつも併用軌道側で撮っていた。
ちょうど珈琲店...いや、喫茶店でもカフェでもない。地元の方が歓談して...“帝塚山”らしい雰囲気のお店の前付近で撮っているのだが、今回は変化を付けて電停の神ノ木側、専用軌道に入って最初の踏切付近でカメラを構えたのだった。
【2022年5月1日14時35分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木－帝塚山四丁目
この地点、よくある専用軌道なのだが、ちょうど神ノ木に向けて登っていくところでもあって。それもあって周囲の建物が目立ちにくい気がするのである。空が広く見えて...
【2022年5月1日14時35分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目電停
そして、すかさず振り返って望遠で構えれば、この“顔アップ”。帝塚山四丁目電停の先から道路の中央を走っていることも、よく分かる。ちなみに、普段、＜変態鉄＞がカメラを構えるのは左隅に見えるソフトクリームの少し先である。
画面の右端には、隣の帝塚山三丁目電停に停車中の電車も確認できる。“新大阪建設”のモ601号車だろうか??
さぁ、いよいよ。
【2022年5月1日14時42分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木－帝塚山四丁目
典型的な構図ではあるが、思っていたよりもスッキリ撮れる撮影地である。この画は南西に向かってカメラを構えているので、晴れれば逆光になるのだろうが、曇り限定はあっても、新しい撮影地を知ることができた。これも、1つの“収穫”である。
【2022年5月1日14時42分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目電停
もちろん、振り返って。
念願の“顔アップ”も、とりあえず1枚、押さえることができて。
【2022年5月1日14時42分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目電停付近
晴明が丘公園のところを通って北畠まで続く併用軌道区間へと進んでいく姿を撮ったら、ここでの撮影は終了。
ここまでの電車通りは帝塚山四丁目電停のところで東に逸れていくような感じになっており。踏切を渡ってそちらに進み...
【2022年5月1日14時48分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目－帝塚山四丁目
「細い路地を進んでいくと、向こうに電車通りが見えてきて...」
普段、＜変態鉄＞があまり撮らない“芸風”ではあるが、モ161号車が戻ってくるまで多少、時間があるので、こういう遊びのカットもアレコレ。
【2022年5月1日14時48分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目－帝塚山四丁目
こういうとき、カメラをちょっとヨコに振ると全然違った風景になって。
右手にあるお店の看板が良い感じだと思って。もう1枚、ソフトクリームとお店の看板、その間にチラッと見える阪堺電車。
そんな写真を撮った後は... （つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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