小湊鐵道にヘッドマーク付きキハを撮りに（１）遅めの朝 [小湊鐵道]
＜撮り鉄＞の朝は早い。歩きっぱなしになるので朝食を抜いて出かけるのも辛いので、さらに早めに起きないといけない。早朝3時台、4時台に起きて...というのはザラである。
でも、それが辛くて。それが“出撃”が億劫になる大きな原因にもなっている。今度は、小湊キハを撮りに行くのも五井か、あるいは千葉の駅前あたりで安いビジホを予約してから行こうか...と悩んでいるくらい。
だから、逆にこのときは撮影機会は減っても良いので、遅めに出発する...という＜撮り鉄＞としてのセオリーに反する行為を試してみたのである。
【2022年1月26日11時19分】 小湊鐵道・五井機関区付近
小湊鉄道線は途中の上総牛久駅で路線の性格が一変する。ローカル線らしい里山の田園風景をゆく姿が撮れるのは牛久以南の区間、そして市原市中心部を走るのが手前側の区間。撮影地はどうしても牛久以南の奥の方の区間に集中するのだが。
今回は一転、新しい撮影地を確認することも兼ねて、起点の五井にほど近い上総村上駅から海士有木駅周辺に限定する...ということで“短期決戦”の撮影に出向いたのだった。
1月末までを期限として、キハに正月用のヘッドマークが掲げられており。それらの運行ダイヤは公開されていなかったが、その姿も撮れれば...と。
井の頭線の朝ラッシュが一段落するタイミングを狙って、ぬぁんと、朝9時に自宅を出たのである。…… ……
2022年1月26日（水）曇りのち晴れ
朝9時の井の頭線で新宿、東京駅の地下ホームに降り立てば...
【2022年1月26日9時48分】 総武本線・東京駅
東海道線と横須賀線が分離され、総武線の起点が東京駅に変更になったのは＜変態鉄＞が生まれるしばらく前のことだった。つまり、約半世紀前のこと。
その当時の、昭和40年台、50年台を感じさせる“昭和レトロ”なものがところどころに残っている。そんな東京駅地下ホーム、向かいのホームには銚子からの「しおさい6号」で到着したのだろうか、255系が停車中。
少し待って、東京駅を9:55発の君津ゆき快速。置換えが進められているE217系11連である。モハE217 2037号車に空席を見つけて。
自宅を出るときから空はドン曇り。「どうしようか!?」と迷っている内に津田沼あたりからE217系電車の窓には雨粒が...
【2022年1月26日11時02分】 内房線・五井駅
幸い、内房線に入る当たりで雨は止んでくれたが、でも、正直言って撮影のテンションは上がらないのである。
そのまま11時に五井駅に到着。
【2022年1月26日11時02分】 小湊鐵道・五井駅
向こうに見える小湊鐵道のホームにはキハ40 1号機単行が停車中。11:10発の第17列車（上総牛久ゆき）と思われる。
いつもなら、大急ぎでそれに乗り込むのだろうが...
【2022年1月26日11時05分】 小湊鐵道・五井駅
小湊乗り場へ向かわず、そのままJRの改札を出て跨線橋からのこのカット。
年々、新バージョンのヘッドマークが出てきて、非常に充実している(??)、小湊キハのヘッドマーク。大手のパ※リ、いや、オマージュした“作品”も多く。以前、イベントの際に伺ったら（当たり前だが）事前に担当者がその大手鉄道会社に連絡して使用許可をとっているとのことで...
今回、撮りたかったものの1つが、阪神赤胴車の特急マークを模した「迎春」のマークだった。阪神電車と似ている...と言われる小湊キハ200形、それを踏まえてのデザインだろうか。この時間帯、機関区で休んでいるということは、残念ながら夕方までは運用が無さそう。
【2022年1月26日11時06分】 小湊鐵道・五井駅
階段を下りて東口バス乗り場の方へ。
フェンスの隙間から小湊4番乗り場に停車中の列車の姿が撮れるのである。
【2022年1月26日11時08分】 小湊鐵道・五井機関区付近
反対側の、小湊鐵道本社側（デイリーストアのある方）に下りる階段の踊り場付近から覗き込むと機関区に留置中のキハの姿を望遠で撮ることも可能で。
確かに、こう見れば阪神電車っぽいというのもよく分かる。
さぁ、まもなく4番ホームから上総牛久ゆきが発車時刻。急ぎ、跨線橋に戻って。
【2022年1月26日11時10分】 小湊鐵道・五井駅
そう、キハには乗らなかったのである。白い煙を残して五井駅を後にするキハ40 1号機。
これを撮ったら、再び階段を下りて。
【2022年1月26日11時13分】 小湊鐵道・五井駅
先ほどの“迎春”マークのキハ、こみなと待合室から撮れれば、もっと簡単にアップで撮れたのだが、このとき、まだコロナは続いており。
【2022年1月26日11時14分】 小湊鐵道・五井駅
こみなと待合室も休業となっていたのだった。
次の訪問時には絶対にカレーが食べたい...と思っている＜変態鉄＞なのである。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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でも、それが辛くて。それが“出撃”が億劫になる大きな原因にもなっている。今度は、小湊キハを撮りに行くのも五井か、あるいは千葉の駅前あたりで安いビジホを予約してから行こうか...と悩んでいるくらい。
だから、逆にこのときは撮影機会は減っても良いので、遅めに出発する...という＜撮り鉄＞としてのセオリーに反する行為を試してみたのである。
【2022年1月26日11時19分】 小湊鐵道・五井機関区付近
小湊鉄道線は途中の上総牛久駅で路線の性格が一変する。ローカル線らしい里山の田園風景をゆく姿が撮れるのは牛久以南の区間、そして市原市中心部を走るのが手前側の区間。撮影地はどうしても牛久以南の奥の方の区間に集中するのだが。
今回は一転、新しい撮影地を確認することも兼ねて、起点の五井にほど近い上総村上駅から海士有木駅周辺に限定する...ということで“短期決戦”の撮影に出向いたのだった。
1月末までを期限として、キハに正月用のヘッドマークが掲げられており。それらの運行ダイヤは公開されていなかったが、その姿も撮れれば...と。
井の頭線の朝ラッシュが一段落するタイミングを狙って、ぬぁんと、朝9時に自宅を出たのである。…… ……
2022年1月26日（水）曇りのち晴れ
朝9時の井の頭線で新宿、東京駅の地下ホームに降り立てば...
【2022年1月26日9時48分】 総武本線・東京駅
東海道線と横須賀線が分離され、総武線の起点が東京駅に変更になったのは＜変態鉄＞が生まれるしばらく前のことだった。つまり、約半世紀前のこと。
その当時の、昭和40年台、50年台を感じさせる“昭和レトロ”なものがところどころに残っている。そんな東京駅地下ホーム、向かいのホームには銚子からの「しおさい6号」で到着したのだろうか、255系が停車中。
少し待って、東京駅を9:55発の君津ゆき快速。置換えが進められているE217系11連である。モハE217 2037号車に空席を見つけて。
自宅を出るときから空はドン曇り。「どうしようか!?」と迷っている内に津田沼あたりからE217系電車の窓には雨粒が...
【2022年1月26日11時02分】 内房線・五井駅
幸い、内房線に入る当たりで雨は止んでくれたが、でも、正直言って撮影のテンションは上がらないのである。
そのまま11時に五井駅に到着。
【2022年1月26日11時02分】 小湊鐵道・五井駅
向こうに見える小湊鐵道のホームにはキハ40 1号機単行が停車中。11:10発の第17列車（上総牛久ゆき）と思われる。
いつもなら、大急ぎでそれに乗り込むのだろうが...
【2022年1月26日11時05分】 小湊鐵道・五井駅
小湊乗り場へ向かわず、そのままJRの改札を出て跨線橋からのこのカット。
年々、新バージョンのヘッドマークが出てきて、非常に充実している(??)、小湊キハのヘッドマーク。大手のパ※リ、いや、オマージュした“作品”も多く。以前、イベントの際に伺ったら（当たり前だが）事前に担当者がその大手鉄道会社に連絡して使用許可をとっているとのことで...
今回、撮りたかったものの1つが、阪神赤胴車の特急マークを模した「迎春」のマークだった。阪神電車と似ている...と言われる小湊キハ200形、それを踏まえてのデザインだろうか。この時間帯、機関区で休んでいるということは、残念ながら夕方までは運用が無さそう。
【2022年1月26日11時06分】 小湊鐵道・五井駅
階段を下りて東口バス乗り場の方へ。
フェンスの隙間から小湊4番乗り場に停車中の列車の姿が撮れるのである。
【2022年1月26日11時08分】 小湊鐵道・五井機関区付近
反対側の、小湊鐵道本社側（デイリーストアのある方）に下りる階段の踊り場付近から覗き込むと機関区に留置中のキハの姿を望遠で撮ることも可能で。
確かに、こう見れば阪神電車っぽいというのもよく分かる。
さぁ、まもなく4番ホームから上総牛久ゆきが発車時刻。急ぎ、跨線橋に戻って。
【2022年1月26日11時10分】 小湊鐵道・五井駅
そう、キハには乗らなかったのである。白い煙を残して五井駅を後にするキハ40 1号機。
これを撮ったら、再び階段を下りて。
【2022年1月26日11時13分】 小湊鐵道・五井駅
先ほどの“迎春”マークのキハ、こみなと待合室から撮れれば、もっと簡単にアップで撮れたのだが、このとき、まだコロナは続いており。
【2022年1月26日11時14分】 小湊鐵道・五井駅
こみなと待合室も休業となっていたのだった。
次の訪問時には絶対にカレーが食べたい...と思っている＜変態鉄＞なのである。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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