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2021/10 倉敷へ、鳥取へ(12)弥生駅 [水島臨海鉄道]

最近の拙ブログ、水島臨海鉄道の話題のときだけ、なぜか閲覧数が急上昇するみたい。でも、10月の水島臨海鉄道の話題は今日の記事まで。明日の記事からは同じ岡山県内でも別の路線の話題へと移っていく。一昨日までの広島電鉄と水島臨海鉄道の撮影記の<詳細版>をアップできるのは、たぶん来年の2月頃になりそうな予感。

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【2021年12月15日16時05分】 水島臨海鉄道水島本線・弥生-浦田

ということで、今日のトップ画面は、12月15日のキハ37形新塗装のお披露目運転のときのもの。キハ37 103号車は水島臨海鉄道では上り方の先頭車。逆向きだったら良かったのだが、夕方の上り列車だとほとんどの撮影地で逆光になってしまって。
それを覚悟の上で、撮ったのは浦田駅の南側、弥生駅へと続く高架が始まる地点、ちょうどガソリンスタンドの前だった。残念ながら、この後、差し替えになったが...

こちらの12月の撮影記は、来年2月頃に<詳細版>を書くことになるのだろうか。

それでは、引き続き、10月の...先々月の水島臨海鉄道撮影記。
……  ……

2021年10月20日(水)晴れ

港東線で念願のDD50形牽引貨物を撮ることができて。これだけでも大満足。“自分へのご褒美”とばかりにタクシー会社に電話したのである。とはいえ、土地勘があるわけでも無く、場所が場所だけに現在地の説明には苦労したが...
10分ほどでタクシーが到着。朝はことでんOBのドライバーさんだったが、今度は地元出身の方で。倉敷のタクシーの運転手さんは話し好きの方が多いようで。今度は倉敷の街の寂れようについての話。曰く、若い人は倉敷で遊ぶより高速バスで神戸などへ行っても大した負担にならない上に、ショッピングも遊ぶにも適した場所が多くて。地元の人が楽しんで過ごせる場所が少ない...と。そういうのが、若者の定着にマイナスとなっていて、結果、街が寂れていくと。

さて、そのタクシーでホテルに戻るかと思いきや、やって来たのは弥生駅だった。2日連続。前日は暗くなってからの“バルブ”だったが、この日は明るいうちに。

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【2021年10月20日15時44分】 水島臨海鉄道水島本線・弥生駅

ここ、ネットで夕方の貨物、第3095列車の撮影地としてよく紹介されており。
高架ホームの先端から撮ることができる。全線単線で駅ホームは短くても駅の有効長は非常に長くとられており、高架の壁に邪魔されずに列車写真を撮れるのである。

この区間、ほぼ線路は南北方向、東側に敷かれた下り線を走る列車を撮るには最高のコンディション。まずは、ヒマワリ色のMRT306号車単行。
でも、失敗。ちょうど、高架の上を横断するような形で電線があって、その影が車体に。そこで望遠でこれをかわすことにして...

そして、16時。

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【2021年10月20日16時02分】 水島臨海鉄道水島本線・弥生駅

お目当ての貨物列車はDE10 1164号機の牽引で。最高の光線状況で写し止めることができて。
狭いホーム上、気づけば、2~3人の“同業者さん”が集まっており。納得の1枚を収めることができた。

この第3095列車の到着を、この弥生駅で待っているのが...

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【2021年10月20日16時02分】 水島臨海鉄道水島本線・弥生駅

国鉄型キハ、この日もキハ37形水島色の2連である。機関車次位がスカコキだったからこそ撮れた、このすれ違いシーン。
自分以外の人たちは、ここまで撮ったら撤収したが、自分だけもう少し残って。このキハ37形編成が倉敷市駅で折り返して戻ってくるまで撮ることにした。

でも、16時過ぎ、秋の夕方、太陽が沈んでいくのは非常に速くて。どんどん線路上に高架壁の影がのびてくるのである。

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【2021年10月20日16時23分】 水島臨海鉄道水島本線・弥生駅

キハ37形が来る20分前、MRTの2連が最高のコンディションだったのかも知れない。先頭はMRT301号車「ハロウィン列車」である。

う~ん、ここで完全に陽射しはなくなってしまった。ISO値を上げながら何とかシャッター速度をキープして。まぁ、その分、電線の影を気にすることなく撮れるのは良いのだけど...
このダイヤのままであれば、弥生駅でキハを撮れるベストシーズンというのは9月頃だろうか??

まるで「複線非電化」のようなシーン。まぁ、これが撮れただけでも...

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【2021年10月20日16時43分】 水島臨海鉄道水島本線・弥生駅

そして、引きつけてもう1枚。

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【2021年10月20日16時44分】 水島臨海鉄道水島本線・弥生駅

国鉄の分割民営化を前に、汎用エンジン採用によるコストダウンとか、来たるべくワンマン運転時代に即した車内のレイアウトとか、国鉄型キハでありながら分割民営化を前にした試作車的要素も多かったキハ37形、久留里線と加古川線に数両が導入されただけで増備は行われなかった。そんな国鉄型としては異例なほどの“マイナー形式”が3両も生き残っているのは、ちょっと不思議な気も。

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【2021年10月20日16時44分】 水島臨海鉄道水島本線・弥生駅

下り線に到着したキハ37形編成、こちら側に到着したのは水島からのMRTの2両編成。先ほど撮った列車の折返しである。こちら側、上り方はひまわり色の車両だったので青色ベースの車体塗色。バックの空も灰青色に見えて...
ある意味、ホントの「ブルーモーメント」だろうか?? ありきたりなスナップだが、自分としては、結構、気に入っている1枚となった。

これを撮ってこの日の撮影を終了したのだった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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