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2021/10 倉敷へ、鳥取へ(10)倉敷貨物ターミナル <後編> [水島臨海鉄道]

何だか、最近、自分が興味をもっている路線の話題がアレコレ続いており。水島臨海鉄道ではクラウドファンディングによる塗装変更第1弾として、キハ37 103号車の塗装変更が完了して。
同じくクラウドファンディングでは、同じ時期に行われていた北条鉄道のキハ40形の搬入作業が公式発表され、さらには、阪堺電車モ161号車の通常運用入り。

2022年の<変態鉄>は非常に忙しい年になりそうな予感。どうか、仕事と重ならないで“出撃”できるスケジュールであってほしいと願う次第。

さて、そんな水島臨海鉄道を撮りに行ったのは10月下旬のこと。2日目、10月20日は港東線を中心に貨物列車を撮っていた。

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【2021年10月20日10時48分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

朝のDD200形貨物を撮った後は午後の線内貨物まで少し時間があって。その間合い、“暇つぶし”の色合いが濃いが、いったん倉敷貨物ターミナルまで歩いたのである。
膝の痛さが戻ってきて、休み休みで歩きながらも...

……  ……

2021年10月20日(水)晴れ

倉タでキハを撮ろうとすると、北側の道路から...となるが、つまりは晴れれば逆光。幸い(?)、この日は空に雲が目立ち、太陽の光が遮られるタイミングがあって。
でも、カメラを構えると、そんな時だけ雲の切れ間から陽が射してきて...う~ん。

待ってみても、なかなか雲が動かずに...
仕方なく、後でRAW現像のときに明るさを調整するつもりで、逆光のカットを撮ってみたら、諦めて歩き出した瞬間に周囲が薄暗くなって...と。300メートルほどのところを行ったり来たりしながら、何度も撮ったのだった。

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【2021年10月20日10時44分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

住宅密集地と高架ばかりの水島本線、このキハ205号車を真横から撮れるのは、意外と貴重。この車両も国鉄からの購入後、しばらくしてからトイレの撤去改造を施工しており、そこに客窓を新設したため、小湊鐵道キハ200形のボックスシート・バージョンとも言えそうな。
でも、ドア間の窓の枚数が違うのがキハ20形の特徴。

ちなみに、床下機器は大半が小湊キハと同様で。この床下に見えるDMH17Cエンジンが再び息を吹き返す日を楽しみにしているのである。

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【2021年10月20日10時46分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

そして、人気のキハ30 100号車。何でも最近は調子が悪いみたいで、運用予定が発表されても故障などで、すぐに差し替えになることが...
この日もキハ運用は水色のキハ37形水島色編成に任せて、倉タで休憩中。

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【2021年10月20日10時50分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

水島臨海鉄道もコロナ禍の影響もあって、21年春の改正で減便となっており、どうやら見ているとMRT300形は交互に休ませて運用しているみたい。
最近はこの「50周年記念塗装」の303号車が運用を離脱しているようで。この塗装、自分とは相性が悪いみたいで撮ったことが少ない。この車両の単行運用も撮りたいのだが。
この日も検修庫の前、一番奥にあたる位置に留置されたままで。

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【2021年10月20日10時54分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

そして、コチラも撮りたい。いや、是非とも撮りたい車両。ディーゼル機関車DD50形はDE701号機よりも、さらに“先輩”で、こちらは前身の倉敷市交通局鉄道線から承継した車両。
仕様上、JR線には入れないので線内貨物で動く程度。でも、そちらも基本的にはDD200-601号機かJR貨物のDE10形に任せて、この倉タで休んでいるのが通常の姿で。

たぶん、いま水島臨海鉄道で動いている姿を撮るのが、一番、難しい車両である。事実、前日、19日の線内貨物を水島駅で見たときも先頭に立っていたのはDE10 1750号機だった。

だからこそ、曇ったタイミングで撮りたかったが、こういうときに限って陽射しが...
そう、現像のときに明るさを調整しているのだが、そうするとバックが白飛びしてしまって。う~ん...

待っていたのだが、太陽の周りに“有力”な雲はいなさそう。ダメそう、いったんDD50形は諦めて。

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【2021年10月20日10時58分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

川鉄側(終端部側)から三菱自工前方面に向かってカメラを向けると、キハは2両編成2本が“縦列停車”しているので、4両編成風に撮ることができて。手前の国鉄色の2両がこの日はお休みの編成、奥の水島色が、このあと15時過ぎに出庫して夕運用に入る方。

元来た道を引き返して、再び三菱自工前駅方面へ。

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【2021年10月20日11時02分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

倉タ構内の自工前駅側に留置されていたDE701号機を両側から撮って...
まず、自分の好きな「2側」、鼻の短い方から。国鉄色だが「m」の文字を遇った水島臨海鉄道の社紋が掲げられているのと、九州の機関車のような赤いナンバープレートがDE701号機の特徴。
すっかり色褪せてしまっているが、自分が水島臨海鉄道に撮りに通うようになって以来、何度も撮った機関車だけに、もう一度、美しい姿を取り戻して欲しいと思う次第。

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【2021年10月20日11時07分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

そして、DE10形の最大の特徴でもある3軸...というか1軸台車が3個並んだ台車。「1側」からの1枚。
背後に見える紅白の煙突も工業地帯らしくて。

と、カメラをバッグに仕舞おうと思ったら、雲が広がって。

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【2021年10月20日11時15分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

ということで一番奥まで戻って、DD506号機の姿をもう一度、撮って、今度こそここでの撮影は完了。

日中時間帯は三菱自工前駅始発の列車は無く。(水島-倉敷貨物ターミナル間を回送の上、折り返す列車はあるが...)
ということで、再び水島駅方面へと歩いて戻るのだった。

さぁ、運が良ければ14時に、あのDD50形機関車がコキ車を牽いて動き出すはず。これは祈るしかなく。朝の貨物列車を牽いて東水島へ行ったDD200-601号機も戻ってきており。
そもそも線内貨物は、積み荷がなければ運休、さらに、どの機関車が牽くのか...
でも、再び港東線沿いまで4 kmほどの道のりを歩き出したのだった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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