北関東ディープ<鉄>(9)機回し ~ 第6103列車発車っ!! [3セク鉄道「鉄印」の旅]
<鉄>ブログとして、テキトーにユルく行きたい...ので、あまりアレコレ
書きたくないが、それでも昨今の状況は...
どうやら、ズルズルと長引きながらストレスだけがたまる展開。
もう、誰のプラスにならないような展開で、感染者数も減らないまま、
ただただ世の中全体が消耗、疲弊していくだけ...という展開になりそうな。
これは“期限延長”は必至な情勢か!?
そうなってくると「外出自粛」だって、いま大騒ぎしている連中も息切れ。
前回だって1ヶ月も経たないうちに“もう無理だ”“経済を回せ”の大合唱。
そもそも「テレワーク7割」など成り立つ訳がない。ちなみに自分としては
“医療崩壊”というのは実際には起こらないだろう...と見ている。
いや、単なる「願望」ではなくて。
果たして、どうなるか!?
ストレスばかりが溜まる展開になりつつあるが、そんなわけで自分は
そう思い詰めずに気楽にいこうと思っている。
今日も、ちょっと気にしてみていたが、夜の電車もいつもと何も変わらない。
“20時以降の外出自粛”って...
結局、どうでも良いような話みたい。
【2020年12月13日15時41分】 真岡鐵道・下館駅
ということで、ブログの方は、12月13日の真岡鐵道の話題を粛々と続けたい。
真岡鐵道と言えば、何と言っても「SLもおか号」、でも、<変態鉄>には...
…… ……
2020年12月13日(日)晴れ
15時半の下館駅。周囲は広い広い関東平野、だから吹き抜けていく風は冷たく。
【2020年12月13日15時30分】 真岡鐵道・下館駅
15:38発の第219列車の発車を待っている間、やはり、気になるのは横にいる
朱色のディーゼル機関車である。
「SLもおか号」も含め、同線を走る列車の車両基地は真岡駅にある。
下館駅の北、約16 kmのところ。
下館 → 茂木 → 下館
と1往復する「SLもおか号」、つまり、前後に、真岡と下館の間で送込み、
返却の回送列車が必要になる。
いや、それだけなら、それで良い。でも、これが“客レ”。
普通の“電車”や“ディーゼル動車”といったいまの列車と違うのは、
終端駅で機関車を付け替えないといけないということ。所謂、“機回し”。
この作業が必要だというのが、日本の鉄道から「客車列車」が消えていく
理由にもなったと言われている。
下館駅は配線上、その“機回し”をできる線路が真岡線側には無い。
【2020年12月13日15時41分】 真岡鐵道・下館駅
そこで、この朱色の...国鉄色のDE10形の出番なのである。
朝、真岡駅で下り方にC12型蒸気機関車を連結した客車編成は、DE10に牽かれて
下館駅まで回送されるのである。
ぬぁんと...
聞くところでは、何やら、この日の「回」のヘッドマークは、
他のイベント運転の際にDE10にヘッドマークを掲出するために、
そのテスト的に付けてみたのだとか...
セミセンターキャブ、DE10型はAAA-B、1軸台車が3組と2軸台車1組という
個性的な床下なのである。その2軸台車側は“鼻”が短くて。
横から見ると左右対称に見えるDD51型も好きだが、このDE10型の偏った
スタイルも好き。ちなみに、自分はこちら側、短い方を手前に置いて撮るのが
気に入っている。
【2020年12月13日15時42分】 真岡鐵道・下館駅
だから、逆側にはヘッドマークが付いていないのである。
さて...
真岡駅ホームの先端付近に、だんだん人が集まってきた。
でも、1年で最も陽が短い時期。16時に近づいて...周囲は急速に、まさに
1分1分、その経過が...目に見えて周囲が暗くなってくるのである。
そんな中...
【2020年12月13日15時55分】 真岡鐵道・下館駅
力強い汽笛の音。
まもなくカーブの向こうから、C12型に牽かれた「SLもおか号」が...。
【2020年12月13日15時55分】 真岡鐵道・下館駅
この日は「すずしろ」というヘッドマークが付いていた。
なにやら、TVのアニメ番組とのコラボ企画とのことだが...
そういう方面にはまったく興味の無い<変態鉄>、まったく知らなかった。
【2020年12月13日15時56分】 真岡鐵道・下館駅
頭端式の真岡駅ホーム、そこにアタマから突っ込むように「SLもおか号」は
到着するのである。
もちろん多くのギャラリーはC12 66号機の方へ...
でも、<変態鉄>は<変態野郎>なのである。
SLよりも、こちらの茶色い客車にドキドキするのである。
これが「50系一般型客車」、国鉄末期からJR初期まで、東北・山陰・九州...
多くの路線で朝晩の輸送力列車として、機関車が牽引する“普通客車列車”が
たくさん残っていた。その“主役”が、この50系客車。
真っ赤に塗られた、その塗装から「レッドトレイン」とも...
その“原型”を保った最後の生き残りが、この3両なのである。
さてさて...
【2020年12月13日15時57分】 真岡鐵道・下館駅
SLの乗客がホームに降り立つ頃、隣で待機していたDE10型が動き出す。
朱色のディーゼル機関車が<変態鉄>のすぐヨコを通って...
【2020年12月13日15時58分】 真岡鐵道・下館駅
ホーム端のところに分岐器があって、そこでDE10のいた側線は本線に合流。
駅ヨコの踏切のところまで行ったら...
【2020年12月13日15時59分】 真岡鐵道・下館駅
真岡駅まで、このSL編成を引き上げるために、下り方にDE10が連結される
訳である。さぁ、客車との連結作業。
【2020年12月13日15時59分】 真岡鐵道・下館駅
DE10が客車に連結されるところを撮ったら...
【2020年12月13日16時07分】 真岡鐵道・第6103列車(オハフ50 33号車)内
大急ぎで客車内へ。
下りの最後部、つまり、SLのすぐ隣の1両、オハフ50 33号車だけは、
このSL列車の“返却回送”でも客扱いするのである。
それが「下り第6103列車」、真岡までの短距離便だが...
普通乗車券だけで乗れる、“最後のローカル客車列車”である。
某J※あたりなら「DLもおか号」と称して、料金をとって走らせそうだが...
真岡駅の線路配置に余裕が無いため、16時過ぎに下館駅を発車する第131列車を
SL列車運転日には、下館-真岡間で区間運休にする措置がとられている。
この“代わり”なのである。
ただ、車内は、SL列車の“おかわり”として乗っている家族連れと、
自分のような<鉄>が目立って...
真岡駅まで28分間、わずかな時間だが“ローカル客レ”を満喫した。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
書きたくないが、それでも昨今の状況は...
どうやら、ズルズルと長引きながらストレスだけがたまる展開。
もう、誰のプラスにならないような展開で、感染者数も減らないまま、
ただただ世の中全体が消耗、疲弊していくだけ...という展開になりそうな。
これは“期限延長”は必至な情勢か!?
そうなってくると「外出自粛」だって、いま大騒ぎしている連中も息切れ。
前回だって1ヶ月も経たないうちに“もう無理だ”“経済を回せ”の大合唱。
そもそも「テレワーク7割」など成り立つ訳がない。ちなみに自分としては
“医療崩壊”というのは実際には起こらないだろう...と見ている。
いや、単なる「願望」ではなくて。
果たして、どうなるか!?
ストレスばかりが溜まる展開になりつつあるが、そんなわけで自分は
そう思い詰めずに気楽にいこうと思っている。
今日も、ちょっと気にしてみていたが、夜の電車もいつもと何も変わらない。
“20時以降の外出自粛”って...
結局、どうでも良いような話みたい。
【2020年12月13日15時41分】 真岡鐵道・下館駅
ということで、ブログの方は、12月13日の真岡鐵道の話題を粛々と続けたい。
真岡鐵道と言えば、何と言っても「SLもおか号」、でも、<変態鉄>には...
…… ……
2020年12月13日(日)晴れ
15時半の下館駅。周囲は広い広い関東平野、だから吹き抜けていく風は冷たく。
【2020年12月13日15時30分】 真岡鐵道・下館駅
15:38発の第219列車の発車を待っている間、やはり、気になるのは横にいる
朱色のディーゼル機関車である。
「SLもおか号」も含め、同線を走る列車の車両基地は真岡駅にある。
下館駅の北、約16 kmのところ。
下館 → 茂木 → 下館
と1往復する「SLもおか号」、つまり、前後に、真岡と下館の間で送込み、
返却の回送列車が必要になる。
いや、それだけなら、それで良い。でも、これが“客レ”。
普通の“電車”や“ディーゼル動車”といったいまの列車と違うのは、
終端駅で機関車を付け替えないといけないということ。所謂、“機回し”。
この作業が必要だというのが、日本の鉄道から「客車列車」が消えていく
理由にもなったと言われている。
下館駅は配線上、その“機回し”をできる線路が真岡線側には無い。
【2020年12月13日15時41分】 真岡鐵道・下館駅
そこで、この朱色の...国鉄色のDE10形の出番なのである。
朝、真岡駅で下り方にC12型蒸気機関車を連結した客車編成は、DE10に牽かれて
下館駅まで回送されるのである。
ぬぁんと...
聞くところでは、何やら、この日の「回」のヘッドマークは、
他のイベント運転の際にDE10にヘッドマークを掲出するために、
そのテスト的に付けてみたのだとか...
セミセンターキャブ、DE10型はAAA-B、1軸台車が3組と2軸台車1組という
個性的な床下なのである。その2軸台車側は“鼻”が短くて。
横から見ると左右対称に見えるDD51型も好きだが、このDE10型の偏った
スタイルも好き。ちなみに、自分はこちら側、短い方を手前に置いて撮るのが
気に入っている。
【2020年12月13日15時42分】 真岡鐵道・下館駅
だから、逆側にはヘッドマークが付いていないのである。
さて...
真岡駅ホームの先端付近に、だんだん人が集まってきた。
でも、1年で最も陽が短い時期。16時に近づいて...周囲は急速に、まさに
1分1分、その経過が...目に見えて周囲が暗くなってくるのである。
そんな中...
【2020年12月13日15時55分】 真岡鐵道・下館駅
力強い汽笛の音。
まもなくカーブの向こうから、C12型に牽かれた「SLもおか号」が...。
【2020年12月13日15時55分】 真岡鐵道・下館駅
この日は「すずしろ」というヘッドマークが付いていた。
なにやら、TVのアニメ番組とのコラボ企画とのことだが...
そういう方面にはまったく興味の無い<変態鉄>、まったく知らなかった。
【2020年12月13日15時56分】 真岡鐵道・下館駅
頭端式の真岡駅ホーム、そこにアタマから突っ込むように「SLもおか号」は
到着するのである。
もちろん多くのギャラリーはC12 66号機の方へ...
でも、<変態鉄>は<変態野郎>なのである。
SLよりも、こちらの茶色い客車にドキドキするのである。
これが「50系一般型客車」、国鉄末期からJR初期まで、東北・山陰・九州...
多くの路線で朝晩の輸送力列車として、機関車が牽引する“普通客車列車”が
たくさん残っていた。その“主役”が、この50系客車。
真っ赤に塗られた、その塗装から「レッドトレイン」とも...
その“原型”を保った最後の生き残りが、この3両なのである。
さてさて...
【2020年12月13日15時57分】 真岡鐵道・下館駅
SLの乗客がホームに降り立つ頃、隣で待機していたDE10型が動き出す。
朱色のディーゼル機関車が<変態鉄>のすぐヨコを通って...
【2020年12月13日15時58分】 真岡鐵道・下館駅
ホーム端のところに分岐器があって、そこでDE10のいた側線は本線に合流。
駅ヨコの踏切のところまで行ったら...
【2020年12月13日15時59分】 真岡鐵道・下館駅
真岡駅まで、このSL編成を引き上げるために、下り方にDE10が連結される
訳である。さぁ、客車との連結作業。
【2020年12月13日15時59分】 真岡鐵道・下館駅
DE10が客車に連結されるところを撮ったら...
【2020年12月13日16時07分】 真岡鐵道・第6103列車(オハフ50 33号車)内
大急ぎで客車内へ。
下りの最後部、つまり、SLのすぐ隣の1両、オハフ50 33号車だけは、
このSL列車の“返却回送”でも客扱いするのである。
それが「下り第6103列車」、真岡までの短距離便だが...
普通乗車券だけで乗れる、“最後のローカル客車列車”である。
某J※あたりなら「DLもおか号」と称して、料金をとって走らせそうだが...
真岡駅の線路配置に余裕が無いため、16時過ぎに下館駅を発車する第131列車を
SL列車運転日には、下館-真岡間で区間運休にする措置がとられている。
この“代わり”なのである。
ただ、車内は、SL列車の“おかわり”として乗っている家族連れと、
自分のような<鉄>が目立って...
真岡駅まで28分間、わずかな時間だが“ローカル客レ”を満喫した。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
コメント 0