予定変更!! １泊２日で勝負を賭ける?! [出撃予告]
昨日までの記事で書いたとおり、8月30日の「ことでんレトロ」は猛暑でも
青空に恵まれて、まさに最高のシチュエーションだった。
でも...
むしろ、悔いしか残らなかった。こうなると、何としても「ことでんレトロ」、
何としても“納得の1枚”を残さないと気が済まない。
9月20日の23・500号車のお別れ運転に全てを賭けることにしたのである。
大相撲中日が視られなくても...である。
そういえば...
【2016年12月18日12時01分】 高松琴平電鉄琴平線・琴電琴平駅
この「ことちゃん」デザインの方向板。
何度も通った“特別運行”の中で、自分が撮ることができたのはこのときだけ。
下り・琴電琴平ゆきの方向板は、ピンク色。「ことみちゃん」のデザイン。
そちらは、ぬぁんと“撃沈”。
＜鉄＞の中には嫌がる人も居たと聞くこの方向板、自分は好きだった。
もう一度、この方向板を掲げて走る姿を撮りたかったが、そればかりは
叶わないのだろうか。何度も通ったものの、「アレも撮りたかった」
「ココでは思い通りの画が残せなかった」、自分のカメラの腕...
悔しいことだらけの「ことでんレトロ」。
もう、こうなったら、たとえ、＜葬式鉄＞と罵られても機会のある限り、
レトロ電車を撮りに通いたい...と思っている。
だからこそ、9月20日の「お別れ運転」。
本当は当日のヒコーキで駆けつけるべく、予約もしていたのだが...
…… ……
ことでん...高松琴平電鉄を何度も撮りに通っていても、香川県の地理というのが
なかなか分からなくて。＜鉄＞である分、地名とだいたいの位置はわかるのだが、
それは鉄道路線に沿った“点”であって、その“位置関係”というのが
なかなか、しっくり来ないのである。
【2020年8月30日10時55分】 高松琴平電鉄琴平線・岡田－羽間
先日、榎井駅近くで“還暦の赤”を撮った。
あの駅前の道路沿い、頭上に「丸亀市」の標識が出ている。
ちょうど「まんのう町」との境界線上を琴平街道と琴平線が走っているイメージ。
「丸亀」といえば＜変態鉄＞も、かつて、お城を見に行ったことがある。
高松駅から予讃線でだいぶ西に進んだという印象があった。
【2020年2月23日15時54分】 予讃線・高松駅
考えてみれば、岡山駅からの快速「マリンライナー」は、四国島内に入って
最初の停車駅が坂出駅、ここから結構、本気を出して東に走って高松駅に到着
しているのである。
そう、岡山からことでんを撮りに向かう場合、「マリン」で高松駅に行って
駅前広場を抜け、横断歩道を渡り、高松築港駅からスタート...
それは単なる先入観、思い込みだったのである。
そう、瀬戸大橋線からそのまま土讃線に入って琴平駅に向かうというのも、
所要時間では余り変わらず。しかも、レトロ電車の運行区間は、現在、基本的に
琴電琴平－仏生山とされており。市街地区間よりも撮影地が多いのも琴平側。
【2016年3月2日14時55分】 土讃線・高知駅
ということで、岡山駅からの特急「南風」号で讃岐の地に向かうことにした。
「えっ!?」
“土曜日は夜まで仕事って...”、そう、「サンライズ」しか無いと思っていた。
でも...
土曜の仕事をさっさと終えて、最終の「のぞみ」号に乗ることにした。
新大阪駅前のビジホを予約して。
翌朝、一番の「みずほ601号」に乗る...というプラン。
【2012年2月7日9時18分】 九州新幹線・博多駅
当初、これを避けていたのも“先入観”。新幹線特急券は改札を出ると
合算できない。岡山ゆきの最終に乗るのは仕事の終わる時間を考えるとギリギリ。
間に合わなかったときのリスクが大きすぎて...
費用が膨大になると思っていたのである。
そう、しかもホテルでの宿泊費も。だから、「サンライズ瀬戸」が満席だと
分かった段階で、朝の高松からスタートすることは諦めていた。
だが、しかし...
駄菓子菓子。
ちょっと複雑な思いになるのは...
（写真はイメージです）
結果から言うと、深夜の「のぞみ」で新大阪、駅前のビジホで1泊、
翌朝の「みずほ601号」～「南風1号」で琴平、という、このプラン。
全部で 22,000 円程度となった。
ぬぁんと、ビジホで3,000円が大きく。
カプセルホテルなどの簡易宿所ではない。ちゃんとした(?)、ビジホである。
でも、新大阪駅前のビジホ、4連休にもかかわらず、どこも軒並み3,000円台から
プランを用意しており。チェックイン時刻などに制約のあるプランなら
2,000円台でも空室がたくさん。
乗車券と特急券で 19,500円 ほど。（新幹線は自由席利用）
自分は「みどりの窓口」できっぷを買った。つまり、正規料金である。
そこで心配になることが...
【2017年7月1日21時45分】 「サンライズ瀬戸」モハネ285-1車内
とりあえず満席のようなので安泰かも知れないが...
特急寝台「サンライズ」号である。
乗車券（運賃）＋ 特急料金 ＋ 寝台料金
の“3階建て”の料金設定の↑...
B寝台でさえ、一番小さな部屋（ソロ）で 6,300円。これはビジホの素泊まりの
倍額近くなっている。しかも、部屋は何もなくて。まさに鍵のかかる
カプセルホテルのちょっと豪華版くらいの...。
ユニットバスに浸かって、それからベッドで一眠り。
翌朝の新幹線に乗れば、ほぼ同じ時刻に琴平に行ける...となれば、わざわざ
「サンライズ」号に乗るメリットは??
もちろん、＜鉄＞でなくても、いまや唯一の存在になった「特急寝台列車」を
体験する...ということに価値を見いだせる層なら良いだろうが、コロナによる
外国人旅行客...インバウンドの減少が長引けば、各地のホテル料金の“値崩れ”は
もうしばらく続く可能性がある。
そうすれば、新幹線 ＋ ビジホの方が遙かに安くなる可能性だって...
今回も、岡山ゆきの「のぞみ」に間に合って、岡山駅前のホテルで1泊して、
翌朝の「マリンライナー」なり「南風」なりで四国入りすれば...
（調べてみたら、ほぼ同額で泊まれる様子）
ただ、宿泊費がこれだけ値崩れしているのも、何も好ましい要素はなく...
思ったより早く、思ったより身近なところで「社会構造の変化」なるものが
近づいてきているのでは無いか...と、ちょっとマジメに話を締めてしまう
＜変態鉄＞だったのである。
…… ……
さようなら、ファンタゴンレッド。
【2002年頃??】 高松琴平電鉄長尾線・撮影地不詳
学生の頃は、讃岐の地を訪れれば、当たり前のようにファンタゴンレッドの
吊り掛け電車が走っていた。
せめて、最後のひとときだけでも、精一杯、追いかけようと思っている。
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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青空に恵まれて、まさに最高のシチュエーションだった。
でも...
むしろ、悔いしか残らなかった。こうなると、何としても「ことでんレトロ」、
何としても“納得の1枚”を残さないと気が済まない。
9月20日の23・500号車のお別れ運転に全てを賭けることにしたのである。
大相撲中日が視られなくても...である。
そういえば...
【2016年12月18日12時01分】 高松琴平電鉄琴平線・琴電琴平駅
この「ことちゃん」デザインの方向板。
何度も通った“特別運行”の中で、自分が撮ることができたのはこのときだけ。
下り・琴電琴平ゆきの方向板は、ピンク色。「ことみちゃん」のデザイン。
そちらは、ぬぁんと“撃沈”。
＜鉄＞の中には嫌がる人も居たと聞くこの方向板、自分は好きだった。
もう一度、この方向板を掲げて走る姿を撮りたかったが、そればかりは
叶わないのだろうか。何度も通ったものの、「アレも撮りたかった」
「ココでは思い通りの画が残せなかった」、自分のカメラの腕...
悔しいことだらけの「ことでんレトロ」。
もう、こうなったら、たとえ、＜葬式鉄＞と罵られても機会のある限り、
レトロ電車を撮りに通いたい...と思っている。
だからこそ、9月20日の「お別れ運転」。
本当は当日のヒコーキで駆けつけるべく、予約もしていたのだが...
…… ……
ことでん...高松琴平電鉄を何度も撮りに通っていても、香川県の地理というのが
なかなか分からなくて。＜鉄＞である分、地名とだいたいの位置はわかるのだが、
それは鉄道路線に沿った“点”であって、その“位置関係”というのが
なかなか、しっくり来ないのである。
【2020年8月30日10時55分】 高松琴平電鉄琴平線・岡田－羽間
先日、榎井駅近くで“還暦の赤”を撮った。
あの駅前の道路沿い、頭上に「丸亀市」の標識が出ている。
ちょうど「まんのう町」との境界線上を琴平街道と琴平線が走っているイメージ。
「丸亀」といえば＜変態鉄＞も、かつて、お城を見に行ったことがある。
高松駅から予讃線でだいぶ西に進んだという印象があった。
【2020年2月23日15時54分】 予讃線・高松駅
考えてみれば、岡山駅からの快速「マリンライナー」は、四国島内に入って
最初の停車駅が坂出駅、ここから結構、本気を出して東に走って高松駅に到着
しているのである。
そう、岡山からことでんを撮りに向かう場合、「マリン」で高松駅に行って
駅前広場を抜け、横断歩道を渡り、高松築港駅からスタート...
それは単なる先入観、思い込みだったのである。
そう、瀬戸大橋線からそのまま土讃線に入って琴平駅に向かうというのも、
所要時間では余り変わらず。しかも、レトロ電車の運行区間は、現在、基本的に
琴電琴平－仏生山とされており。市街地区間よりも撮影地が多いのも琴平側。
【2016年3月2日14時55分】 土讃線・高知駅
ということで、岡山駅からの特急「南風」号で讃岐の地に向かうことにした。
「えっ!?」
“土曜日は夜まで仕事って...”、そう、「サンライズ」しか無いと思っていた。
でも...
土曜の仕事をさっさと終えて、最終の「のぞみ」号に乗ることにした。
新大阪駅前のビジホを予約して。
翌朝、一番の「みずほ601号」に乗る...というプラン。
【2012年2月7日9時18分】 九州新幹線・博多駅
当初、これを避けていたのも“先入観”。新幹線特急券は改札を出ると
合算できない。岡山ゆきの最終に乗るのは仕事の終わる時間を考えるとギリギリ。
間に合わなかったときのリスクが大きすぎて...
費用が膨大になると思っていたのである。
そう、しかもホテルでの宿泊費も。だから、「サンライズ瀬戸」が満席だと
分かった段階で、朝の高松からスタートすることは諦めていた。
だが、しかし...
駄菓子菓子。
ちょっと複雑な思いになるのは...
（写真はイメージです）
結果から言うと、深夜の「のぞみ」で新大阪、駅前のビジホで1泊、
翌朝の「みずほ601号」～「南風1号」で琴平、という、このプラン。
全部で 22,000 円程度となった。
ぬぁんと、ビジホで3,000円が大きく。
カプセルホテルなどの簡易宿所ではない。ちゃんとした(?)、ビジホである。
でも、新大阪駅前のビジホ、4連休にもかかわらず、どこも軒並み3,000円台から
プランを用意しており。チェックイン時刻などに制約のあるプランなら
2,000円台でも空室がたくさん。
乗車券と特急券で 19,500円 ほど。（新幹線は自由席利用）
自分は「みどりの窓口」できっぷを買った。つまり、正規料金である。
そこで心配になることが...
【2017年7月1日21時45分】 「サンライズ瀬戸」モハネ285-1車内
とりあえず満席のようなので安泰かも知れないが...
特急寝台「サンライズ」号である。
乗車券（運賃）＋ 特急料金 ＋ 寝台料金
の“3階建て”の料金設定の↑...
B寝台でさえ、一番小さな部屋（ソロ）で 6,300円。これはビジホの素泊まりの
倍額近くなっている。しかも、部屋は何もなくて。まさに鍵のかかる
カプセルホテルのちょっと豪華版くらいの...。
ユニットバスに浸かって、それからベッドで一眠り。
翌朝の新幹線に乗れば、ほぼ同じ時刻に琴平に行ける...となれば、わざわざ
「サンライズ」号に乗るメリットは??
もちろん、＜鉄＞でなくても、いまや唯一の存在になった「特急寝台列車」を
体験する...ということに価値を見いだせる層なら良いだろうが、コロナによる
外国人旅行客...インバウンドの減少が長引けば、各地のホテル料金の“値崩れ”は
もうしばらく続く可能性がある。
そうすれば、新幹線 ＋ ビジホの方が遙かに安くなる可能性だって...
今回も、岡山ゆきの「のぞみ」に間に合って、岡山駅前のホテルで1泊して、
翌朝の「マリンライナー」なり「南風」なりで四国入りすれば...
（調べてみたら、ほぼ同額で泊まれる様子）
ただ、宿泊費がこれだけ値崩れしているのも、何も好ましい要素はなく...
思ったより早く、思ったより身近なところで「社会構造の変化」なるものが
近づいてきているのでは無いか...と、ちょっとマジメに話を締めてしまう
＜変態鉄＞だったのである。
…… ……
さようなら、ファンタゴンレッド。
【2002年頃??】 高松琴平電鉄長尾線・撮影地不詳
学生の頃は、讃岐の地を訪れれば、当たり前のようにファンタゴンレッドの
吊り掛け電車が走っていた。
せめて、最後のひとときだけでも、精一杯、追いかけようと思っている。
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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