筑豊の「ローカル客レ」に魅せられて(4)門司港駅 [アナログ写真保存庫]
昨日の<変態鉄>、母の付き添いで大学病院に行っていた。なぜか午後から。
これがもし、いつも通りに午前中だったら、仕事を放り出してでも夕方の蘇我駅に
行っていたのだろうけれど、自粛した...訳でも無く“行けなかった”に限りなく
近いのである。やはり、学校が休校というのもあってか、武蔵野線・京葉線沿線は
もの凄い人出だったのだとか...。
ツイッターでその状況を確認しつつ、夜は自宅で仕事をしていた<変態鉄>だった。
【2018年12月5日17時32分】 只見線・会津若松駅
そのキハ40形2両は、昨晩...というか今日の未明に、トラックに積まれ、
小湊鐵道の某駅へと運ばれたみたい。すでに五井機関区に搬入されているのも
ツイッターで確認できた。
6月になったら、ちょっと撮りに行きたいと思っているが...
さて、スッカリ遅くなってしまったのは自宅に持ち帰った仕事が遅れに遅れたから。
出社する機会が減って、自宅に持ち帰って対応しているのだが、そうすると
「ゆっくりできる」では無くて、むしろ逆に仕事時間が長くなっている気がする。
今日の東京は一日中、どんよりと灰色の空、肌寒くて何だか冬に戻ったみたい。
それでは、約20年前の九州で撮った写真から...
…… ……
あの折尾で撮って悲惨な目にあったとき、その翌日か前日だったか...
今度は<乗り鉄>していた。
確か、このときは小倉駅に隣接するホテルに泊まったはず。自分の泊まった
フロアの廊下で小銭入れを落として届けてもらったことを覚えている。
やはり、<乗り鉄>するのなら、できるだけ長く乗りたい。
朝一番の直方発門司港ゆきだったような気がする。ただ早朝一番の上り列車が...
「折尾からの鹿児島本線内の区間だけになるか...」
と、思っていたのだが...
いや、意地でも!!!
【1993年8月25日】 西鉄北九州線(当時)・西黒崎駅付近
まさに“ひらめき”だった。直方までならJRが動く前でも...
そう、筑豊電鉄の初電で筑豊直方駅まで行って大急ぎでJRの直方駅まで移動して...
黒崎から連接車に乗って...。
12月の朝6時、九州は日の出が遅くて、外は真っ暗。人気のない筑豊直方駅を出て...
いまのように携帯端末で詳細な地図を確認できるようなことは無く。
いわゆるガラケー、大雑把すぎる地図サイトがやっと。
筑豊地区の街は石炭で栄えていたところが多く、道路も駅も“大きい”のだが、
寂れている感じで。初めての街、街灯も少なく道路もほぼ真っ暗、とにかく
「JRの駅に向かっている」と信じて歩いた記憶がある。
【2000年12月12日】 筑豊本線・直方駅
それにしても...
いまなら、「いざ、バルブっ!!!!」とホームに三脚を立てて...だが、
このときは、ぬぁんと...ストロボを焚いて撮っている。これは<鉄>として
絶対にやってはいけないことなのだが...若気の至りということで。
最初は1両に数名の乗客で真っ暗な中を...
折尾駅で鹿児島本線に合流する頃にはほぼ満席になって。
北九州市内を走り抜けて、小倉駅で多少、車内は落ち着いて...
【2000年12月12日】 鹿児島本線・門司港駅
終点の門司港駅である。
そして...
【2000年12月12日】 鹿児島本線・門司港駅
上り方先頭に立って、この列車を門司港駅まで牽引してきたDD51型が切り離され。
隣の線路を進んで...
そう、機回し作業である。客車列車には、客車は製造単価が安い点やメンテナンスが
簡単であること、走行システムには(直接的に)関係ないので自由な編成が組める
点など自由度が高いのと、客室内の騒音・振動が小さいことがメリットとされるが、
衰退した理由には、この機回し作業が挙げられている。
【2016年7月31日14時07分】 富山地鉄本線・上市駅
電車やディーゼル動車なら終点の駅に着いたら、運転士さんがガチャガチャと
レバーを回して前後方向を切り替えれば、それで準備完了。
あとは反対側の運転室に移動して準備すれば...
地鉄電車の上市駅など、すべての電車は進行方向が逆になる訳で。
それでも停車時間は1分ほど、ドア扱いをしたら運転士さんは小走りで反対側へ。
2両編成だからこそできる“芸当”かも知れないが、1分とかからずに発車準備完了。
すぐにドアが閉まって。
それができず、多くの職員の手によって、折返し準備がなされるのが客車列車。
【2000年12月12日】 鹿児島本線・門司港駅
上り列車のの先頭から切り離された機関車は、すぐに隣の線路(機回し線)を通り
最後部側、下り方へ。
夕方の下り列車になる準備もあり、手早く連結作業が行われ。
【2000年12月12日】 鹿児島本線・門司港駅
隣のホームに通勤電車が停車中なので、編成全景とはならないのだが...
機関車の付け替えが済んで、客車列車の客車列車らしい姿が撮れる時間だった。
このあと、駅に隣接する車庫に引き上げられ、夕方まで待機するはずだが...
それは撮らずに、山陰本線の方に向かったのだった。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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これがもし、いつも通りに午前中だったら、仕事を放り出してでも夕方の蘇我駅に
行っていたのだろうけれど、自粛した...訳でも無く“行けなかった”に限りなく
近いのである。やはり、学校が休校というのもあってか、武蔵野線・京葉線沿線は
もの凄い人出だったのだとか...。
ツイッターでその状況を確認しつつ、夜は自宅で仕事をしていた<変態鉄>だった。
【2018年12月5日17時32分】 只見線・会津若松駅
そのキハ40形2両は、昨晩...というか今日の未明に、トラックに積まれ、
小湊鐵道の某駅へと運ばれたみたい。すでに五井機関区に搬入されているのも
ツイッターで確認できた。
6月になったら、ちょっと撮りに行きたいと思っているが...
さて、スッカリ遅くなってしまったのは自宅に持ち帰った仕事が遅れに遅れたから。
出社する機会が減って、自宅に持ち帰って対応しているのだが、そうすると
「ゆっくりできる」では無くて、むしろ逆に仕事時間が長くなっている気がする。
今日の東京は一日中、どんよりと灰色の空、肌寒くて何だか冬に戻ったみたい。
それでは、約20年前の九州で撮った写真から...
…… ……
あの折尾で撮って悲惨な目にあったとき、その翌日か前日だったか...
今度は<乗り鉄>していた。
確か、このときは小倉駅に隣接するホテルに泊まったはず。自分の泊まった
フロアの廊下で小銭入れを落として届けてもらったことを覚えている。
やはり、<乗り鉄>するのなら、できるだけ長く乗りたい。
朝一番の直方発門司港ゆきだったような気がする。ただ早朝一番の上り列車が...
「折尾からの鹿児島本線内の区間だけになるか...」
と、思っていたのだが...
いや、意地でも!!!
【1993年8月25日】 西鉄北九州線(当時)・西黒崎駅付近
まさに“ひらめき”だった。直方までならJRが動く前でも...
そう、筑豊電鉄の初電で筑豊直方駅まで行って大急ぎでJRの直方駅まで移動して...
黒崎から連接車に乗って...。
12月の朝6時、九州は日の出が遅くて、外は真っ暗。人気のない筑豊直方駅を出て...
いまのように携帯端末で詳細な地図を確認できるようなことは無く。
いわゆるガラケー、大雑把すぎる地図サイトがやっと。
筑豊地区の街は石炭で栄えていたところが多く、道路も駅も“大きい”のだが、
寂れている感じで。初めての街、街灯も少なく道路もほぼ真っ暗、とにかく
「JRの駅に向かっている」と信じて歩いた記憶がある。
【2000年12月12日】 筑豊本線・直方駅
それにしても...
いまなら、「いざ、バルブっ!!!!」とホームに三脚を立てて...だが、
このときは、ぬぁんと...ストロボを焚いて撮っている。これは<鉄>として
絶対にやってはいけないことなのだが...若気の至りということで。
最初は1両に数名の乗客で真っ暗な中を...
折尾駅で鹿児島本線に合流する頃にはほぼ満席になって。
北九州市内を走り抜けて、小倉駅で多少、車内は落ち着いて...
【2000年12月12日】 鹿児島本線・門司港駅
終点の門司港駅である。
そして...
【2000年12月12日】 鹿児島本線・門司港駅
上り方先頭に立って、この列車を門司港駅まで牽引してきたDD51型が切り離され。
隣の線路を進んで...
そう、機回し作業である。客車列車には、客車は製造単価が安い点やメンテナンスが
簡単であること、走行システムには(直接的に)関係ないので自由な編成が組める
点など自由度が高いのと、客室内の騒音・振動が小さいことがメリットとされるが、
衰退した理由には、この機回し作業が挙げられている。
【2016年7月31日14時07分】 富山地鉄本線・上市駅
電車やディーゼル動車なら終点の駅に着いたら、運転士さんがガチャガチャと
レバーを回して前後方向を切り替えれば、それで準備完了。
あとは反対側の運転室に移動して準備すれば...
地鉄電車の上市駅など、すべての電車は進行方向が逆になる訳で。
それでも停車時間は1分ほど、ドア扱いをしたら運転士さんは小走りで反対側へ。
2両編成だからこそできる“芸当”かも知れないが、1分とかからずに発車準備完了。
すぐにドアが閉まって。
それができず、多くの職員の手によって、折返し準備がなされるのが客車列車。
【2000年12月12日】 鹿児島本線・門司港駅
上り列車のの先頭から切り離された機関車は、すぐに隣の線路(機回し線)を通り
最後部側、下り方へ。
夕方の下り列車になる準備もあり、手早く連結作業が行われ。
【2000年12月12日】 鹿児島本線・門司港駅
隣のホームに通勤電車が停車中なので、編成全景とはならないのだが...
機関車の付け替えが済んで、客車列車の客車列車らしい姿が撮れる時間だった。
このあと、駅に隣接する車庫に引き上げられ、夕方まで待機するはずだが...
それは撮らずに、山陰本線の方に向かったのだった。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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