阪堺モ161形車「住吉っさん」初詣輸送撮影記(21=最終回)えぴろーぐ [ちん電(阪堺電気軌道)]
実は<変態鉄>、この記事がアップされて間もなく、布団から起き出してきて...
トーストだけ食べたら、ぬぁんと...
“出撃”することになっているのである。
ということで、今夜の記事は<速報版>になる予定。
ちょうど、それに合わせられる形で、
1月2日・3日の阪堺電車撮影記もこれが最終回。
当初予定よりも短縮して、1泊2日の強行軍だったが、モ161形車どうしのすれ違い、
モ161号車も出てきて、それに、石津川鉄橋での撮影もできて。
まぁ、100点満点とはいかないものの、2日間で撮りたかったものは撮れただろうか。
全体を通して、かなり満足度の高い撮影成果だった気がする。
【2020年1月3日15時44分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉鳥居前-住吉
来年も、また、この4両の古豪たちの活躍を撮ることができるのか...
そんなことを思いながら、大阪を後にする<変態鉄>だったわけで。
…… ……
2020年1月3日(金)晴れ
この日はモ161号車は終日、車庫の中で休んでいたみたい。
【2020年1月3日15時44分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉鳥居前-住吉
ということで稼働していたモ161形車は3両。その中で<変態鉄>のお気に入りは
濃緑色のモ162号車だったのだが...
この日は、このときのカットだけ。
たぶん、日中いっぱい、恵美須町-我孫子道の往復をくり返す運用に入っていた
ものと思われる。結局、上町線には来てくれなかったので、撮ることはできなかったが
普段の<変態鉄>とは違って、「あぁ、やっぱり阪堺線系統を攻めておけば...」と
悔やんだりする気持ちは一切無かったのである。
この1往復分のカットだけでも大満足である。
さぁ、日没が近づいてきて、そろそろ撮影も終わりが近づいてきた。
モ162号車を追って、恵美須町方面に行くのも「あり」だったが、何となく
我孫子道方面へ。
モ162号車が帰ってくる頃にはだいぶ暗くなっていて...
でも、その前にモ164号車の2両が確実に天王寺駅前から戻ってくる。
最後は、それを撮って、この日の撮影を締めくくろうと。
向かった先は安立町電停。住吉鳥居前電停の南側、税務署のヨコから電車は
専用軌道区間に入る。細井川まではS字カーブと急勾配だが、そこを過ぎれば
我孫子道まで一直線。見通しも良く、先行電車が走っているのが見えることも。
だから撮りやすい筈だが、踏切カブリツキで撮ろうとしても、架線柱が邪魔になる
ことが多くて、なかなかうまくいかないのである。
あびこ道と安立町の両電停の中間付近の踏切から、ちょっと強引な構図で。
【2020年1月3日16時03分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-安立町
カメラを構えた途端にやって来たのは、モ166号車である。
薄暗い時間帯になって、写真としてはあまり良いものではないが、
まぁ、ヘッドライトの灯りが目立つようになってきた...といったところか。
【2020年1月3日16時03分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-安立町(後追い)
もちろん振り返っての後追いカットも。
この写真、よく見ると先行の上り電車と下り「堺トラム」が安立町電停のところで
すれ違っているのが見える。
この時間帯、まさに太陽は“つるべ落とし”、5分、10分でどんどん周囲は暗く
なっていくのである。あとは、モ164号車が...
【2020年1月3日16時14分】 阪堺電気軌道阪堺線・安立町電停付近
モ707号車の後を追いかけるように、モ164号車が近づいてきたのは、モ166号車を
撮ってから10分後。前のモ707号車は「絶対値・あびこ道」、そして、モ164号車は
「赤・あびこ道」、入庫表示の電車が連続してくるのである。
まもなく地上集札も終了、あの住吉鳥居前の電車通りの車両規制も解除される筈。
それに合わせて、電車も徐々に入庫となる訳で。
【2020年1月3日16時15分】 阪堺電気軌道阪堺線・安立町-我孫子道
これが最後。近づいてくるモ164号車の姿を必死で連写。
【2020年1月3日16時15分】 阪堺電気軌道阪堺線・安立町-我孫子道(後追い)
我孫子道電停に進入していくところを後追いして...
というところで撮影終了。
この後も、たぶんモ161形車は何往復かの運用に入りそうだが、でも、これだけ
暗くなってくると...
もちろん、ISO値を上げれば走行写真だって撮れないわけではないものの、
でも、そういう写真を無理矢理(?)撮るよりも、この2日間で撮れた“戦果”は
大満足だったのである。これで全ての撮影は終了。
ヒコーキの時間までは5時間近くある訳だが、関空に向かいつつ夕食を。
と、思うと急速にお腹がすいてくるから不思議なもので。我孫子道電停まで
歩いて浜寺駅前ゆきに。
【2020年1月3日16時41分】 阪堺電気軌道阪堺線・宿院電停
今回、最後に乗った「ちん電」はモ701号車“パンダ電車”だったわけで。
宿院電停からホテルまでは歩いて10分かからない距離。三脚とか大きなバッグやら
預けておいた荷物を受け取って。
…… ……
今回、<変態鉄>が泊まったホテル、自分は阪堺電車が目的だったので、
宿院電停から歩いていたが、実は南海本線の堺駅が最寄りなのである。
JR阪和線も買収国電、もとはといえば南海の路線だったわけで。
堺市内には「堺」(南海本線)、「堺東」(南海高野線)、「堺市」(JR阪和線)と
3つの“玄関口”があるのだが、商業施設や夕食がとれるお店が充実しているのは
堺東駅のような気がするのである。
堺駅も南海線の特急電車も停まる「主要駅」ではあるものの、駅の周囲は意外と
あっさりした感じで。
【2020年1月3日17時03分】 南海電鉄南海本線・堺駅
本当はリムジンバスを探したのだが...
駅近くで回送中の紫色のリムジンバスは見かけるものの、乗り場はないようで。
<鉄>のクセに「仕方なく」、改札を通って。
【2020年1月3日17時40分】 南海電鉄空港線・関西空港駅
私鉄電車については、昔から「西高東低」と言われる。最近ではその傾向がさらに
強まりつつあるような...。昔の使い捨てカメラに準えて“走ルンです”などと
揶揄される関東の私鉄電車に対して、関西の私鉄はフカフカ座席の電車が多い印象。
でも、その「反例」なのが南海電車。まるで“西の東急”のような...
堅い座席の電車の「空港急行」で。
車内では座席でボーーッとしていたくらいで。まさに通勤電車と変わらないのである。
「株優」の残り枚数が、普段よりも早く減っていっていて。
つまり、“出撃過多”になっているのだが...
【2020年1月3日18時51分】 大阪府泉南郡田尻町泉州空港中・関西国際空港
だから、“Super Value”で予約していた。そう、搭乗変更ができないもの。
夜最後まで待たないといけない訳で。ターミナルビル内で夕食を済ませたら
早めに保安検査を通って。
関空の搭乗ロビー、天井が高くて一面ガラス張りのデザイン、それなのに照明は
決して明るいわけでなく。昼間は良いのだろうが、夜、来ることが多い<変態鉄>
にとっては、何だか寒々した感じに見えるので、伊丹の、あのゴチャゴチャ感が
むしろ落ち着くのである。搭乗時刻までにブログを書いて、ベンチで待っていた
のだった。(おわり)
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トーストだけ食べたら、ぬぁんと...
“出撃”することになっているのである。
ということで、今夜の記事は<速報版>になる予定。
ちょうど、それに合わせられる形で、
1月2日・3日の阪堺電車撮影記もこれが最終回。
当初予定よりも短縮して、1泊2日の強行軍だったが、モ161形車どうしのすれ違い、
モ161号車も出てきて、それに、石津川鉄橋での撮影もできて。
まぁ、100点満点とはいかないものの、2日間で撮りたかったものは撮れただろうか。
全体を通して、かなり満足度の高い撮影成果だった気がする。
【2020年1月3日15時44分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉鳥居前-住吉
来年も、また、この4両の古豪たちの活躍を撮ることができるのか...
そんなことを思いながら、大阪を後にする<変態鉄>だったわけで。
…… ……
2020年1月3日(金)晴れ
この日はモ161号車は終日、車庫の中で休んでいたみたい。
【2020年1月3日15時44分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉鳥居前-住吉
ということで稼働していたモ161形車は3両。その中で<変態鉄>のお気に入りは
濃緑色のモ162号車だったのだが...
この日は、このときのカットだけ。
たぶん、日中いっぱい、恵美須町-我孫子道の往復をくり返す運用に入っていた
ものと思われる。結局、上町線には来てくれなかったので、撮ることはできなかったが
普段の<変態鉄>とは違って、「あぁ、やっぱり阪堺線系統を攻めておけば...」と
悔やんだりする気持ちは一切無かったのである。
この1往復分のカットだけでも大満足である。
さぁ、日没が近づいてきて、そろそろ撮影も終わりが近づいてきた。
モ162号車を追って、恵美須町方面に行くのも「あり」だったが、何となく
我孫子道方面へ。
モ162号車が帰ってくる頃にはだいぶ暗くなっていて...
でも、その前にモ164号車の2両が確実に天王寺駅前から戻ってくる。
最後は、それを撮って、この日の撮影を締めくくろうと。
向かった先は安立町電停。住吉鳥居前電停の南側、税務署のヨコから電車は
専用軌道区間に入る。細井川まではS字カーブと急勾配だが、そこを過ぎれば
我孫子道まで一直線。見通しも良く、先行電車が走っているのが見えることも。
だから撮りやすい筈だが、踏切カブリツキで撮ろうとしても、架線柱が邪魔になる
ことが多くて、なかなかうまくいかないのである。
あびこ道と安立町の両電停の中間付近の踏切から、ちょっと強引な構図で。
【2020年1月3日16時03分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-安立町
カメラを構えた途端にやって来たのは、モ166号車である。
薄暗い時間帯になって、写真としてはあまり良いものではないが、
まぁ、ヘッドライトの灯りが目立つようになってきた...といったところか。
【2020年1月3日16時03分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-安立町(後追い)
もちろん振り返っての後追いカットも。
この写真、よく見ると先行の上り電車と下り「堺トラム」が安立町電停のところで
すれ違っているのが見える。
この時間帯、まさに太陽は“つるべ落とし”、5分、10分でどんどん周囲は暗く
なっていくのである。あとは、モ164号車が...
【2020年1月3日16時14分】 阪堺電気軌道阪堺線・安立町電停付近
モ707号車の後を追いかけるように、モ164号車が近づいてきたのは、モ166号車を
撮ってから10分後。前のモ707号車は「絶対値・あびこ道」、そして、モ164号車は
「赤・あびこ道」、入庫表示の電車が連続してくるのである。
まもなく地上集札も終了、あの住吉鳥居前の電車通りの車両規制も解除される筈。
それに合わせて、電車も徐々に入庫となる訳で。
【2020年1月3日16時15分】 阪堺電気軌道阪堺線・安立町-我孫子道
これが最後。近づいてくるモ164号車の姿を必死で連写。
【2020年1月3日16時15分】 阪堺電気軌道阪堺線・安立町-我孫子道(後追い)
我孫子道電停に進入していくところを後追いして...
というところで撮影終了。
この後も、たぶんモ161形車は何往復かの運用に入りそうだが、でも、これだけ
暗くなってくると...
もちろん、ISO値を上げれば走行写真だって撮れないわけではないものの、
でも、そういう写真を無理矢理(?)撮るよりも、この2日間で撮れた“戦果”は
大満足だったのである。これで全ての撮影は終了。
ヒコーキの時間までは5時間近くある訳だが、関空に向かいつつ夕食を。
と、思うと急速にお腹がすいてくるから不思議なもので。我孫子道電停まで
歩いて浜寺駅前ゆきに。
【2020年1月3日16時41分】 阪堺電気軌道阪堺線・宿院電停
今回、最後に乗った「ちん電」はモ701号車“パンダ電車”だったわけで。
宿院電停からホテルまでは歩いて10分かからない距離。三脚とか大きなバッグやら
預けておいた荷物を受け取って。
…… ……
今回、<変態鉄>が泊まったホテル、自分は阪堺電車が目的だったので、
宿院電停から歩いていたが、実は南海本線の堺駅が最寄りなのである。
JR阪和線も買収国電、もとはといえば南海の路線だったわけで。
堺市内には「堺」(南海本線)、「堺東」(南海高野線)、「堺市」(JR阪和線)と
3つの“玄関口”があるのだが、商業施設や夕食がとれるお店が充実しているのは
堺東駅のような気がするのである。
堺駅も南海線の特急電車も停まる「主要駅」ではあるものの、駅の周囲は意外と
あっさりした感じで。
【2020年1月3日17時03分】 南海電鉄南海本線・堺駅
本当はリムジンバスを探したのだが...
駅近くで回送中の紫色のリムジンバスは見かけるものの、乗り場はないようで。
<鉄>のクセに「仕方なく」、改札を通って。
【2020年1月3日17時40分】 南海電鉄空港線・関西空港駅
私鉄電車については、昔から「西高東低」と言われる。最近ではその傾向がさらに
強まりつつあるような...。昔の使い捨てカメラに準えて“走ルンです”などと
揶揄される関東の私鉄電車に対して、関西の私鉄はフカフカ座席の電車が多い印象。
でも、その「反例」なのが南海電車。まるで“西の東急”のような...
堅い座席の電車の「空港急行」で。
車内では座席でボーーッとしていたくらいで。まさに通勤電車と変わらないのである。
「株優」の残り枚数が、普段よりも早く減っていっていて。
つまり、“出撃過多”になっているのだが...
【2020年1月3日18時51分】 大阪府泉南郡田尻町泉州空港中・関西国際空港
だから、“Super Value”で予約していた。そう、搭乗変更ができないもの。
夜最後まで待たないといけない訳で。ターミナルビル内で夕食を済ませたら
早めに保安検査を通って。
関空の搭乗ロビー、天井が高くて一面ガラス張りのデザイン、それなのに照明は
決して明るいわけでなく。昼間は良いのだろうが、夜、来ることが多い<変態鉄>
にとっては、何だか寒々した感じに見えるので、伊丹の、あのゴチャゴチャ感が
むしろ落ち着くのである。搭乗時刻までにブログを書いて、ベンチで待っていた
のだった。(おわり)
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業務多忙の中での長編作品、お疲れ様でした!
よくこれだけたくさんのエピソードを克明に覚えておられる
ものだと感心しました。
阪堺電車、堪能させていただきました!
by サットン (2020-02-23 16:28)
サットンさん
コメントありがとうございます。
記憶は...、デジカメのおかげかも知れません。
フィルム時代とは違って、何でもメモ程度でパシャパシャ撮ってしまいますし、撮影時刻も正確に追うことができるので、それをキッカケにして、アタマの中で、断片的な記憶がどんどん繋がってきて。
それをテキトーにまとめて記事にしている感覚です。
明日からも、山陽電車、ことでんと西日本の私鉄の話題が続きます。お時間がありましたらご感想など寄せていただければ幸いです。
by ferrum_queserasera (2020-02-24 01:02)