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今日は「26」の日!? [その他の<鐵>話]

阪堺電車の撮影記も書きたいところだが、仕事が溜まっていて...
相変わらずの状況。でも、長い長いその辛い時期にも、そろそろ終わりが見えて
来たような来ていないような。ただし、ほかの業務の関係もあって、休みは
とれそうにないのだが...。

でも、ちょっと気持ちに余裕ができたら、1月の撮影記を再開したいと思っている。

ということで、今日も日付に因んだネタから。

2月6日、つまり「26」というのは、ちょっと強引すぎるだろうか。

でも、「26」と言えば...

01_DPP_00004205.JPG
【2018年8月26日10時15分】 富山地鉄本線・電鉄富山駅

ちてつ電車...富山地方鉄道に撮りに通う者として、忘れられない車番である。
「湘南フェイス2枚窓」、いわゆる“日車ロマンスカー”、製造から50年以上、
富山を走り続け、去年9月末で廃車となっている。

僚車“25”と組んで上滝不二越線で平日朝の通学列車に使われていたのを
“上滝朝3”として撮りに通った話題は、初代ブログで何度となくご紹介した。

そう、でも、こちらの「26」は、地鉄電車を撮る者にとって“最難関”の被写体
だったのである。

というのも...
……  ……

90年台後半から始まった地鉄電車のワンマン化、観光列車を除くと最後の最後まで
ワンマン化改造されなかった最後の電車だったのが、10020形10025-10026編成。
2両編成だが、その上市・立山側には必ず増結用T車(クハ170形)が付いていた。

走行機器も3両編成での走行に合わせて調整済みと言うことで、いつも3連。
だから先頭車でありながら、「26」...モハ10026号車は3両編成の中間に封じ込め。
稲荷町車両基地構内での入換作業くらいでしか、その“顔”を見ることは
叶わなかった。

02_DPP_00006510.JPG
【2019年9月29日9時56分】 富山地鉄本線・越中三郷-越中舟橋

イベントの時に、何回かだけ撮ることができたモハ10026号車を先頭に走る姿。

僚車のモハ10025号車と同じなのは当然なのだが、でも、“顔つき”が
ちょっと違う...まるで“一卵性双生児”のような...

でも、双子でも区別が付くのと同じように、この2両もちょっと違うなぁ...と
気づいたのは“Last Run”イベントのときだったのだから、鈍感な<変態鉄>
なのである。

その違い。

03_DPP_00003987.JPG
【2018年8月26日9時56分】 富山地鉄本線・越中三郷-越中荏原

よ~~く見ると、ヘッドライトの配置が少し違うような...。

10026号の方が少しだけ“寄り目”である気がする。
(ほかに肩部の曲がり具合が違うのだとか...)

設計上の区別というよりは、長年の使用の中で少しずつできてきた差異...
だろうが。そんなマニアックなことを発見して楽しむのも<鉄>の習性。

04_DPP_00006352.JPG
【2019年9月29日18時27分】 富山地鉄・稲荷町車両基地

あれほど追いかけた、富山地鉄「20形」も過去のものになって...

今度こそ、地鉄沿線に残るさまざまな鉄道情景に目を向けていきたいと
思っている。訪問機会は減ってしまいそうだが、でも、今後も撮り続けたい。

……  ……

こういう、“小ネタ”を書くのにあたっては、何と言ってもHDDに眠る膨大な
写真データの“発掘”作業が必要で。

デフォルトのフォルダ名のまま...つまり、日付ごとに格納されているだけの
<変態鉄>の写真データ。

「あぁ、あの頃に、あんな写真を撮っていたような...」
朧気な記憶を頼りにHDD内を探すのだが...

なかなか...

そう簡単に“お目当て”の1枚にたどり着ける訳でもなく。
もう、当てずっぽうでテキトーにいろいろなフォルダを見ていくわけで。

そうすると、意外な写真を「掘り当てる」ケースがチラホラ。

ということで、ちょっと。

いまから、8年と2ヶ月半前の住吉大社付近の朝の模様。

05_IMG_1539.JPG
【2011年10月24日8時48分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉電停付近

まずは住吉電停に入ってくる、えびす町ゆきのモ162号車。

濃緑色系のカラーはいまと同じだが、ドア部などがマホガニー...というか
茶色く塗り分けられているのが、いまとの違い。

ちなみに、この塗色、現在では廃車となったモ163号車が、このカラーのまま
あびこ道車庫の一番奥、トラバーサーの先に置かれている。

そして...

06_IMG_1572.JPG
【2011年10月24日9時12分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉電停付近

「赤・あびこ道」表示は、我孫子道で入庫する電車という意味。
朝ラッシュ時だけの“助っ人”としての運用だったのだろうか!?

住吉電停を過ぎて住吉鳥居前へと向かっていくのはモ164号車。
そう、いまでは「青い雲」になっているモ164号車の、以前の姿である。
濃緑色に警戒色としての黄帯。当初は正面が「V」字型だったそうで、
そのカラーだったこともある。

茶色塗り潰しの時期を経て、数年前から「雲」塗装になっており。
モ161形車も、いまよりも見かける機会は多かった。

こう、写真を見ていると、また撮りに行きたくなるもので...

ということで、(たぶん)明日からは再び、正月の阪堺電車の撮影記を
アップできる予定。(本当かぁ!?)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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