2024年1月 熊本の鉄道を楽しむ（２７）再び、新町。 [いまどきの路面電車]
あっという間に、2月も終わりに近づいてきて。来週こそは趣味活動を本格的に再開したいと思いながら...
熊本に行ってきたのも、つい、この前のような気がしていたが、いつの間にか1ヶ月半が経過しようとしており。本当は3セク鉄道「鉄印帳」の旅の総仕上げとしての熊本ゆきだったはずが、何だか熊本市電の撮影の方がメインになってしまって。
それにしても、5014号車は悔しいところで...
もう一度、ぜひ、今シーズン、“リベンジ”に行ってきたいと思っている。他に菊池電車（熊本電鉄）も魅力的で。今度は併用軌道区間だけではなく北熊本駅などをもう一度、巡ってみたい。
さぁ、そんなわけで、2度めの朝は交通局前電停に停まる5014号車の姿を記録することができただけでも大きな“収穫”。前日、“学習”したのは、晴れた場合は西辛島町でビル影に入るところを狙えば良い...ということだったが、この日は一転、ドン曇りの朝。つまり、逆光を苦にせず、どこでも撮れるのである。
【2024年1月12日8時32分】 熊本市交通局上熊本線・洗馬橋－新町
ということで、2日連続、同じ踏切に向かったのだった。
新町と洗馬橋の中間にある、クリニックの駐車場前の踏切である。
…… ……
2024年1月12日（金）曇り
7:40過ぎ、ほぼネットで調べてきた時刻通りに5014号車は健軍へと向かっていって。
【2024年1月12日7時48分】 熊本市交通局水前寺線・交通局前－味噌天神前
心残りな部分は確かにあったが、それでも、5014号車の姿を記録できたのは大きな“収穫”だった。さぁ、折返してくる5014号車をどこで撮るべきか??
8時が近づき、健軍方面からの通勤通学輸送はピーク時間帯に来ているようで。
【2024年1月12日7時49分】 熊本市交通局・旧大江車庫
この時間帯も大江車庫に留置されていた電車が順次、出庫していくのである。
前日は、この8504号車のせいで、お目当ての1063号車を...と言っても仕方ないが。
さて、ここからは前日のリプレイのような感じになって。
【2024年1月12日8時12分】 熊本市交通局上熊本線・新町電停
9700形の上熊本ゆきに乗車。いや、結構、ギリギリまでどこで降りるか迷ったのだが、迷った末に、前日、見事に“撃沈”した洗馬橋と新町の間の専用軌道区間にある踏切で撮ることに決めたのだった。
どちらの電停で降りても徒歩すぐ...だが、この日は新町で下車。
【2024年1月12日8時19分】 熊本市交通局上熊本線・新町－洗馬橋
2日連続の同じ構図で。
それにしても、この日は8500形によく出会ったのである。
昭和30年代まで積極的に車両を増備（旧式の小型車の淘汰）を進めてきた熊本市電だったが、その後、全線廃止の方針が一度は決定したこともあり、長らく車両の新製は途絶えたのだった。（大阪市電と西鉄から車両を譲受したことはあったが...）
その後、現在のＡ・Ｂ系統にあたる区間の存続が決まると、昭和50年代後半から意欲的な新製車を導入。
昨日の記事でチラッと出ていた8200形が、それなのだが...
コスト面や扱いの難しさから、「同型車体で在来の走行機器」という車両を増備するのは、路面電車では“よくあること”。その8200形と同型の車体と、更新時期を迎えていた1200形の足回りを組み合わせたのが、この8500形。
【2024年1月12日8時21分】 熊本市交通局上熊本線・洗馬橋－新町
でも、そうではあっても、もっと古い1090形なども今も元気に走っているのだから...
冷房は付いたものの、板張りの床、ウィンドウシルのある、こういう重厚感のある車体が好きな＜変態鉄＞なのである。
【2024年1月12日8時30分】 熊本市交通局上熊本線・新町－洗馬橋
そして、その1200形も続いてやってきたのだった。
本来なら、目を開けているのも辛いくらいの完全なまでの逆光となる撮り方。この朝はドン曇りだったからこそ...の1枚である。
まぁ、冬の時期の路面電車撮影、晴れると建物の影がのびて、それが非常に気になるので、むしろ曇ってくれた方がありがたい部分もあるのだが。
【2024年1月12日8時32分】 熊本市交通局上熊本線・洗馬橋－新町
そして、再びの8500形。
8200形・8500形の新製に際して、新たな車体塗色として登場したのが、この白地に緑帯の姿。この電車がこの色を纏っているのが、一番、シックリくるわけで。
【2024年1月12日8時32分】 熊本市交通局上熊本線・洗馬橋－新町
そんなわけで、再び開いた踏切から、その標準色の8500形を撮って。
さぁ、まもなくお目当ての5014号車がやってくるはずだが。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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熊本に行ってきたのも、つい、この前のような気がしていたが、いつの間にか1ヶ月半が経過しようとしており。本当は3セク鉄道「鉄印帳」の旅の総仕上げとしての熊本ゆきだったはずが、何だか熊本市電の撮影の方がメインになってしまって。
それにしても、5014号車は悔しいところで...
もう一度、ぜひ、今シーズン、“リベンジ”に行ってきたいと思っている。他に菊池電車（熊本電鉄）も魅力的で。今度は併用軌道区間だけではなく北熊本駅などをもう一度、巡ってみたい。
さぁ、そんなわけで、2度めの朝は交通局前電停に停まる5014号車の姿を記録することができただけでも大きな“収穫”。前日、“学習”したのは、晴れた場合は西辛島町でビル影に入るところを狙えば良い...ということだったが、この日は一転、ドン曇りの朝。つまり、逆光を苦にせず、どこでも撮れるのである。
【2024年1月12日8時32分】 熊本市交通局上熊本線・洗馬橋－新町
ということで、2日連続、同じ踏切に向かったのだった。
新町と洗馬橋の中間にある、クリニックの駐車場前の踏切である。
…… ……
2024年1月12日（金）曇り
7:40過ぎ、ほぼネットで調べてきた時刻通りに5014号車は健軍へと向かっていって。
【2024年1月12日7時48分】 熊本市交通局水前寺線・交通局前－味噌天神前
心残りな部分は確かにあったが、それでも、5014号車の姿を記録できたのは大きな“収穫”だった。さぁ、折返してくる5014号車をどこで撮るべきか??
8時が近づき、健軍方面からの通勤通学輸送はピーク時間帯に来ているようで。
【2024年1月12日7時49分】 熊本市交通局・旧大江車庫
この時間帯も大江車庫に留置されていた電車が順次、出庫していくのである。
前日は、この8504号車のせいで、お目当ての1063号車を...と言っても仕方ないが。
さて、ここからは前日のリプレイのような感じになって。
【2024年1月12日8時12分】 熊本市交通局上熊本線・新町電停
9700形の上熊本ゆきに乗車。いや、結構、ギリギリまでどこで降りるか迷ったのだが、迷った末に、前日、見事に“撃沈”した洗馬橋と新町の間の専用軌道区間にある踏切で撮ることに決めたのだった。
どちらの電停で降りても徒歩すぐ...だが、この日は新町で下車。
【2024年1月12日8時19分】 熊本市交通局上熊本線・新町－洗馬橋
2日連続の同じ構図で。
それにしても、この日は8500形によく出会ったのである。
昭和30年代まで積極的に車両を増備（旧式の小型車の淘汰）を進めてきた熊本市電だったが、その後、全線廃止の方針が一度は決定したこともあり、長らく車両の新製は途絶えたのだった。（大阪市電と西鉄から車両を譲受したことはあったが...）
その後、現在のＡ・Ｂ系統にあたる区間の存続が決まると、昭和50年代後半から意欲的な新製車を導入。
昨日の記事でチラッと出ていた8200形が、それなのだが...
コスト面や扱いの難しさから、「同型車体で在来の走行機器」という車両を増備するのは、路面電車では“よくあること”。その8200形と同型の車体と、更新時期を迎えていた1200形の足回りを組み合わせたのが、この8500形。
【2024年1月12日8時21分】 熊本市交通局上熊本線・洗馬橋－新町
でも、そうではあっても、もっと古い1090形なども今も元気に走っているのだから...
冷房は付いたものの、板張りの床、ウィンドウシルのある、こういう重厚感のある車体が好きな＜変態鉄＞なのである。
【2024年1月12日8時30分】 熊本市交通局上熊本線・新町－洗馬橋
そして、その1200形も続いてやってきたのだった。
本来なら、目を開けているのも辛いくらいの完全なまでの逆光となる撮り方。この朝はドン曇りだったからこそ...の1枚である。
まぁ、冬の時期の路面電車撮影、晴れると建物の影がのびて、それが非常に気になるので、むしろ曇ってくれた方がありがたい部分もあるのだが。
【2024年1月12日8時32分】 熊本市交通局上熊本線・洗馬橋－新町
そして、再びの8500形。
8200形・8500形の新製に際して、新たな車体塗色として登場したのが、この白地に緑帯の姿。この電車がこの色を纏っているのが、一番、シックリくるわけで。
【2024年1月12日8時32分】 熊本市交通局上熊本線・洗馬橋－新町
そんなわけで、再び開いた踏切から、その標準色の8500形を撮って。
さぁ、まもなくお目当ての5014号車がやってくるはずだが。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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