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2024年1月 熊本の鉄道を楽しむ(23)肥薩おれんじ鉄道 [3セク鉄道「鉄印」の旅]

来週は休みがとれそうなのだが、天気予報を見ている限り、絶望的な雰囲気。あわよくば伯備線と、あのキハを撮りに行こうと思っていたのだが...
いままで撮ったことがない。初めての人間が有名撮影地を巡っても、大勢の人と殺伐とした雰囲気、どうせ、碌な写真も撮れずに疲れるだけか...と思ったり。「臨海鉄道とキハが撮れる街」というのは、全国で倉敷だけというわけではない。近くにもあるのだ。そちらを撮りに行こうかと検討中。まぁ、こちらは国鉄特急型電車は撮れないが。

さて、そんなわけで引き続き、1月11日の熊本での撮影記。

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【2024年1月11日17時04分】 肥薩おれんじ鉄道線・八代駅

市内電車を撮った後は新幹線で新水俣駅へ。川内からの全線に乗れば良いのだが、新水俣から八代まで、今回は短区間で。
それにしても、何もない駅前。新水俣駅での待ち時間は、正直、長く感じられるものだった。


……  ……

2024年1月11日(木)晴れ

もともとの、鹿児島本線の複線の上下線間にホームを作ったような感じ。ホーム上で人がすれ違うのは困難なくらいに狭隘なホームで。
だから、ホーム上にはベンチなども無く。

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【2024年1月11日15時40分】 肥薩おれんじ鉄道線・新水俣駅

ただ、乗降客もおらず...

16時前、白地にオレンジ色と水色の帯が入った単行のディーゼル動車。かつての鹿児島本線も、現在は旅客列車はディーゼル動車の単行運転が基本となっており。“並行在来線”の経営分離に際してディーゼル化というのは、えちごトキめき鉄道と同じパターン。交流用電車を新製することを考えれば、ディーゼル化の方が良い...ということだろうか。

新水俣駅 15:58発の新八代ゆき、第6138D列車、HSOR-104号車単行である。 

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【2024年1月11日16時07分】 肥薩おれんじ鉄道線・第6138D列車(HSOR-104号車)内

各ボックス席に1〜2名、旅行客と言うよりは地元の方の短区間利用が主流だろうか。3セクらしいディーゼル動車は、車両中央にボックスシート、車端部にロングシートという構成、<変態鉄>は、こういうときは基本的にロングシートにする。もちろん、このときも。

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【2024年1月11日16時08分】 肥薩おれんじ鉄道線・第6138D列車(HSOR-104号車)内

車内の広告枠には、「肥薩おれんじ鉄道の昔と今」として、前身の鹿児島本線の時代から現在に至るまでの写真が掲示されており。
そんなのを見ながら、鹿児島本線を進んでいくのである。車内放送はもちろんワンマン用の自動放送だが短いチャイムが演奏されるようになっており。

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【2024年1月11日16時38分】 肥薩おれんじ鉄道線・第6138D列車(HSOR-104号車)内

列車交換のあった佐敷駅は有人駅、ここでまとまった乗車があったものの、車内は混雑するほどにはならず。

隣の海浦駅付近から、その名の通り、車窓には東シナ海が広がって。西日が差し込む時間帯、窓の外の景色は見づらいものの向こうに見える山並みは天草だろうか。

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【2024年1月11日16時38分】 肥薩おれんじ鉄道線・第6138D列車(HSOR-104号車)内

この日、朝方は晴れ。そう、新町での撮影では5014号車が...逆光に苦しめられて。
でも、午後からは雲が目立ってきていたのだった。それが、夕方、再び雲の隙間から太陽の光が。手前ではカーブした線路がキラキラと輝いていて。
ただ、それを表現しきれないのが<変態鉄>の腕前。夕暮れ直前の海を見ながらの列車旅は何とも優雅な時間だったのである。

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【2024年1月11日16時38分】 肥薩おれんじ鉄道線・第6138D列車(HSOR-104号車)内

上田浦駅の手前で八代海に関する案内放送が入って。
海沿い区間は肥後二見駅まで。最後の停車駅、肥後高田駅は駅前に学校があるようで、ここで単行のディーゼル動車は下校の生徒たちで一気に満員に。
球磨川鉄橋を渡って左にカーブしたら八代駅に到着である。

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【2024年1月11日17時04分】 肥薩おれんじ鉄道線・八代駅

列車は1駅だけJR九州に乗り入れて、新幹線の新八代駅まで行くが、この駅で「鉄印」を受けないと。
鹿児島本線時代の八代駅の1番のりばを南北に分割して、南側が肥薩おれんじ鉄道線のりばになっているようで。熊本方面の列車は同じホームの北側半分から発車する。

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<変態鉄>はここで下車して、肥薩おれんじ鉄道の窓口へ。
40社中39社目の「鉄印」である。いわゆる「置き印」(印刷済みのものを購入して「鉄印帳」の所定のページに貼り付けるタイプ)が主流だが、ここは書き入れてくれるタイプ。窓口の女性、非常に達筆で。それから、硬券入場券などもあるようで。

さぁ、暗くなってきた八代駅で、39個目の「鉄印」を入手したら、熊本に戻るのである。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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