最後は焦げ茶色のモ164号車 ＜速報版＞

昔から「雨」を歌った歌詞は多かった。大阪といえば、

　　♪　小糠雨降る　御堂筋　〜

でも、“小糠雨”なら良かった。日曜の大阪は視界が効かなくなるほどの雨が降る時間帯もあって。
そんな中、「絶対に無い」と読んでいたモ164号車の姿を見て...


【2023年5月7日12時03分】　阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停

午前中は我孫子道折返しで、天王寺駅前と恵美須町に交互に入るような感じ。このまま大阪市内区間の運用になるのかと思えば...
東天下茶屋でカメラを構えていると、やって来たモ164号車の「浜寺駅前」ゆき表示を見て、思わず声が出てしまった。急ぎ、綾ノ町に駆けつけて。
やはり、屋根のある電停ホームでの撮影が中心となってしまったが、激しい雨の中を走る古豪の姿を記録し、16時過ぎ、ちょっと早めにホテルに戻ったのだった。


……　　……

2023年5月7日（日）雨

やはり、雨だと“出撃”は億劫になるもの。ちょっとでも、それを和らげようと、昨日のうちに買っておいたものを使おうとして...
う〜ん、いきなり700円をパーにする凡ミス。慌てるとロクなことにならない。


【2023年5月7日7時43分】　阪堺電気軌道阪堺線・安立町電停

「筑豊色」は３日連続で（ほぼ）終日運用に入っていたので、今日は最終日だからモ161号車、あるいは、ビークルスターのモ166号車...と予想していた。
でも、安立町電停でカメラを構えると視界に飛び込んできたのは、ぬぁんと、モ164号車。これには、ちょっと驚いた。

午前中は、天王寺と恵美須町に交互に向かう、一番、撮るのが難しい運用に入って。


【2023年5月7日8時37分】　阪堺電気軌道上町線・姫松電停付近

住吉で行き先を確認してから下り電車を撮りに向かうパターン。
視界が霞むほどの激しい雨、道路上の水溜りにモ164号車の前照灯が反射して。ずぶ濡れになりながらの撮影である。

でも、いまの阪堺電車のダイヤ、日中は恵美須町〜我孫子道、天王寺駅前〜我孫子道、天王寺駅前〜浜寺駅前で運用は別れており、基本的に同じ行き先で折り返すことになっているみたい。でも、その“変わり目”が午前10時台、早朝出庫で天王寺〜浜寺を１〜２往復した後、大阪市内運用に入る電車と、やはり、早朝から大阪市内区間を何往復かした後、9〜10時台の天王寺駅前を浜寺駅前ゆきとして折り返す電車があるようで。（終日、天王寺駅前〜浜寺駅前というのもあって...）

11時頃までは安心できないのである。

そして、日曜のモ164号車は、後者の運用に入っていたみたい。


【2023年5月7日12時03分】　阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停

堺市内で「確実に撮れる場所」として、真っ先に思いついたのが綾ノ町電停。

とはいえ、普段よりも一般客も＜鉄＞も驚くほど少なかったこの日、綾ノ町でもカメラを構えていたのは数名だろうか。

最後は14時半の神ノ木電停から浜寺駅前まで＜乗り鉄＞を楽しんで。


【2023年5月7日15時41分】　阪堺電気軌道阪堺線・浜寺駅前電停付近

浜寺駅前での折返しシーンを撮って、この連休の撮影を終えたのだった。

さぁ、月曜は羽田に戻って、そこから仕事。一気に、忙しい日常に戻るのである。

（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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