20220918 阪堺電車「モ161形車の撮影会ツアー」(6) [ちん電(阪堺電気軌道)]
日曜、<変態鉄>は“勝負の時”を迎える。日曜に臨時出社して、その中で当面の仕事の目途がたてば、火曜日からしばらく休みに入れる。
そうでなかったら...
ウジウジ言いながら、今週も休みなく勤務が続くことになる。その勝負の朝に向けて、準備を重ねながら、このブログを書いている。
引き続き、9月18日の阪堺電車撮影会の話題。
【2022年9月18日13時10分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
最後は、皆さん、モ162号車の近くに集まって「幕回し」撮影会。でも、辛いのは表示される西鉄北九州線の方向幕、<変態鉄>には馴染みのないものが続いて...
ということで、写真の羅列。
…… ……
2022年9月18日(日)曇り
<変態鉄>が西鉄北九州線に触れることができたのは、1993年8月のこと。すでに少し前に、市内線区間は全て廃止されており、かろうじて...
黒崎-折尾の専用軌道区間だけが残っていたのだった。この区間、JR鹿児島本線と完全に並走する区間で。後に陣の原駅が開業すると、黒崎-熊西間が筑豊電鉄の一部のような形で名目上、西鉄北九州線が残っていたが、それも筑鉄に移管されて。
【1993年8月25日】 筑豊電鉄線・熊西駅付近(?)
高校生だった<変態ガキ鉄>、当時、この北九州の電車には興味がわかなかった。路面電車好きの<変態鉄>、でも、すでに道路上の併用軌道はなく「専用軌道の私鉄を路面電車タイプの電車が走っているだけ」、ガキ鉄には“中途半端な路線”としか映らなかったのである。
いま、タイムマシーンがあったら、当時の<変態ガキ鉄>を思いっきり、ぶっ飛ばしてやりたい。
当時、ごく少数だけ、この朱色にクリーム色のアクセントが入ったカラーで残っていた。(西鉄車の大半は、白地にオレンジと青の細帯)
モ162号車が纏っている、西鉄北九州線カラーの西鉄電車、かろうじて撮るには撮っていたのである。
【2022年9月18日13時10分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
「門司駅前」は、白地に青の筆文字。ちなみに、この幕回し撮影に先立ち、モ166号車の幕は「えびす町」になっている。
【2022年9月18日13時10分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
続いて「筑豊直方」。先日、ちょっと行ってきた。
遠賀川鉄橋を渡りきったところの高架上にある終着駅。本当は北九州と福岡を繋ぐ壮大な計画でスタートした筈の路線、せっかく遠賀川を越えたのに、そこでプッツリと切れている。
本当は、この先ができる筈だった...という感じ。いまも、それが一目で分かる小さな駅である。
ただ、連接車主体だったはずの筑豊電鉄、北九州線の“単車”が入ることはあったのだろうか???
【2022年9月18日13時11分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
続いて「楠橋」。筑豊電鉄の車庫がある駅である。<変態ガキ鉄>が訪れた当時も、入庫運用の関係でこの行き先は見られていた。というか、長大路線だった西鉄北九州線も最末期、当時、すでに路面電車の検査・整備を行う工場は西鉄側には残っておらず西鉄の車両も楠橋で検査を行っていたような記憶。
いまも車両基地のある駅であり、確か、山陽新幹線の立体交差の近くで写真を撮ったのだった。
こちらも、白地に青の筆文字の表示。
【2022年9月18日13時11分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
引き続き、筑豊電鉄線。「筑豊中間」ゆきである。西鉄の路面電車といえば、93年の写真の連接車もそうだが、極端に小さな前面方向幕が特徴。
それで...だろうか、「筑豊」の文字を小さく書いている。
【2022年9月18日13時11分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
「到津車庫前」、ここから北九州線の、<変態鉄>の知らない区間に突入である。これも「車庫」の2文字は小さく書かれている。
「白地に青の筆文字」のスタイル、筑豊電鉄のものかと思えば、そうでは無いようで...
このあたり、時代的な違いなのか何なのか、純粋に、<変態鉄>の無知なのである。
【2022年9月18日13時11分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
そして「幸町」、この辺になると地図を見ないと、どこなのか、まったく見当すら付かない<変態鉄>のレベルである。戸畑線と枝光線の接続電停のようで...。
う~ん、書いていて全然実感がわかないのは、歩いたことのない地点だから。
【2022年9月18日13時12分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
と、なぜか続いて筑豊電鉄線内の行き先に戻って「三ヶ森」。直方、楠橋、中間...と、徐々に北上、黒崎へと近づいている。
【2022年9月18日13時12分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
そして、再び北九州線の路面電車区間に移って「中央町」。今だと鹿児島本線の八幡駅が最寄りになるのだろうか??
【2022年9月18日13時12分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
さぁ、色が変わって。
今度は赤地に白文字の「門司」である。門司から折尾まで路面電車に乗り通して見たかった...。
幼稚園の頃、親にせがんで買って貰った路面電車の本の後ろの方に、門司から折尾までの乗車ルポがあったのをハッキリ覚えている。もちろん、小学校に上がる前後のガキに読めるようなものではなかったが。
もしかしたら、実家の倉庫に眠っているかも。その本で、岐阜の真っ赤な丸窓電車も初めて見たのだが...
さぁ、まだまだ続く北九州線方向幕の撮影会。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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そうでなかったら...
ウジウジ言いながら、今週も休みなく勤務が続くことになる。その勝負の朝に向けて、準備を重ねながら、このブログを書いている。
引き続き、9月18日の阪堺電車撮影会の話題。
【2022年9月18日13時10分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
最後は、皆さん、モ162号車の近くに集まって「幕回し」撮影会。でも、辛いのは表示される西鉄北九州線の方向幕、<変態鉄>には馴染みのないものが続いて...
ということで、写真の羅列。
…… ……
2022年9月18日(日)曇り
<変態鉄>が西鉄北九州線に触れることができたのは、1993年8月のこと。すでに少し前に、市内線区間は全て廃止されており、かろうじて...
黒崎-折尾の専用軌道区間だけが残っていたのだった。この区間、JR鹿児島本線と完全に並走する区間で。後に陣の原駅が開業すると、黒崎-熊西間が筑豊電鉄の一部のような形で名目上、西鉄北九州線が残っていたが、それも筑鉄に移管されて。
【1993年8月25日】 筑豊電鉄線・熊西駅付近(?)
高校生だった<変態ガキ鉄>、当時、この北九州の電車には興味がわかなかった。路面電車好きの<変態鉄>、でも、すでに道路上の併用軌道はなく「専用軌道の私鉄を路面電車タイプの電車が走っているだけ」、ガキ鉄には“中途半端な路線”としか映らなかったのである。
いま、タイムマシーンがあったら、当時の<変態ガキ鉄>を思いっきり、ぶっ飛ばしてやりたい。
当時、ごく少数だけ、この朱色にクリーム色のアクセントが入ったカラーで残っていた。(西鉄車の大半は、白地にオレンジと青の細帯)
モ162号車が纏っている、西鉄北九州線カラーの西鉄電車、かろうじて撮るには撮っていたのである。
【2022年9月18日13時10分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
「門司駅前」は、白地に青の筆文字。ちなみに、この幕回し撮影に先立ち、モ166号車の幕は「えびす町」になっている。
【2022年9月18日13時10分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
続いて「筑豊直方」。先日、ちょっと行ってきた。
遠賀川鉄橋を渡りきったところの高架上にある終着駅。本当は北九州と福岡を繋ぐ壮大な計画でスタートした筈の路線、せっかく遠賀川を越えたのに、そこでプッツリと切れている。
本当は、この先ができる筈だった...という感じ。いまも、それが一目で分かる小さな駅である。
ただ、連接車主体だったはずの筑豊電鉄、北九州線の“単車”が入ることはあったのだろうか???
【2022年9月18日13時11分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
続いて「楠橋」。筑豊電鉄の車庫がある駅である。<変態ガキ鉄>が訪れた当時も、入庫運用の関係でこの行き先は見られていた。というか、長大路線だった西鉄北九州線も最末期、当時、すでに路面電車の検査・整備を行う工場は西鉄側には残っておらず西鉄の車両も楠橋で検査を行っていたような記憶。
いまも車両基地のある駅であり、確か、山陽新幹線の立体交差の近くで写真を撮ったのだった。
こちらも、白地に青の筆文字の表示。
【2022年9月18日13時11分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
引き続き、筑豊電鉄線。「筑豊中間」ゆきである。西鉄の路面電車といえば、93年の写真の連接車もそうだが、極端に小さな前面方向幕が特徴。
それで...だろうか、「筑豊」の文字を小さく書いている。
【2022年9月18日13時11分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
「到津車庫前」、ここから北九州線の、<変態鉄>の知らない区間に突入である。これも「車庫」の2文字は小さく書かれている。
「白地に青の筆文字」のスタイル、筑豊電鉄のものかと思えば、そうでは無いようで...
このあたり、時代的な違いなのか何なのか、純粋に、<変態鉄>の無知なのである。
【2022年9月18日13時11分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
そして「幸町」、この辺になると地図を見ないと、どこなのか、まったく見当すら付かない<変態鉄>のレベルである。戸畑線と枝光線の接続電停のようで...。
う~ん、書いていて全然実感がわかないのは、歩いたことのない地点だから。
【2022年9月18日13時12分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
と、なぜか続いて筑豊電鉄線内の行き先に戻って「三ヶ森」。直方、楠橋、中間...と、徐々に北上、黒崎へと近づいている。
【2022年9月18日13時12分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
そして、再び北九州線の路面電車区間に移って「中央町」。今だと鹿児島本線の八幡駅が最寄りになるのだろうか??
【2022年9月18日13時12分】 阪堺電気軌道・大和川検車区
さぁ、色が変わって。
今度は赤地に白文字の「門司」である。門司から折尾まで路面電車に乗り通して見たかった...。
幼稚園の頃、親にせがんで買って貰った路面電車の本の後ろの方に、門司から折尾までの乗車ルポがあったのをハッキリ覚えている。もちろん、小学校に上がる前後のガキに読めるようなものではなかったが。
もしかしたら、実家の倉庫に眠っているかも。その本で、岐阜の真っ赤な丸窓電車も初めて見たのだが...
さぁ、まだまだ続く北九州線方向幕の撮影会。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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