5月、阪堺モ161形車を撮りに（３６）あびこ道 [ちん電（阪堺電気軌道）]
そういえば、今年は鉄道150周年。先日、記念式典などもあったそうだが...。
＜鉄＞として、そう実感のわくモノでは無く。ＪＲになって30年を過ぎ「日本の鉄道」という感じもなくなり、当然だが、ＪＲだって地域ごとに違いが出てきて経営状況にも大きな差が出て。
さらに、新幹線の開業で、かつての長大本線が次々に分断されてしまい、さらに、既に人口減少に転じている、わが国においてローカル線は廃線の話題がチラホラ。
日本社会における「鉄道」の地位は下がってきているのは間違いなくのが残念なところ。これから先、どうなっていくのだろうか。
＜変態鉄＞は、その日本の鉄道の歴史150年のうち、40年ほどを見てきたわけだが...
阪堺電軌のモ161形車は、1928年（昭和3年）の製造。つまり、150年の歴史のうち6割にあたる期間を現役で過ごしているのだから、スゴい存在である。
【2022年5月4日15時15分】 阪堺電軌阪堺線・安立町－あびこ道
15時、この日、夢中で追いかけてきたモ166号車は入庫してしまい。
でも、まだ上町線運用（天王寺駅前－あびこ道）には、モ161号車が。それを、あびこ道電停近くの陽当たりの良い場所で待ち構えることにした。
…… ……
2022年5月4日（水）晴れ
この日は、阪堺線（えびす町－あびこ道）の運用に入ったモ166号車を追いかけてきた＜変態鉄＞だったが、どうやら、15時の、あびこ道で車両交換されてしまったみたいで。
車両交換無しで所定のまま回っていたら、このときの住吉はモ166号車とモ161号車が1分差で通過、つまり、住吉電停のところの信号待ちのタイミングによっては、住吉電停にモ161形車が2両“縦列停車”するシーンが...
ただ、＜変態鉄＞としては、モ166号車が車庫に入ってくれて、ある意味、心置きなく帰れる訳で...
【2022年5月4日15時01分】 阪堺電軌阪堺線・細井川－住吉鳥居前
住吉鳥居前電停に進入するモ161号車。この連休だけでも何度も撮ったカットだが、15時を回ると電車通り沿いのマンションの影に入ってしまって。
【2022年5月4日15時03分】 阪堺電軌上町線・住吉電停付近
そして、住吉電停を発車したモ161号車は、右に分岐して上町線へと入っていく。
そんな姿を見た後は...
すかさず、住吉鳥居前電停に向かって。
後続電車で向かったのは、あびこ道だった。
【2022年5月4日15時11分】 阪堺電軌・大和川検車区付近
さっそく、踏切を渡って天王寺駅前ゆきホームへ。望遠で覗けば車庫の様子が一望できるわけで。
「あびこ道」表示のまま、庫内で整備中のモ166号車の姿。改めて、この目で確認して。
【2022年5月4日15時11分】 阪堺電軌・大和川検車区付近
そして、手前側の陽当たりの良い場所にはモ164号車の姿。この4日間で撮ることができなかった1両だが...
5日は運用入りすることが予告されており。まぁ、それでも4両中3両の走行シーンを撮ることができたのだから、もう大満足だった。
ちなみに、このモ164号車を撮れるのは、先日、9月18日の撮影会まで“おあずけ”になったのだった。
さて、天王寺駅前に向かったモ161号車は、そのうち、あびこ道に戻ってくる。
【2022年5月4日15時15分】 阪堺電軌阪堺線・安立町－あびこ道
15時台になると陽射しがある場所を探すのに一苦労するようになるのが、阪堺電車撮影。
あびこ道電停の少し北側、2階建てくらいのアパートや民家が続くエリアには、多少、陽当たりの良い部分があって。
ここで待ったのだった。
【2022年5月4日15時47分】 阪堺電軌阪堺線・安立町－あびこ道
そして、モ161号車は16時前に。この撮影行、最後の順光カットだった。
【2022年5月4日15時47分】 阪堺電軌阪堺線・あびこ道電停
あびこ道電停に到着し...
再び天王寺駅前ゆきとして折り返すモ161号車に先行する、1本前の天王寺駅前ゆきに乗って...
【2022年5月4日16時11分】 阪堺電軌上町線・松虫電停
最後の撮影は、迷った末にココ。
いつもの場所は既に陽射しが無くなって薄暗くなっていた。ということで、“第2希望”的な立ち位置だが松虫電停ホームの最後部から。
木製のホーム上屋、その向こうに、あべのハルカスが見えて。
まもなく、モ161号車がやってくる。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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＜鉄＞として、そう実感のわくモノでは無く。ＪＲになって30年を過ぎ「日本の鉄道」という感じもなくなり、当然だが、ＪＲだって地域ごとに違いが出てきて経営状況にも大きな差が出て。
さらに、新幹線の開業で、かつての長大本線が次々に分断されてしまい、さらに、既に人口減少に転じている、わが国においてローカル線は廃線の話題がチラホラ。
日本社会における「鉄道」の地位は下がってきているのは間違いなくのが残念なところ。これから先、どうなっていくのだろうか。
＜変態鉄＞は、その日本の鉄道の歴史150年のうち、40年ほどを見てきたわけだが...
阪堺電軌のモ161形車は、1928年（昭和3年）の製造。つまり、150年の歴史のうち6割にあたる期間を現役で過ごしているのだから、スゴい存在である。
【2022年5月4日15時15分】 阪堺電軌阪堺線・安立町－あびこ道
15時、この日、夢中で追いかけてきたモ166号車は入庫してしまい。
でも、まだ上町線運用（天王寺駅前－あびこ道）には、モ161号車が。それを、あびこ道電停近くの陽当たりの良い場所で待ち構えることにした。
…… ……
2022年5月4日（水）晴れ
この日は、阪堺線（えびす町－あびこ道）の運用に入ったモ166号車を追いかけてきた＜変態鉄＞だったが、どうやら、15時の、あびこ道で車両交換されてしまったみたいで。
車両交換無しで所定のまま回っていたら、このときの住吉はモ166号車とモ161号車が1分差で通過、つまり、住吉電停のところの信号待ちのタイミングによっては、住吉電停にモ161形車が2両“縦列停車”するシーンが...
ただ、＜変態鉄＞としては、モ166号車が車庫に入ってくれて、ある意味、心置きなく帰れる訳で...
【2022年5月4日15時01分】 阪堺電軌阪堺線・細井川－住吉鳥居前
住吉鳥居前電停に進入するモ161号車。この連休だけでも何度も撮ったカットだが、15時を回ると電車通り沿いのマンションの影に入ってしまって。
【2022年5月4日15時03分】 阪堺電軌上町線・住吉電停付近
そして、住吉電停を発車したモ161号車は、右に分岐して上町線へと入っていく。
そんな姿を見た後は...
すかさず、住吉鳥居前電停に向かって。
後続電車で向かったのは、あびこ道だった。
【2022年5月4日15時11分】 阪堺電軌・大和川検車区付近
さっそく、踏切を渡って天王寺駅前ゆきホームへ。望遠で覗けば車庫の様子が一望できるわけで。
「あびこ道」表示のまま、庫内で整備中のモ166号車の姿。改めて、この目で確認して。
【2022年5月4日15時11分】 阪堺電軌・大和川検車区付近
そして、手前側の陽当たりの良い場所にはモ164号車の姿。この4日間で撮ることができなかった1両だが...
5日は運用入りすることが予告されており。まぁ、それでも4両中3両の走行シーンを撮ることができたのだから、もう大満足だった。
ちなみに、このモ164号車を撮れるのは、先日、9月18日の撮影会まで“おあずけ”になったのだった。
さて、天王寺駅前に向かったモ161号車は、そのうち、あびこ道に戻ってくる。
【2022年5月4日15時15分】 阪堺電軌阪堺線・安立町－あびこ道
15時台になると陽射しがある場所を探すのに一苦労するようになるのが、阪堺電車撮影。
あびこ道電停の少し北側、2階建てくらいのアパートや民家が続くエリアには、多少、陽当たりの良い部分があって。
ここで待ったのだった。
【2022年5月4日15時47分】 阪堺電軌阪堺線・安立町－あびこ道
そして、モ161号車は16時前に。この撮影行、最後の順光カットだった。
【2022年5月4日15時47分】 阪堺電軌阪堺線・あびこ道電停
あびこ道電停に到着し...
再び天王寺駅前ゆきとして折り返すモ161号車に先行する、1本前の天王寺駅前ゆきに乗って...
【2022年5月4日16時11分】 阪堺電軌上町線・松虫電停
最後の撮影は、迷った末にココ。
いつもの場所は既に陽射しが無くなって薄暗くなっていた。ということで、“第2希望”的な立ち位置だが松虫電停ホームの最後部から。
木製のホーム上屋、その向こうに、あべのハルカスが見えて。
まもなく、モ161号車がやってくる。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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