年の瀬の広島と倉敷へ（３３）錦川清流線 ＜前編＞ [3セク鉄道「鉄印」の旅]
いまの自分、どうしても悪い流れに入っているようで...
今度は、冷蔵庫が故障して。水曜日の晩、帰宅して冷凍食品を温めて食べようと...冷凍庫の中のものが溶けてグチョグチョになっていて。
最初は、ドアをきちんと閉めずに出かけたのか...と、ちょっと凹んだのだが、翌朝、それは確信に変わった。冷蔵庫の中の照明は点いているが全く冷えておらず。ほぼ室温と同じ感じになっており。
慌てて冷凍庫を確認すると、冷凍食品たちは全て解凍された状態になっており。照明だけ点いていて作動音のようなものも聞こえない、しかも、冷媒が漏れた様子は無く。
ということは、コンプレッサの故障の可能性が大、となれば、１人暮らし用の安い冷蔵庫は、修理するより買い換えた方が有利。
ということで、急遽、ヨ※バシに冷蔵庫を注文。今日、それが納品されて。
Twitter では報告したとおり、2007年以来のデジカメで撮った全写真を保存していたハードディスクが今週アタマに、認識されなくなるトラブル。
こちらは、何社か検討した上で、現在、復旧サービス会社に。一応、初期調査の結果として「軽度の論理障害で復旧可能」という連絡、想定よりも少し安くおさまりそうで。
そんな中での冷蔵庫の故障。予定外の出費が続いており。
さて、引き続き、2021年12月の広島の話題。リバイバルKOBE、582号車を撮った後は広島電鉄沿線から一時離脱。岩国から錦川清流線に乗って「鉄印帳」の旅へ。
【2021年12月14日15時47分】 岩徳線・岩国駅
この路線、2度目の訪問。だから...ということもあって、夕方の時間帯にした。車窓はほぼあきらめていたのだが、それでも往路の岩国 → 錦町は、少しは明るさが残っていて。
陽の短い時期、関東の感覚だと17時には暗くなっているのだが、西日本だと日の入りが、だいぶ遅いと実感するのである。
…… ……
2021年12月14日（火）晴れ
岩国駅からは、錦町ゆき第531D列車。NT3001号車単行の車内には、帰宅の高校生など20名ほどの乗客が。幸い、クロスシートに空席を見つけて。
最初の2駅間、川西駅まではJR岩徳線を走る。現在の岩徳線が山陽本線だった頃の駅舎が残る西岩国駅、単行のディーゼル動車が発着するだけの駅になって、若干...というより、思いっきり駅構内を持て余しているが...
この無人駅でも乗降があって。高架駅の川西駅を過ぎて、しばらく進んだところが岩徳線と錦川清流線の分岐点。
まさに路線名の通り、錦川に沿って北へ北へ、中国山地に分け入っていく。
途中の北河内駅でNT3003号車単行の上り列車と交換。岩国市街地からの帰宅客だろうか、このあたりから、各駅とも下車する乗客が目立つようになっていって。
【2021年12月14日17時23分】 錦川鉄道錦川清流線・錦町駅
途中、滝が見られるところでの徐行運転も前回同様。でも、地元客が中心。薄暗くなった車窓を覗き込む人も無く。
結局、終点・錦町駅まで乗車したのは、自分ともう1名の旅行客、それから高校生2名。
【2021年12月14日17時11分】 錦川鉄道錦川清流線・錦町駅
やはり、気になるのはこのキハ。
北条鉄道、小湊鐵道への譲渡で話題になったが、それに先駆けて、この錦川清流線には烏山線のキハ40 1000番台が譲渡されていた。
烏山線色のままイベント用車として使われていたが、昨年、車輌故障を起こした...ということで、錦町駅の車両基地で、ずっとお休み中。
【2021年12月14日17時11分】 錦川鉄道錦川清流線・錦町駅
日の入りが遅い西日本でも、もう日が暮れてきて撮影には限界のタイミングだが...
ホーム上には腕木式信号機も保存されていて。
【2021年12月14日17時12分】 錦川鉄道錦川清流線・錦町駅
錦町駅には車庫と本社が併設されており。でも、旅客ホームは1線式。今度の岩国ゆきも同じ車輌の折返しのようだが、折返しの時間は36分ほどあって。
この錦町駅、地形の関係もあってか、集落よりも一段高いところにあって。列車を降りると長い階段を下りて改札口に向かう。
【2021年12月14日17時19分】 錦川鉄道錦川清流線・錦町駅
改札横には立派な待合室も完備されており。
地元の子だろうか、夕方の散歩...といった感じ、手を引かれて、小さな子が錦町駅に遊びに来ていて。
たぶん、錦町駅の職員の方とも顔なじみ...みたいな感じで、制帽を貸してもらって。
そんな、長閑な光景を見ながら他の人気のない駅窓口で「鉄印」をお願いして。
シンプルなものだが、いわゆる「置き印」ではなく、ちゃんと差し出した鉄印帳に捺してもらえるタイプ。こういうタイプだと何だかラッキーな気がして。
【2021年12月14日17時21分】 錦川鉄道錦川清流線・錦町駅
階段下の駅舎に行っていた数分間に、すっかり夜の帳が...
発車時刻まで少し余裕はあったものの、岩国駅から来た時と同じく、NT3001号車の車内で発車の時を待ったのだった。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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今度は、冷蔵庫が故障して。水曜日の晩、帰宅して冷凍食品を温めて食べようと...冷凍庫の中のものが溶けてグチョグチョになっていて。
最初は、ドアをきちんと閉めずに出かけたのか...と、ちょっと凹んだのだが、翌朝、それは確信に変わった。冷蔵庫の中の照明は点いているが全く冷えておらず。ほぼ室温と同じ感じになっており。
慌てて冷凍庫を確認すると、冷凍食品たちは全て解凍された状態になっており。照明だけ点いていて作動音のようなものも聞こえない、しかも、冷媒が漏れた様子は無く。
ということは、コンプレッサの故障の可能性が大、となれば、１人暮らし用の安い冷蔵庫は、修理するより買い換えた方が有利。
ということで、急遽、ヨ※バシに冷蔵庫を注文。今日、それが納品されて。
Twitter では報告したとおり、2007年以来のデジカメで撮った全写真を保存していたハードディスクが今週アタマに、認識されなくなるトラブル。
こちらは、何社か検討した上で、現在、復旧サービス会社に。一応、初期調査の結果として「軽度の論理障害で復旧可能」という連絡、想定よりも少し安くおさまりそうで。
そんな中での冷蔵庫の故障。予定外の出費が続いており。
さて、引き続き、2021年12月の広島の話題。リバイバルKOBE、582号車を撮った後は広島電鉄沿線から一時離脱。岩国から錦川清流線に乗って「鉄印帳」の旅へ。
【2021年12月14日15時47分】 岩徳線・岩国駅
この路線、2度目の訪問。だから...ということもあって、夕方の時間帯にした。車窓はほぼあきらめていたのだが、それでも往路の岩国 → 錦町は、少しは明るさが残っていて。
陽の短い時期、関東の感覚だと17時には暗くなっているのだが、西日本だと日の入りが、だいぶ遅いと実感するのである。
…… ……
2021年12月14日（火）晴れ
岩国駅からは、錦町ゆき第531D列車。NT3001号車単行の車内には、帰宅の高校生など20名ほどの乗客が。幸い、クロスシートに空席を見つけて。
最初の2駅間、川西駅まではJR岩徳線を走る。現在の岩徳線が山陽本線だった頃の駅舎が残る西岩国駅、単行のディーゼル動車が発着するだけの駅になって、若干...というより、思いっきり駅構内を持て余しているが...
この無人駅でも乗降があって。高架駅の川西駅を過ぎて、しばらく進んだところが岩徳線と錦川清流線の分岐点。
まさに路線名の通り、錦川に沿って北へ北へ、中国山地に分け入っていく。
途中の北河内駅でNT3003号車単行の上り列車と交換。岩国市街地からの帰宅客だろうか、このあたりから、各駅とも下車する乗客が目立つようになっていって。
【2021年12月14日17時23分】 錦川鉄道錦川清流線・錦町駅
途中、滝が見られるところでの徐行運転も前回同様。でも、地元客が中心。薄暗くなった車窓を覗き込む人も無く。
結局、終点・錦町駅まで乗車したのは、自分ともう1名の旅行客、それから高校生2名。
【2021年12月14日17時11分】 錦川鉄道錦川清流線・錦町駅
やはり、気になるのはこのキハ。
北条鉄道、小湊鐵道への譲渡で話題になったが、それに先駆けて、この錦川清流線には烏山線のキハ40 1000番台が譲渡されていた。
烏山線色のままイベント用車として使われていたが、昨年、車輌故障を起こした...ということで、錦町駅の車両基地で、ずっとお休み中。
【2021年12月14日17時11分】 錦川鉄道錦川清流線・錦町駅
日の入りが遅い西日本でも、もう日が暮れてきて撮影には限界のタイミングだが...
ホーム上には腕木式信号機も保存されていて。
【2021年12月14日17時12分】 錦川鉄道錦川清流線・錦町駅
錦町駅には車庫と本社が併設されており。でも、旅客ホームは1線式。今度の岩国ゆきも同じ車輌の折返しのようだが、折返しの時間は36分ほどあって。
この錦町駅、地形の関係もあってか、集落よりも一段高いところにあって。列車を降りると長い階段を下りて改札口に向かう。
【2021年12月14日17時19分】 錦川鉄道錦川清流線・錦町駅
改札横には立派な待合室も完備されており。
地元の子だろうか、夕方の散歩...といった感じ、手を引かれて、小さな子が錦町駅に遊びに来ていて。
たぶん、錦町駅の職員の方とも顔なじみ...みたいな感じで、制帽を貸してもらって。
そんな、長閑な光景を見ながら他の人気のない駅窓口で「鉄印」をお願いして。
シンプルなものだが、いわゆる「置き印」ではなく、ちゃんと差し出した鉄印帳に捺してもらえるタイプ。こういうタイプだと何だかラッキーな気がして。
【2021年12月14日17時21分】 錦川鉄道錦川清流線・錦町駅
階段下の駅舎に行っていた数分間に、すっかり夜の帳が...
発車時刻まで少し余裕はあったものの、岩国駅から来た時と同じく、NT3001号車の車内で発車の時を待ったのだった。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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