2021/10/10 小湊キハ40-1臨時運行（１）ぷろろーぐ [小湊鐵道]
すでに定期運用が始まっていると聞く、小湊鐵道のキハ40 1号機。残念ながら、まだその活躍中の姿を撮りに行く機会には恵まれないのだが...
もとはＪＲ東日本・郡山所属のキハ40 2021号車、何度か只見線で撮る機会があった車両で。
小湊入りしたのは2020年5月、コロナで最初の緊急事態宣言が出されている時期だった。郡山から五井へと運ばれたキハの姿を見たくて「都県境越えの移動自粛」の期間中にコッソリ見に行ったのも思い出。（→ こちら）
いっしょに五井にやって来た2026号車は、キハ40 2号機として既に運用に入っており、区間運休で都市部のみではあったが、走行シーンも撮ることもできており。
1号機は検査の関係もあって長らく五井駅構内に留置されているところを見ていたが...
【2021年10月10日9時22分】 小湊鐵道・五井駅
9月になって、この1号機もいよいよ走り出すということで。
運用入り前のお披露目イベント的なものが10月中旬、2週間に渡って土曜・日曜と。そのうち、10月10日はスケジュールの都合が付いたので、これに申し込んで...
当選メールが届いたのは9月27日ごろだった。そう、26日の五井機関区撮影会（→ こちら）の直後だったのである。
でも、同じ時期に...
“掛け持ち”なんてことを考えた自分に、「小湊キハをしっかり集中して記録するべき!!」と＜鉄＞の神様が怒って...??
＜変態鉄＞は罰が当たったのかもしれない。そんなことを思いたくなる午後だった。まさか変電所火災で...
…… ……
その小湊鐵道からの当選メールが届くのとほぼ時を同じくして。
【2021年6月17日14時07分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
ひたちなか海浜鉄道の、これまた「キハ205号」が臨時運転を行うと。それが10月10日、日中は他の新型車と併結しての運転だが夕方の1往復だけ、那珂湊－勝田間を単行で運転する...と発表され。
この、ひたちなかキハ205号車、それも単行運転とは超が付くレア。一昨年にも撮る機会があったのだが、それ以来、待ち焦がれていた。
正直言って、小湊鐵道にキャンセルの連絡をして、ひたちなか海浜鉄道に“浮気”しようかと思った。朝の水戸ゆきの高速バスで行って、那珂湊の魚市場でランチを楽しんでからキハを撮る...最高のプランである。
でも、せっかく応援している小湊鐵道の“新車”のお披露目会。幸い、自分が参加するのは「午前の部」、アレコレ調べてみると...
【2021年10月10日13時05分】 東武アーバンパークライン・船橋駅
いままで乗る機会が無かった、あの（← どの??）東武アーバンパークラインに乗って船橋－柏をショートカットすれば、12時過ぎに五井を出ても余裕を持って、ひたちなか海浜鉄道に移動できることを発見。
いや、先入観というのか、自分としては総武快速線でいったん東京に出て、そこから常磐線という案しか考えられなかったので...
でも、それならば...
欲張りなプランを立てて。結果的には「二兎を追う者は一兎をも得ず」を、まさに...嗚呼。でも、小湊鐵道のイベントはとても楽しく充実したものだった。
2021年10月10日（日）曇り
集合は9時の五井、いつも通りのパターンである。という“慢心”が...
ドン曇りの朝。いつも通り、笹塚経由で馬喰町駅へ。8:01発の千葉ゆきにも間に合ったが、1本見送って8:08発の君津ゆき、乗り換えなしはラクである。
【2021年10月10日9時03分】 内房線・五井駅
乗車したのは「モハE217-1」、ぬぁんとトップナンバー車である。
ＪＲ東日本の、あの「Ｅ」がつく椅子の硬い没個性的な車両たち、自分にとっては無機質な金属塊にしか見えず（← それがフツー）、趣味の対象にはなり得ない存在だが、それでも長年、乗った車両の置き換えが進んでいるというのは...。
五井駅で降りて発車していくところをスナップして。
【2021年10月10日9時03分】 小湊鐵道・五井駅
さぁ、その君津ゆきが発車していったら向こう側の小湊鐵道五井駅とその奥の五井機関区の様子を一望できる。
すでに「庫」の中では撮影会の準備ができており。キハ40形も「庫」の前で待機しており。
そして、ホームには...
【2021年10月10日9時06分】 小湊鐵道・五井駅
いつも通りのキハ200形2連。でも、よく見ると2両のキハ200形の側サボが省略されている。そう、この時点では7月の大雨の影響で光風台折返しの暫定ダイヤでの運転だった。
既に18日からの運転再開が発表され、レールは繋がっており試運転も行われている時期ではあったものの光風台－上総牛久はまだバス代行輸送が続いていた。
ということで、この日のキハ40 1号機のお披露目運転も光風台折返しで。たぶん、復旧後だったら養老渓谷なり、上総中野まで入線してくれたかと思うのだが...
この時点で、＜変態鉄＞のアタマの中には...
そう、五井機関区撮影会には、1年ほどで3度参加しており。そのときの要領で「こみなと待合室」前の広場のところで受付...と。メールをちゃんと読まずに勝手な思い込みが。
【2021年10月10日9時07分】 小湊鐵道・五井駅
余裕で、跨線橋からカメラを構えており。首都圏色車の隣でチラッと、ちょっとだけ顔を見せながら「小湊色」の1号機も顔を見せており。
そんな姿を望遠で...
【2021年10月10日9時12分】 小湊鐵道・五井駅
前面幕は白地に赤で「急行」、そして、大型ヘッドマーク。
同車は1979年（昭和54年）製造、そのとき既にタラコ色...首都圏色だったが朱色とクリーム色の「小湊色」もよく似合っている。
国鉄 → ＪＲでは地味な役回りが多かったが、第２の舞台に移って以来、エース級になって。もはや、ＪＲより国鉄らしい感じになっている小湊鐵道のキハである。
さぁ、さっそく...
【2021年10月10日9時12分】 小湊鐵道・五井駅（こみなと待合室）
「こみなと待合室」へ。低い柵越しに機関区を眺められるテラスのようになったスペースが撮るのには最高で。
再びキハ40形のアップを。
まさか、ここが国鉄型キハで占められるようになるとは...
「里山トロッコ」がやって来た時にも驚きだった。“DMH17の聖地”にも確実に変化の波は寄せてきている。でも、それはDMHエンジンをできるだけ長く生き残れるようにするため...ということでもあるようで。
さぁ、いよいよ、キハ40 1号機が動き出す。
でも...
まもなく集合時刻なのに自分の周りに誰も居ないのである。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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もとはＪＲ東日本・郡山所属のキハ40 2021号車、何度か只見線で撮る機会があった車両で。
小湊入りしたのは2020年5月、コロナで最初の緊急事態宣言が出されている時期だった。郡山から五井へと運ばれたキハの姿を見たくて「都県境越えの移動自粛」の期間中にコッソリ見に行ったのも思い出。（→ こちら）
いっしょに五井にやって来た2026号車は、キハ40 2号機として既に運用に入っており、区間運休で都市部のみではあったが、走行シーンも撮ることもできており。
1号機は検査の関係もあって長らく五井駅構内に留置されているところを見ていたが...
【2021年10月10日9時22分】 小湊鐵道・五井駅
9月になって、この1号機もいよいよ走り出すということで。
運用入り前のお披露目イベント的なものが10月中旬、2週間に渡って土曜・日曜と。そのうち、10月10日はスケジュールの都合が付いたので、これに申し込んで...
当選メールが届いたのは9月27日ごろだった。そう、26日の五井機関区撮影会（→ こちら）の直後だったのである。
でも、同じ時期に...
“掛け持ち”なんてことを考えた自分に、「小湊キハをしっかり集中して記録するべき!!」と＜鉄＞の神様が怒って...??
＜変態鉄＞は罰が当たったのかもしれない。そんなことを思いたくなる午後だった。まさか変電所火災で...
…… ……
その小湊鐵道からの当選メールが届くのとほぼ時を同じくして。
【2021年6月17日14時07分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
ひたちなか海浜鉄道の、これまた「キハ205号」が臨時運転を行うと。それが10月10日、日中は他の新型車と併結しての運転だが夕方の1往復だけ、那珂湊－勝田間を単行で運転する...と発表され。
この、ひたちなかキハ205号車、それも単行運転とは超が付くレア。一昨年にも撮る機会があったのだが、それ以来、待ち焦がれていた。
正直言って、小湊鐵道にキャンセルの連絡をして、ひたちなか海浜鉄道に“浮気”しようかと思った。朝の水戸ゆきの高速バスで行って、那珂湊の魚市場でランチを楽しんでからキハを撮る...最高のプランである。
でも、せっかく応援している小湊鐵道の“新車”のお披露目会。幸い、自分が参加するのは「午前の部」、アレコレ調べてみると...
【2021年10月10日13時05分】 東武アーバンパークライン・船橋駅
いままで乗る機会が無かった、あの（← どの??）東武アーバンパークラインに乗って船橋－柏をショートカットすれば、12時過ぎに五井を出ても余裕を持って、ひたちなか海浜鉄道に移動できることを発見。
いや、先入観というのか、自分としては総武快速線でいったん東京に出て、そこから常磐線という案しか考えられなかったので...
でも、それならば...
欲張りなプランを立てて。結果的には「二兎を追う者は一兎をも得ず」を、まさに...嗚呼。でも、小湊鐵道のイベントはとても楽しく充実したものだった。
2021年10月10日（日）曇り
集合は9時の五井、いつも通りのパターンである。という“慢心”が...
ドン曇りの朝。いつも通り、笹塚経由で馬喰町駅へ。8:01発の千葉ゆきにも間に合ったが、1本見送って8:08発の君津ゆき、乗り換えなしはラクである。
【2021年10月10日9時03分】 内房線・五井駅
乗車したのは「モハE217-1」、ぬぁんとトップナンバー車である。
ＪＲ東日本の、あの「Ｅ」がつく椅子の硬い没個性的な車両たち、自分にとっては無機質な金属塊にしか見えず（← それがフツー）、趣味の対象にはなり得ない存在だが、それでも長年、乗った車両の置き換えが進んでいるというのは...。
五井駅で降りて発車していくところをスナップして。
【2021年10月10日9時03分】 小湊鐵道・五井駅
さぁ、その君津ゆきが発車していったら向こう側の小湊鐵道五井駅とその奥の五井機関区の様子を一望できる。
すでに「庫」の中では撮影会の準備ができており。キハ40形も「庫」の前で待機しており。
そして、ホームには...
【2021年10月10日9時06分】 小湊鐵道・五井駅
いつも通りのキハ200形2連。でも、よく見ると2両のキハ200形の側サボが省略されている。そう、この時点では7月の大雨の影響で光風台折返しの暫定ダイヤでの運転だった。
既に18日からの運転再開が発表され、レールは繋がっており試運転も行われている時期ではあったものの光風台－上総牛久はまだバス代行輸送が続いていた。
ということで、この日のキハ40 1号機のお披露目運転も光風台折返しで。たぶん、復旧後だったら養老渓谷なり、上総中野まで入線してくれたかと思うのだが...
この時点で、＜変態鉄＞のアタマの中には...
そう、五井機関区撮影会には、1年ほどで3度参加しており。そのときの要領で「こみなと待合室」前の広場のところで受付...と。メールをちゃんと読まずに勝手な思い込みが。
【2021年10月10日9時07分】 小湊鐵道・五井駅
余裕で、跨線橋からカメラを構えており。首都圏色車の隣でチラッと、ちょっとだけ顔を見せながら「小湊色」の1号機も顔を見せており。
そんな姿を望遠で...
【2021年10月10日9時12分】 小湊鐵道・五井駅
前面幕は白地に赤で「急行」、そして、大型ヘッドマーク。
同車は1979年（昭和54年）製造、そのとき既にタラコ色...首都圏色だったが朱色とクリーム色の「小湊色」もよく似合っている。
国鉄 → ＪＲでは地味な役回りが多かったが、第２の舞台に移って以来、エース級になって。もはや、ＪＲより国鉄らしい感じになっている小湊鐵道のキハである。
さぁ、さっそく...
【2021年10月10日9時12分】 小湊鐵道・五井駅（こみなと待合室）
「こみなと待合室」へ。低い柵越しに機関区を眺められるテラスのようになったスペースが撮るのには最高で。
再びキハ40形のアップを。
まさか、ここが国鉄型キハで占められるようになるとは...
「里山トロッコ」がやって来た時にも驚きだった。“DMH17の聖地”にも確実に変化の波は寄せてきている。でも、それはDMHエンジンをできるだけ長く生き残れるようにするため...ということでもあるようで。
さぁ、いよいよ、キハ40 1号機が動き出す。
でも...
まもなく集合時刻なのに自分の周りに誰も居ないのである。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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