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消印の中の鉄道情景(68)長井中道郵便局(山形県) [消印の中の鉄道情景]

「私はいま、重大な決意をした」といったのは、かつての海部俊樹首相。
いまよりも永田町...政治の世界にもダイナミズムというか、そんなものがあったように思うのは当時の自分が若かったと言うことだろうか。

でも、まさにいま、<変態鉄>も重大な決意を固めたのである。その内容は、来週にでも正式に表明できるかと思う。
相変わらず、仕事がバタバタしていて。朝起きて準備をしたら家を出て帰ってくるのは22時過ぎ。とりあえず、このブログ記事をアップするだけして...
という状況では趣味活動はなかなか苦しいのだが。それでも撮りたいものがあるわけで。

さて、7月1日の山形の話題。すっかり<鉄>ブログから“素人ヒコーキ写真ブログ”に転向してしまった感のある拙ブログ。でも、決してそんなことは無く。これからも変わらず<鉄>ブログなのである。

ということで、山形鉄道フラワー長井線の旅の途中の寄り道の話題。

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長井駅での待ち時間を利用して、野川鉄橋まで<撮り鉄>に行く前に、駅近くの郵便局に立ち寄ったのだった。
コロナ禍もあって、風景印蒐集も久しぶりだった。

ということで、今日はフラワー長井線が描かれた長井中道郵便局の風景印をご紹介したい。

……  ……

数局に1局の割合で、全国で2~3割と言われているのだが、郵便局の窓口から郵便物を発送する際に捺してもらえる「消印」、その中に郵便局の周囲の名所などをあしらったデザインのものが...
それが風景入通信日付印、通称の風景印の方が有名かも知れない。

第3セクター鉄道というのは、某社長さんの言い方を借りれば、「国鉄が要らないと言ったものを、地元がその意向に逆らって『自分たちで残す』と引き取ったもの」。だからこそ、地元の人たちの中には地域の第3セクター路線を応援しようという思いが...。
そんなことも関係するのか、第3セクター路線の沿線の郵便局には、それをデザインした風景印というのが見られる。

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【2021年7月1日13時08分】 山形鉄道フラワー長井線・長井駅

お昼過ぎに長井駅に到着して。新築の、カフェ併設でガラス張りの駅舎。
隣には市役所の庁舎が移転してきて、駅舎と一体になっており、列車を降りて構内踏切を渡り、駅舎に入れば奥の方に銀行と市役所の窓口が見えていて。

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【2021年7月1日13時00分】 山形鉄道フラワー長井線・長井駅

でも、その構内踏切は線路を横切って、裏側の昔ながらの小さな町へと繋がっていて。
自転車を押した高校生が駅構内の踏切を渡って、その真新しい駅舎を抜けて...
そんな光景が見られる。

その、自転車を押した高校生がやってきた方は、線路を渡ると昔からの住宅が。線路側に向けて勝手口があるお宅が多いようで、生活感にあふれたシーン。
用水路と、1人が歩くのがやっとという幅の曲がりくねった路地。

そこを抜けると3分ほどで信号のある交差点に出る。その交差点の横にあるのが長井中道郵便局。
いつも、風景印の記事では局舎の写真を載せるが、あとで気づいたが、暑さのあまり撮るのを忘れてしまったのである。

でも...

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長井中道郵便局の近くには山形鉄道フラワー長井線以外の鉄路は無く。JR米坂線までは約10 km離れている。

だから、この意匠、描かれている列車は、ほぼ間違いなくフラワー長井線の筈。
でも、先日、ご紹介した沖郷郵便局の風景印(→ こちらhttps://gohachinihachi1978.blog.ss-blog.jp/2021-07-12)とはだいぶ違って。列車の姿は抽象的な...窓が並んだ四角い塊のように描かれているのである。う~ん...

この近くの鉄橋と言えば...

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【2021年7月1日13時29分】 山形県長井市幸町付近

実はこの局舎の前の道を直進したのである。5分ほど北へ向かえば長井工業高校の前に突き当たる。
そこが、あやめ公園(運動公園)である。

そう、その奥に...

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【2021年7月1日13時32分】 山形鉄道フラワー長井線・羽前成田-あやめ公園

小さな堤防は遊歩道のようになっていて、河原に降りたところからフラワー長井線の野川鉄橋を見ることができるのである。

たぶん...

たぶん、だが、この鉄橋を渡る2連の列車をデザインした図柄だと思う。

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【2021年7月1日13時42分】 山形鉄道フラワー長井線・羽前成田-あやめ公園

ちなみに残念ながら、河川敷も木々が生い茂っており、短時間の滞在では鉄橋の全景を見渡せる地点は見つからなかった。

空もこの時間帯だけ“ドン曇り”。今度は、この風景印と同じように撮れる場所がないものか探しに行ってみたいと思っている<変態鉄>なのである。

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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