夏の東北を巡って（７）“新”長井駅 [3セク鉄道「鉄印」の旅]
「遅れている仕事が溜まっている」、でも、「晴れた公休日」。まさに“葛藤”である。出発前にカメラの状態を確認している間も、どうするか悩むのだが...
まずもって“暑い”のが...、さらに最近は、朝、快晴で暑くなると午後からの“ゲリラ豪雨”も怖い。＜徒歩鉄＞にとって、あれだけはどうすることもできない。都市型路線なら兎も角、ローカル線を撮ることが多い自分の場合、夏場の撮影はずっとそれに怯えながら。タブレット端末の「雨雲レーダー」を見ながら...だが、あれだって、確実なものではないので。
だから、夏の間は＜乗り鉄＞に“転向”したいというのが＜変態鉄＞。寒い時期の撮影もキツいのだが、でも、冬の方が空気が乾燥して澄んでいる分、キレイに撮れることが多くなるのである。
ということで、久しぶりに7月1日の山形鉄道フラワー長井線の話題。
【2021年7月1日12時48分】 山形鉄道フラワー長井線・長井駅
線名にもなっているが、赤湯（南陽市）－荒砥（西置賜郡白鷹町）を結ぶ全長30 kmほどの路線。規模としては、いすみ鉄道に近い感じ。その拠点駅は路線中間の長井駅だろうか。
「鉄印」を受けられるのも長井駅だけ。ということで、今泉駅で乗り換えた列車を長井駅で降りて。
…… ……
2021年7月1日（木）曇り一時晴れ
今泉駅で乗り換えた第209D列車で10分。
【2021年7月1日13時00分】 山形鉄道フラワー長井線・長井駅
途中の南長井駅で下車する人が多かっただろうか。ほどなく長井駅に到着である。長井駅は1面2線の交換可能駅。路線としての拠点駅であることは間違いなさそうだが、車両基地機能は終点の荒砥駅にあるので、1面2線のホームだけ。
【2021年7月1日13時01分】 山形鉄道フラワー長井線・長井駅
とはいえ、この路線の歴史を感じさせるものは駅構内にも残されており。ホーム上屋は国鉄時代を思わせる木製のもの。他の降車客がいなくなるのを待って、木製上屋の残るホームの様子を。
そのまま振り向けば、駅舎は...
【2021年7月1日13時00分】 山形鉄道フラワー長井線・長井駅
まだまだ新築なのである。ちなみに、ほんの少し前まではココも国鉄時代からの木造駅舎が残っていたみたい。さて、この駅の特徴は...
駅舎と棟続きになっている同じく3階建てのビル。駅から数百メートルのところにあった市役所が、先日、ここに移転してきた。
さて。クリーム色に窓部分に青い縁取りという明るい色合いの駅舎。ガラス張りの部分が多く吹き抜けの明るい感じで...
改札口はなく、構内通路からそのまま駅舎内を通って正面玄関...という構造、そこにガラス張りの、何だろう、ガラス張りの中に受付のようなスペースがあって、ここが鉄道のカウンター。
カウンターの椅子に座って、「鉄印帳」を差し出し。ついでに記念乗車券類を購入。さらに、この山形鉄道、基本的に入場券も乗車券も硬券が常備されており。残念ながら日付はダッチングマシンではなくゴム印だが、さまざまな券種の硬券が残っているのは嬉しいところ。
【2021年7月1日13時08分】 山形鉄道フラワー長井線・長井駅
ちなみに、駅舎内にはフラワー長井線のグッズ販売も兼ねたカフェがあって、その向こう側は銀行の出張所...といってもちょっとした支店くらいの大きさかと。さらに市役所が続いている感じで。
街の機能を一気に集約したというところだろうか。実際、大きな駐車場が整備されており、もちろん、大半の来訪者はクルマ利用だろうが、人の流れの中心に駅があるということは、鉄道にとってプラスにはなってもマイナス面はない。
さて、＜変態鉄＞は...
次の列車は14時過ぎ。その駅ナカのカフェで昼食をとっても良いのだが、ちょっと駅裏へ。
駅裏は昔ながらの民家が並んで、農地のあぜ道をそのまま道路にしたのか、用水路にそって曲がりくねった細い道が入り組んでおり。
その先に...
【2021年7月1日13時32分】 山形鉄道フラワー長井線・羽前成田－あやめ公園
やはり、＜鉄＞として訪れた限りは撮っておきたい...と思うもので。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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まずもって“暑い”のが...、さらに最近は、朝、快晴で暑くなると午後からの“ゲリラ豪雨”も怖い。＜徒歩鉄＞にとって、あれだけはどうすることもできない。都市型路線なら兎も角、ローカル線を撮ることが多い自分の場合、夏場の撮影はずっとそれに怯えながら。タブレット端末の「雨雲レーダー」を見ながら...だが、あれだって、確実なものではないので。
だから、夏の間は＜乗り鉄＞に“転向”したいというのが＜変態鉄＞。寒い時期の撮影もキツいのだが、でも、冬の方が空気が乾燥して澄んでいる分、キレイに撮れることが多くなるのである。
ということで、久しぶりに7月1日の山形鉄道フラワー長井線の話題。
【2021年7月1日12時48分】 山形鉄道フラワー長井線・長井駅
線名にもなっているが、赤湯（南陽市）－荒砥（西置賜郡白鷹町）を結ぶ全長30 kmほどの路線。規模としては、いすみ鉄道に近い感じ。その拠点駅は路線中間の長井駅だろうか。
「鉄印」を受けられるのも長井駅だけ。ということで、今泉駅で乗り換えた列車を長井駅で降りて。
…… ……
2021年7月1日（木）曇り一時晴れ
今泉駅で乗り換えた第209D列車で10分。
【2021年7月1日13時00分】 山形鉄道フラワー長井線・長井駅
途中の南長井駅で下車する人が多かっただろうか。ほどなく長井駅に到着である。長井駅は1面2線の交換可能駅。路線としての拠点駅であることは間違いなさそうだが、車両基地機能は終点の荒砥駅にあるので、1面2線のホームだけ。
【2021年7月1日13時01分】 山形鉄道フラワー長井線・長井駅
とはいえ、この路線の歴史を感じさせるものは駅構内にも残されており。ホーム上屋は国鉄時代を思わせる木製のもの。他の降車客がいなくなるのを待って、木製上屋の残るホームの様子を。
そのまま振り向けば、駅舎は...
【2021年7月1日13時00分】 山形鉄道フラワー長井線・長井駅
まだまだ新築なのである。ちなみに、ほんの少し前まではココも国鉄時代からの木造駅舎が残っていたみたい。さて、この駅の特徴は...
駅舎と棟続きになっている同じく3階建てのビル。駅から数百メートルのところにあった市役所が、先日、ここに移転してきた。
さて。クリーム色に窓部分に青い縁取りという明るい色合いの駅舎。ガラス張りの部分が多く吹き抜けの明るい感じで...
改札口はなく、構内通路からそのまま駅舎内を通って正面玄関...という構造、そこにガラス張りの、何だろう、ガラス張りの中に受付のようなスペースがあって、ここが鉄道のカウンター。
カウンターの椅子に座って、「鉄印帳」を差し出し。ついでに記念乗車券類を購入。さらに、この山形鉄道、基本的に入場券も乗車券も硬券が常備されており。残念ながら日付はダッチングマシンではなくゴム印だが、さまざまな券種の硬券が残っているのは嬉しいところ。
【2021年7月1日13時08分】 山形鉄道フラワー長井線・長井駅
ちなみに、駅舎内にはフラワー長井線のグッズ販売も兼ねたカフェがあって、その向こう側は銀行の出張所...といってもちょっとした支店くらいの大きさかと。さらに市役所が続いている感じで。
街の機能を一気に集約したというところだろうか。実際、大きな駐車場が整備されており、もちろん、大半の来訪者はクルマ利用だろうが、人の流れの中心に駅があるということは、鉄道にとってプラスにはなってもマイナス面はない。
さて、＜変態鉄＞は...
次の列車は14時過ぎ。その駅ナカのカフェで昼食をとっても良いのだが、ちょっと駅裏へ。
駅裏は昔ながらの民家が並んで、農地のあぜ道をそのまま道路にしたのか、用水路にそって曲がりくねった細い道が入り組んでおり。
その先に...
【2021年7月1日13時32分】 山形鉄道フラワー長井線・羽前成田－あやめ公園
やはり、＜鉄＞として訪れた限りは撮っておきたい...と思うもので。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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役場マニアの私としては長井市役所はとても気にある存在です。公民館などを駅舎と合築すると言う例は各地で見られますが、市役所をというのは稀だと思います。職員さんの列車通勤も増えればいいんですが。
by サットン (2021-07-29 17:15)
サットンさん
コメントありがとうございます。
確かに市役所と駅の併設というのは非常に珍しいですね。
もちろん(?)、立派な駐車場も整備中でしたが、駅が人の流れの中にあると言うことが意味を持ってくるのでは無いかと思っています。
by ferrum_queserasera (2021-07-29 22:54)