初夏の房総でキハを撮る(2)いすみ鉄道のキハ [いすみ鉄道]
実は、ここ数日、合格発表を待つ受験生のような気持ち...というよりも大学生の頃の就活中のような心境で過ごしていた。
ネットで事前申込制の、ある限定商品の申込みなのだが、24日(月)の昼に受付開始。限定数は500、申込みが500を超えたとして12時半頃には「申込みは終了しました」のメッセージが表示されていた。
自分は“時報打ち”の感じで。正午ピッタリに申込みフォームに入力した。住所の一部とか...慌てていてエラーが出て、それでも、12時02分頃に申込みフォームのデータを送信していたのである。
どうやら、この申込みフォームというのは、その限定数の500になったところで自動で受付が終了する形にはなっていないみたいで。
だから、入力してその確認メールを受信したということが、即、購入確定という意味ではない...ということもアナウンスされており。
実際に購入できる人にだけ、3日後くらいにメールで連絡する、と。
今日、27日がその「3日後」。さて、そのメールが...、首を長くして待っていたら、それは夕方、突然、やってきた。
さぁ、受け取りに!! ヒコーキを予約しないと...。いや、それとも!?
【2021年5月4日14時42分】 いすみ鉄道・大多喜駅
ということで、大喜びの中、5月4日に房総のキハを撮りに行った話題。
…… ……
2021年5月4日(火)晴れ
ということで、この日もスタートは森宮踏切の先の...
【2021年5月4日10時49分】 いすみ鉄道・上総中川-城見ヶ丘
「いつも、この場所」だが、逆に言えば正午前の時間帯にニハチの顔に光が回る場所というのが他にないのである。
だから、撮影者もここに集中する。1時間以上前に着いたのにベストポジションには、すでに先客の三脚が。見晴らしの良い場所だが、農業用ハウスがあったり、背後の森宮第1踏切の撮影者をかわさないといけなかったり...とベストな撮り方は限られるのである。
ということで、アレコレ悩みながらも三脚にEOSくんをセット。その間も徐々に人の数は増えてきて。
【2021年5月4日11時01分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
キハの40分前、ちょっと早い“露払い”だが、第58D列車。301号車単行である。
ほぼ狙い通りの位置で写しとめることができてリハーサルは完了。あとはキハを待つばかり。
空はスカッと快晴...とはいかなかったが、セーターを脱いで気持ちの良い天気である。
そして、そのときが。
【2021年5月4日11時42分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
さぁ、ニハチの顔が見えてきた。
前社長の時代からキハのヘッドマークはイベント時以外、曜日毎に決まっていて。雨が降れば普段使わないマークをランダムに取り付けるのだが、この日は晴れ。
ニハチにはマークが付いていない。これは祝祭日バージョン。キハが走り始めた当初は、この“カン無し”を求める声が多かったが...
自分は、ヘッドマークの有無はそれほど気にしていない。何度も通っていると狙っていなくても、いろいろな姿を撮っている。
引きつけて...
【2021年5月4日11時42分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
撮った瞬間、確かに手応えはあった。幸先良いスタートである。
しかし...
まさか...
いまの写真。帰宅してパソコンのモニターで大きくして確認したら...
「えっ、まさか!!」だった。それはゴーニーの後ろ。車体のすぐ横に白いゴミのような(失礼!!)。何か写り込んでいる。
画像を拡大してみると...
第2踏切を渡ろうとしているのだろうか、白いシャツの男性の姿。う~ん、こればかりは...
でも、キハの横に白く写ってしまって...
【2021年5月4日11時42分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
幸い、EOSくんでも新しい“RP”は賢いのである。
高速で動く被写体にもフォーカスはちゃんと追跡してくれる。1コマ前のカットをトリミングして列車の姿が中心にくるように切り取っても、十分、許容範囲となるピントの合いである。
千葉県でも夷隅地方は稲作が盛んな地域である。しかも、温暖な気候と台風被害を防ぐため、かなり前倒しのスケジュールで進む。4月中には田植えは完了しており、この時期は水田に緑色に点々と。そんな風景を入れてキハの姿をスッキリと。
歩いてこられる撮影地として大多喜病院先の、いわゆる祠裏。
【2021年5月4日12時54分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
本当はもっと手前で“城バック”で撮ろうと思ったが、アレコレ、思い悩みながらたどり着いたのは踏切横。
まず、こちらは前から。上総中野からの第62D列車、
黄色い車体が田植えの済んだ水田に映えて。
ちなみに、この地点、この踏切側から撮るよりも反対側、県道の方から祠の正面と大きな銀杏の木を入れて撮るのが定番。ただ、現行ダイヤではキハの時間帯には逆光になるのである。
ということで、<変態鉄>としては、こちらの“祠裏”が“いつものポイント”になりつつあって。
やはり、この位置、何人かの方が集まってきて。
【2021年5月4日13時29分】 いすみ鉄道・大多喜-小谷松
そして、キハ。
後追いのカットにはなるものの、8割方、自分の意図した通りの画が撮れて。
ただ、やはり悔やまれるのは“水鏡”、「鏡」とまでは行かなくても田んぼの水面にキハの車体色が映ってくれて...
それならばこそ、もう少し、あと少しだけカメラを下げておけばニハチのオデコまで全部、入れることができたわけで。
ちょっと悔やまれる1枚になってしまった。来春、もう一度、撮れる機会は巡ってくるのか??
14時過ぎにキハは上総中野から戻ってくる。早くもそれが最後の撮影機会。
かつては最大8回の撮影機会があった時期もあったが、いまや上り2回、下り1回の3回だけになってしまって...
いすみキハも“コスパの悪い”撮影対象になっているのである。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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自分は“時報打ち”の感じで。正午ピッタリに申込みフォームに入力した。住所の一部とか...慌てていてエラーが出て、それでも、12時02分頃に申込みフォームのデータを送信していたのである。
どうやら、この申込みフォームというのは、その限定数の500になったところで自動で受付が終了する形にはなっていないみたいで。
だから、入力してその確認メールを受信したということが、即、購入確定という意味ではない...ということもアナウンスされており。
実際に購入できる人にだけ、3日後くらいにメールで連絡する、と。
今日、27日がその「3日後」。さて、そのメールが...、首を長くして待っていたら、それは夕方、突然、やってきた。
さぁ、受け取りに!! ヒコーキを予約しないと...。いや、それとも!?
【2021年5月4日14時42分】 いすみ鉄道・大多喜駅
ということで、大喜びの中、5月4日に房総のキハを撮りに行った話題。
…… ……
2021年5月4日(火)晴れ
ということで、この日もスタートは森宮踏切の先の...
【2021年5月4日10時49分】 いすみ鉄道・上総中川-城見ヶ丘
「いつも、この場所」だが、逆に言えば正午前の時間帯にニハチの顔に光が回る場所というのが他にないのである。
だから、撮影者もここに集中する。1時間以上前に着いたのにベストポジションには、すでに先客の三脚が。見晴らしの良い場所だが、農業用ハウスがあったり、背後の森宮第1踏切の撮影者をかわさないといけなかったり...とベストな撮り方は限られるのである。
ということで、アレコレ悩みながらも三脚にEOSくんをセット。その間も徐々に人の数は増えてきて。
【2021年5月4日11時01分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
キハの40分前、ちょっと早い“露払い”だが、第58D列車。301号車単行である。
ほぼ狙い通りの位置で写しとめることができてリハーサルは完了。あとはキハを待つばかり。
空はスカッと快晴...とはいかなかったが、セーターを脱いで気持ちの良い天気である。
そして、そのときが。
【2021年5月4日11時42分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
さぁ、ニハチの顔が見えてきた。
前社長の時代からキハのヘッドマークはイベント時以外、曜日毎に決まっていて。雨が降れば普段使わないマークをランダムに取り付けるのだが、この日は晴れ。
ニハチにはマークが付いていない。これは祝祭日バージョン。キハが走り始めた当初は、この“カン無し”を求める声が多かったが...
自分は、ヘッドマークの有無はそれほど気にしていない。何度も通っていると狙っていなくても、いろいろな姿を撮っている。
引きつけて...
【2021年5月4日11時42分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
撮った瞬間、確かに手応えはあった。幸先良いスタートである。
しかし...
まさか...
いまの写真。帰宅してパソコンのモニターで大きくして確認したら...
「えっ、まさか!!」だった。それはゴーニーの後ろ。車体のすぐ横に白いゴミのような(失礼!!)。何か写り込んでいる。
画像を拡大してみると...
第2踏切を渡ろうとしているのだろうか、白いシャツの男性の姿。う~ん、こればかりは...
でも、キハの横に白く写ってしまって...
【2021年5月4日11時42分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
幸い、EOSくんでも新しい“RP”は賢いのである。
高速で動く被写体にもフォーカスはちゃんと追跡してくれる。1コマ前のカットをトリミングして列車の姿が中心にくるように切り取っても、十分、許容範囲となるピントの合いである。
千葉県でも夷隅地方は稲作が盛んな地域である。しかも、温暖な気候と台風被害を防ぐため、かなり前倒しのスケジュールで進む。4月中には田植えは完了しており、この時期は水田に緑色に点々と。そんな風景を入れてキハの姿をスッキリと。
歩いてこられる撮影地として大多喜病院先の、いわゆる祠裏。
【2021年5月4日12時54分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
本当はもっと手前で“城バック”で撮ろうと思ったが、アレコレ、思い悩みながらたどり着いたのは踏切横。
まず、こちらは前から。上総中野からの第62D列車、
黄色い車体が田植えの済んだ水田に映えて。
ちなみに、この地点、この踏切側から撮るよりも反対側、県道の方から祠の正面と大きな銀杏の木を入れて撮るのが定番。ただ、現行ダイヤではキハの時間帯には逆光になるのである。
ということで、<変態鉄>としては、こちらの“祠裏”が“いつものポイント”になりつつあって。
やはり、この位置、何人かの方が集まってきて。
【2021年5月4日13時29分】 いすみ鉄道・大多喜-小谷松
そして、キハ。
後追いのカットにはなるものの、8割方、自分の意図した通りの画が撮れて。
ただ、やはり悔やまれるのは“水鏡”、「鏡」とまでは行かなくても田んぼの水面にキハの車体色が映ってくれて...
それならばこそ、もう少し、あと少しだけカメラを下げておけばニハチのオデコまで全部、入れることができたわけで。
ちょっと悔やまれる1枚になってしまった。来春、もう一度、撮れる機会は巡ってくるのか??
14時過ぎにキハは上総中野から戻ってくる。早くもそれが最後の撮影機会。
かつては最大8回の撮影機会があった時期もあったが、いまや上り2回、下り1回の3回だけになってしまって...
いすみキハも“コスパの悪い”撮影対象になっているのである。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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