2023年撮り納めは小湊鐵道(7)上総牛久駅 <後編> [小湊鐵道]
いま、自分は大きな“転換点”に来ており。いや、拙ブログで触れるような趣味活動においては全く関係なく、プライベートな...というか、そもそも趣味活動もプライベートそのものなので、何と言ったら良いか分からないが、まぁ、いろいろ考えることもあって。
「いつか」を実行に移すときが来ているのである。
そんな中でも、ブログは粛々と進めていきたい。そして、今日は大相撲初日。霧島の綱取りよりも琴ノ若の大関昇進(その場合は、琴櫻復活!!)の方に期待しているのだが...、果たして。
【2023年12月30日14時35分】 小湊鉄道線・上総牛久駅
さて、引き続き、小湊鐵道の話題。今月は「迎春」マークを掲出しているとのことで、一度、撮りに訪れたいと思っているものの、なかなかその機会が無くて。1月の上旬に訪れたときは「高滝」「鶴峯」には出会えたが「迎春」は走っておらず。せめて、せめて、五井で留置される姿だけでも撮りたいのだが。
ということで、こちらは12月30日、暮れも押し迫った時期の上総牛久駅の模様を引き続き。
…… ……
2023年12月30日(土)晴れ
昨日の記事の最後の写真、駅前商店街の店先に飾られていた写真が気になったのだが...
その方向を見てみると、たしかに、それらしい高さの建物。でも、たぶんフツーに訪問したオッサンが簡単に入れてもらえるような所ではなく...。
たぶん、特別に許可を得て撮影しているものと思われ。嗚呼。
でも、コレ、鉄道写真の、特に俯瞰撮影の“あるある”でもあって。まぁ、無理なものは無理。こういうときは、すんなり諦めるに限るのである。
【2023年12月30日14時00分】 小湊鉄道線・上総牛久駅
さて、そんなわけで、馬立側の踏切へ。望遠ズームを持ってきていたら、もうちょっとキハ202号機の姿をしっかり撮ることもできそうだが...
そんなことはさておき、この駅の雰囲気が堪らない。右側に駅舎、ステンドグラス風の装飾が施されているキハ202号機が居るのが旧貨物側線、左側の3番線は、上総牛久折返しの列車の発着に当てられており。
ちょうど、キハ214号機が折返しまで休んでいるところ。ホームの停車位置でドアを閉めて停まっているケースが多い気がするが、この日は何らかの都合か、あるいは折返し間合いが長いからだろうか、ちょうどキハ1両分、構内通路のあたりまで前進した位置で休んでいる。
ポイントのところを照らす、木製支柱の照明灯も堪らない。
【2023年12月30日14時07分】 小湊鉄道線・上総牛久駅
踏切のすぐ先で大多喜街道(国道297号線)に突き当たる。ちょうど、牛久の中心街にあたるエリア。
そこを一回り、としまやさんの手前の踏切を渡って、駅へと戻ったのだった。
駅の南東側は駐車場になっており、キハ214号機の姿を眺めることができる。ただし、思いっきり逆光である。
…… ……
しばらくベンチで腰掛けていたら、ようやく、出札窓口が再開されて。
記念に硬券を買い求め。日付もゴム印ではなく、昔ながらのダッチングマシンが“いまなお、現役”。
「機械が古いので、(印字が)掠れたり歪んだりしていますが良いですか??」
そんなことまで確認してくれる、そんな駅員さんの配慮が嬉しいのである。むしろ、長年の使用感が出るそういう印字の方が良いと思う<変態鉄>である。ちなみに、上総牛久駅のダッチングマシン、日付の印字は、決して「劣化している」というような悪い状態のものではないことは付言しておきたい。
【2023年12月30日14時32分】 小湊鉄道線・上総牛久駅
改札を通ってホームへ。養老渓谷方面からの五井ゆきの列車は駅舎すぐ前の1番のりばに発着する。
そのホームの雰囲気も、これまた最高なのである。木製支柱はもちろんのこと、その支柱には温度計が取り付けられており。もちろん、アナログのもの。赤い液面の目盛りを読むタイプである。
奥にキハ202号機の姿が見えている。
【2023年12月30日14時33分】 小湊鉄道線・上総牛久駅
例の立派過ぎるトイレの裏にあたる位置だけに、少し薄暗い写真になってしまうが、キハ202号機の全景を改めて。
部品取り用も含めて何らかの意図があって、ここに残されていると思うのだが、できれば化粧直し(再塗装)だけでもできたら...と妄想せずには居られない<変態鉄>である。例えば、車内を地元商店街のイベントスペースとして貸し出すなどの利用方法も考えられるのではないだろうか。
【2023年12月30日14時35分】 小湊鉄道線・上総牛久駅
キハ200形に関心が集まりやすい小湊鐵道だが、車両も施設・設備も、その他、さまざまなところに古き良き鉄道情景が残っているのである。
列車の到着を赤いフライ旗を手に出迎える職員。
列車が到着すると...
【2023年12月30日14時35分】 小湊鉄道線・上総牛久駅
運転士さんからタブレットを受け取って。
「タブレット」と呼ぶと...だが、正式には上総牛久〜里見間が票券閉塞式、ここから五井までは自動閉塞である。
【2023年12月30日14時36分】 小湊鉄道線・上総牛久駅
そんなわけで、上総牛久から五井まで、第24A列車、キハ204号機が<変態鉄>の2023年「ラスト・キハ」となった。そう、最後は「変形ベンチレータ車」で。
【2023年12月30日15時13分】 小湊鉄道線・五井駅
この日の暖かな陽気も手伝って、暖房の効いたキハの車内でウトウトしていれば、まもなく終点・五井駅に到着である。
【2023年12月30日15時13分】 小湊鉄道線・五井駅
すっかり太陽も西に傾いて。
五井機関区で休んでいるキハも、見える範囲ではキハ40形の方が“主流”になりつつあって。
【2023年12月30日15時14分】 小湊鉄道線・五井駅
階段下に立てかけられていた看板、この書体も何だか懐かしさを感じるのである。
残念ながら、「こみなと待合室」は休業、このまま帰路に着くのである。その前に一度、改札を出て... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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「いつか」を実行に移すときが来ているのである。
そんな中でも、ブログは粛々と進めていきたい。そして、今日は大相撲初日。霧島の綱取りよりも琴ノ若の大関昇進(その場合は、琴櫻復活!!)の方に期待しているのだが...、果たして。
【2023年12月30日14時35分】 小湊鉄道線・上総牛久駅
さて、引き続き、小湊鐵道の話題。今月は「迎春」マークを掲出しているとのことで、一度、撮りに訪れたいと思っているものの、なかなかその機会が無くて。1月の上旬に訪れたときは「高滝」「鶴峯」には出会えたが「迎春」は走っておらず。せめて、せめて、五井で留置される姿だけでも撮りたいのだが。
ということで、こちらは12月30日、暮れも押し迫った時期の上総牛久駅の模様を引き続き。
…… ……
2023年12月30日(土)晴れ
昨日の記事の最後の写真、駅前商店街の店先に飾られていた写真が気になったのだが...
その方向を見てみると、たしかに、それらしい高さの建物。でも、たぶんフツーに訪問したオッサンが簡単に入れてもらえるような所ではなく...。
たぶん、特別に許可を得て撮影しているものと思われ。嗚呼。
でも、コレ、鉄道写真の、特に俯瞰撮影の“あるある”でもあって。まぁ、無理なものは無理。こういうときは、すんなり諦めるに限るのである。
【2023年12月30日14時00分】 小湊鉄道線・上総牛久駅
さて、そんなわけで、馬立側の踏切へ。望遠ズームを持ってきていたら、もうちょっとキハ202号機の姿をしっかり撮ることもできそうだが...
そんなことはさておき、この駅の雰囲気が堪らない。右側に駅舎、ステンドグラス風の装飾が施されているキハ202号機が居るのが旧貨物側線、左側の3番線は、上総牛久折返しの列車の発着に当てられており。
ちょうど、キハ214号機が折返しまで休んでいるところ。ホームの停車位置でドアを閉めて停まっているケースが多い気がするが、この日は何らかの都合か、あるいは折返し間合いが長いからだろうか、ちょうどキハ1両分、構内通路のあたりまで前進した位置で休んでいる。
ポイントのところを照らす、木製支柱の照明灯も堪らない。
【2023年12月30日14時07分】 小湊鉄道線・上総牛久駅
踏切のすぐ先で大多喜街道(国道297号線)に突き当たる。ちょうど、牛久の中心街にあたるエリア。
そこを一回り、としまやさんの手前の踏切を渡って、駅へと戻ったのだった。
駅の南東側は駐車場になっており、キハ214号機の姿を眺めることができる。ただし、思いっきり逆光である。
…… ……
しばらくベンチで腰掛けていたら、ようやく、出札窓口が再開されて。
記念に硬券を買い求め。日付もゴム印ではなく、昔ながらのダッチングマシンが“いまなお、現役”。
「機械が古いので、(印字が)掠れたり歪んだりしていますが良いですか??」
そんなことまで確認してくれる、そんな駅員さんの配慮が嬉しいのである。むしろ、長年の使用感が出るそういう印字の方が良いと思う<変態鉄>である。ちなみに、上総牛久駅のダッチングマシン、日付の印字は、決して「劣化している」というような悪い状態のものではないことは付言しておきたい。
【2023年12月30日14時32分】 小湊鉄道線・上総牛久駅
改札を通ってホームへ。養老渓谷方面からの五井ゆきの列車は駅舎すぐ前の1番のりばに発着する。
そのホームの雰囲気も、これまた最高なのである。木製支柱はもちろんのこと、その支柱には温度計が取り付けられており。もちろん、アナログのもの。赤い液面の目盛りを読むタイプである。
奥にキハ202号機の姿が見えている。
【2023年12月30日14時33分】 小湊鉄道線・上総牛久駅
例の立派過ぎるトイレの裏にあたる位置だけに、少し薄暗い写真になってしまうが、キハ202号機の全景を改めて。
部品取り用も含めて何らかの意図があって、ここに残されていると思うのだが、できれば化粧直し(再塗装)だけでもできたら...と妄想せずには居られない<変態鉄>である。例えば、車内を地元商店街のイベントスペースとして貸し出すなどの利用方法も考えられるのではないだろうか。
【2023年12月30日14時35分】 小湊鉄道線・上総牛久駅
キハ200形に関心が集まりやすい小湊鐵道だが、車両も施設・設備も、その他、さまざまなところに古き良き鉄道情景が残っているのである。
列車の到着を赤いフライ旗を手に出迎える職員。
列車が到着すると...
【2023年12月30日14時35分】 小湊鉄道線・上総牛久駅
運転士さんからタブレットを受け取って。
「タブレット」と呼ぶと...だが、正式には上総牛久〜里見間が票券閉塞式、ここから五井までは自動閉塞である。
【2023年12月30日14時36分】 小湊鉄道線・上総牛久駅
そんなわけで、上総牛久から五井まで、第24A列車、キハ204号機が<変態鉄>の2023年「ラスト・キハ」となった。そう、最後は「変形ベンチレータ車」で。
【2023年12月30日15時13分】 小湊鉄道線・五井駅
この日の暖かな陽気も手伝って、暖房の効いたキハの車内でウトウトしていれば、まもなく終点・五井駅に到着である。
【2023年12月30日15時13分】 小湊鉄道線・五井駅
すっかり太陽も西に傾いて。
五井機関区で休んでいるキハも、見える範囲ではキハ40形の方が“主流”になりつつあって。
【2023年12月30日15時14分】 小湊鉄道線・五井駅
階段下に立てかけられていた看板、この書体も何だか懐かしさを感じるのである。
残念ながら、「こみなと待合室」は休業、このまま帰路に着くのである。その前に一度、改札を出て... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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