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秋の北東北「鉄印帳」の旅(25)道南いさりび鉄道キハから函館山?? [3セク鉄道「鉄印」の旅]

事情で火曜日は急遽、お休みになって。...と言っても何かあったわけではない。勤務の都合上、調整の結果、公休日が振り替わっただけ。
ということで、実家に行って...。そのついでに、自分の部屋の“発掘作業”を。その結果、2000年頃、学生時代の旅行メモなどが見つかって。

そう、しばらく前に書いた通り、学生時代に録り溜めた車内放送、その、録音時の列車編成などのメモも見つかったのである。
ということで、新シリーズが始まるかも知れない。でも、その前に仕事のことで自分の周りがゴチャゴチャしてきそうで...

さて、そんなときも、ブログは引き続き、10月の旅の話題を粛々と続けていきたい。
北海道新幹線の開業に伴い、JRから江差線(五稜郭 〜 木古内)が経営分離されたのが「道南いさりび鉄道」、北海道仕様のキハ40形の旅を楽しめるのも、この路線の魅力である。

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【2023年10月26日10時23分】 函館本線・函館駅

木古内からは、函館まで二重窓の北海道仕様のキハ40形で暫しのキハ旅である。眩しいのは覚悟の上で、南向き、津軽海峡を望む右側のボックスシートに陣取って...
……  ……

2023年10月26日(木)晴れ

乗車した第125D列車はキハ40 1810号車単行、この車両、「ながまれ号」という愛称が付けられており、“地域情報発信列車”として観光列車として運行できる仕様...だそうだが、この日はもちろん通常運用、国鉄時代からの紺色のシートのまま。内装はまさに国鉄型キハそのものである。

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【2023年10月26日9時16分】 道南いさりび鉄道線・第125D列車(キハ40 1810号車)内

その、本州仕様との違いは小ぶりな1枚窓。軽金属製の窓枠には、「天気が良い日は函館山が見えます」のシールが貼られており。
北海道の左下にある、感じの「人」の文字のようなところが渡島半島、その「/」の中間付近に木古内があって、付け根というか「\」の始まりあたりに函館の町がある感じ。木古内駅を発車すると、車窓には津軽海峡の海を挟んで向かい側、はるか遠くに函館の街が霞んでいて。

道南いさりび鉄道線は、海沿いを北東に向かって...

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【2023年10月26日9時23分】 道南いさりび鉄道線・第125D列車(キハ40 1810号車)内

キハ20系のときで懲りたのか、ローカル用として新製されたキハ40系も北海道仕様車だけはデッキ付きになっており。
そんな車内、わずか数名の乗客である。車内は暖房が効いていて、陽射しが出てくるとコートを脱いでシャツだけになっても暑いくらい。

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【2023年10月26日9時33分】 道南いさりび鉄道線・第125D列車(キハ40 1810号車)内

発車後、まもなく列車は海沿いに出て。
国道228号線・松前街道と並走しながら海沿いを進んでいく。まもなく“対岸”の函館市街地の方角に小高い感じの山並みが...

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【2023年10月26日9時38分】 道南いさりび鉄道線・第125D列車(キハ40 1810号車)内

初めて北海道を訪れたのは高校生のときだった。そのときは、急行「はまなす」号で深夜に通過した。
朝、千歳線に入ってから目覚めた時、北海道の景色が本州のそれとは違う...スケールの違いと瓦葺きの屋根がない、その建物の...とりわけ屋根の違いに驚いたのだった。その北海道らしいスケールの車窓は、最南端にあたる道南いさりび鉄道線ももちろん...。

少しずつ列車はその進路を東へと変えながら...

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【2023年10月26日9時48分】 道南いさりび鉄道線・第125D列車(キハ40 1810号車)内

途中の茂辺地駅では首都圏色に塗り戻されているキハ40と交換。この車両が11時過ぎに木古内を折り返すのだろうか??
う〜ん、<変態鉄>としては観光仕様の車両より、首都圏色の方が気になってしまうのである。

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【2023年10月26日9時51分】 道南いさりび鉄道線・第125D列車(キハ40 1810号車)内

車窓に見える、あのシルエット、あれがきっと函館山なのだろうが...

窓枠に貼られたシールに描かれたものとは、その姿が...、ちょうど鏡像のような左右反転した形に見えてしまって、何だか自信が持てなかったのである。

「これは本当に函館山なのだろうか??」
そんなことを思いながらも、そのシルエットを何枚も撮って。

でも、中間の上磯駅を過ぎると車内は...
上磯あたりからが函館の通勤通学エリアといった感じだろうか、一気に乗客も増えてきて。

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【2023年10月26日10時23分】 函館本線・函館駅

五稜郭からの最後の1区間は函館本線、JR線を走ることになるので、その分、運賃が加算されてしまい、ちょっと割高感。
入れ替え作業中の貨物列車や、留置されているキハの姿が見えると、すぐに函館駅に到着である。

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【2023年10月26日10時35分】 北海道函館市若松町・函館駅前

駅構内のコインロッカーにバッグをしまって身軽になったら、函館市電を撮りに。1994年、高校生の時に撮って以来の“リベンジ”である。
駅前広場の右前方のT字路のところが電車通り。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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