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南部縦貫鉄道「レールバス 夕暮れ撮影会」(11)走るレールバス <後編> [保存車・博物館・廃線跡]

仕事でイヤなことが続いている。本当は“出撃”...といっても近場だが...を検討したいのだが、そういう気分にもなれず。
でも、そういうとき、拙ブログの管理画面を開くと...

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皆さまからこちらのブログに頂いた「nice!」の数が、ちょうど 7,777 ラッキーセブン。
そして、ちょうど、そのときの閲覧数が 200 と、珍しくキリの良い数字が並んでいて。そんなところに、ちょっと幸せを感じながら。

ストレス発散と備忘録、こんなブログでも、どなたかの役に立つこともあるかも知れない。そんなことを思いながら、毎晩、更新している次第。

でも、<鉄>ブログでありながら、<鉄>の話題に疎いのも自分の特徴で。
29日に倉敷を訪れた際、最後の撮影は、あの跨線橋。17時の、キハの直前にEF64
が牽く伯備貨物が入線するのだが、それは、水臨の撮影をしていると撮ることができず。まぁ、それはそれとして。
キハを撮って振り返ったら...


……  ……

まだまだ山陽本線も伯備線も、主力は“真っ黄色”の“末期色”の電車たち。こちらの登場は来春の改正だとばかり思っていた。

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【2023年10月29日17時18分】 山陽本線・阿知-倉敷

そう、277系“urara”の4連が山陽本線上りとして倉敷駅に到着するシーンを。
既に周囲は薄暗くなった時間帯だったが、伯備線側にはまだちょっとだけ夕焼け空が残っており。

まぁ、こういう、明暗差の激しいシーンでも、何となく撮ってしまって、あとで困る...のは、<変態鉄>のセンスの無さである。
国鉄世代の電車たちが幅を利かせていた岡山支社管内も徐々に世代交代。

川が流れていくように時間は確実に流れている...と、そんなことを考えた瞬間でもあった。


2023年10月8日(日)曇り一時晴れ

さて、旧南部縦貫鉄道の七戸駅で10月8日に開催された「レールバス 夕暮れ撮影会」の話題。15時からキハ101号車のデモ走行が行われ。駅構内外れの線路終端部までの数百メートルを2往復。

その2往復めはホームの先にある腕木式信号機の前でキハ101号車をいったん停車させての撮影会。

当初、自分は「いったん停車します」というのは、数秒程度のことだろう...という思い込みがあった。

だが、しかし...

駄菓子菓子。

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【2023年10月8日15時24分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅

まぁ、この、信号機と重なる位置で停車というのも、本当はちょっと不自然なシーンだが。それはそれとして。

草生した線路、腕木式信号機、そこに個性派キハの姿。“役者”はすべて揃っていた。そこで、どう撮るか...こそが問われる訳だが。

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【2023年10月8日15時25分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅

こちらは信号機の“裏側”。
とはいえ、構図としてはキハ101号車と信号機の配置、コレが“正統派”の並べ方だろうか??

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【2023年10月8日15時26分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅

フツーのキハが約20 mの車体、それに比べたら半分くらいの車体長の「レールバス」、それだけに真横からのカットも簡単に撮れるのである。

う〜ん、何だか不思議な...

ちなみに、この腕木式信号機。確かに同線では長らくタブレット閉塞が採用されていたとのことで、その当時の写真を見ると腕木式信号機が写っている写真がある。当初は天間林駅で列車交換が行われており。
でも、80年代の国鉄の貨物輸送合理化で野辺地経由で東北本線へとつながる貨物輸送を絶たれ。それに伴う合理化で全線で1閉塞になっており、七戸駅で腕木式信号機が使われていたのかどうかは謎。手元の書籍に80年代の七戸駅の写真が載っていたが、この位置に腕木式信号機は見当たらず。

たぶん、廃止後にこの位置に“移植”されたものではなかろうか。

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【2023年10月8日15時26分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅

七戸駅が市街地の外れだったこと、並行する国道4号線経由の路線バスの方が、当初より七戸〜野辺地間で、運転本数も多く所要時間も短かった...ということもあって、車内は閑散としていたことが少なくなかった...という。

だから、車内にぎっしり人が詰まったシーンより、運転を担当する愛好会のメンバーが車内のロングシートに腰掛けて一休みしているくらいが、現役時代の列車の姿を彷彿とさせるようで。

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【2023年10月8日15時26分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅

腕木式信号機の周辺に、もっと多くの撮影者が集まるかと思ったら、それほどでもなく。
おかげで、立ち位置をいろいろと変えながら何枚も撮ることができた。

腕木式信号機の真横を通り過ぎ、ホーム側から撮れば信号機が“表側”から見えるわけで。

後ろが木々だと、非常に良い感じである。線路配置から駅構内だとはわかってしまうものの、現役当時の沿線での撮影も、こんな雰囲気だったのだろうか。

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【2023年10月8日15時30分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅

暫しの休憩の後、キハ101号車は数十メートル進んで、七戸駅のホームへと戻ってきたのだった。
(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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