南部縦貫鉄道「レールバス 夕暮れ撮影会」（８）各車の姿を... [保存車・博物館・廃線跡]
長い中断を挟んでしまった、この話題、今日から再開である。
とはいえ、今週末には再び＜速報版＞を挟む予定。10月14日が「鉄道の日」になって以来、10月という時期は気候の良さもあって、鉄道系のイベントが毎週末、どこかで行われており。そう、今度は水島である。
さて、10月8日に七戸駅で開催された、南部縦貫鉄道「レールバス 夕暮れ撮影会」の話題。
【2023年10月8日13時46分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅
13時から出庫作業が公開され、その後、15時前まで撮影タイムが設けられた。
展示された6両を順番に撮って回ったが、大勢のギャラリーが自由に動き回る中で。なかなか思い通りの画が撮れずに悪戦苦闘しているうちに、いつの間にか、キハ101号車のデモ走行の時間が近づいていた。
…… ……
2023年10月8日（日）曇り一時晴れ
こういうときは、１両の前でチャンスを伺っていると、いつまでも撮れずにイライラしてくるもの。とにかく、チャンスを見つけに動き回らないと。
展示された５形式６両のディーゼル動車と機関車たちを...
結局、DB11号機を除く５両については（自分として）納得できる記録写真を残すことができて。
次は、こういう慌ただしい日ではなくて何もない日にふらっと訪問してみたい...とも思うが、なかなか七戸を訪れるのも簡単ではなく。
ということで、間隔が空いたので、もう一度。撮影タイム後半に撮った各車の様子を。
【2023年10月8日14時24分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅
まずは、貨物輸送の主力機として開業時に導入されたD451号機。
この日はDC251号機と連結されて“重連”状態で構内を移動していたが、前照灯は点っており、つまり、エンジンは“生きている”筈。
【2023年10月8日14時24分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅
ただ、やはり気になるのはキハたち。
国鉄キハ17系の最後の生き残りであるキハ104号車はいろいろな角度から何枚も狙った。
同系にとっては末期にあたる80年代中盤になって国鉄から南部縦貫に譲渡されたので、国鉄時代に後天的にいろいろと改造されている。
＜鉄＞の間では“原型”というのが、ある種、信仰の対象のようになっているが、こういう長年の使用の中で改造されてきた個体というのも素敵。
以前の記事で紹介した通り、台車をキハ20系以降の車両と同等のDT22に交換しているのも特徴だが、ヘッドライトもシールドビーム化されている。
【2023年10月8日14時38分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅
そして、レールバス・キハ102号車。
こちらは生え抜き。南部縦貫鉄道の代名詞である。やはり、カメラを向けている人が多く、常に周囲に人がいる状況で撮影タイム前半は撮り辛かったが、後半になるとだいぶ落ち着いてきた感もあって。斜め前方からの形式写真も撮ることができた。
それにしても、車体も床下機器も艶々に輝いていて。
【2023年10月8日14時41分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅
羽後交通からやってきたDC251号機と並んで停められており。
生え抜きの主力車であるレールバスと、移籍組の予備機であるDC251号機。対照的な立場の２両の並びである。
尤も、それは意図的なものではなく、庫内で保管している際の並び順の関係だろうが...
D451号機とキハ104号車も同様で、生え抜きと譲渡車が並んでいるような配列になっていた。
【2023年10月8日14時48分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅
何度も書くが、令和になった今、キハ17系のヘッドライトが点灯してエンジンがかかっているのである。
原型の白熱灯前照灯も良いが、１灯式のシールドビームもよく似合っており。
…… ……
そんな撮影に夢中になっていると、愛好会のスタッフの方がハンドマイクを持って...
まもなく、キハ101号車のデモ走行が始まるとの告知。見れば、いつの間にか、旧ホームの駅舎側には三脚がビッシリと並んでおり。
そう、皆さん、夕方の撮影会に備えて14時台から場所取りが始まっていたのである。自分も...次善の位置といえそうなポジションをとりあえず確保。
【2023年10月8日14時57分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅
でも、このポジション、ベストと言えなかったのは、ちょうどキハ101号車のオデコのところから、ニョッキと生えているような感じで背後の信号機の腕木が見えてしまうこと。これが気になって気になって仕方なかった。夕方の撮影会では悪戦苦闘しながら...
さぁ、車内公開が終了し、スタッフが乗り込んだら...
【2023年10月8日15時01分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅
＜変態鉄＞も、レールバス・キハ101号車の走行シーンを撮るべく、移動開始である。とにかく、ぬかるんだ足元に気をつけながら、できるだけ急いで。
15時、独特の音色の警笛が響き渡ると、白煙を噴き上げ、ゆっくりとキハが動き出す。駅構内の線路を2往復すると予告されており。
きっと、四半世紀前までは毎日、見られていた光景。さぁ、限られたスペースだが、何とか納得できる走行写真を... （つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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とはいえ、今週末には再び＜速報版＞を挟む予定。10月14日が「鉄道の日」になって以来、10月という時期は気候の良さもあって、鉄道系のイベントが毎週末、どこかで行われており。そう、今度は水島である。
さて、10月8日に七戸駅で開催された、南部縦貫鉄道「レールバス 夕暮れ撮影会」の話題。
【2023年10月8日13時46分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅
13時から出庫作業が公開され、その後、15時前まで撮影タイムが設けられた。
展示された6両を順番に撮って回ったが、大勢のギャラリーが自由に動き回る中で。なかなか思い通りの画が撮れずに悪戦苦闘しているうちに、いつの間にか、キハ101号車のデモ走行の時間が近づいていた。
…… ……
2023年10月8日（日）曇り一時晴れ
こういうときは、１両の前でチャンスを伺っていると、いつまでも撮れずにイライラしてくるもの。とにかく、チャンスを見つけに動き回らないと。
展示された５形式６両のディーゼル動車と機関車たちを...
結局、DB11号機を除く５両については（自分として）納得できる記録写真を残すことができて。
次は、こういう慌ただしい日ではなくて何もない日にふらっと訪問してみたい...とも思うが、なかなか七戸を訪れるのも簡単ではなく。
ということで、間隔が空いたので、もう一度。撮影タイム後半に撮った各車の様子を。
【2023年10月8日14時24分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅
まずは、貨物輸送の主力機として開業時に導入されたD451号機。
この日はDC251号機と連結されて“重連”状態で構内を移動していたが、前照灯は点っており、つまり、エンジンは“生きている”筈。
【2023年10月8日14時24分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅
ただ、やはり気になるのはキハたち。
国鉄キハ17系の最後の生き残りであるキハ104号車はいろいろな角度から何枚も狙った。
同系にとっては末期にあたる80年代中盤になって国鉄から南部縦貫に譲渡されたので、国鉄時代に後天的にいろいろと改造されている。
＜鉄＞の間では“原型”というのが、ある種、信仰の対象のようになっているが、こういう長年の使用の中で改造されてきた個体というのも素敵。
以前の記事で紹介した通り、台車をキハ20系以降の車両と同等のDT22に交換しているのも特徴だが、ヘッドライトもシールドビーム化されている。
【2023年10月8日14時38分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅
そして、レールバス・キハ102号車。
こちらは生え抜き。南部縦貫鉄道の代名詞である。やはり、カメラを向けている人が多く、常に周囲に人がいる状況で撮影タイム前半は撮り辛かったが、後半になるとだいぶ落ち着いてきた感もあって。斜め前方からの形式写真も撮ることができた。
それにしても、車体も床下機器も艶々に輝いていて。
【2023年10月8日14時41分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅
羽後交通からやってきたDC251号機と並んで停められており。
生え抜きの主力車であるレールバスと、移籍組の予備機であるDC251号機。対照的な立場の２両の並びである。
尤も、それは意図的なものではなく、庫内で保管している際の並び順の関係だろうが...
D451号機とキハ104号車も同様で、生え抜きと譲渡車が並んでいるような配列になっていた。
【2023年10月8日14時48分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅
何度も書くが、令和になった今、キハ17系のヘッドライトが点灯してエンジンがかかっているのである。
原型の白熱灯前照灯も良いが、１灯式のシールドビームもよく似合っており。
…… ……
そんな撮影に夢中になっていると、愛好会のスタッフの方がハンドマイクを持って...
まもなく、キハ101号車のデモ走行が始まるとの告知。見れば、いつの間にか、旧ホームの駅舎側には三脚がビッシリと並んでおり。
そう、皆さん、夕方の撮影会に備えて14時台から場所取りが始まっていたのである。自分も...次善の位置といえそうなポジションをとりあえず確保。
【2023年10月8日14時57分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅
でも、このポジション、ベストと言えなかったのは、ちょうどキハ101号車のオデコのところから、ニョッキと生えているような感じで背後の信号機の腕木が見えてしまうこと。これが気になって気になって仕方なかった。夕方の撮影会では悪戦苦闘しながら...
さぁ、車内公開が終了し、スタッフが乗り込んだら...
【2023年10月8日15時01分】 旧南部縦貫鉄道・七戸駅
＜変態鉄＞も、レールバス・キハ101号車の走行シーンを撮るべく、移動開始である。とにかく、ぬかるんだ足元に気をつけながら、できるだけ急いで。
15時、独特の音色の警笛が響き渡ると、白煙を噴き上げ、ゆっくりとキハが動き出す。駅構内の線路を2往復すると予告されており。
きっと、四半世紀前までは毎日、見られていた光景。さぁ、限られたスペースだが、何とか納得できる走行写真を... （つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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