秋の小湊キハを撮りに(5)高滝駅 [小湊鐵道]
今日の話題に入る前に。迷った末、支払い期限当日の晩になって、とうとう「ポチッ」としてしまった。
体調はまだ万全ではないが、“出撃”に向けて。雪に閉ざされる前に<変態鉄>は、再び北へと向かうのである。今度は「鉄印帳」の旅がメイン。
ちょっとだけ撮影したいと思っているものの...
♪ ご覧 あれが 竜飛岬 北のはずれと 〜〜
と、そこを新幹線で一気にくぐり抜けるか、あるいは、フェリーにするか...など、一部が未定なまま。詳細なプランづくりを急がないといけない。
さて、10月5日の小湊鐵道撮影記。
【2023年10月5日15時52分】 小湊鉄道線・里見-高滝
この時期、午後になっても青空が広がっていると、やはり、夕方の斜光線と“ギラリ”を期待せずには居られない。
でも、やはり、線路際の雑草がスゴくて、すっきり線路周りを見通せる場所は...。ただ、いままで注目せずに通り過ぎていた場所、背景がちょっとゴチャゴチャするが、夕方の光を受けて走るキハの姿を撮れる場所を見つけたのだった。
…… ……
2023年10月5日(木)曇り一時晴れ
公民館ヨコの踏切で、第23列車は強引に撮ってしまった。
でも、15分程で第40列車が戻ってきてしまう。そう、夕方の時間帯になって里見駅で列車交換が行われるようになる時間帯。
【2023年10月5日14時45分】 小湊鉄道線・高滝駅
結局、ふさわしい撮影地を見つけられないまま時間だけが経過してしまって。
もう、ここはEOSくんのセンサーに全てを賭けるしか無くて。フィルムカメラの時代だったら真っ黒な画が撮れておしまいだった筈の逆光カットでも、最近のカメラは...
雲が太陽を隠してくれることに期待しつつも...
【2023年10月5日14時46分】 小湊鉄道線・高滝駅
ここもかつては2面2線の交換可能な構造を持っていたことがわかる。
古い無人駅に進入してくるキハの姿を。
【2023年10月5日14時47分】 小湊鉄道線・高滝駅
逆光が玉に瑕だが、でも、逆光だったからこそ、背後の小高い山の木々に埋もれることなく、キハの姿をしっかり記録できたのではないか...と。
ココ、もうちょっと構図の検討の余地もありそう。そして、夕方や早朝など時間帯を変えると、もうちょっと違った画も撮れるのではないかと、新たな課題を見つけることもできた。
【2023年10月5日14時51分】 小湊鉄道線・高滝駅
1時間後、高滝駅は、15:32発の下り第25列車、さらに上り第32列車が15:45発。やはり、隣の里見駅で列車交換があるので、上下列車は連続してやってくる。それまでに次の撮影地を探すのだが...
あまり駅から遠ざかりたくなかった。下り第25列車を撮り終えて、第32列車で帰路につこうと思っていたからである。
でも...
高滝駅の雰囲気が良いからと言って駅の反対側、下り方に回ってみても、撮れる場所が見つからず。
正直言って、もう“ヤッツケ”のつもりだった。とりあえず、第25列車を撮るだけ撮って...
上総久保駅付近から線路の西側を並走しているのが、県道81号線・清澄養老ラインだが、それが高滝駅を過ぎたところでヘアピンカーブ、急カーブで線路に突き刺さるように踏切。そして、線路の東側に移って里見方面へのびている。
その急カーブ、クルマ...特に大型ダンプの通行量が多いのに歩道が無く。歩くのにはヒヤヒヤするところ、そこを抜けると田園地帯に出て眺望がひらける。ちょうど、踏切をすぎると線路は築堤に。道路面より一段高いところを里見駅へと向かっていく。
【2023年10月5日15時41分】 小湊鉄道線・高滝-里見
踏切手前の側道に入り、田んぼのところでカメラを構えると、県道沿いの分、背景はちょっとゴチャゴチャするが、列車側面には光が回って。
第25列車はキハ40形の色違いの2連。電柱と電線がちょっとうるさいが夕方の光がキハの側面を照らし出し、なかなかいい感じである。
【2023年10月5日15時41分】 小湊鉄道線・高滝-里見
築堤へと上っていくキハの姿をどんどん連写して。手前にススキが見えていて、すっかり秋の夕方のカットである。
【2023年10月5日15時41分】 小湊鉄道線・高滝-里見
何度も言うが、背景のゴチャゴチャ感さえなければ...
とはいえ、ここまで光がキレイに当たってくれると、“残業”したくもなるもので。
本当は大急ぎで高滝駅へ引き返して、13分後の第32列車で帰るつもりだったのだが...
【2023年10月5日15時51分】 小湊鉄道線・里見-高滝
この時間帯、陽の差し込む方向は分単位、いや、秒単位でどんどん移り変わっていく感じ。
だんだん陽が低くなっていって...
本当は、次の上り列車、キハ200形には「奥房総」のマークが掲出されている筈だが、そんなこと、どうでも良かった。カメラを縦位置に変えて夕方の田園風景、後ろの青空をできるだけ入れて。
普段の<変態鉄>の“芸風”とは全く違って。キハを遠くに、あえて画面の中心線から外した位置に小さく配して。
【2023年10月5日15時52分】 小湊鉄道線・里見-高滝
もちろん、引き付けてこのカットも。
踏切を通過したキハは高滝駅へ向けて急カーブに差し掛かるのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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体調はまだ万全ではないが、“出撃”に向けて。雪に閉ざされる前に<変態鉄>は、再び北へと向かうのである。今度は「鉄印帳」の旅がメイン。
ちょっとだけ撮影したいと思っているものの...
♪ ご覧 あれが 竜飛岬 北のはずれと 〜〜
と、そこを新幹線で一気にくぐり抜けるか、あるいは、フェリーにするか...など、一部が未定なまま。詳細なプランづくりを急がないといけない。
さて、10月5日の小湊鐵道撮影記。
【2023年10月5日15時52分】 小湊鉄道線・里見-高滝
この時期、午後になっても青空が広がっていると、やはり、夕方の斜光線と“ギラリ”を期待せずには居られない。
でも、やはり、線路際の雑草がスゴくて、すっきり線路周りを見通せる場所は...。ただ、いままで注目せずに通り過ぎていた場所、背景がちょっとゴチャゴチャするが、夕方の光を受けて走るキハの姿を撮れる場所を見つけたのだった。
…… ……
2023年10月5日(木)曇り一時晴れ
公民館ヨコの踏切で、第23列車は強引に撮ってしまった。
でも、15分程で第40列車が戻ってきてしまう。そう、夕方の時間帯になって里見駅で列車交換が行われるようになる時間帯。
【2023年10月5日14時45分】 小湊鉄道線・高滝駅
結局、ふさわしい撮影地を見つけられないまま時間だけが経過してしまって。
もう、ここはEOSくんのセンサーに全てを賭けるしか無くて。フィルムカメラの時代だったら真っ黒な画が撮れておしまいだった筈の逆光カットでも、最近のカメラは...
雲が太陽を隠してくれることに期待しつつも...
【2023年10月5日14時46分】 小湊鉄道線・高滝駅
ここもかつては2面2線の交換可能な構造を持っていたことがわかる。
古い無人駅に進入してくるキハの姿を。
【2023年10月5日14時47分】 小湊鉄道線・高滝駅
逆光が玉に瑕だが、でも、逆光だったからこそ、背後の小高い山の木々に埋もれることなく、キハの姿をしっかり記録できたのではないか...と。
ココ、もうちょっと構図の検討の余地もありそう。そして、夕方や早朝など時間帯を変えると、もうちょっと違った画も撮れるのではないかと、新たな課題を見つけることもできた。
【2023年10月5日14時51分】 小湊鉄道線・高滝駅
1時間後、高滝駅は、15:32発の下り第25列車、さらに上り第32列車が15:45発。やはり、隣の里見駅で列車交換があるので、上下列車は連続してやってくる。それまでに次の撮影地を探すのだが...
あまり駅から遠ざかりたくなかった。下り第25列車を撮り終えて、第32列車で帰路につこうと思っていたからである。
でも...
高滝駅の雰囲気が良いからと言って駅の反対側、下り方に回ってみても、撮れる場所が見つからず。
正直言って、もう“ヤッツケ”のつもりだった。とりあえず、第25列車を撮るだけ撮って...
上総久保駅付近から線路の西側を並走しているのが、県道81号線・清澄養老ラインだが、それが高滝駅を過ぎたところでヘアピンカーブ、急カーブで線路に突き刺さるように踏切。そして、線路の東側に移って里見方面へのびている。
その急カーブ、クルマ...特に大型ダンプの通行量が多いのに歩道が無く。歩くのにはヒヤヒヤするところ、そこを抜けると田園地帯に出て眺望がひらける。ちょうど、踏切をすぎると線路は築堤に。道路面より一段高いところを里見駅へと向かっていく。
【2023年10月5日15時41分】 小湊鉄道線・高滝-里見
踏切手前の側道に入り、田んぼのところでカメラを構えると、県道沿いの分、背景はちょっとゴチャゴチャするが、列車側面には光が回って。
第25列車はキハ40形の色違いの2連。電柱と電線がちょっとうるさいが夕方の光がキハの側面を照らし出し、なかなかいい感じである。
【2023年10月5日15時41分】 小湊鉄道線・高滝-里見
築堤へと上っていくキハの姿をどんどん連写して。手前にススキが見えていて、すっかり秋の夕方のカットである。
【2023年10月5日15時41分】 小湊鉄道線・高滝-里見
何度も言うが、背景のゴチャゴチャ感さえなければ...
とはいえ、ここまで光がキレイに当たってくれると、“残業”したくもなるもので。
本当は大急ぎで高滝駅へ引き返して、13分後の第32列車で帰るつもりだったのだが...
【2023年10月5日15時51分】 小湊鉄道線・里見-高滝
この時間帯、陽の差し込む方向は分単位、いや、秒単位でどんどん移り変わっていく感じ。
だんだん陽が低くなっていって...
本当は、次の上り列車、キハ200形には「奥房総」のマークが掲出されている筈だが、そんなこと、どうでも良かった。カメラを縦位置に変えて夕方の田園風景、後ろの青空をできるだけ入れて。
普段の<変態鉄>の“芸風”とは全く違って。キハを遠くに、あえて画面の中心線から外した位置に小さく配して。
【2023年10月5日15時52分】 小湊鉄道線・里見-高滝
もちろん、引き付けてこのカットも。
踏切を通過したキハは高滝駅へ向けて急カーブに差し掛かるのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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