秋の小湊キハを撮りに(4)上総久保駅 [小湊鐵道]
SNSというのは“情報収集”の面でも、いまや趣味活動に欠かせないものになりつつあって。
「作例写真」というのも、昔のように鉄道誌のバックナンバーを探して...ではなく、リアルタイムで分かるようになって。小湊キハについては、本当に皆さん、いろいろな場所で撮っており。そういうのを参考にしながら、自分が訪れる際の撮影地も考えている。
半分くらいの写真は、見てすぐに撮影場所も分かるのだが、やはり、まだまだ魅力的なロケーションを見逃している。できるだけ歩いて、そういうポジションを自分で見つけていきたいと思っている次第。また、近々、小湊キハを撮りに訪れたいと思っている。
【2023年10月5日13時16分】 小湊鉄道線・上総久保駅
さて、いつものように撮りに向かう...午後の撮影地と言えばココと、そう思っていたのは、上総久保駅と高滝駅の中間付近、圏央道をくぐるすぐ手前、上総久保方の田園地帯だったのだが...
これは、ちょっと予想外だった。
…… ……
2023年10月5日(木)曇り一時晴れ
上総久保駅で降りるか、高滝駅で降りるか、ちょっと迷ったが...
上総久保駅で下車。
そういえば、いつの間にか「ホテル」がなくなっている。現代アートのイベントに際して、待合室だけのこの無人駅に1部屋だけのホテルのようなものが併設され、そのトイレが使用可能だったのだが...
もとの佇まいに戻っていた。
【2023年10月5日13時16分】 小湊鉄道線・上総久保駅
動き出したキハの側サボを撮影。
月崎 〜 上総中野間の運転見合せに伴い、キハ200形では他の表示の上に「月崎」と貼り付けただけの、いかにも「(仮)」といった感じのサボが取り付けられている。それを狙ったつもりだったが...
撮ってガッカリ、なぜか誤表示、「上総牛久-五井」なのである。う〜ん...
【2023年10月5日13時17分】 小湊鉄道線・上総久保駅
この第19列車、ダイヤ上、里見駅で交換する上りは「房総里山トロッコ」、ただ、この日は運転日ではないので交換列車は無く。つまり、しばらく撮影機会も無いのである。ということで、上総久保駅をちょっとだけ“観察”。
この駅の“特徴”といえば、写真の右側に少しだけ写り込んでいる大きな銀杏の木。
すでに実りの時期、ギンナン特有のあの匂いが周囲には立ち込めていて。
地元の方だろうか、竹箒を持って掃除に来ていた。
【2023年10月5日13時20分】 小湊鉄道線・上総久保駅
ということで、10月5日現在の様子。台風の影響を受けてもうちょっと葉を落としているかと思いきや、昨シーズンよりも葉っぱの付き具合は良いのだろうか。ただ、まだ完全に緑色。見頃となるのは11月の上旬〜中旬...だと思う。
それにしても気になるのは...
ここの銀杏とキハを絡めて自分がいつも撮るのは、駅のすぐ先にある踏切付近。
でも、例年と違ってココ、セイタカアワダチソウがみごとに群生しており、写真を撮るにはちょっと...
そう、<変態鉄>は列車の足回りが隠れる撮り方を好まないタイプである。う〜ん、ということは、今シーズンは(草刈りが行われない限り)上総大久保駅の夫婦銀杏に全てを賭けるしか無いのか???
ただ、運休区間に当たっており、こちらの様子は、まだ見に行けてない。
【2023年10月5日13時32分】 小湊鉄道線・上総久保-高滝
もちろん、この日は銀杏が、お目当てではなかった。
この地域では8月下旬までには稲刈りは終わっているので、すっかり秋の装いだが、高滝駅との中間付近、ちょうど圏央道の高架をくぐる直前の田園地帯、広々とした中を走り抜けるキハを撮ろうと。
でも、ココも行ってガッカリ。
例年、踏切寄りが草ボーボーなら、上総久保方の踏切から離れた石材店(?)付近はキレイに刈られていたり、逆パターンだったり...と、「どこかで撮れる」感じだと思っていたが、今シーズンについては全体的に草ボーボー。
「久保4号」踏切付近は、線路内もすっかり草に覆われていて、レールも、目を凝らさないと分からないくらい。単なるブッシュと化していた。
これじゃ〜、無理っ!!!
幸い、次の列車まで、もう少し時間があるので、高滝駅周辺へと移動してみることにした。
【2023年10月5日13時36分】 小湊鉄道線・上総久保-高滝
高滝湖の橋を渡って...
昭和が平成に変わる頃に高滝ダムが竣工、それに合わせて、この区間で一部で線路が付け替えられたとのことで。
目を凝らすと奥に撤去されたと思われる橋梁の橋台が残っており。
現在の高滝湖橋梁は立派なコンクリート橋になっており、ここを通るシーンは...
でも、SNSではこの橋を渡るキハを正面がちに俯瞰する構図の写真が載っており。たぶん、圏央道の築堤から撮っていると思うのだが...
そこが行き着ける場所なのか、あるいは、本当は進入禁止のエリアに入って撮られたものなのか...、今度、撮りに行ったときに探してみたいと思っている。
【2023年10月5日14時32分】 小湊鉄道線・上総久保-高滝
というわけで、コレと言った撮影地を見つけることができないまま高滝駅の手前まで来てしまって。
加茂公民館前の踏切から。
ここもちょっと無理な撮り方をしないと、線路際の雑草を避けることができずに...
高滝駅に進入してくる第23列車はキハ200形の2連...だったが、五井方には「奥房総」のマークが掲出されており、朝、上総村上駅で見かけた編成が再び出庫してきたものだった。
さぁ、次の上りは...
撮る場所を見つけられないまま、時間だけが経過して。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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「作例写真」というのも、昔のように鉄道誌のバックナンバーを探して...ではなく、リアルタイムで分かるようになって。小湊キハについては、本当に皆さん、いろいろな場所で撮っており。そういうのを参考にしながら、自分が訪れる際の撮影地も考えている。
半分くらいの写真は、見てすぐに撮影場所も分かるのだが、やはり、まだまだ魅力的なロケーションを見逃している。できるだけ歩いて、そういうポジションを自分で見つけていきたいと思っている次第。また、近々、小湊キハを撮りに訪れたいと思っている。
【2023年10月5日13時16分】 小湊鉄道線・上総久保駅
さて、いつものように撮りに向かう...午後の撮影地と言えばココと、そう思っていたのは、上総久保駅と高滝駅の中間付近、圏央道をくぐるすぐ手前、上総久保方の田園地帯だったのだが...
これは、ちょっと予想外だった。
…… ……
2023年10月5日(木)曇り一時晴れ
上総久保駅で降りるか、高滝駅で降りるか、ちょっと迷ったが...
上総久保駅で下車。
そういえば、いつの間にか「ホテル」がなくなっている。現代アートのイベントに際して、待合室だけのこの無人駅に1部屋だけのホテルのようなものが併設され、そのトイレが使用可能だったのだが...
もとの佇まいに戻っていた。
【2023年10月5日13時16分】 小湊鉄道線・上総久保駅
動き出したキハの側サボを撮影。
月崎 〜 上総中野間の運転見合せに伴い、キハ200形では他の表示の上に「月崎」と貼り付けただけの、いかにも「(仮)」といった感じのサボが取り付けられている。それを狙ったつもりだったが...
撮ってガッカリ、なぜか誤表示、「上総牛久-五井」なのである。う〜ん...
【2023年10月5日13時17分】 小湊鉄道線・上総久保駅
この第19列車、ダイヤ上、里見駅で交換する上りは「房総里山トロッコ」、ただ、この日は運転日ではないので交換列車は無く。つまり、しばらく撮影機会も無いのである。ということで、上総久保駅をちょっとだけ“観察”。
この駅の“特徴”といえば、写真の右側に少しだけ写り込んでいる大きな銀杏の木。
すでに実りの時期、ギンナン特有のあの匂いが周囲には立ち込めていて。
地元の方だろうか、竹箒を持って掃除に来ていた。
【2023年10月5日13時20分】 小湊鉄道線・上総久保駅
ということで、10月5日現在の様子。台風の影響を受けてもうちょっと葉を落としているかと思いきや、昨シーズンよりも葉っぱの付き具合は良いのだろうか。ただ、まだ完全に緑色。見頃となるのは11月の上旬〜中旬...だと思う。
それにしても気になるのは...
ここの銀杏とキハを絡めて自分がいつも撮るのは、駅のすぐ先にある踏切付近。
でも、例年と違ってココ、セイタカアワダチソウがみごとに群生しており、写真を撮るにはちょっと...
そう、<変態鉄>は列車の足回りが隠れる撮り方を好まないタイプである。う〜ん、ということは、今シーズンは(草刈りが行われない限り)上総大久保駅の夫婦銀杏に全てを賭けるしか無いのか???
ただ、運休区間に当たっており、こちらの様子は、まだ見に行けてない。
【2023年10月5日13時32分】 小湊鉄道線・上総久保-高滝
もちろん、この日は銀杏が、お目当てではなかった。
この地域では8月下旬までには稲刈りは終わっているので、すっかり秋の装いだが、高滝駅との中間付近、ちょうど圏央道の高架をくぐる直前の田園地帯、広々とした中を走り抜けるキハを撮ろうと。
でも、ココも行ってガッカリ。
例年、踏切寄りが草ボーボーなら、上総久保方の踏切から離れた石材店(?)付近はキレイに刈られていたり、逆パターンだったり...と、「どこかで撮れる」感じだと思っていたが、今シーズンについては全体的に草ボーボー。
「久保4号」踏切付近は、線路内もすっかり草に覆われていて、レールも、目を凝らさないと分からないくらい。単なるブッシュと化していた。
これじゃ〜、無理っ!!!
幸い、次の列車まで、もう少し時間があるので、高滝駅周辺へと移動してみることにした。
【2023年10月5日13時36分】 小湊鉄道線・上総久保-高滝
高滝湖の橋を渡って...
昭和が平成に変わる頃に高滝ダムが竣工、それに合わせて、この区間で一部で線路が付け替えられたとのことで。
目を凝らすと奥に撤去されたと思われる橋梁の橋台が残っており。
現在の高滝湖橋梁は立派なコンクリート橋になっており、ここを通るシーンは...
でも、SNSではこの橋を渡るキハを正面がちに俯瞰する構図の写真が載っており。たぶん、圏央道の築堤から撮っていると思うのだが...
そこが行き着ける場所なのか、あるいは、本当は進入禁止のエリアに入って撮られたものなのか...、今度、撮りに行ったときに探してみたいと思っている。
【2023年10月5日14時32分】 小湊鉄道線・上総久保-高滝
というわけで、コレと言った撮影地を見つけることができないまま高滝駅の手前まで来てしまって。
加茂公民館前の踏切から。
ここもちょっと無理な撮り方をしないと、線路際の雑草を避けることができずに...
高滝駅に進入してくる第23列車はキハ200形の2連...だったが、五井方には「奥房総」のマークが掲出されており、朝、上総村上駅で見かけた編成が再び出庫してきたものだった。
さぁ、次の上りは...
撮る場所を見つけられないまま、時間だけが経過して。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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