2021/10 倉敷へ、鳥取へ（３）第3093列車 DD200-601号機 [水島臨海鉄道]
お腹の調子はいまも“一進一退”の状況を繰り返しており。何だか調子が良いと思っていたらダメな状況に戻ってしまったり。何とか“出撃”したいと思いつつ、いろいろなことを試しつつ。思えばほぼ1ヶ月、意外と長引いているのである。
さて、引き続き、10月19日の水島臨海鉄道の貨物列車撮影記。とはいえ、水島臨海鉄道線内にはまだ達しておらず。
水島臨海鉄道へ入る貨物列車をＪＲ山陽本線で撮影した、でも、その牽引機は水島臨海鉄道所有の機関車、でもでも、その機関車はＪＲ貨物の同一形式機...という何が何だかよく分からない話。
【2021年10月19日13時23分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田－福井
もちろん、折返しは臨鉄線内で撮影している。
国鉄のディーゼル機関車の“決定版”といえそうなのは、本線用がDD51形、支線区・入換用がDE10形、いずれも60年台から70年台にかけて製造された機関車で、全国で当たり前のように見られていたが、最近では数を減らしており。
水島地区のコンビナートへの貨物輸送を担うための路線が水島臨海鉄道なので国鉄と直通しての貨物輸送は当初からのメイン。ということで、1971年に国鉄DE11形そっくりのDE701号機を新製し、これがＪＲのDE10形とともに貨物列車を牽いていたが、ここしばらくは狙って撮りに行ってもDE701号機は故障で運用を外れているケースも多く。
次世代ディーゼル機関車としてＪＲ貨物が増備中のDD200形を、水島臨海鉄道も1機（601号機）導入して、今夏から貨物列車牽引にあたっており。
現時点では、ＪＲ貨物は引き続きDE10形、水島臨海鉄道は新鋭DD200形という不思議な運用。普段は早朝の下りと夜間の上り、撮影しにくい時間帯の列車が水島臨海鉄道機が牽引なのだが、ＪＲ機と運用を交換して日中の列車の方をDD200-601号機が牽いている日もあるという情報があって。
それがこの“出撃”のキッカケでもあった。
…… ……
2021年10月19日（火）晴れのち曇り
10時過ぎから庭瀬－中庄間の直線区間でカメラを構えて。下り列車だけでも頻繁に通過して、それを撮っているだけでも退屈しないのだが...
【2021年10月19日10時45分】 山陽本線・庭瀬－中庄
やってくる列車はEF210形牽引のコンテナ列車と“末期色”の113・115系電車が中心。それらをテキトーに撮りながら。
と、思っていたら...
【2021年10月19日10時51分】 山陽本線・庭瀬－中庄
向こうからやってくるのは、いつもの3～4両の113・115系電車のようだが、何だかちょっと見た目が違うのである。
「もしかして!?」
10年ほど前から塗装簡略化のため、黄色の単色塗り（俗に言う“末期色”）に塗られるようになった岡山地区の115系のうち、3両編成2本が2017年に国鉄時代からの本来の“湘南色”に戻されており。
【2021年10月19日10時51分】 山陽本線・庭瀬－中庄
ということで、トリミングして。
【2021年10月19日10時51分】 山陽本線・庭瀬－中庄
いや、滞在時間は1時間余り。「やくも」も一応、撮れたし、117系の離合シーンやこの国鉄色、あとはEF64牽引の伯備貨物が撮れれば完璧だったが、でも、何だか運の良い日である。狙って撮りに行こうとすると運用が掴めず、何も考えずに試し撮りのつもりで撮っていると希少車が来る...というのは、自分には「よくあること」のような気がする。
そして...
この“湘南色”が露払いのような存在だった。
【2021年10月19日11時05分】 山陽本線・庭瀬－中庄
向こうからゆっくりゆっくりと近づいてくるのは真っ赤な機関車。
真四角のコンテナではなく円筒形にフレームが付いたタンクコンテナが目立つのも水島の工業地帯に入る貨物列車らしさ。ホント、ゆっくりとこちらに近づいてくるのである。
【2021年10月19日11時06分】 山陽本線・庭瀬－中庄
そして、思いっきり引きつけて。
機関車のお尻が架線柱に引っかかってしまったが、でも、自分としては十分に納得の1枚。この庭瀬－中庄間には他にも撮影できそうなポイントがあるみたいなので、また、DD200-601号機が日中運用に入る日があれば、ぜひ撮りに行きたいと思う次第。
でも、あのときはそんなことを思う余裕もなく...
【2021年10月19日11時06分】 山陽本線・庭瀬－中庄
急ぎ、三脚からカメラを下ろして、通過していくDD200-601号機のアップを。
【2021年10月19日11時29分】 山陽本線・中庄駅
まず、最初の撮影地でDD200-601号機が牽引する貨物列車、今回の出撃のテーマの1つを確実に撮ることができて、幸先良いスタート。
今度は、いまの貨物列車が東水島から折返し戻ってくるのを水島臨海鉄道線内で撮ろうと、急ぎ、中庄駅へと戻って倉敷へ移動したのだった。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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さて、引き続き、10月19日の水島臨海鉄道の貨物列車撮影記。とはいえ、水島臨海鉄道線内にはまだ達しておらず。
水島臨海鉄道へ入る貨物列車をＪＲ山陽本線で撮影した、でも、その牽引機は水島臨海鉄道所有の機関車、でもでも、その機関車はＪＲ貨物の同一形式機...という何が何だかよく分からない話。
【2021年10月19日13時23分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田－福井
もちろん、折返しは臨鉄線内で撮影している。
国鉄のディーゼル機関車の“決定版”といえそうなのは、本線用がDD51形、支線区・入換用がDE10形、いずれも60年台から70年台にかけて製造された機関車で、全国で当たり前のように見られていたが、最近では数を減らしており。
水島地区のコンビナートへの貨物輸送を担うための路線が水島臨海鉄道なので国鉄と直通しての貨物輸送は当初からのメイン。ということで、1971年に国鉄DE11形そっくりのDE701号機を新製し、これがＪＲのDE10形とともに貨物列車を牽いていたが、ここしばらくは狙って撮りに行ってもDE701号機は故障で運用を外れているケースも多く。
次世代ディーゼル機関車としてＪＲ貨物が増備中のDD200形を、水島臨海鉄道も1機（601号機）導入して、今夏から貨物列車牽引にあたっており。
現時点では、ＪＲ貨物は引き続きDE10形、水島臨海鉄道は新鋭DD200形という不思議な運用。普段は早朝の下りと夜間の上り、撮影しにくい時間帯の列車が水島臨海鉄道機が牽引なのだが、ＪＲ機と運用を交換して日中の列車の方をDD200-601号機が牽いている日もあるという情報があって。
それがこの“出撃”のキッカケでもあった。
…… ……
2021年10月19日（火）晴れのち曇り
10時過ぎから庭瀬－中庄間の直線区間でカメラを構えて。下り列車だけでも頻繁に通過して、それを撮っているだけでも退屈しないのだが...
【2021年10月19日10時45分】 山陽本線・庭瀬－中庄
やってくる列車はEF210形牽引のコンテナ列車と“末期色”の113・115系電車が中心。それらをテキトーに撮りながら。
と、思っていたら...
【2021年10月19日10時51分】 山陽本線・庭瀬－中庄
向こうからやってくるのは、いつもの3～4両の113・115系電車のようだが、何だかちょっと見た目が違うのである。
「もしかして!?」
10年ほど前から塗装簡略化のため、黄色の単色塗り（俗に言う“末期色”）に塗られるようになった岡山地区の115系のうち、3両編成2本が2017年に国鉄時代からの本来の“湘南色”に戻されており。
【2021年10月19日10時51分】 山陽本線・庭瀬－中庄
ということで、トリミングして。
【2021年10月19日10時51分】 山陽本線・庭瀬－中庄
いや、滞在時間は1時間余り。「やくも」も一応、撮れたし、117系の離合シーンやこの国鉄色、あとはEF64牽引の伯備貨物が撮れれば完璧だったが、でも、何だか運の良い日である。狙って撮りに行こうとすると運用が掴めず、何も考えずに試し撮りのつもりで撮っていると希少車が来る...というのは、自分には「よくあること」のような気がする。
そして...
この“湘南色”が露払いのような存在だった。
【2021年10月19日11時05分】 山陽本線・庭瀬－中庄
向こうからゆっくりゆっくりと近づいてくるのは真っ赤な機関車。
真四角のコンテナではなく円筒形にフレームが付いたタンクコンテナが目立つのも水島の工業地帯に入る貨物列車らしさ。ホント、ゆっくりとこちらに近づいてくるのである。
【2021年10月19日11時06分】 山陽本線・庭瀬－中庄
そして、思いっきり引きつけて。
機関車のお尻が架線柱に引っかかってしまったが、でも、自分としては十分に納得の1枚。この庭瀬－中庄間には他にも撮影できそうなポイントがあるみたいなので、また、DD200-601号機が日中運用に入る日があれば、ぜひ撮りに行きたいと思う次第。
でも、あのときはそんなことを思う余裕もなく...
【2021年10月19日11時06分】 山陽本線・庭瀬－中庄
急ぎ、三脚からカメラを下ろして、通過していくDD200-601号機のアップを。
【2021年10月19日11時29分】 山陽本線・中庄駅
まず、最初の撮影地でDD200-601号機が牽引する貨物列車、今回の出撃のテーマの1つを確実に撮ることができて、幸先良いスタート。
今度は、いまの貨物列車が東水島から折返し戻ってくるのを水島臨海鉄道線内で撮ろうと、急ぎ、中庄駅へと戻って倉敷へ移動したのだった。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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久しぶりのゆったりした二泊三日の撮影行楽しそうですね♪ 抜けの良い撮影地で次々にやってくる列車を眺めてるのって撮影なしでも十分楽しめそうです。鉄道趣味の原点といえるかも知れませんね。
このままコロナがおとなしくしていてくれればいいんですが。
by サットン (2021-12-06 15:51)
サットンさん
コメントありがとうございます。
そうですね。最近は、少しずつ撮りに行くようにしています。
撮るだけで無く、列車に乗っているときも楽しくて。
また、出かけたいとウズウズしているところです。
by ferrum_queserasera (2021-12-06 22:02)