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ようやく、終わって。いよいよ、始まって。 [その他の<鐵>話]

行きたいのに、行く機会がなかなか無いこの路線。
興味を持つキッカケは20年ほど前。キハ20形が、ほぼそのままのスタイルで定期列車として運用されている路線がある...と知ったことから。

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自分が撮るようになって、まもなくしてJRのイベントでの貸し出しに合わせて国鉄色に塗色変更される車両があって。
グレーをベースに青色のラインが入った旧水島色も落ち着いた姿で、そちらも好きだった。

このとき、まさか、ずっとキハ20形が残るとは思っても居なかった。

JR久留里線のキハが転入してキハ20形を置き換えることになったのが8年ほど前だろうか。そこでとうとうキハ20形も終わりかと思えば...

検査期限に余裕があるとのことで、キハ205号車だけその後もイベント用に残り。引退後も車両基地である倉敷貨物ターミナル構内に留め置かれ、10月の「鉄道の日」イベントなどで展示運転が行われたり。
そのキハ205号車の痛みが激しくなってきたのが今回のキッカケみたいで。

  https://readyfor.jp/projects/mizurin1970

合わせて、キハ37・38形の国鉄色への復元も言われており...
いまの時期、目標額の1,300万円というのは、決して低いハードルではなかろうが、キハたちが美しい姿を取り戻せるよう...
成功することを影ながら願っている<変態鉄>なのである。キハ205号車については、車体の傷みの修復と構内での展示運転に支障ない形でのリフレッシュということだろうが...。
美しい国鉄色を取り戻して欲しいと願っている。

でも、<鉄>どうしの会話でも話題になることがあるが、やはり、車両の塗色というのは撮る上で大事なのである。

……  ……

ディーゼル動車には、やはり、朱色とクリームのツートンが最もシックリくると感じたのはコレ。

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【2021年5月16日10時22分】 関東鉄道・水海道車両基地

この塗色、もう1両出てきて、週末を中心に固定運用に入っているそうで。

でも、関東鉄道の車両で、復刻塗色にして欲しいと密かに期待しているのが...

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【2013年12月30日12時19分】 関東鉄道竜ヶ崎線・佐貫-入地

竜ヶ崎線のキハ532号車。これまた、超個性派。しかも、土曜日の日中に限っての限定運用。<変態鉄>には最も撮りにくいキハなのである。

近々、チャンスがあれば行きたいと思っているが。

そうそう。

最近のキハと言えば...

何ヶ月かぶりに書店で鉄道誌を買ってしまった。

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なぜ、横向きにして写真を撮ったのか、自分にも謎だが、この表紙写真、自分もほぼ同じ撮り方で。

そう、こちら。

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【2021年5月4日17時41分】 小湊鐵道・五井駅

ここは、関係が深い京成の“赤電”を模したとも言われているが...
やはり、朱色のツートンカラーである。そして、この五井にも超個性派のキハが保存されており。

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【2017年8月27日10時26分】 小湊鐵道・五井機関区

撮影会やイベントで時折、公開されるキハ5800号車である。三信鉄道から国鉄に編入された買収国電を、ディーゼル化改造した車両である。
キハ200形が増備されてからは、あまり走ることも無かったとされる。(1996年頃に除籍)

末期には朱色とクリームのツートン、いまのキハ200形と同じ塗色だった。

そして、事実上の引退から半世紀近く、そして、廃車からも四半世紀ほどが経過して車体の色あせが目立っており。
正直、自分もそう思っていたし、撮影会でも皆さん、そういう感想を持たれるようだが...
「せめて塗装だけでも塗り直して...」と。

でも、あるとき、五井機関区のイベントでこの色褪せた塗装、実は塗膜が剥げたと思われる赤茶色になった部分、これが、キハ200形登場までの焦げ茶色塗りつぶしだった当時の塗膜が透けてきているものだと知って、「塗り直さないで欲しい」と思うようになったのである。
そのキハ5800号車の焦げ茶色塗りつぶしだった当時の写真を誌面に発見して、ちょっと喜んでいた<変態鉄>なのである。

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【2017年9月3日10時42分】 岡山県久米郡美咲町吉ケ原・柵原ふれあい鉱山公園(黄福柵原駅)

今回、JR東日本からキハ40形が転入して話題になっているが、半世紀以上前、自社発注のキハ200形が投入されて、国鉄から払い下げを受けたキハ41000形を置き換えた...と。それから50年近くが経って、逆にキハ200形は国鉄キハ40形によって置き換えが始まる...という。

柵原に残るこのキハのオデコにヘッドライトを付けて、車体を焦げ茶色に塗れば60年前の小湊鉄道が再現できる...ということになる。

と、水臨のキハ205号車の話から始まって、いつも以上にまとまりのない話を書いているが...


一方、ようやく...だったのは、ワクチン接種。

昨日の東京は雨の1日だった。それでも14時過ぎに自宅を出て。激しい雨が降る中ではあったが、ワクチン接種に行ってきたのだった。
わが地元、杉並区内の集団接種会場はいくつかあって。

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狙ったわけでは無いが、これは激しい争奪戦の結果だった。7月下旬の予約開始直後の激しい争奪戦の結果、偶然、同じ会場で2回分、予約を確保することができたのだった。
自治体接種なのでファイザー製、2回の接種間隔は3週間と言うことだったが、まるまる4週間ぶり。それでも予約をとれただけでも幸運だったのである。

この記事を書いているのは、16日の朝だが、現時点で目立った問題は起こっておらず。接種直後から腕に軽い筋肉痛のような違和感がある程度で。
膝痛が幸いしたのかも。問診で確認したところ、膝の治療で痛み止めとしてロキソニンが処方されていて。これを毎日、飲んでいる自分は副反応も軽減されるだろうと。

まぁ、この膝の痛さもちょっとは役立ったわけで。

ちなみに、この会場、駅で言えば丸ノ内線の方南町駅が最寄りになる。杉並区の中では中野区に近い方で、普段の<変態鉄>の行動エリアからは完全に離れている。
ただ、方南町というのは地下鉄で行かなくても、実は永福町(西永福)から意外と近いのである。戦後、丸ノ内線の分岐線、方南町から当初は永福まで延伸の上、井の頭線に接続させる構想もあったのだとか。
西永福から方南通りを3 kmほど東へ行ったところ。晴れていたら、歩いて行っていたかも知れない。

その関係もあって、いまも京王の路線バスが頻繁に走っており。ただ、方南町は道幅の広くない商店街の中なので、たぶんココでは折返しができないから...だと思うのだが、<変態鉄>の接種会場になった宗教施設の前のバス停まで乗り入れている。
<変態鉄>は決して、バスマニアではないのだが、その系統、永福町は京王バスの車庫敷地内の乗り場に発着し。特に到着時にはバスの営業所に一番手前の入口から入って、停まっている路線車、高速車の間を縫うように営業所内を走り抜けて停留所に着く。
その間、わずか数秒だろうが、そんな車窓を楽しみながら。ちなみに、コロナ減便の関係だろうか、京王バスの永福町営業所には、日中、会津バスとか福島交通とか、普段、見かけないバスが入庫するようになっており。

先週、職場で「2回目の後の副反応で発熱するから、月曜は仕事を休む!!」と高らかに宣言して来たのだが、幸か不幸か、いまのところ熱は出ないのである。

あぁ、会社に向かわないと...

ということで、明日は、7月31日の、ことでんレトロの話題を続けていきたい。

10月までに1,300万円、水島臨海鉄道キハ205号車の運命や如何に???
微力ながら応援させていただいて。成功を祈って。

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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