さようなら黄色と紺色のツートンカラー（２）NH15便 [飛行機の話題]
関西私鉄は面白そうだ...とは思うものの、東京に住む＜変態鉄＞には、なかなか難しいものなのである。車両形式などもよく分からないし、そもそも路線網が...。
【2010年10月27日10時32分】 山陽電鉄網干線・山陽網干駅
実は今回のプランを考えるにあたって、「山陽電車で山陽網干駅に行って、JR線の網干駅まで歩く」というプランを最初、考えていた。
前記事に書いたとおり、北条鉄道を訪れるのに、JR線で加古川へ出て、そこから粟生。姫路かJR線でそのまま行っても詰まらないので、山陽姫路駅で記念入場券セットを受け取った後は、飾磨経由で山陽網干へ...と。そこから、JR線の網干駅まで歩いて。
でも...
予めネットの地図で...と調べて見たのが良かった。ぬぁんと、網干駅どうしが、3 km近くも離れているのである。以前、JR線の新長田駅で降りて高速長田駅に向かおうとしたら意外と遠くて...。いまひとつ、その位置関係というか感覚がつかめないのである。
姫路に立ち寄った“ついで”、何となく飾磨－山陽網干間の支線に乗ってみたくなって、この駅を訪れたのは2010年秋のこと。このときは、キハ181系「はまかぜ」号がメインだった。
クリーム色に赤帯の、いまの山陽3000系列の姿がそこにはあった。
さぁ、前の晩。この時点でもゆきも帰りも羽田－伊丹のヒコーキには軒並み、残り30席以上を示す丸印が並んでいるのが...ちょっと複雑な気持ち。やはり、ワクチン接種が進んでも、コロナ前の状況に戻るまでには、もう少し時間が必要なのだろうか。
さて、会社から帰宅したのは21時過ぎ。大急ぎでカメラのバッテリーの充電やら荷物のチェックやら...
バッグに詰めて。アラームを5時にセットして布団に入ったのである。
…… ……
2021年6月8日（火）晴れ
ハッと飛び起きて。ケータイの時計を見たら「4:59」、ウソのようでホントの話。アラームをセットした時刻のちょうど1分前に目が覚めたのである。“出撃”のときは、どんな早起きでも不思議と予定の時刻に目が覚めるのである。仕事なら絶対に無理なのに...
【2021年6月8日6時57分】 京急空港線・羽田空港第１・第２ターミナル駅
残念ながら渋谷からのリムジンバスは、朝6時前の次は運休になっていて。山手線で品川へ向かうのだった。朝の山手線であっさり座れるあたりも“非常事態”である。品川駅の階段は混雑していたが、京急線ホーム、羽田空港方面の列に並ぶ人はほとんどおらず。ちょうど、＜変態鉄＞が京急のホームに上がるのに合わせたかのように京急1000系のエアポート急行が入線。
都営地下鉄からの直通車とばかり思っていたら、品川発の列車だったみたい。
それでも、普段なら列の前の方にいないと座れないものだが、8人掛けの長いシートに2～3人、車内は余裕があって。ようやく蒲田駅で座席がほとんど埋まって。
意外だったのは第３ターミナル駅で下車する人がかなり多かったこと。でも、キャリーケースなどを引いている人は少なかったので、国際線利用者ではなく、空港関係で勤務している人たちの通勤だろうか。
7時前に羽田空港第１・第２ターミナル駅に到着。何だか、この駅名は慣れないのである。
オリンピックに向けての国際線発着枠増で「国内線第２」にも国際線が発着する...と改称されたモノの、直後のコロナ禍で。いまでは国内線も半分近く欠航している訳で。皮肉なものである。
三脚をもたない“出撃”なので、手荷物カウンターに並ぶ必要も無くて。ちょっと時間があったので展望デッキへ。この時間帯は逆光になるのは“織り込み済み”。
【2021年6月8日7時05分】 東京都大田区羽田空港・羽田空港第2ターミナル
＜変態鉄＞の搭乗予定の搭乗口の隣に駐機中のB787型機。こういうワイド機に乗ってみたい。1年間、ずっと乗っていない。この1年間、乗ったのはB737とエアバスばかりで...。
この朝も...、朝の伊丹ゆきでさえ小型機で間に合うくらいなのだから...。
すっかり夏の空気に変わって。湿気があるからだろうか、快晴でも空気は透明感がなくて写真が...う～ん。いつの間にか季節は着実に進んでいるのである。
【2021年6月8日7時05分】 東京都大田区羽田空港・羽田空港第2ターミナル
東京湾の海面が陽射しを受けてキラキラと輝いている。向こうの方に沖合のＤ滑走路がボンヤリと霞んで見えて。
でも、そんなことよりも...
いくら平日朝とはいえ...
【2021年6月8日7時08分】 東京都大田区羽田空港・羽田空港第2ターミナル
誰も居ない羽田の展望デッキだったのである。それにしても暑い。ということで数分で退散。
【2021年6月8日7時10分】 東京都大田区羽田空港・羽田空港第2ターミナル
やはり、清掃作業員以外、誰ともすれ違うことなくエスカレータで出発ロビーに戻るのだった。
【2021年6月8日8時05分】 NH15便（JA70AN）機内
この日のヒコーキはB737-800型機に変更されていて。機体番号はJA70AN、機内は6割くらいの搭乗率だっただろうか。
ほぼ定刻に「せっと・すらいどばぁ～」、沖合のＤ滑走路に向かうのだが、途中で引退記念のデカールで装飾されたB737-700型機の姿。でも、そういういときに限って、カメラの電源を切っていたり。う～ん。
【2021年6月8日9時01分】 NH15便（JA70AN）機内
よく乗る富山ゆきは日本海に出て富山湾上空をグルッと回って神通川の上を飛びながら着陸、高松ゆきなら姫路あたりから瀬戸内海上空を飛んで、ことでん長尾線の線路を見ながら西に針路をとって着陸...
日中のフライトだと、その着陸前の景色を眺めるのが好き。
そして、ほかとちょっと違うのが伊丹の着陸前の“機窓”。奈良盆地から生駒の山々だろうか、まっすぐ走る近鉄線の高架線路を見下ろしながらどんどん高度を下げて。
大阪城公園、梅田周辺の高層ビル群を見て淀川を超える頃には、地面に手が届きそうな感じの景色になって。やはり、大阪は大都会、びっしり建て込んだ街並みに吸い込まれていくように着陸する。関空も神戸空港も海の上から着陸するので、この眺めは伊丹特有のもの。
ほぼ定刻で伊丹空港へと到着である。
【2021年6月8日9時21分】 大阪府豊中市螢池西町・大阪国際空港付近
羽田以上にがらーんとした感じの伊丹空港、思ったよりも早くバス乗り場へ。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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【2010年10月27日10時32分】 山陽電鉄網干線・山陽網干駅
実は今回のプランを考えるにあたって、「山陽電車で山陽網干駅に行って、JR線の網干駅まで歩く」というプランを最初、考えていた。
前記事に書いたとおり、北条鉄道を訪れるのに、JR線で加古川へ出て、そこから粟生。姫路かJR線でそのまま行っても詰まらないので、山陽姫路駅で記念入場券セットを受け取った後は、飾磨経由で山陽網干へ...と。そこから、JR線の網干駅まで歩いて。
でも...
予めネットの地図で...と調べて見たのが良かった。ぬぁんと、網干駅どうしが、3 km近くも離れているのである。以前、JR線の新長田駅で降りて高速長田駅に向かおうとしたら意外と遠くて...。いまひとつ、その位置関係というか感覚がつかめないのである。
姫路に立ち寄った“ついで”、何となく飾磨－山陽網干間の支線に乗ってみたくなって、この駅を訪れたのは2010年秋のこと。このときは、キハ181系「はまかぜ」号がメインだった。
クリーム色に赤帯の、いまの山陽3000系列の姿がそこにはあった。
さぁ、前の晩。この時点でもゆきも帰りも羽田－伊丹のヒコーキには軒並み、残り30席以上を示す丸印が並んでいるのが...ちょっと複雑な気持ち。やはり、ワクチン接種が進んでも、コロナ前の状況に戻るまでには、もう少し時間が必要なのだろうか。
さて、会社から帰宅したのは21時過ぎ。大急ぎでカメラのバッテリーの充電やら荷物のチェックやら...
バッグに詰めて。アラームを5時にセットして布団に入ったのである。
…… ……
2021年6月8日（火）晴れ
ハッと飛び起きて。ケータイの時計を見たら「4:59」、ウソのようでホントの話。アラームをセットした時刻のちょうど1分前に目が覚めたのである。“出撃”のときは、どんな早起きでも不思議と予定の時刻に目が覚めるのである。仕事なら絶対に無理なのに...
【2021年6月8日6時57分】 京急空港線・羽田空港第１・第２ターミナル駅
残念ながら渋谷からのリムジンバスは、朝6時前の次は運休になっていて。山手線で品川へ向かうのだった。朝の山手線であっさり座れるあたりも“非常事態”である。品川駅の階段は混雑していたが、京急線ホーム、羽田空港方面の列に並ぶ人はほとんどおらず。ちょうど、＜変態鉄＞が京急のホームに上がるのに合わせたかのように京急1000系のエアポート急行が入線。
都営地下鉄からの直通車とばかり思っていたら、品川発の列車だったみたい。
それでも、普段なら列の前の方にいないと座れないものだが、8人掛けの長いシートに2～3人、車内は余裕があって。ようやく蒲田駅で座席がほとんど埋まって。
意外だったのは第３ターミナル駅で下車する人がかなり多かったこと。でも、キャリーケースなどを引いている人は少なかったので、国際線利用者ではなく、空港関係で勤務している人たちの通勤だろうか。
7時前に羽田空港第１・第２ターミナル駅に到着。何だか、この駅名は慣れないのである。
オリンピックに向けての国際線発着枠増で「国内線第２」にも国際線が発着する...と改称されたモノの、直後のコロナ禍で。いまでは国内線も半分近く欠航している訳で。皮肉なものである。
三脚をもたない“出撃”なので、手荷物カウンターに並ぶ必要も無くて。ちょっと時間があったので展望デッキへ。この時間帯は逆光になるのは“織り込み済み”。
【2021年6月8日7時05分】 東京都大田区羽田空港・羽田空港第2ターミナル
＜変態鉄＞の搭乗予定の搭乗口の隣に駐機中のB787型機。こういうワイド機に乗ってみたい。1年間、ずっと乗っていない。この1年間、乗ったのはB737とエアバスばかりで...。
この朝も...、朝の伊丹ゆきでさえ小型機で間に合うくらいなのだから...。
すっかり夏の空気に変わって。湿気があるからだろうか、快晴でも空気は透明感がなくて写真が...う～ん。いつの間にか季節は着実に進んでいるのである。
【2021年6月8日7時05分】 東京都大田区羽田空港・羽田空港第2ターミナル
東京湾の海面が陽射しを受けてキラキラと輝いている。向こうの方に沖合のＤ滑走路がボンヤリと霞んで見えて。
でも、そんなことよりも...
いくら平日朝とはいえ...
【2021年6月8日7時08分】 東京都大田区羽田空港・羽田空港第2ターミナル
誰も居ない羽田の展望デッキだったのである。それにしても暑い。ということで数分で退散。
【2021年6月8日7時10分】 東京都大田区羽田空港・羽田空港第2ターミナル
やはり、清掃作業員以外、誰ともすれ違うことなくエスカレータで出発ロビーに戻るのだった。
【2021年6月8日8時05分】 NH15便（JA70AN）機内
この日のヒコーキはB737-800型機に変更されていて。機体番号はJA70AN、機内は6割くらいの搭乗率だっただろうか。
ほぼ定刻に「せっと・すらいどばぁ～」、沖合のＤ滑走路に向かうのだが、途中で引退記念のデカールで装飾されたB737-700型機の姿。でも、そういういときに限って、カメラの電源を切っていたり。う～ん。
【2021年6月8日9時01分】 NH15便（JA70AN）機内
よく乗る富山ゆきは日本海に出て富山湾上空をグルッと回って神通川の上を飛びながら着陸、高松ゆきなら姫路あたりから瀬戸内海上空を飛んで、ことでん長尾線の線路を見ながら西に針路をとって着陸...
日中のフライトだと、その着陸前の景色を眺めるのが好き。
そして、ほかとちょっと違うのが伊丹の着陸前の“機窓”。奈良盆地から生駒の山々だろうか、まっすぐ走る近鉄線の高架線路を見下ろしながらどんどん高度を下げて。
大阪城公園、梅田周辺の高層ビル群を見て淀川を超える頃には、地面に手が届きそうな感じの景色になって。やはり、大阪は大都会、びっしり建て込んだ街並みに吸い込まれていくように着陸する。関空も神戸空港も海の上から着陸するので、この眺めは伊丹特有のもの。
ほぼ定刻で伊丹空港へと到着である。
【2021年6月8日9時21分】 大阪府豊中市螢池西町・大阪国際空港付近
羽田以上にがらーんとした感じの伊丹空港、思ったよりも早くバス乗り場へ。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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2021-06-13 23:00
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