続・北関東ディープ<鉄>(15)中央前橋駅へ [<鉄>な撮影記・旅行記録]
今日は久々の公休日だった。予定表の上では休みは意外と多いのだが、なかなか思うようには...。
ちなみに土日は仕事なのである。4月に入るまで、そんな生活が続く。仕事柄、それは毎年のことだが、でも、そんな状況下でも<鉄>活動は続けていきたいと思っている次第。
もしかすると、もしかするかも知れない。
現在、日程調整中の件が1つ2つ。何とか...
ということで、1月7日の上毛電鉄上毛線の話題。
【2021年1月7日15時39分】 上毛電鉄上毛線・中央前橋駅
夕暮れ迫る時間帯、大胡駅から中央前橋駅へと向かったのだった。
…… ……
2021年1月7日(木)晴れ
冬晴れの空に赤城山、それは見事な眺めだったが、でも、車庫はよく見ることができず。もちろん、古豪たちの姿は確認できるはずもなく。
【2021年1月7日15時16分】 上毛電鉄上毛線・大胡駅
若い頃は...いや、まだまだ「42歳・独身」の若者ではあるが...、それはさておき。例えば、このときのように古豪の姿が見えなかったことにも「あぁ、撮れなかったぁ!!!」とイライラしたと思うのだが、最近は「次の訪問の楽しみができた」と、そんな受け止めができるようになってきた。お腹だけでなく、いろいろなところが丸くなってきたということだろうか。
それは大胡駅の“他のこと”でも...
西桐生駅はバス連絡券だけだったのだが、大胡駅では硬券入場券もあって。しかも、いわゆる「観光入場券」のようなものも。窓口には3種類のデザインがある旨の告知が。今回、<変態鉄>は初訪問と言うこともあって、ぬぁんと、普通バージョンを選択したのだった。学生時代だったら「3種類1枚ずつ」などと言っていたと思う。ここで1枚だけしか買わなかったのは、ただの<ケチ鉄>ではない。自分の中では、デハ101号車が姿を見せてくれる日を狙って再訪したいという強い決意表明だということ。
陽が翳ってくると空気がひんやりして。そんな夕方のホームで待つこと暫し。
【2021年1月7日15時20分】 上毛電鉄上毛線・大胡駅
後続の中央前橋ゆきがやって来た。こんどはベージュ色の編成である。ちなみに、“本家”井の頭線では7色の前面“レインボーカラー”の中に「オレンジベージュ」というのがあって、その色調によく似ている。でも、井の頭線に「オレンジベージュ」が登場したのは1000系電車になってから。1000系も初期のしばらくの間、旧ベージュ色の時代があった。井の頭線でもうしばらく3000系が生きながらえたら、このカラーも登場していたのだろうか。沿線で暮らすものから見れば「たら・れば」的な塗色である。
駅名板にも書かれているように、すでに大胡駅は前橋市内。ここから終点の中央前橋駅までは徐々に住宅が増えてくるエリア。こまめに小さな駅に停まりながら徐々に車内には乗客が増えてくるのである。車窓はロードサイド店などが目立ってきて。
そして、市街地に入ってくると、まもなく終点・中央前橋駅である。
【2021年1月7日15時48分】 上毛電鉄上毛線・中央前橋駅
西桐生駅とは違って、こちらはガラス張りの近代的な駅舎。“上電グッズ”の販売もあるみたいだが、このとき、<変態鉄>にそんな余裕は無かったのである。駅を出て...
“猫の額”ほどの駅前広場、それに沿って路地に入ると道沿いにはバーやスナックが並ぶ一画、時間が早いからか...薄暗い中、何だかガラーンとした感じ。でも、そんな雰囲気よりも...
息を切らしつつ、大急ぎで向かったのは中央前橋駅を出て最初の踏切である。
【2021年1月7日15時40分】 群馬県前橋市城東町付近
前橋が城下町かどうかは知らないが、私鉄のターミナル駅ということから、お城の濠かと思っていたら、地図で調べてみると利根川の支流の支流みたいな...細い川沿いに中央前橋駅はあって。<変態鉄>は、上毛電鉄といえば、この中央前橋駅の近くの川沿いをゆく姿を撮るもの...という勝手な先入観みたいなものがあった。ということで、自分もそこで。
(※ 実際、前橋は城下町。駅の西1 kmほどに城址)
もうちょっと広々した場所を想像していたら、生活道路の橋の上。踏切付近からカメラを構える場所だったみたい。
三脚を使えるような場所ではなく。そう、この日は<乗り鉄>重視で三脚は持参せず、レンズも標準ズームだけ。ちょうど良かった。
一息ついたところで、踏切機が鳴り出して。
【2021年1月7日15時45分】 上毛電鉄上毛線・中央前橋駅付近
2面3線の頭端式ホームからなる中央前橋駅、西桐生のときとは違って、こちらは到着した電車はすぐに折り返さず、後続電車の到着を待って折り返す運用になっているみたい。西桐生駅から最初に乗ったピンク色の編成がやって来た。
夕方のオレンジ色の陽の光がギンギラギンのステンレス車体を輝かせて。駅チカで撮ったスナップショットではあるものの、<撮り鉄>要素も入れることができて。良い感じに撮れて大満足。
【2021年1月7日15時45分】 上毛電鉄上毛線・中央前橋駅付近
振り返って、もう1枚。線路沿いにはびっしりと住宅が建て込んでいるのも、私鉄電車らしさ。
いったん、バッグにカメラを仕舞って。
でも、迷っていた。
あと30分待ったら、オレンジ色の編成も同じように撮れそう。そして上毛線に再び乗って赤城駅に戻れば特急「りょうもう」号で浅草に戻れる。
フリーきっぷの区間に入っているので、運賃はかからず。でも...当初の予定では、ここからJR線の前橋駅に移動して両毛線で伊勢崎、東武伊勢崎線を“完乗”しようと思っていた。そのためには、中央前橋駅からJR線の前橋駅まで行かないといけない。上毛線電車に連絡する形でコミュニティ路線バスが接続しているのだが...
そう、撮影を選んだので、バスは行ってしまったのである。
歩けないほど遠くはないみたいだが、前橋駅 16:22発の両毛線に乗らないと。つまり、30分以内に。どうするか迷ったのだが、とりあえず、たぶん前橋駅の方角...と思われる方角へと歩き始めた。
県庁所在地の街の中心街、道幅は広いのだが人もクルマも多くなくて。ただただ吹き抜けていく風が強くて寒くて。
【2021年1月7日16時02分】 両毛線・前橋駅
途中、「く」の字型に曲がる交差点があって、そこを歩道橋でこえて徒歩10分くらいだった。JR前橋駅へとやって来た。
予定よりもちょっと早く...。
高架ホームに上がれば、東京経由平塚ゆきが停車中。これに乗っても帰れるのだが...
【2021年1月7日16時21分】 両毛線・前橋駅
それにしても寒い。ベンチに座って寒さに耐えて。
まもなく16:22発、第457M列車が。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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ちなみに土日は仕事なのである。4月に入るまで、そんな生活が続く。仕事柄、それは毎年のことだが、でも、そんな状況下でも<鉄>活動は続けていきたいと思っている次第。
もしかすると、もしかするかも知れない。
現在、日程調整中の件が1つ2つ。何とか...
ということで、1月7日の上毛電鉄上毛線の話題。
【2021年1月7日15時39分】 上毛電鉄上毛線・中央前橋駅
夕暮れ迫る時間帯、大胡駅から中央前橋駅へと向かったのだった。
…… ……
2021年1月7日(木)晴れ
冬晴れの空に赤城山、それは見事な眺めだったが、でも、車庫はよく見ることができず。もちろん、古豪たちの姿は確認できるはずもなく。
【2021年1月7日15時16分】 上毛電鉄上毛線・大胡駅
若い頃は...いや、まだまだ「42歳・独身」の若者ではあるが...、それはさておき。例えば、このときのように古豪の姿が見えなかったことにも「あぁ、撮れなかったぁ!!!」とイライラしたと思うのだが、最近は「次の訪問の楽しみができた」と、そんな受け止めができるようになってきた。お腹だけでなく、いろいろなところが丸くなってきたということだろうか。
それは大胡駅の“他のこと”でも...
西桐生駅はバス連絡券だけだったのだが、大胡駅では硬券入場券もあって。しかも、いわゆる「観光入場券」のようなものも。窓口には3種類のデザインがある旨の告知が。今回、<変態鉄>は初訪問と言うこともあって、ぬぁんと、普通バージョンを選択したのだった。学生時代だったら「3種類1枚ずつ」などと言っていたと思う。ここで1枚だけしか買わなかったのは、ただの<ケチ鉄>ではない。自分の中では、デハ101号車が姿を見せてくれる日を狙って再訪したいという強い決意表明だということ。
陽が翳ってくると空気がひんやりして。そんな夕方のホームで待つこと暫し。
【2021年1月7日15時20分】 上毛電鉄上毛線・大胡駅
後続の中央前橋ゆきがやって来た。こんどはベージュ色の編成である。ちなみに、“本家”井の頭線では7色の前面“レインボーカラー”の中に「オレンジベージュ」というのがあって、その色調によく似ている。でも、井の頭線に「オレンジベージュ」が登場したのは1000系電車になってから。1000系も初期のしばらくの間、旧ベージュ色の時代があった。井の頭線でもうしばらく3000系が生きながらえたら、このカラーも登場していたのだろうか。沿線で暮らすものから見れば「たら・れば」的な塗色である。
駅名板にも書かれているように、すでに大胡駅は前橋市内。ここから終点の中央前橋駅までは徐々に住宅が増えてくるエリア。こまめに小さな駅に停まりながら徐々に車内には乗客が増えてくるのである。車窓はロードサイド店などが目立ってきて。
そして、市街地に入ってくると、まもなく終点・中央前橋駅である。
【2021年1月7日15時48分】 上毛電鉄上毛線・中央前橋駅
西桐生駅とは違って、こちらはガラス張りの近代的な駅舎。“上電グッズ”の販売もあるみたいだが、このとき、<変態鉄>にそんな余裕は無かったのである。駅を出て...
“猫の額”ほどの駅前広場、それに沿って路地に入ると道沿いにはバーやスナックが並ぶ一画、時間が早いからか...薄暗い中、何だかガラーンとした感じ。でも、そんな雰囲気よりも...
息を切らしつつ、大急ぎで向かったのは中央前橋駅を出て最初の踏切である。
【2021年1月7日15時40分】 群馬県前橋市城東町付近
前橋が城下町かどうかは知らないが、私鉄のターミナル駅ということから、お城の濠かと思っていたら、地図で調べてみると利根川の支流の支流みたいな...細い川沿いに中央前橋駅はあって。<変態鉄>は、上毛電鉄といえば、この中央前橋駅の近くの川沿いをゆく姿を撮るもの...という勝手な先入観みたいなものがあった。ということで、自分もそこで。
(※ 実際、前橋は城下町。駅の西1 kmほどに城址)
もうちょっと広々した場所を想像していたら、生活道路の橋の上。踏切付近からカメラを構える場所だったみたい。
三脚を使えるような場所ではなく。そう、この日は<乗り鉄>重視で三脚は持参せず、レンズも標準ズームだけ。ちょうど良かった。
一息ついたところで、踏切機が鳴り出して。
【2021年1月7日15時45分】 上毛電鉄上毛線・中央前橋駅付近
2面3線の頭端式ホームからなる中央前橋駅、西桐生のときとは違って、こちらは到着した電車はすぐに折り返さず、後続電車の到着を待って折り返す運用になっているみたい。西桐生駅から最初に乗ったピンク色の編成がやって来た。
夕方のオレンジ色の陽の光がギンギラギンのステンレス車体を輝かせて。駅チカで撮ったスナップショットではあるものの、<撮り鉄>要素も入れることができて。良い感じに撮れて大満足。
【2021年1月7日15時45分】 上毛電鉄上毛線・中央前橋駅付近
振り返って、もう1枚。線路沿いにはびっしりと住宅が建て込んでいるのも、私鉄電車らしさ。
いったん、バッグにカメラを仕舞って。
でも、迷っていた。
あと30分待ったら、オレンジ色の編成も同じように撮れそう。そして上毛線に再び乗って赤城駅に戻れば特急「りょうもう」号で浅草に戻れる。
フリーきっぷの区間に入っているので、運賃はかからず。でも...当初の予定では、ここからJR線の前橋駅に移動して両毛線で伊勢崎、東武伊勢崎線を“完乗”しようと思っていた。そのためには、中央前橋駅からJR線の前橋駅まで行かないといけない。上毛線電車に連絡する形でコミュニティ路線バスが接続しているのだが...
そう、撮影を選んだので、バスは行ってしまったのである。
歩けないほど遠くはないみたいだが、前橋駅 16:22発の両毛線に乗らないと。つまり、30分以内に。どうするか迷ったのだが、とりあえず、たぶん前橋駅の方角...と思われる方角へと歩き始めた。
県庁所在地の街の中心街、道幅は広いのだが人もクルマも多くなくて。ただただ吹き抜けていく風が強くて寒くて。
【2021年1月7日16時02分】 両毛線・前橋駅
途中、「く」の字型に曲がる交差点があって、そこを歩道橋でこえて徒歩10分くらいだった。JR前橋駅へとやって来た。
予定よりもちょっと早く...。
高架ホームに上がれば、東京経由平塚ゆきが停車中。これに乗っても帰れるのだが...
【2021年1月7日16時21分】 両毛線・前橋駅
それにしても寒い。ベンチに座って寒さに耐えて。
まもなく16:22発、第457M列車が。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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