お正月のいすみ鉄道キハ撮影記(3)“撮り初め”は気持ちよく... [いすみ鉄道]
いま、<変態鉄>の気持ちは北の方を向いている。
「絶対に行きたい」、緊急事態宣言が解除になったら絶対に訪れたい場所が。
【2018年10月18日12時26分】 東武スカイツリーライン・浅草駅付近
後ほど...来週あたりだろうか。ちょっとご紹介したいと思っているが
でも、本当はその先へ、もっと北へと<変態鉄>の気持ちは向いている。
いまは、それが実現するのを楽しみに、日々過ごしているのである。
さて、1月2日。いすみ鉄道国鉄型キハの撮影記。
御宿から大原に戻って、10時半の列車で...
…… ……
2021年1月2日(土)晴れ
大原駅を10:42発の第59D列車。車内は<鉄>が7割、地元の形や学生さんが
3割程度だろうか。正月三が日のキハは「レストラン列車」ではなく、
キハの掛け紙のオリジナルお弁当を楽しめる列車となっており。
【2021年1月2日10時35分】 いすみ鉄道・大原駅
普段のコース料理には、ちょっと場違いな<鉄>たちにも、
敷居が低かったのだろうか??
大多喜に向かう人は多いものの、沿線の人出は普段と同じか少なめか...
車窓に注目。お目当ての地点には1~2人の“先客”はいたものの、
狙っているポジションはまだ空いている感じで。
【2021年1月2日11時41分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
城見ヶ丘駅からは、足がもつれそうなくらい、思いっきり急いで歩いて。
オリブの裏を抜けて、あの船子からのアップダウンを過ぎて...
「やった、間に合った」
あの森宮のカーブに到着したのだった。ホッと一息。
カメラの準備が終わって、まもなく。踏切機が鳴り出すのである。
そして...
【2021年1月2日11時42分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
「前回と同じじゃないか!!」というお叱りは受け付けない。
前回よりも歩幅にして2つ3つ分ほど線路から離れてカメラを構えた。
写真の左に見える電柱の位置と、後部のキハ52と背後の第1森宮踏切の
遮断竿の位置関係が、前回、どうしても自分として納得できなかった。
冬の陽射しを浴びながら、車体を傾かせてカーブに進入する2両のキハ...
ほぼ、自分の狙い通りのカットになって。
でも、それを確かめられたのは、もうちょっと後のこと。
【2021年1月2日11時42分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
三脚からEOSくんを外したら、振り返って。
前のカットが順光だから、後追いカットはド逆光である。それでも...
周囲の皆さんはキハが通過すると、すぐに撮影機材をクルマに片付けて。
国吉くらいまでに追いつけるのだろうか?? 皆さん、“追っかけ”で。
でも、<変態鉄>は、そんな静まりかえった撮影地で、ゆっくりとカメラを
バッグにしまって。ゆっくりと先ほど来た道を再び。
そして、船子の交差点まで来ると...
【2021年1月2日11時53分】 千葉県夷隅郡大多喜町船子付近
ちょうど交差点に差し掛かったのは、日東高速バスである。
<変態鉄>が、いつも乗るのは東京駅八重洲口前を7:45発の京成便。
その次が、10:00発。これならダイヤ上、大多喜バス停は11:21着。
ギリギリではあるものの、キハに間に合う筈なのである。
そう、「余裕をもって7:45の便」か「朝起きるのを遅らせて10:00の便」か
いつも迷うのである。
でも...
たぶん、10時過ぎに発車するとアクアラインで行楽客の渋滞に巻き込まれるか??
30分近い遅れでの通過だった。
ということは...
やはり、朝7:45発の便でないとダメだということ。
さて、この交差点をわたったところにコンビニが。ここで小休止。
外回り橋で夷隅川を渡って、桜台の交差点を左へ。
旧道はクランク状のカーブを繰り返しながら、新丁。
【2021年1月2日12時16分】 いすみ鉄道・大多喜-小谷松
ふと時刻表を見れば、大多喜駅を12:15発の第61D列車の時刻。
急遽、バッグからカメラを取り出して。
やはり、ここはキハ単行向けの撮影地である。
定番中の定番。大多喜城の模造天守(県立博物館別館)をバックに夷隅川を
わたる300形である。
夷隅川を渡ると道はクネクネと連続S字カーブ。勾配もあって、歩きづらく
ここから“祠”までは地図上の距離より遙かに長く感じるのである。
ようやく。
大多喜病院へと続く道、この踏切から、列車が再び夷隅川を渡る手前まで
見晴らしの良い田園地帯の直線区間にかかるのである。
【2021年1月2日13時03分】 いすみ鉄道・小谷松-大多喜
大多喜城をバックに撮ることも、サイドがちに2両編成のキハを撮ることも
自由度の高いポイントである。
でも...
先の道沿いには住宅もあるが、意外と目立つのが自動車整備工場。
せっかくなら背景もスッキリと...
ということで、何年ぶりだろう??
あの祠ポイントの踏切、そのカブリツキである。
銀杏の時期でもないので、踏切カブリツキでも絶対に叱られない。
先ほどの300形が上総中野駅で折り返して帰ってきた。
背後には大多喜病院へと続く道の踏切とその周囲の電柱が入る。
できるだけ、それらとキハの車体を絡めたくないので...
構図を何度も何度も微調整。
そして、この300形の大原ゆき第62D列車が大多喜駅で交換するのが、
キハの第101D列車である。
【2021年1月2日13時15分】 いすみ鉄道・大多喜-小谷松
さぁ、視界にキハの姿が。
レリーズボタンを握る手は、どうしても緊張する、あの瞬間である。
さぁ...
【2021年1月2日13時15分】 いすみ鉄道・大多喜-小谷松
ゴーニーから噴き上がる黒煙。
鉄道写真としては基本中の基本といえる構図だが、それでも、やはり、
思い通りに撮れると嬉しいものである。
この日は、ここまで“2連勝”。
もちろん、そんなことを考える余裕も無く...
【2021年1月2日13時15分】 いすみ鉄道・大多喜-小谷松
夷隅川鉄橋へと消えていくキハの姿を必死で追ったのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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「絶対に行きたい」、緊急事態宣言が解除になったら絶対に訪れたい場所が。
【2018年10月18日12時26分】 東武スカイツリーライン・浅草駅付近
後ほど...来週あたりだろうか。ちょっとご紹介したいと思っているが
でも、本当はその先へ、もっと北へと<変態鉄>の気持ちは向いている。
いまは、それが実現するのを楽しみに、日々過ごしているのである。
さて、1月2日。いすみ鉄道国鉄型キハの撮影記。
御宿から大原に戻って、10時半の列車で...
…… ……
2021年1月2日(土)晴れ
大原駅を10:42発の第59D列車。車内は<鉄>が7割、地元の形や学生さんが
3割程度だろうか。正月三が日のキハは「レストラン列車」ではなく、
キハの掛け紙のオリジナルお弁当を楽しめる列車となっており。
【2021年1月2日10時35分】 いすみ鉄道・大原駅
普段のコース料理には、ちょっと場違いな<鉄>たちにも、
敷居が低かったのだろうか??
大多喜に向かう人は多いものの、沿線の人出は普段と同じか少なめか...
車窓に注目。お目当ての地点には1~2人の“先客”はいたものの、
狙っているポジションはまだ空いている感じで。
【2021年1月2日11時41分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
城見ヶ丘駅からは、足がもつれそうなくらい、思いっきり急いで歩いて。
オリブの裏を抜けて、あの船子からのアップダウンを過ぎて...
「やった、間に合った」
あの森宮のカーブに到着したのだった。ホッと一息。
カメラの準備が終わって、まもなく。踏切機が鳴り出すのである。
そして...
【2021年1月2日11時42分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
「前回と同じじゃないか!!」というお叱りは受け付けない。
前回よりも歩幅にして2つ3つ分ほど線路から離れてカメラを構えた。
写真の左に見える電柱の位置と、後部のキハ52と背後の第1森宮踏切の
遮断竿の位置関係が、前回、どうしても自分として納得できなかった。
冬の陽射しを浴びながら、車体を傾かせてカーブに進入する2両のキハ...
ほぼ、自分の狙い通りのカットになって。
でも、それを確かめられたのは、もうちょっと後のこと。
【2021年1月2日11時42分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
三脚からEOSくんを外したら、振り返って。
前のカットが順光だから、後追いカットはド逆光である。それでも...
周囲の皆さんはキハが通過すると、すぐに撮影機材をクルマに片付けて。
国吉くらいまでに追いつけるのだろうか?? 皆さん、“追っかけ”で。
でも、<変態鉄>は、そんな静まりかえった撮影地で、ゆっくりとカメラを
バッグにしまって。ゆっくりと先ほど来た道を再び。
そして、船子の交差点まで来ると...
【2021年1月2日11時53分】 千葉県夷隅郡大多喜町船子付近
ちょうど交差点に差し掛かったのは、日東高速バスである。
<変態鉄>が、いつも乗るのは東京駅八重洲口前を7:45発の京成便。
その次が、10:00発。これならダイヤ上、大多喜バス停は11:21着。
ギリギリではあるものの、キハに間に合う筈なのである。
そう、「余裕をもって7:45の便」か「朝起きるのを遅らせて10:00の便」か
いつも迷うのである。
でも...
たぶん、10時過ぎに発車するとアクアラインで行楽客の渋滞に巻き込まれるか??
30分近い遅れでの通過だった。
ということは...
やはり、朝7:45発の便でないとダメだということ。
さて、この交差点をわたったところにコンビニが。ここで小休止。
外回り橋で夷隅川を渡って、桜台の交差点を左へ。
旧道はクランク状のカーブを繰り返しながら、新丁。
【2021年1月2日12時16分】 いすみ鉄道・大多喜-小谷松
ふと時刻表を見れば、大多喜駅を12:15発の第61D列車の時刻。
急遽、バッグからカメラを取り出して。
やはり、ここはキハ単行向けの撮影地である。
定番中の定番。大多喜城の模造天守(県立博物館別館)をバックに夷隅川を
わたる300形である。
夷隅川を渡ると道はクネクネと連続S字カーブ。勾配もあって、歩きづらく
ここから“祠”までは地図上の距離より遙かに長く感じるのである。
ようやく。
大多喜病院へと続く道、この踏切から、列車が再び夷隅川を渡る手前まで
見晴らしの良い田園地帯の直線区間にかかるのである。
【2021年1月2日13時03分】 いすみ鉄道・小谷松-大多喜
大多喜城をバックに撮ることも、サイドがちに2両編成のキハを撮ることも
自由度の高いポイントである。
でも...
先の道沿いには住宅もあるが、意外と目立つのが自動車整備工場。
せっかくなら背景もスッキリと...
ということで、何年ぶりだろう??
あの祠ポイントの踏切、そのカブリツキである。
銀杏の時期でもないので、踏切カブリツキでも絶対に叱られない。
先ほどの300形が上総中野駅で折り返して帰ってきた。
背後には大多喜病院へと続く道の踏切とその周囲の電柱が入る。
できるだけ、それらとキハの車体を絡めたくないので...
構図を何度も何度も微調整。
そして、この300形の大原ゆき第62D列車が大多喜駅で交換するのが、
キハの第101D列車である。
【2021年1月2日13時15分】 いすみ鉄道・大多喜-小谷松
さぁ、視界にキハの姿が。
レリーズボタンを握る手は、どうしても緊張する、あの瞬間である。
さぁ...
【2021年1月2日13時15分】 いすみ鉄道・大多喜-小谷松
ゴーニーから噴き上がる黒煙。
鉄道写真としては基本中の基本といえる構図だが、それでも、やはり、
思い通りに撮れると嬉しいものである。
この日は、ここまで“2連勝”。
もちろん、そんなことを考える余裕も無く...
【2021年1月2日13時15分】 いすみ鉄道・大多喜-小谷松
夷隅川鉄橋へと消えていくキハの姿を必死で追ったのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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