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ことでんレトロ特別運行 20201122(5)あぁ、空が... [高松琴平電鉄]

ホンの出来心で...と、言うほどのものでも無いのだが、趣味活動ではパソコンを
2台使い分けている。1台は携帯性にも優れた“Let's NOTE”(Panasonic製)、
こちらがメイン、しかし、グラフィックとかCPUとか...RAW現像での動きの悪さが
気になって、先月、買ったのが“msi”というブランドのゲーミングPC。

このブログに上げる写真も、その“msi”で現像作業を行って。でも、キーボードの
感覚などから本文を打つときは“Let's NOTE”が良くて。
パソコンにお詳しい方には笑われてしまいそうだが、外付けのHDD(USB接続)を
繋ぎ替えながら保存した写真データ(.jpg)を移動するようにしていた。

そこで...

仕事で...会社のシステムが“Google suit”をベースにしたものなので
(↑ 本当にテキトーな発言!!)
いわゆる“誤爆”を防ぐ意味でも、G社のクラウドサービスは使いたくなくて。

そんなとき、ちょっと困っていたときに気づいてしまったのである。
それが“One Drive”なるヤツ。いままで、パソコンを立ち上げる度にログインしろ
ログインしろ、としつこくメッセージを出してくる鬱陶しいヤツとしか
思ってなかったが、これが使えるのではないか...と。

そこで、RAW現像時のJPEGファイルの保存先を“One Drive”にしてみたら...

これが、なかなか...
当たり前だが、自宅のWi-fi環境に依存してしまうことになるので、
余計に時間がかかって。それと、データをとりあえず、いったんデスクトップ上に
保存するクセがあって。そうすると、ムダなアップロードが多発して。

う~ん...

もう少し、使い方に研究の余地あり。

501_msi00000228.JPG
【2020年11月22日15時04分】 高松琴平電鉄琴平線・畑田駅

そんなわけで、イライラしながら、11月22日の「ことでんレトロ」撮影記。
この日は予報では夕方から曇ってくるはずだったのだが...

まぁ、ドン曇りで嬉しいのは行灯式の案内表示器が映えるくらいだろうか!?
昔ながらの白いガラス板の内側から白熱電球で照らし出すタイプは、ことでんでも
お役御免になるのが増えてきており...

こんなシーンも記録しておきたいのである。

……  ……

2020年11月22日(日)晴れのち雨

土器川鉄橋では快晴の空の下、1070形を先頭に走るレトロ電車の姿を撮って、
そして、やって来たのは琴電琴平駅。

“情熱の赤い電車”が撮れたのも大きな収穫だった。

502_msi00000211.JPG
【2020年11月22日12時40分】 高松琴平電鉄琴平線・琴電琴平駅

でも、ことでんの魅力は車輌面だけではなく。この信号柱も年季の入った
味のあるものである。

そして、上り電車に乗って撮影地に先行すべく、再び駅ホームへ。

琴電琴平駅のホームは、多くの<鉄>がカメラをむけてはいたものの、
別に<鉄>が殺到して大混乱...というのにはほど遠い感じで。

408_msi00000217.JPG
【2020年11月22日12時52分】 高松琴平電鉄琴平線・琴電琴平駅

待っていれば撮りたい画が撮れるような感じだった。

レトロ電車の細部をちょっとだけ。

503_msi00000219.JPG
【2020年11月22日12時53分】 高松琴平電鉄琴平線・琴電琴平駅

空いている窓から覗き込めば、伏石駅開業の告知ヘッドマーク(青)が
座席上に置かれており。たぶん、復路でも掲出されるのだろうけれど...

やはり復路では、このヘッドマークを掲出した120号車を撮りたいもの。

504_msi00000218.JPG
【2020年11月22日12時52分】 高松琴平電鉄琴平線・琴電琴平駅

そして、その車体。ところどころ外板の塗装が痛んでいる。
その部分、よ~~く観察してみれば、現行の茶色の下には明るい赤色の塗膜が。
そう、ファンタンゴレッドのときのものかと思われる塗膜が残っていたのである。

23号車が引退してしまっても、ファンタンゴレッドは生きているのである。

<変態鉄>が乗るのは、13:03発の高松築港ゆき。1080形編成だと思ったら...

505_msi00000245.JPG
【2020年11月22日13時03分】 高松琴平電鉄琴平線・琴電琴平駅

ぬぁんと...

こちらには伏石駅開業の告知ヘッドマーク(赤)が掲出されており。
120号車に置かれた青バージョンは、ことちゃんだけ、こちらの赤バージョンは
ことちゃんファミリーが総出演なのである。

そして、車輌の塗り分け線に合わせてデザインされたヘッドマークなのである。
レトロが折返し待ちしているタイミングで話題の編成をドンドン、琴電琴平ゆきに
充当してくることでん、このファンサービスが堪らないのである。

さて、その電車でどこへ向かうか??

尤も無難で、かつ編成全景をスッキリと撮れるのは円座-一宮の香東川鉄橋。
それと一宮-空港通りのストレートも撮影地として最後まで迷った。

でも、<変態鉄>が降り立ったのは、久々のこの駅。

506_msi00000220.JPG
【2020年11月22日13時41分】 高松琴平電鉄琴平線・畑田駅

そう、畑田駅なのである。

畑田駅の円座側は田園地帯をゆく直線区間で、無難な列車写真を撮るには
なかなか魅力的なポジション。畑田駅に近いところには線路際の雑草がキレイに
刈られている場所がいくつかあって。

そのあたりで...

駅のすぐヨコ、線路の向かい側にあるお宅のヨコが空き地になっていて。
道路沿いからちょうど良い具合に線路が見渡せた。

507_msi00000221.JPG
【2020年11月22日14時04分】 高松琴平電鉄琴平線・陶-畑田

それにしても暗い。

琴電琴平駅に居たときは晴れていた。真っ青な晩秋の快晴の空。
でも、それが一転して...

13時を過ぎると空には分厚い灰色の雲が広がってきて。
だんだん雲は分厚くなってくるのである。太陽は雲に隠れて...

こういうときは、少しでも早くレトロ電車に来て欲しい...と最早、祈るような
気持ちで待っているのだが。カメラの設定した露光、ファインダーを覗く度に
マイナス側に触れて。少しずつシャッター速度を落とし、絞りを開けて...
それから、ISO値を上げて...

見る度に。

508_msi00000222.JPG
【2020年11月22日14時34分】 高松琴平電鉄琴平線・畑田-陶

そんなときに限って“情熱の赤い電車”がやってくるのは何だか皮肉な展開。

まだ14時半、にもかかわらず、もう絶望的なくらいな暗さになってきて。
そういう意味でも、この駅チカのポイントを選んだのはラッキーだった。

ことでんをローカル私鉄だと侮ってはならない。電車は激しくその車体を
揺らしながら全力で走るのである。まさに爆走である。
もちろん、レトロも負けてはいない。駅間では90 km/h近く出すこともある
のではないだろうか。だからこそ、畑田駅に向かって減速しているところで
撮ると言うことに意味があるわけで。さぁ、少しでも早く...(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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