何とか...銀杏に間に合った。20201206 いすみ鉄道へ ＜速報版＞

いやはや...、「どうせ曇るし...」と。夕方、キハの急行列車、最後の1便に
大原から大多喜まで乗車してみた。


【2020年12月6日15時35分】　いすみ鉄道・キハ52 125号車内

キハ52形の車内はわずかな乗客。大糸線時代から親しんだキハ52形のボックス
シートに身を委ねれば、まさに“至福のひととき”。

下車駅に着くと乗客ひとりひとりに声をかけて、半自動扱いのドアを開けてくれる
あのアテンダントさんのきめ細やかなサービスも変わらなかった。

でも、ちょっと悔しかったのはキハの車窓が眩しかったこと。
そう、「撮ったら乗れない、乗ったら撮れない」は＜鉄＞の世界の永遠の悩み。

……　　……

2020年12月6日（日）晴れ一時くもり

東京駅 7:45発の京成高速バスは拍子抜けするくらいガラガラ。
しかも、そのわずかな乗客もほぼ全員が大多喜で下車したようで...


【2020年12月6日10時11分】　千葉県いすみ市内

この日は、上総中川駅から延々歩いて...

“国電”が2両仲間入りしていた。今後の整備が待たれる。楽しみな存在である。

それから上にある24系寝台客車の車内も公開されていて。

短時間ではあったが、楽しく過ごせた。ここの卵、おいしいのは確かだが...

それにしても、腹が立つ...朝一番でそんな経験。
あの鶏卵売り場のレジをしていた係員、なぜ、あれほど人を小馬鹿にしたような
言い方ができるのだろうか。

尤も、彼の立場になれば、「朝一番でトロい客だ」と思ったのだろうが...。

もちろん、＜鉄＞として、解体寸前と言われていた車輌をレスキューしてきた
という、ここの団体の活動は素晴らしいと思うし、卵が美味しいのも分かるが...

ちょっとイライラしながら予約したタクシーに乗り込むのだった。


【2020年12月6日13時03分】　いすみ鉄道・国吉－上総中川

KASAYA食堂で昼食をとりたい...と言う理由で、上総中川駅の近くの踏切。
そう、朝、通りかかったときに注目したポイントだった。

もう間に合わないと思っていた。黄葉した銀杏が線路沿いに。
やはり、皆さん、気づいていたのかキハの直前になって多くの“同業者さん”。


【2020年12月6日14時39分】　いすみ鉄道・上総中川－国吉

最近、“五之町”を、あの定番構図以外で撮るのにこだわっている＜変態鉄＞、
でも、キハの時間になって...空には分厚い灰色の雲。

そして、最後のキハは＜乗り鉄＞したら...というのが冒頭に書いた話。

久々の＜乗り鉄＞も楽しむことができた。でも、どうしても撮りたい場所が...
年内にもう一度は、いすみ鉄道を訪れたいと思ったのだった。

（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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