秋の房総のキハたちを(2-2)チャンスは4回だけど... [いすみ鉄道]
ブログのデータ、それと何と言っても大事な、撮影データ。
先日買った外付け 2 TB のSSDドライブに保存しているのだが、そちらが不調。
なぜだか不明だが、特定のフォルダが忽然と消えるのである。
パソコンの“エクスプローラー”ではアイコンが表示されるのに、そのフォルダを
クリックしたら中身が空っぽになっていたり...
中身が全部無くなるのなら分かるが、1つのフォルダだけ。
あと、特定のフォルダだけ中身がタイムマシンのように...
更新前の古いデータに戻ってしまったり。このSSDドライブ、一部分だけ時空が
歪んでいるみたい(笑)。
そう、このいすみ鉄道の話題。
昨日の晩、掲載する写真を決めて、そのRAW現像も終わらせたのだが...
現像ソフトのエラーメッセージが表示された...と思ったら、その、まさに
いま書いているこのフォルダの中身だけ忽然と消えており。
念のため他のフォルダも開いてみれば、何とかそちらは無事なようで...。
11月のことでんレトロの写真データなども、同じSSDに入っており。
緊急避難的に、いったん“予備機”となっているはずの先代の外付けHDDに
データを移したのだった。SSDって速くて静かで良いことずくめだと思っていたら
こんなこともあるのか...と言った感じ。多少、動きが鈍くても信頼性では
HDDの方が勝るのだろうか??
この“SSDデータ消失疑惑”、HDDからの全面移行を考えていた<変態鉄>としては
もうちょっといろいろ調べてみたい。
【2020年10月25日13時01分】 いすみ鉄道・国吉-上総中川
さて、10月25日のいすみ鉄道撮影記。現行ダイヤのキハ運用は、11時半出庫で
16時入庫、この間に急行2号、1号、4号、3号と上下各2本という形。
つまり、<徒歩鉄>にとって撮影機会は4回。この日、本人としては“0勝4敗”...
あるいは“0勝3敗1引き分け”みたいな感覚だった。
最初は...
…… ……
2020年10月25日(日)晴れ
10時に三脚をセットして...
お目当ての急行列車がやってくるのは、12時前。1時間半の間に...
そう、写真を撮るとき振り返った後ろ側の空に太陽がいれば“順光”、
太陽は徐々に右へ右へと動いていく。普段なら気にすることもないのだが、
写真を撮っていると...
思っているより、1時間半という時間の間には太陽は動くものなのである。
【2020年10月25日10時50分】 いすみ鉄道・上総中川-国吉
この時間帯、列車は続けて通過する。
まもなく11時、キハが来る1時間前に通る大原ゆきローカルは、
この日、キハ20 1303号車単行。この時点で正面には光が回っている。
この列車が国吉駅で交換してくるのは...
【2020年10月25日11時04分】 いすみ鉄道・上総中川-国吉
朝、国吉駅まで乗ってきた351号車単行。
後追いになる訳だが、狙っているのはキハの、こちら側の“顔”なのである。
台風による豪雨被害で長期運休を余儀なくされている「くま川鉄道」をはじめ
九州の球磨川流域地方への応援の意味で、キハ28形に九州の急行「くまがわ」の
ヘッドマークを取り付けて運転していたのである。(11月末まで)
でも...
線形の関係で、キハ28形の顔に光が回るのは朝に限られており。
現行ダイヤでは極めて難しいのである。だから、キハ28形の“顔アップ”が
できる場所として、ここで狙ってみたのだが...
キハまであと40分ほど、この351号車の第59D列車の時刻でも光線状態は...
そして...
この間も、「早く来て!!」と、ちょっと祈るような気持ちで。
【2020年10月25日11時49分】 いすみ鉄道・上総中川-国吉
そして。カーブの木立ちからキハの姿が見えてきた。
別に連結運転することはないのだが...、キハ28形の顔には幌が付いており。
このビミョーな...ギリギリの光線状態。その厚さ数十センチのキハの幌が...
【2020年10月25日11時49分】 いすみ鉄道・上総中川-国吉
キハの顔は真っ黒に潰れることだけは免れたが“負け”としか言えない結果。
ファインダーの中のキハの顔を見ながら、負けを悟って。それでもシャッターを
切り続けるしかなかったのだった。
“不幸中の幸い”のようなものは、ヘッドマークが写真の左側、助士席側に
付いていること。かろうじてヘッドマーク(と、ハロウィーンのカボチャ)には
光が回ってくれたことだろうか。
でも、現地では、そのときはそんな余裕はなかった。
【2020年10月25日11時49分】 いすみ鉄道・上総中川-国吉
すかさず...
キハ52形の後ろ姿を。
そう、こちら側も順光にはほど遠い光線状態。つまり、ハズレだった。
列車サイドに光が回る時間帯だった。いまは造成中のこの場所、キハ2両が
見渡せるようにサイドから撮ることは不可能ではないのだが、コンクリートの
土台と道路になるはずのアスファルトの部分。いかにも...という造成地。
その前景でキハを撮る気にはならなかった。
【2020年10月25日11時50分】 いすみ鉄道・上総中川-国吉
この直線の向こうには、国吉駅のホームが見えているのである。
国吉駅に入線するキハの姿を望遠で撮って、撮影終了。う~ん。
早いもので、すでに時刻は正午。
ここから歩いて15分ほど。通い慣れた道を...
第2五之町踏切には、やはり<鉄>が集結していた。
でも、<変態鉄>はそれを通り過ぎて...
【2020年10月25日12時17分】 いすみ鉄道・上総中川-国吉
やって来たのは隣の四之町踏切だった。
田んぼの中の築堤区間なので、コチラから撮るのも列車写真としては悪くない。
国吉駅は合併で現在のいすみ市となる前の夷隅町の中心である。
背後の送電線とか、病院の大きな建物とか...
それらをかわしながら、最適な構図を探して。
【2020年10月25日13時01分】 いすみ鉄道・国吉-上総中川
平凡な列車写真ではあるが、何とかこの日、“失敗とは言えない”レベルの
カットが取れたのは、これくらいだろうか。キハの背後に小さな踏切標識が...
コチラが、あの有名な“第2五之町踏切”である。
この撮り方も、意外と悪くないと思うのだが...
【2020年10月25日13時01分】 いすみ鉄道・国吉-上総中川
急いで三脚からカメラを下ろして広角で、もう1枚。
2両編成でも広角でサイドから撮ると、長編成に見える...のも写真の面白さ
だろうか。
KASAYA食堂さんでランチがとれたのは、この日の“収穫”だったかも。
満腹で...
歩いてたどり着いたのは、あの築堤の柿の木。自分が一番乗りでヘンな場所に
カメラを構えてしまったら...
いつの間にか、キハの直前には10名を超える“同業者さん”が集まって...
何だか申し訳ないような。
【2020年10月25日14時38分】 いすみ鉄道・上総中川-国吉
柿の木のボリュームはちょっと...ベストではなかったが、普段の<変態鉄>には
あまりない“芸風”の1枚である。
秋らしい1枚を撮りたかったが、ちょっとベストショットには遠くて。
【2020年10月25日14時54分】 いすみ鉄道・国吉-上総中川
すっかり忘れていた。
坂を上ってKASAYAさんのあたりまで戻ってきたところで踏切音。
急いでカメラを取り出し、近くの田んぼに通りかかるキハ20 1303号車を。
ここ道路沿いでありながら単行キハにはちょうど良さそうな...。
そして最後に...
現地に行けば「えっ、ホントに撮れるの??」という感じの場所だが、
倉庫(?)に挟まれた一角に僅かに田んぼが残っている場所。
場所としては増田橋を渡って大多喜町に入り、法輪閣を通り過ぎた直後。
【2020年10月25日15時57分】 いすみ鉄道・国吉-上総中川
夕方の...エロい光線を浴びるキハを撮りたかった。
光線状態は思い通り。上総中川駅のところから長く続くストレートをこちらへと
向かってくるキハの姿。
だが...
やっぱり...
ちょっと心配していたのだった。でも、たぶん大丈夫だと。そう思って。
でも、ダメだった。
【2020年10月25日15時57分】 いすみ鉄道・上総中川-城見ヶ丘
写真ではローカル風景だが、このすぐ右側は国道465号線。そこに立つ電柱の影。
晩秋の夕方の斜光線、電柱の影はどんどん伸びてキハの車体に
かかってしまっていた。
撮った写真を見直しながら“撃沈”だったと知る...一番ショックの大きい
展開だったのである。
アップダウンを...国道を歩いてちょっとしたホンのちょっとの“峠越え”の先に
大多喜市街地が広がる。大多喜街道の船子交差点。ここを右折した先が
高速バスの大多喜バス停。
「えっ!?」、そこにはいままでに見たことの無い、「乗れるのか??」と心配に
なるくらいの長蛇の列。満席近い日東バスは袖ケ浦から川崎浮島まで酷い渋滞。
往路の倍ほどの時間がかかって、東京駅に戻るのだった。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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先日買った外付け 2 TB のSSDドライブに保存しているのだが、そちらが不調。
なぜだか不明だが、特定のフォルダが忽然と消えるのである。
パソコンの“エクスプローラー”ではアイコンが表示されるのに、そのフォルダを
クリックしたら中身が空っぽになっていたり...
中身が全部無くなるのなら分かるが、1つのフォルダだけ。
あと、特定のフォルダだけ中身がタイムマシンのように...
更新前の古いデータに戻ってしまったり。このSSDドライブ、一部分だけ時空が
歪んでいるみたい(笑)。
そう、このいすみ鉄道の話題。
昨日の晩、掲載する写真を決めて、そのRAW現像も終わらせたのだが...
現像ソフトのエラーメッセージが表示された...と思ったら、その、まさに
いま書いているこのフォルダの中身だけ忽然と消えており。
念のため他のフォルダも開いてみれば、何とかそちらは無事なようで...。
11月のことでんレトロの写真データなども、同じSSDに入っており。
緊急避難的に、いったん“予備機”となっているはずの先代の外付けHDDに
データを移したのだった。SSDって速くて静かで良いことずくめだと思っていたら
こんなこともあるのか...と言った感じ。多少、動きが鈍くても信頼性では
HDDの方が勝るのだろうか??
この“SSDデータ消失疑惑”、HDDからの全面移行を考えていた<変態鉄>としては
もうちょっといろいろ調べてみたい。
【2020年10月25日13時01分】 いすみ鉄道・国吉-上総中川
さて、10月25日のいすみ鉄道撮影記。現行ダイヤのキハ運用は、11時半出庫で
16時入庫、この間に急行2号、1号、4号、3号と上下各2本という形。
つまり、<徒歩鉄>にとって撮影機会は4回。この日、本人としては“0勝4敗”...
あるいは“0勝3敗1引き分け”みたいな感覚だった。
最初は...
…… ……
2020年10月25日(日)晴れ
10時に三脚をセットして...
お目当ての急行列車がやってくるのは、12時前。1時間半の間に...
そう、写真を撮るとき振り返った後ろ側の空に太陽がいれば“順光”、
太陽は徐々に右へ右へと動いていく。普段なら気にすることもないのだが、
写真を撮っていると...
思っているより、1時間半という時間の間には太陽は動くものなのである。
【2020年10月25日10時50分】 いすみ鉄道・上総中川-国吉
この時間帯、列車は続けて通過する。
まもなく11時、キハが来る1時間前に通る大原ゆきローカルは、
この日、キハ20 1303号車単行。この時点で正面には光が回っている。
この列車が国吉駅で交換してくるのは...
【2020年10月25日11時04分】 いすみ鉄道・上総中川-国吉
朝、国吉駅まで乗ってきた351号車単行。
後追いになる訳だが、狙っているのはキハの、こちら側の“顔”なのである。
台風による豪雨被害で長期運休を余儀なくされている「くま川鉄道」をはじめ
九州の球磨川流域地方への応援の意味で、キハ28形に九州の急行「くまがわ」の
ヘッドマークを取り付けて運転していたのである。(11月末まで)
でも...
線形の関係で、キハ28形の顔に光が回るのは朝に限られており。
現行ダイヤでは極めて難しいのである。だから、キハ28形の“顔アップ”が
できる場所として、ここで狙ってみたのだが...
キハまであと40分ほど、この351号車の第59D列車の時刻でも光線状態は...
そして...
この間も、「早く来て!!」と、ちょっと祈るような気持ちで。
【2020年10月25日11時49分】 いすみ鉄道・上総中川-国吉
そして。カーブの木立ちからキハの姿が見えてきた。
別に連結運転することはないのだが...、キハ28形の顔には幌が付いており。
このビミョーな...ギリギリの光線状態。その厚さ数十センチのキハの幌が...
【2020年10月25日11時49分】 いすみ鉄道・上総中川-国吉
キハの顔は真っ黒に潰れることだけは免れたが“負け”としか言えない結果。
ファインダーの中のキハの顔を見ながら、負けを悟って。それでもシャッターを
切り続けるしかなかったのだった。
“不幸中の幸い”のようなものは、ヘッドマークが写真の左側、助士席側に
付いていること。かろうじてヘッドマーク(と、ハロウィーンのカボチャ)には
光が回ってくれたことだろうか。
でも、現地では、そのときはそんな余裕はなかった。
【2020年10月25日11時49分】 いすみ鉄道・上総中川-国吉
すかさず...
キハ52形の後ろ姿を。
そう、こちら側も順光にはほど遠い光線状態。つまり、ハズレだった。
列車サイドに光が回る時間帯だった。いまは造成中のこの場所、キハ2両が
見渡せるようにサイドから撮ることは不可能ではないのだが、コンクリートの
土台と道路になるはずのアスファルトの部分。いかにも...という造成地。
その前景でキハを撮る気にはならなかった。
【2020年10月25日11時50分】 いすみ鉄道・上総中川-国吉
この直線の向こうには、国吉駅のホームが見えているのである。
国吉駅に入線するキハの姿を望遠で撮って、撮影終了。う~ん。
早いもので、すでに時刻は正午。
ここから歩いて15分ほど。通い慣れた道を...
第2五之町踏切には、やはり<鉄>が集結していた。
でも、<変態鉄>はそれを通り過ぎて...
【2020年10月25日12時17分】 いすみ鉄道・上総中川-国吉
やって来たのは隣の四之町踏切だった。
田んぼの中の築堤区間なので、コチラから撮るのも列車写真としては悪くない。
国吉駅は合併で現在のいすみ市となる前の夷隅町の中心である。
背後の送電線とか、病院の大きな建物とか...
それらをかわしながら、最適な構図を探して。
【2020年10月25日13時01分】 いすみ鉄道・国吉-上総中川
平凡な列車写真ではあるが、何とかこの日、“失敗とは言えない”レベルの
カットが取れたのは、これくらいだろうか。キハの背後に小さな踏切標識が...
コチラが、あの有名な“第2五之町踏切”である。
この撮り方も、意外と悪くないと思うのだが...
【2020年10月25日13時01分】 いすみ鉄道・国吉-上総中川
急いで三脚からカメラを下ろして広角で、もう1枚。
2両編成でも広角でサイドから撮ると、長編成に見える...のも写真の面白さ
だろうか。
KASAYA食堂さんでランチがとれたのは、この日の“収穫”だったかも。
満腹で...
歩いてたどり着いたのは、あの築堤の柿の木。自分が一番乗りでヘンな場所に
カメラを構えてしまったら...
いつの間にか、キハの直前には10名を超える“同業者さん”が集まって...
何だか申し訳ないような。
【2020年10月25日14時38分】 いすみ鉄道・上総中川-国吉
柿の木のボリュームはちょっと...ベストではなかったが、普段の<変態鉄>には
あまりない“芸風”の1枚である。
秋らしい1枚を撮りたかったが、ちょっとベストショットには遠くて。
【2020年10月25日14時54分】 いすみ鉄道・国吉-上総中川
すっかり忘れていた。
坂を上ってKASAYAさんのあたりまで戻ってきたところで踏切音。
急いでカメラを取り出し、近くの田んぼに通りかかるキハ20 1303号車を。
ここ道路沿いでありながら単行キハにはちょうど良さそうな...。
そして最後に...
現地に行けば「えっ、ホントに撮れるの??」という感じの場所だが、
倉庫(?)に挟まれた一角に僅かに田んぼが残っている場所。
場所としては増田橋を渡って大多喜町に入り、法輪閣を通り過ぎた直後。
【2020年10月25日15時57分】 いすみ鉄道・国吉-上総中川
夕方の...エロい光線を浴びるキハを撮りたかった。
光線状態は思い通り。上総中川駅のところから長く続くストレートをこちらへと
向かってくるキハの姿。
だが...
やっぱり...
ちょっと心配していたのだった。でも、たぶん大丈夫だと。そう思って。
でも、ダメだった。
【2020年10月25日15時57分】 いすみ鉄道・上総中川-城見ヶ丘
写真ではローカル風景だが、このすぐ右側は国道465号線。そこに立つ電柱の影。
晩秋の夕方の斜光線、電柱の影はどんどん伸びてキハの車体に
かかってしまっていた。
撮った写真を見直しながら“撃沈”だったと知る...一番ショックの大きい
展開だったのである。
アップダウンを...国道を歩いてちょっとしたホンのちょっとの“峠越え”の先に
大多喜市街地が広がる。大多喜街道の船子交差点。ここを右折した先が
高速バスの大多喜バス停。
「えっ!?」、そこにはいままでに見たことの無い、「乗れるのか??」と心配に
なるくらいの長蛇の列。満席近い日東バスは袖ケ浦から川崎浮島まで酷い渋滞。
往路の倍ほどの時間がかかって、東京駅に戻るのだった。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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