10月の瀬戸内に個性派列車を追う(7)水島駅にて [水島臨海鉄道]
画竜点睛というか、もったいないというか...
<鉄>のひとりとして趣味的観点から、鉄道車両の魅力では「西高東低」
のような気がするのだが...
それでも、「西」にあっても、ちょっと撮っていて残念な気がするのは...
(※ 意見には個人差があります)
【2020年10月19日14時52分】 水島臨海鉄道水島本線・福井-浦田
何の変哲もないMRT300形の姿。
でも、コレが何だか自分としては“違和感”なのである。
角形ケースに収められたヘッドライトとテールライト、90年代くらいの
車両だと極めて正当派の、落ち着いたデザインである。
ただ...
テールライトが...
やはり、テールライトのレンズは赤い色をしていてほしいのである。
いわゆる「クリアテール化改造」、これ、水島臨海鉄道でも、
MRT300形には、かなり波及しており。
その“クリアテール化の急先鋒”というか、親玉みたいな存在が...
…… ……
J※西※本なのである。せっかく魅力的な車両を持っていながら...
【2016年1月16日14時22分】 山陽本線・瀬戸-上道
上品な塗装だった24系「トワイライトエクスプレス」。
(<変態鉄>も、こういうのを撮ったこともあるのです)
その最後の臨時運行「特別なトワイライト」に合わせて塗色変更された
EF65形のトワイライト色。美しい編成だが、テールライトが...
「宝の持ち腐れ」というかセンスがないというか...
まぁ、趣味者の...しかも思いっきりマイノリティな変態的嗜好をもつ
オッサンの戯言だから、まぁ、その程度の発言だが...
見ていて何だか背筋がゾクゾクしてくるような...そういう違和感。
そもそも...
<鉄>の間で“末期色”と揶揄されるのが、単色塗りつぶしの車体。
塗装作業の合理化と塗料の在庫減らしが狙いみたいだが...
それなら支社ごとではなく、全社的に統一すれば...
かつての「東海色」など国鉄形にもよく合っていたと思うのだが。
【2016年1月16日14時10分】 山陽本線・瀬戸-上道
「末期色+クリアテール」、ゾッとするような115系である。
それから、事情はあったにしても「中間ヘッドライト消し忘れ仕様」の
連結面が...(アレって効果あるの??)
だから<変態鉄>は時間ができても、ここの会社の列車はあまり
撮らないのである。
でも、水島臨海鉄道も、クリアテール化なんて、そんなところを
見習わなくても...
(※ 色レンズ廃棄時の環境問題対策のため、やむを得ないのだが...)
まぁ、真面目に言えば保守作業の面や、部品調達の都合上のメリットが
大きいということなのかも知れないが、
約1年ぶりの水島臨海鉄道。クリアテール化は少し前から続いていたと
思うのだが、それ以外にも1年間で少しずつ変化は起こっており。
MRT300形の様子も、ちょっとずつ記録しておかないと...
それ以外にも、「機関車の世代交代が迫っている」ことだけではなく、
MRT300形を中心にさまざまな変化が見られるのが、2020年の水臨。
2020年10月19日(月)曇りのち晴れ
結局、この日の「自動車便」は運休だったみたいで。
【2020年10月19日13時03分】 水島臨海鉄道港東線・東水島-水島
13時にこの貨物列車を火力発電所をバックに撮って、この日の貨物撮影は
終了...のつもりだった。
水島駅までは歩いて20分少々、途中、コンビニに立ち寄ったり...
水島駅周辺に気になっているものがあって、それを探したり。
(結局、この日は見つからなかった)
ふと、高架ホームの水島駅を見上げたら...
大急ぎで高架のホームに上れば...
【2020年10月19日13時58分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅
そう、貨物列車が居たのである。
10時台の「自動車便」のほかにも午後にも、倉タ-水島-東水島の
線内貨物が設定されており。この場合、途中の水島駅でスイッチバック。
水島駅で、貨物列車はホームのない一番西側の線路に入る。
倉タから到着した貨物列車の先頭にいた機関車は手早く解結され
旅客ホームの方の線路を使って機回し。
【2020年10月19日13時59分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅
線内貨物はコキ車数両までの短い編成が多いのだが、JRからの
直通貨物はコキ車20両近い長大編成。だから駅の有効長は非常に長く
隣の常盤駅のホーム横に場内信号機があるくらい。DE10は、そこを
1往復する形で機回しされるので意外と時間がかかるのである。
旅客ホームの先端部に行っても機関車はその先に停車しているが
それでも、機回しシーンの撮影は可能なのである。
注目は...
貨物線側にはタブレット受器が設置されており、それがぬぁんと
いまなお現役。港東線はアナログな閉塞方式が残されており...
たぶんスタフ式かと思うのだが...
ちゃんとタブレットキャリアが使われているのである。
【2020年10月19日13時59分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅
その気になれば通過収受もできそうなタブレット受け器だが、
残念ながら(?)、機関士さんが窓から手を伸ばしてタブレットキャリアを
受け取るシーンは見ることができず、連結作業を行った職員が
肩から提げてキャブに乗り込むのである。そのまま東水島まで便乗。
【2020年10月19日14時00分】 水島臨海鉄道港東線・水島駅
東水島に向かって出発していく線内貨物を見送って。
コキ車2両、積載コンテナはたった1個のミニ編成だった。
…… ……
そして、水島臨海鉄道の「変化」の1つ。
先日、ウェブサイトで発表されたのが水島駅に設置されている
自動券売機の使用終了。何やら調子が悪いのだそうで。
最近は1日フリー切符を倉敷市駅で買ってから乗車することが
多かったので、あまり自動券売機には縁が無かったが...。
というわけで、これも一種の“葬式鉄”??
浦田駅までにしたのは、まもなく。15時を過ぎるとキハの夕方運用が
はじまるからである。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
<鉄>のひとりとして趣味的観点から、鉄道車両の魅力では「西高東低」
のような気がするのだが...
それでも、「西」にあっても、ちょっと撮っていて残念な気がするのは...
(※ 意見には個人差があります)
【2020年10月19日14時52分】 水島臨海鉄道水島本線・福井-浦田
何の変哲もないMRT300形の姿。
でも、コレが何だか自分としては“違和感”なのである。
角形ケースに収められたヘッドライトとテールライト、90年代くらいの
車両だと極めて正当派の、落ち着いたデザインである。
ただ...
テールライトが...
やはり、テールライトのレンズは赤い色をしていてほしいのである。
いわゆる「クリアテール化改造」、これ、水島臨海鉄道でも、
MRT300形には、かなり波及しており。
その“クリアテール化の急先鋒”というか、親玉みたいな存在が...
…… ……
J※西※本なのである。せっかく魅力的な車両を持っていながら...
【2016年1月16日14時22分】 山陽本線・瀬戸-上道
上品な塗装だった24系「トワイライトエクスプレス」。
(<変態鉄>も、こういうのを撮ったこともあるのです)
その最後の臨時運行「特別なトワイライト」に合わせて塗色変更された
EF65形のトワイライト色。美しい編成だが、テールライトが...
「宝の持ち腐れ」というかセンスがないというか...
まぁ、趣味者の...しかも思いっきりマイノリティな変態的嗜好をもつ
オッサンの戯言だから、まぁ、その程度の発言だが...
見ていて何だか背筋がゾクゾクしてくるような...そういう違和感。
そもそも...
<鉄>の間で“末期色”と揶揄されるのが、単色塗りつぶしの車体。
塗装作業の合理化と塗料の在庫減らしが狙いみたいだが...
それなら支社ごとではなく、全社的に統一すれば...
かつての「東海色」など国鉄形にもよく合っていたと思うのだが。
【2016年1月16日14時10分】 山陽本線・瀬戸-上道
「末期色+クリアテール」、ゾッとするような115系である。
それから、事情はあったにしても「中間ヘッドライト消し忘れ仕様」の
連結面が...(アレって効果あるの??)
だから<変態鉄>は時間ができても、ここの会社の列車はあまり
撮らないのである。
でも、水島臨海鉄道も、クリアテール化なんて、そんなところを
見習わなくても...
(※ 色レンズ廃棄時の環境問題対策のため、やむを得ないのだが...)
まぁ、真面目に言えば保守作業の面や、部品調達の都合上のメリットが
大きいということなのかも知れないが、
約1年ぶりの水島臨海鉄道。クリアテール化は少し前から続いていたと
思うのだが、それ以外にも1年間で少しずつ変化は起こっており。
MRT300形の様子も、ちょっとずつ記録しておかないと...
それ以外にも、「機関車の世代交代が迫っている」ことだけではなく、
MRT300形を中心にさまざまな変化が見られるのが、2020年の水臨。
2020年10月19日(月)曇りのち晴れ
結局、この日の「自動車便」は運休だったみたいで。
【2020年10月19日13時03分】 水島臨海鉄道港東線・東水島-水島
13時にこの貨物列車を火力発電所をバックに撮って、この日の貨物撮影は
終了...のつもりだった。
水島駅までは歩いて20分少々、途中、コンビニに立ち寄ったり...
水島駅周辺に気になっているものがあって、それを探したり。
(結局、この日は見つからなかった)
ふと、高架ホームの水島駅を見上げたら...
大急ぎで高架のホームに上れば...
【2020年10月19日13時58分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅
そう、貨物列車が居たのである。
10時台の「自動車便」のほかにも午後にも、倉タ-水島-東水島の
線内貨物が設定されており。この場合、途中の水島駅でスイッチバック。
水島駅で、貨物列車はホームのない一番西側の線路に入る。
倉タから到着した貨物列車の先頭にいた機関車は手早く解結され
旅客ホームの方の線路を使って機回し。
【2020年10月19日13時59分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅
線内貨物はコキ車数両までの短い編成が多いのだが、JRからの
直通貨物はコキ車20両近い長大編成。だから駅の有効長は非常に長く
隣の常盤駅のホーム横に場内信号機があるくらい。DE10は、そこを
1往復する形で機回しされるので意外と時間がかかるのである。
旅客ホームの先端部に行っても機関車はその先に停車しているが
それでも、機回しシーンの撮影は可能なのである。
注目は...
貨物線側にはタブレット受器が設置されており、それがぬぁんと
いまなお現役。港東線はアナログな閉塞方式が残されており...
たぶんスタフ式かと思うのだが...
ちゃんとタブレットキャリアが使われているのである。
【2020年10月19日13時59分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅
その気になれば通過収受もできそうなタブレット受け器だが、
残念ながら(?)、機関士さんが窓から手を伸ばしてタブレットキャリアを
受け取るシーンは見ることができず、連結作業を行った職員が
肩から提げてキャブに乗り込むのである。そのまま東水島まで便乗。
【2020年10月19日14時00分】 水島臨海鉄道港東線・水島駅
東水島に向かって出発していく線内貨物を見送って。
コキ車2両、積載コンテナはたった1個のミニ編成だった。
…… ……
そして、水島臨海鉄道の「変化」の1つ。
先日、ウェブサイトで発表されたのが水島駅に設置されている
自動券売機の使用終了。何やら調子が悪いのだそうで。
最近は1日フリー切符を倉敷市駅で買ってから乗車することが
多かったので、あまり自動券売機には縁が無かったが...。
というわけで、これも一種の“葬式鉄”??
浦田駅までにしたのは、まもなく。15時を過ぎるとキハの夕方運用が
はじまるからである。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
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こんばんは。
クリアテール化、趣味的にはやはり好ましくないですね・・・。クリアテールになったEF65を見たとき、白目になって変になったと思ったほどです。水臨のキハ30、37、38は今の赤テールで維持してほしいです。
あと、併結中間車のライト点灯は以前の夜、連結面で転落事故があり転落防止対策でつけっぱなしにしてるようです。
by ことでん好き (2020-11-09 00:21)
ことでん好きさん
コメントありがとうございます。
趣味的見地からは、やはりクリアテール化は残念なもので。
欲を言えばヘッドライトも白色LEDなどにせず、白熱球で残して欲しいような...。90年代頃まで、115系だって165系だって「大目玉」狙いで「シールドビーム」はハズレみたいに考えていたのと同じような感じでしょうか。キハ37・38形もそのうち...??
須磨駅での事故の件は存じておりましたが、アレは事故防止に効果があるのか?? もっと隙間が大きいのにホーム柵がない駅が多い、東のE4系MAXだって当然ながら消しています。もし、効果があるとすれば他社にも普及するはずなのですが...
by ferrum_queserasera (2020-11-09 08:01)